ごあいさつ |
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私がバスティンメソードに出会ったのは約30年前になるのですが、その時の衝撃は、今でも忘れられません。 |
ちば・市川バスティン研究会根津栄子監修の楽譜が発売されました。
新刊チェルニー30番〜小さな30の物語(東音企画)店頭販売は2013年3月中旬
_・こどものスケール・アルペジオ(音楽之友社)2013.1月発売
第4回バスティンフォーラムで販売した教具『美しいパールたち』『わくわく調カード』『びっくり線間マジック』は販売中です。
2021年12月17日(金)生徒を変身させる24のキーワードセミナーでご紹介したキーワードカードは2月末に発売
先行予約を受け付け中です。
ご希望の方はこちらまで
ちば・市川バスティン研究会メンバーによる発表会&演奏会&ステップの日程をご紹介します。
2024年1月28日(日)根津栄子小岩アーバンプラザホール→終了しました
2024年2月18日(日)斧原ゆう子先生 二和公民館講堂 新京成二和向台駅 開演14:00(開場13:30)→終了しました
2024年3月17日(日)鈴木由紀子先生 美浜文化ホール午後〜 →終了しました
2024年4月13日(土)塩屋比呂美先生 船橋きららホール開演11:00 →終了しました
2024年5月19日(日)江戸川東ステップ 江戸川区総合文化センター小ホール 市川フレンドステーション主催→終了しました
2024年6月1日(土) 沓水未来先生 j:com 浦安音楽ホール 新浦安駅 開演13:45 →終了しました
2024年6月2日(日)石田浩子先生 船橋きららホール →終了しました
2024年7月13日(土)河野敬子先生 コンサートサロン ALKAS 開演14:00 →終了しました
2024年10月13日 (日)広瀬眞美先生 市川グランドホテル12:00〜17:00NEW →終了しました
2024年10月20日
(日) 畠野葵先生 江戸川区総合文化センター小ホール NEW→終了しました
2024年12月25日(水)バッハコンクール船橋地区予選 船橋勤労市民センター 市川フレンドステーション主催 NEW
2025年4月6日(日)米増めぐみ先生 アミュゼ柏クリスタルホールJRアーバンパークライン柏駅 10:15頃 開演NEW
指導者ライセンス初級、中級、上級を受ける先生方のレッスンは毎週水曜日または木曜日午前中に実施しております。こちらでお気軽にお問い合わせ下さい。
☆バス研先生の生徒さんコンクールは最終結果と最終演奏を掲載しています。全国大会に出演が決まった場合すぐにこちらまでお知らせ下さい!自己申告ですのでよろしくお願い致します。(3段階のコンクールは最終審査に出場が決まった段階でお知らせをお待ちしております)
@コンクール名
A氏名(学年)
B級またはカテゴリー
C会場名
☆バス研の先生方は発表会の予定が決まりましたらこのページで紹介させていただきますので日程、開演時刻、会場名最寄りの駅を根津栄子までご連絡をお願いします。
指導者ライセンス初級合格おめでとうございます!
ちば・市川バスティン研究会メンバーの K水未来(みく)先生がピティナ指導者ライセンス初級『演奏実技』&『指導実技』に合格されました。
12月14日の研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
素晴らしいですね!!これからもますますのご活躍を期待しています。
第126回ちば・市川バスティン研究会レポート
10月18日金曜日、第126回バスティン研究会が伊藤楽器船橋メンバーズルームで開催されました。
店長の国谷さんがモニターを設置してくださいました。
初めに、栄子先生より
10月13日にモーツァルトサロンで開催された
根津理恵子先生のショパンワルツ全曲リサイタルを拝聴したバス研メンバーへ、また研究会から贈らせていただいた花束への御礼の言葉をいただきました。
栄子先生、理恵子先生の学びを受けられることは私たちバス研メンバーは本当に幸せです。
また、O原ゆう子先生が指導者ライセンス中級に合格されました。おめでとうございます!
そして来年3月4日に開催させる第7回バスティン フォーラムや、11月22日の栄子先生によるバスティン活用法セミナーのお知らせがありました。
調カードの様々な使い方などご教授いただけるようで楽しみですね。
そして今回のバス研は「ブルクミュラーコンクール課題曲勉強法」 「バッハコンクール課題曲研究会」ということで、 メンバーからのリクエスト曲で生徒さんの動画や演奏を聴きながら皆で研究し、栄子先生に実際に演奏していただきながら指導法を伝授していただきました。
【おさんぽ】
幼児はしっかりした指とホールに響く音量がポイント。
ステージマナー、座り方。
椅子の高さ、椅子とピアノの距離など。
「鉛筆に芯があるように指にも骨がある。」
「いただきます。ごちそうさま。」ができている演奏になるように。
問いかけと応え。
「文章の点と丸は音楽のフレーズ」
点と丸を意識した演奏であること。
日頃からよい響きを意識した演奏ができること。
【おまつり】M先生 生徒さんの弾き方を真似して演奏
音色に変化をつける
4小節ずつの方向性が一本調子にならないようにフレーズを意識しよう
テンポ設定も大切な要素。
3拍目のシンコペーションを大切に。
【牧歌】 M先生 生徒さんの弾き方を真似して演奏
まず、のどかな風景をイメージできるようお話から入るのもよい
テンポが速くなる場合
メトロノーム使用もよいが、つま先でも試してみよう
左手連打が行進曲にならないよう、ハーフタッチ。
右手の跳躍を大切に、音程が何度 か確認。
冒頭の序奏、トントン弾きや一本調子にならないこと。
8度やアルペジオは『1でおりて5で上がる』 を意識する。
レガートは指の腹を使って(体重移動と共に)
『よい音はよい姿勢から』
【別れ】 M先生 生徒さんの弾き方を真似して演奏
スフォルツアンドはぶつけず、丁寧に。感情を込め音を乗せる
たった1つの音でも4種類の音色がある
速くて深い
ゆっくりで深い
速くて浅い
ゆっくりで浅い
半音階、カデンツ
調性を楽譜に記入
最後は キッパリ弾き切る
冒頭テーマ細かい動きが激しくならないように手首の力を抜いて。
最後の和音のカウントを自然に。大袈裟な表現は避ける
『よい音はよい姿勢から』
『喜怒哀楽を指先へ』
【アラベスク】 Y先生
2音スラーの確認
左手テーマがもたつく場合 その部分を右手で弾かせてみる
『指手首』 指も動かし手首もしなやかに
同じ音をユニゾンで弾く時は手首は反対回し
(なぜなら左右の指は反対についているから。)
【無邪気】 M先生
手首を、柔らかく少し小さな輪ができるよう、1指くぐりがしっかり出来ているか
がたがたしないよう、手首は少し内回し
中間部左手がうるさくならない様、 右左8対2
クレッシェンドは飛行機の上昇と一緒で少し滑走の時間が必要。
楽語の読みと意味をしっかり覚えて表現できるように。
【風の精】 S先生の生徒さん
冒頭フレーズを大きく感じて
風の精→大変軽やかなイメージ
ダブル弾きで練習
レシレ → レ♭シレレ♭シレ
初めはソフトペダルを踏んでもよいがその場合はタッチをはっきりと!
左手オクターブ 部分の練習の仕方
3個セット3個めどまり
3個セット1個めどまり
中間部
4 4 8 のフレーズ
4小節の3小節目に山 を感じて
【マーチ】 S先生の生徒さん
しっかりしたタッチ
『テンポ一定音色たくさん 』
中間部に入る前に少し間をとる。
美しくエレガントに
速い音符を急がないように。
カンタービレとマーチ
【羊飼いの家路】 K先生
グラジオーソ
のどかなイメージ を持って
途中調性が変わり、そこで初めてCdur の力強い感じを出す。3度の上を響かせ輝かしく。
Cdur 以前が静かであればあるほど次のCdur が際立つ。
ラストはふわ〜っとしたところから一気に目が覚めたイメージ。
ブルクミュラーコンクールでは特に美しいフレーズや、音色、バランスの美しさが評価されます。
「いつ どこで 何名収容のホールで弾くか」を楽譜に記入させ、イメージして弾ける様、導いてあげる。
続いて
バッハコンクールの課題曲の研究。
【ミニチュア・フーガ(小フーガ)2番 】S先生
左手のフレーズの取り方
最後のピカルディ終止に注目
響きを美しく聴いて終わる。
【バレット J.P.キルンベルガー】S先生生徒さん
楽しそうに弾こう!
ニ長調は生き生きと明るい調性であること。6/8は2拍子であること
自由に表現ができる椅子の位置を知っていることも重要
【インヴェンション1番】
テーマ、カデンツ、反行型、拡大などアナリーゼをしてから練習に入ること
『鉛筆に芯があるように指にも骨がある 』
調性による音色の変化を大切に!
『心の沸騰』はどこ?
【インヴェンション4番】O先生
ニ短調
『鉛筆に芯があるように指にも骨がある』
ゼクエンツでの音色変化。
トリルとテーマのバランス。テーマをささえるトリルの意識
以上の様に今回の研究会では、ブルクミュラーコンクール、バッハコンクールの課題曲の指導ポイントを
栄子先生が非常にわかりやすく弾いてくださり、大切なことをたくさん教えていただきました。
栄子先生の1音1音がとても美しく、こんなにも素敵なんだ!と、普段レッスンしている曲達の魅力を改めて感じました。
これからの指導に活かしていきたいと思います。
根津栄子先生はじめメンバーの皆さま、本当にありがとうございました。 文責 T.泉美
ちば・市川バスティン研究会メンバーの生徒さんが大活躍!
ブルグミュラーコンクール東京ファイナル進出!!おめでとうございます!
ファイナルでも頑張ってください!
ブルグミュラーコンクール東京ファイナルへ進出され連絡のあった先生から順に上へ掲載していきます。
☆S屋比呂美先生の生徒さん
◎小学1,2年A
H羽美結さん(小1)
◎小学5.6年A
H永航大くん(小5)
☆Y増めぐみ先生生徒さん
◎幼児部門
T橋羽菜さん(年長)
◎小学3.4年A部門
K田琴花さん(小3)
K城嘉与さん(小3)
☆ K藤幸子先生 生徒さん
◎小学3,4年生A部門
H向 杏さん(小3)
◎小学3,4年生B部門
T邊絢香さん(小4)
◎小学5.6年生A部門
T中優奈さん(小6)
☆S木由紀子先生 生徒さん
◎小学3,4年生A部門
K谷直輝くん(小3)
◎小学3,4年生A部門
K間絢加さん(小3)
◎小学3,4年生A部門
M上莉世さん(小4)
◎小学3,4年生A部門
T村信慶くん(小4)
☆S屋比呂美先生 生徒さん
◎ 小学1,2年生A部門
U吉りほさん(小1)伊藤楽器賞
◎ 小学3,4年生A部門
O川咲月さん(小4)
☆K野敬子先生 生徒さん
◎小学1,2年生A部門
S崎莉子さん(小2)
◎ 小学5,6年生B部門
S村玲奈さん(小5)
☆M 聖美先生 生徒さん
◎小学1,2年生A部門
S藤絢夏さん(小1)
◎小学3,4年生A部門
I吹東眞さん(小4)
◎小学5,6年生A 部
K畠有梨さん(小5)
指導者ライセンス合格おめでとうございます!
ちば・市川バスティン研究会メンバーの O原ゆう子先生がピティナ指導者ライセンス『演奏実技中級』に合格されました。
10月18日の研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
素晴らしいですね!!これからもますますのご活躍を期待しています。
10月13日(日)モーツァルトサロン赤羽で開催される根津理恵子ショパンワルツ全曲リサイタルですが
先程、主催者様からお知らせがありお陰様で満員御礼となりました。
9月のバス研でも理恵子のセミナーをしていただき多くの皆様に少し演奏も聴いていただきました。
10月13日は全19曲演奏ですのでますます楽しみです。
どうぞよろしくお願い致します。
第125回ちば・市川バスティン研究会
2024年9月14日(金)、ショパン国際ピアノコンクールファイナリストの
根津理恵子先生をお迎えしての『ショパンワルツレクチャーセミナーinレゾナンス』が
開催されました。
理恵子先生は、10月13日(日)に、リサイタル【ワルツ全19曲でたどるショパンの足跡】を開かれます。
今回は、ショパンの生涯を追いながら、この時期にこの作品ができたという展開でレクチャーしていただきました。
また、ワルツ19曲全曲の形式解説の資料をいただきとても勉強になりました。
【レクチャー曲】
1.第15番 T村先生
2.第 2番 K野先生
3.第 9番 K水先生
4.第 4番 H野先生生徒さん
5.第 6番 Y増先生生徒さん
6.第 7番 Y増先生生徒さん
7.第19番 M先生
{アドバイス内容}
・ 全曲の形式
・ 一定のテンポの大切さ
・ 16小節の大きいフレーズでとると良い。
・ 左手の弾き方(3拍目から1拍に向かう感じ)
・ ペダルで濁りそうな箇所は、タッチを軽くしてペダルを生かすと表現のバリエーショ ンになる。
など短時間の中で、ポイントを押さえた素晴らしいご指導でした。
【理恵子先生の演奏】
第5番 変イ長調Op.42「大円舞曲」
(感想)
ポーランドに7年間留学されていた理恵子先生のセミナーは、とても貴重でした。
ショパンの生涯を追いながらのお話しは、その時代にタイムスリップして、ポーランドやパリへ行ったような気持ちになり、色々な想像が頭を駆け巡りました。
別れ、恋愛、病気、その時その時のショパンの喜びや苦しみが、一曲一曲に込められていることを学ばせていただきました。
最後に市川バス研人気投票第1位の第5番Op.42「大円舞曲」の理恵子先生の演奏、
それはそれは、素晴らしい演奏で感動のあまり涙がこぼれ、ブラボー!とスタンディングオベーションをしそうになりました。
今も理恵子先生の音色の余韻に浸りながら、レポートを書いています。
このようなたくさんの学びと感動をいただけましたこと、心より感謝申し上げます。 文責 G.彰子
第47回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール!!
Y増めぐみ先生の生徒さん
ピアノ部門中学1年生の部全国大会に於いて第1位 A部結愛さん(中1)
おめでとうございます!!
素晴らしいですね!これからのますますのご活躍を楽しみにしています!!
第48回ピティナコンペティション全国決勝大会結果おめでとうございます!!
U村崇子先生の生徒さん
B級
8月21日(水)
I山佳歩さん(小4)銀賞
→浜離宮朝日ホール
おめでとうございます!これからますますのご活躍を応援しています!
第48回ピティナコンペティション全国決勝大会結果おめでとうございます!!
H野葵先生の生徒さん
連弾初級B
8月19日(月)
K下真那さん&T田康介くんベスト賞
→よみうり大手町ホール
B級
8月21日(水)
T田康介くん(小3)ベスト賞
T内芽生さん入選
→浜離宮朝日ホール
これからますますのご活躍を応援しています!
速報 第48回ピティナコンペティション全国決勝大会演奏時刻が決まりました
H野葵先生の生徒さん、全国大会演奏時刻が決まりました。
連弾初級B
8月19日(月)
14時55分〜15時55分
2グループ(K下真那さん&T田康介くん)
→よみうり大手町ホール
B級
8月21日(水)
10時30分〜11時35分
6グループ(T内芽生さん)
11時50分〜12時50分
7グループ(T田康介くん)
→浜離宮朝日ホール
第48回ピティナコンペティション東日本栃木地区本選会に於て
T田康介くん(小3)B級の全国決勝大会出場が決まりました。
( H野葵先生ご指導)
会場:浜離宮朝日ホール
日程:8月20日(火)〜21日(水)
すばらしいですね!全国大会でも頑張って下さい!!
会場:浜離宮朝日ホール
日程:8月20日(火)〜21日(水)
すばらしいですね!全国大会でも頑張って下さい!!
第48回ピティナコンペティション東日本デュオ1地区本選会連弾初級Bに於て
K下真那さん(小3)T田康介くん(小3)の全国決勝大会出場が決まりました。
( H野葵先生ご指導)
会場:よみうり大手町ホール
日程:8月19日(月)
すばらしいですね!全国大会でも頑張って下さい!!
124回ちば・市川バスティン研究会
〜レポート〜
フランス組曲 第3番/J.S.バッハ作曲
どうもありがとうございました。
文責 N.希
以下は公開レッスンの様子です
午後からの公開レッスンでは15分と30分枠で12名が受講し、先生のやる気を起こさせる声かけによりビフォーアフターが凄かったです。
全員が『えっ?もう終わり〜?』と思うほど凝縮された密度の濃い内容!
演奏を終えた受講生一人一人が頬を高揚させ席に戻る姿が大変印象的でした。
赤松林太郎先生、お忙しい中貴重なお時間をいただき心より感謝の気持ちで一杯です。
お世話になった市川フレンドーション、関係者の皆様お疲れ様でした。
第123回ちば・市川バスティン研究会
第122回ちば・市川バスティン研究会
2024年5月10日(金)
ちば・市川バスティン研究会は、
笹山美由紀先生をお迎えして「連弾って楽しいよ!ピティナコンペの連弾曲をみんなで弾こう!」inレゾナンス&録画受講で開催されました。
笹山先生連弾の原点
楽しい中身
どうして継続するのか?
人間性の成長
耳の育成
テクニックの向上
連弾の流れ
バス研の先生同士で連弾をしました
『ゴーストダンス』塩屋先生・鈴木先生による演奏
『むく鳥の子』鈴木先生・小林祐先生による演奏
『ロッキングチェアー』中村先生・小林祐先生による演奏
『きらきら星』広瀬先生・峰先生による演奏
『あのね』神田先生・猪本先生による演奏
『きれいな花』畠野先生・米増先生による演奏
『3つのコントルダンス 第2曲』米増先生・畠野先生による演奏
『印象W』河野先生・斧原先生による演奏
時間が足りなく『ドイツ舞曲/ハイドン』が聴けなくて残念でしたが、演奏して頂いた先生方ありがとうございました。
ソロでは経験出来ない連弾の奥深さを体験出来ました。
1人ではない安心感とは逆に、相手の足を引っ張らないよう、しっかり相談して音を作っていく過程は、素晴らしいと思いました。
貴重なセミナーありがとうございました 。
文責 K.祐子
4月12日(金)第121回ちば・市川バスティン研究会in船橋伊藤楽器&録画受講で開催されました。
1.
斧原先生の「女優業とピアノ講師 の両立」についてお話を聞き2塩屋先生に講師 を雇うってどうなのか、ということについてお 話を伺いました。
3毎回同じでマンネリ化して いるかもしれない発表会の工夫、してよかった こと、次回チャレンジすること、飾りつけから 記念品まで、アイディアを自分の教室に生かし て工夫して頑張りましょう!というものでした。
斧原先生の伴奏による「歌」から始まり 「歌」で終わりました。
京都出身、大阪音大 ピアノ科卒で歌の伴奏経験豊富で卒業後,劇 団に入団し女優もされていました。
ミュージ カルの伴奏、バレー、弾き語り、歌等々。
そ の後、自身のピアノを生かしピアノ教室開催 で、今はリトミックにも演劇の要素を生かし 力を入れています。
ピアノ教室へ転向したき っかけは、
毎回の舞台のチケットさばきの大変さで
゛ピアノ教室は一人で出来る、面白いし、 子供の笑顔がかわいいと思ったから。
写真もたくさん見せて下さり、演劇ではピア ノが取柄で舞台度胸はピアノをやっていたか ら、とも。
ワクワクする本当に魅力的なお話でした。
2.
塩屋先生は自宅マンションの部屋では狭く 「うるさい」っと苦情も来ていたので
生徒さ んに紹介された自宅から少し離れた 1LDK の マンションに教室を引っ越しされました。組 み立て式防音室、小さなグランドを入れた上、 生徒数を増やし、時間も長くして家賃を払っ ています。
老人ホームの母親に一日開けるた め、人も雇い、謝礼、交通費、調律代を支払 い、税金もお支払いをしていることを伺って います。
大変ながらも人を雇いお教室を運営され、素 晴らしいと思いました。
3.
・3 年位前から室内楽(バイオリン、チェロ) を始めた先生、励ましや温かいコメント、曲 に関しての想いなどを述べたり、親子連弾を 勧めている先生。
・リトミックの発表会にバレ ーのようなかわいい演出、記念品ケーキにピ アノトルテなどの先生。
・生徒さん紹介コーナ ーをもうけ、お国巡り、連弾などの先生。そ の他、作曲家のクイズ、(スクリーン使用) 司会をたてない発表会、
自己紹介動画を事前 に用意、プログラムのデザインにこだわりイ ラスト妥協せず、叔父さん作成の教室アルバ ム(¥1000)3 冊目の先生。
・お金をかけずと ことん手作りの先生。手書き、写真、継続賞 など。
どれも熱心な素晴らしい工夫の発表会で参考に なりました。
先生方の明るい楽しいお教室発表 会をそっと覗かせて頂きました。
文責 M 田かおり
K野敬子先生おめでとうございます!!
素晴らしいですね!これからもますます頑張ってください!
3月8日(金)第120回ちば・市川バスティン研究会は山本美芽先生の「はじめてのピアチャレ]セミナーinレゾナンスでした。
ピアノの導入の小さな子供たちのレッスン。
現代の親世代の中には共稼ぎで忙しくて自宅での練習は子供任せ。練習してこないでレッスンに来る子供たちが多く見受けられます。
「練習しない子供も自ら楽しく練習できる子に育てる導入レッスン」
[はじめてのピアチャレ]の使い方についてお話しを伺いました。
何十年もの長い年月歌い継がれた童謡やわらべうたは誰もが知っているので
歌ったり手遊びしたり拍子をとったり
ピアノを弾いたりする中で自然と音感が育ちます。
馴染みのある曲であれば自然に繰り返し練習するようになります。
親世代も知っている曲であれば子供の練習に寄り添ってくれます。
子供たちに馴染みのある曲(わらべうた)を自ら楽しく歌うこと、拍子をとること。
これらを繰り返し行うことこそが上達への近道だと確信致しました。
まさに「好きこそ物の上手なり」ですね!
美芽先生が多方面からデーターを集め分析され研究を重ねていらっしゃることに、大変共感致しました。
各曲に相応しいイラストも可愛らしくて子供たちが喜んで塗り絵する姿も目に浮かびます。
そしてセミナーの最後には斉藤守也さんのSHINRAを演奏してくださり迫力あふれる名演奏に心が揺さぶられました。
素晴らしいセミナーと演奏をご披露いただきありがとうございました。 また続編をお願いしたいです!!
文責 K藤幸子
ちば・市川バスティン研究会の先生がコンクールで素晴らしい結果を出されました
Y増めぐみ先生おめでとうございます!!
第46回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール
ピアノ部門 高校2年生の部 本選通過 I 澤千鶴(高2)
全国大会 2024.3.26(火)
タワーホール船堀小ホール
全国大会でもますます頑張ってください!!
第119回ちば・市川バスティン研究会
やる気アップのための根津先生の勉強会では特にスケール全調に力を入れていらっしゃいます。
小さな生徒が全調をスラスラと弾く姿を見て憧れ、羨ましく思ったものです。
これは9グレードに分け、まるで積み木を積み重ねるように、ひとりひとりに合わせた進度でコツコツとご指導された賜物です。
生徒のみなさんはサイコロを振って出た調を弾くシステムに喜んで取り組まれています。
そしてコロナ前まではクリスマスにはケーキのご褒美もあったそうで、ワクワクするような取り組みですね。
また、バス研メンバーのみなさんの発表が素晴らしく、前向きで熱意を持ち、それぞれレッスンの工夫をされていました。
ちば市川バス研は栄子先生の指導法のみならず、指導に対する熱意も受け継がれていて素晴らしい内容でした。
次回は今年度最後、レゾナンスでの開催、音楽ライター山本美芽先生のご登場です。 文責 K.文子
◎第14回バッハ.コンクール全国大会結果速報!! 第2週目
第14回バッハコンクール全国大会結果速報!連絡のあった先生の生徒さんを順に掲載しています
バス研の先生の生徒さんが輝かしい成果を出されていますので、ご紹介致します。
おめでとうございます!
S木由紀子先生ご指導の生徒さん
☆小学校3〜4年A部門
T村信慶くん(年) 奨励賞
H野 葵先生ご指導の生徒さん
☆小学校3〜4年B部門(浜離宮朝日ホール)
T内芽生さん(小3)金賞
S屋比呂美先生ご指導の生徒さん
☆小学校1〜2年A部門( IMAホール)
H永泰三 くん(小2)銀賞
素晴らしいですね!!これからもますます頑張ってください!
第17回ベーテン音楽コンクール銅賞おめでとうございます!
バス研の先生の生徒さんが輝かしい成果を出されていますので、ご紹介致します。
K野 敬子先生ご指導の生徒さん
課題曲コース小学1〜2年生動画部門 銅賞
H木杏奈さん(小2)
素晴らしいですね!!これからもますます頑張ってください!!
本日船橋伊藤楽器様で第119回ちば・市川バスティン研究会を開催しました。
『レッスンで生徒にやる気を起こさせる方法と手段』と題し
前半は根津栄子の工夫として、一年を通して勉強会のタイミングコンクールへの挑戦、リハーサル、教材の使い方など。
後半は出席の先生方からそれぞれお教室での興味深い取り組みなど具体的に発表してくださり。お一人約5分でしたが大変勉強になる有意義な時間となりました。
レポート詳細は後日バス研ページにアップします。どうぞお楽しみに!
バレンタインデーも近いので会からは昭義先生にまで素敵なチョコレートをいただいてしまい感激です。
来月は音楽ライター山本美芽先生のセミナーです。こちらも楽しみです!
◎第14回バッハ.コンクール全国大会結果速報!! 第1週目
第14回バッハコンクール全国大会結果速報!連絡のあった先生の生徒さんを順に掲載しています
バス研の先生の生徒さんが輝かしい成果を出されていますので、ご紹介致します。
おめでとうございます!!
H野 葵先生ご指導の生徒さん
☆小学校1〜2年B部門(IMAホール)
T田康介くん(小2)金賞
K下真那さん(小2) 銀賞
素晴らしいですね!!これからもますます頑張ってください!!
第117回ちば・市川バスティン研究会
2024年1月12日にエリアミュージック船橋にて実地と録画開催されました。
まずはちば・市川バスティン研究会(市川フレンドステーション)が主催したバッハコンクール船橋地区予選収益の一部を、石川県能登半島地震災害義援金として寄付させていただく事を副代表の塩屋比呂美先生からご報告いただきました。
さて新年第一回目は。。。
昨年11月に発売された『プレ こどものスケール・アルペジオ』教本の指導・活用方法について、
著者の根津栄子先生からご紹介いただきました。
全調を楽しくスムーズに学べる教材『Newこどものスケール・アルペジオ』は大人気教本ですが、
「前段階の楽譜はありませんか?」とのお声があったそうです。
そして『プレ』教本が昨年11月に発売されました!
『プレ』の特長は二種類の歌を歌うことで音感をつけ、5本指スケールへと自然に繋げていく所にあります。
幼少期から色々な調や音程で歌うことで和音や調の響きを聴く耳が育ち、音が分かるようになるそうです。
大きく3つ
@ちょうのうた
Aドレミファソのうた
B5ほんゆびスケール
に分けられ、それぞれの前準備もとても分かりやすく書かれています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
@ちょうのうた
主和音(ハ長調ならドミソ )で構成された歌。
先生がピアノを弾きながらワンフレーズ歌い(♪ド〜ミ〜ソ〜ミ〜ド〜)、生徒が早口言葉のように一気に歌います(♪ドミソミド!)。
◎楽譜の右上に
つよさ→p(アリ)・mf(ねこ)・f(くま)
はやさ→歩く・自転車・新幹線
のアイコンが可愛いイラストで描かれていて、
「先生はアリさん、○○ちゃんはくまさんで」などイメージを膨らませ楽しく強さや速さも学んでいくことが出来ます。
◎速く歌う時、怒鳴らず軽くきれいに歌うように気を付けます。
Aドレミファソのうた
調の5度の範囲で歌う。
(ハ長調ならドレミファソの音を使った16パターン)
@と同じく、先生の弾き歌いの後に素早く歌っていきます。
◎早口で歌うことで脳トレにもなり、何調でもスラスラ歌えることで絶対音感が育ちます。
※p.15 5度圏の表
可愛いイラスト入りの観覧車を模した形に、各調名が平仮名で表記されているので、お子さん一人でも見て確認し覚えていくことが出来ます。
B5ほんゆびスケール
p.29 手の形(MP関節)を確認。※三角形の積み木を使う等。
グーパーたいそうは、1指をしまうように行います。20〜30回繰り返します。
p.30 スケールのじゅんび
p.31 カデンツのじゅんび
カデンツつきスケールを美しく弾くコツを、手の形や手首の使い方を確認しながら習得していきます。
◎根津先生の『24のキーワード』より、ここで注意するキーワードが可愛い鳥さんの吹き出しセリフで描かれています。
「1でおりて5であがる」…手首の動かし方の注意。手首を振ってガタガタ弾きをしない…など。
◎カデンツは和音を押し込まず、手首の上下を使って次の和音に移るようにします。
p.32〜
いよいよ5ほんゆびスケールに入っていきます。
指くぐりの無いスケールとアルペジオをカデンツ付きで全調弾けるようになります。
◎楽譜にQRコードがあり、
動画で上・右横・左横の三視点から弾き方を確認出来ます。(根津先生の模範演奏です!)
◎各調ごとに、楽譜右上に丸印が5つ(5本指で使用する音)並んでいて、白鍵は白丸○、黒鍵は黒丸●で描かれているのでとても分かりやすく、迷わず手を乗せて弾く準備が出来ます。
※@ABは、ページの順番で先に進めるだけでなく、同じ調を同時に平行して進めても良いそうです。
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◎まとめと感想
ハノンのスケールは難しく、1オクターブ弾かせるのもやっとやっと…まだ早いかなと諦めたり先送りにしてしまうこともよくありました。
早い段階で耳を育て、調性や調号に無理なく慣れさせていき、自然に楽しく全調スケールに繋げていける『プレ こどものスケール・アルペジオ』によって、
指導の長年の悩みであったスケール導入に新しい道が開かれたことにとても感動しました!
また、ピアノ教室=ピアノに向かって音を出す 事を指導するのは勿論ですが、
『歌うこと』を大切にすることが、後の美しい演奏に繋がるのだと改めて感じました。
小さなお子さんだけでなく、幅広い年齢や段階で使用できるので、現在ハノンのスケールで苦労している生徒にも取り入れてみたいと思います。
栄子先生、素晴らしい教本と学びの時間を頂きありがとうございました。
文責 K.一恵
☆ちば・市川バスティン研究会の先生の生徒さんがショパン国際コンクールインアジアで大活躍
H野 葵先生の生徒さん。アジア大会での
受賞!!おめでとうございます!
ショパン国際コンクールインアジア アジア大会にて銅賞
T田康介くん(小2)
素晴らしいですね!!これからもますます頑張ってください!!
U村崇子先生の生徒さん。アジア大会!!おめでとうございます!
ショパン国際コンクールインアジア アジア大会にて銅賞
R.えみさん(小2)
素晴らしいですね!!これからもますます頑張ってください!!
☆ちば・市川バスティン研究会の先生の生徒さんがショパン国際コンクールインアジアで大活躍
H野 葵先生の生徒さん。アジア大会進出!!おめでとうございます!
ショパン国際コンクールインアジア全国大会にて銅賞
T田康介くん(小2)
素晴らしいですね!!これからもますます頑張ってください!!
U村崇子先生の生徒さん。アジア大会進出!!おめでとうございます!
ショパン国際コンクールインアジア全国大会にて銅賞
R.えみさん(小2)
素晴らしいですね!!これからもますます頑張ってください!!
☆ちば・市川バスティン研究会の先生の生徒さんが以下のコンクールファイナルで素晴らしい成績でしたのでお知らせいたします
H野 葵先生の生徒さん。
素晴らしいですね!!これからもますます頑張ってください!!
☆ヨーロッパ国際ピアノコンクールJAPAN
1.2年生自由曲部門 全国大会金賞
K下真那さん(小2)
☆ラフマニノフ国際ピアノコンクールJAPAN
B部門(7歳以下) 全国大会第2位 併せてロシア作品賞受賞
T田康介くん(小2)
ちば・市川バスティン研究会メンバーの先生方が大活躍!
第14回バッハコンクール全国大会出場決定!!おめでとうございます。
全国大会でも頑張ってください! お知らせのあった先生の掲載をしています。
☆H野 葵先生の生徒さん
1.2年B部門
K下真那さん(小2)
T田康介くん(小2)
小学3.4年B部門
T内芽生さん(小3)
中学A部門
N津隈佑香さん(中1)
☆S屋比呂美先生の生徒さん
幼児A
M上絢音さん(年長)
幼児A
Y岸詩奈さん(年中)
小学1.2年A
H永泰三くん(小2)
☆S木由紀子先生の生徒さん
小学3.4年A
T村信慶くん(小3 )
☆根津栄子生徒さん
幼児B
K藤大士くん(年中)
小学5.6年C部門
Y田文香さん(小4)
N田怜花さん(小6)
ちば・市川バスティン研究会メンバーの先生方が大活躍!
ブルグミュラーコンクールレッスン賞!!おめでとうございます!
Y増めぐみ先生
H 野葵先生
O 室みどり先生
M 聖美先生
S屋比呂美先生
ちば・市川バスティン研究会メンバーの生徒さんが大活躍!
ブルグミュラーコンクール東京ファイナル結果速報!!おめでとうございます!
ブルグミュラーコンクール東京ファイナル結果速報!連絡のあった先生のみ掲載しています。
バス研の先生の生徒さんが輝かしい成果を出されていますので、ご紹介致します。ご連絡をいただいた順にアップします。下から上に新しい記事になります
☆K藤幸子先生の生徒さん
◎小学生3〜4年生B部門
M竹元之介くん(小4) 金賞
◎小学生3-4年A部門
T邊絢香さん(小3)金賞
☆K野敬子先生の生徒さん
◎小学1〜2年生 B部門
N羽美月さん(小2)銀賞
◎小学3〜4年生 B部門
M里綺花さん(小4)銅賞
☆O室みどり先生の生徒さん
◎小学3〜4年生A部門
I井晃季菜さん(小3)銀賞
◎小学1〜2年生A部門
T島美波さん(小2)銀賞
◎小学5〜6年生B部門
H野日和さん(小6)銀賞
☆H野 葵先生の生徒さん
◎幼児部門
S藤杏夏さん 銅賞
◎小学3〜4年生 B部門
N口紗矢さん(小4)金賞
◎小学1〜2年生 A部門
M木章人くん 銅賞
◎小学5〜6年生 A部門
H本紗奈さん 金賞
☆S屋比呂美先生の生徒さん
◎小学3〜4年生 A部門
O川咲月さん (小3)銀賞
☆Y増めぐみ先生の生徒さん
◎小学1〜2年生 A部門
S藤駿斗さん(小2)銅賞
ちば・市川バスティン研究会メンバーの生徒さんが大活躍!
東京国際ピアノコンクール本選(最終)結果速報!!おめでとうございます!
☆Y増めぐみ先生の生徒さん東京国際ピアノコンクール本選
高校2年生の部にて
伊澤千鶴さん(高2)
1位なし第3位
ちば・市川バスティン研究会メンバーの生徒さんが大活躍!
ブルグミュラーコンクール東京ファイナル結果速報!!おめでとうございます!
ブルグミュラーコンクール東京ファイナル結果速報!連絡のあった先生のみ掲載しています。
バス研の先生の生徒さんが輝かしい成果を出されていますので、ご紹介致します。ご連絡をいただいた順にアップします。下から上に新しい記事になります。
◎小学5〜6年生B部門
A部結愛さん(小6)銀賞
☆S屋比呂美先生の生徒さん
◎幼児部門
U吉 りほさん金賞
11月10日(金)第116回ちば・市川バスティン研究会が開催されました。
今回はU村崇子先生とY増めぐみ先生から素晴らしいレポートが届きましたのでご紹介させていただきます。
U村崇子先生のレポートです。
ショパン国際ピアノコンクールファイナリストでいらっしゃる根津理恵子先生を講師にお迎えしての
"お宝セミナー"多くのバス研メンバーがレゾナンスに集いました。(今回は、リアルとアーカイブ受講の二本立てでした。)
タイトルは「憧れのショパン指導法」
〜名曲を自然に美しく仕上げるために!〜
理恵子先生からショパンを学ばせていただける機会が本当に嬉しく、ワクワクこの日を迎えました。
会場には、大きなスクリーンと複数のカメラ・マイクが設置されていました。スクリーンには、真上からの鍵盤・手元・足元のアップが映し出され、アーカイブ受講される方々のための昭義先生の手厚いご配慮を感じました。
大きなスクリーンの映像と実演のコラボレーションは息を呑むような迫力でリアル受講の醍醐味が何倍にもふくらみました!
充実のプログラムは以下の通りです。
◇第1部 レクチャーと演奏
・ノクターン遺作
・即興曲 第1番・第4番
・ポロネーズ 嬰ト短調遺作
・『ドイツ民謡スイス少年』による変奏曲ホ長調遺作
◇第2部 公開レッスン
・バス研メンバーの生徒さんの演奏ビデオ 幻想即興曲
・バス研メンバーK先生の演奏
24のプレリュードから4番、7番、8番
◇質疑応答
美しい演奏と共に始まったレクチャーは、ショパンとオペラとの繋がり、楽譜の読み解き方、
装飾の捉え方、楽曲の背景、リズムの扱い方、練習の仕方など、多岐に渡る内容で、
これまで知り得なかった沢山の気づきを与えていただきました。
そして、何と言ってもスクリーンに映し出される理恵子先生のお手元の美しい動きと音響芸術の素晴らしさは圧巻で
"匠の芸術"に完全に魅了されるひと時となりました。
公開レッスンでは、限られた時間の中でポイントを押さえた素晴らしいアドバイスをくださりました。(必死にメモいたしました。)
ショパンを美しく演奏する為には、並々ならぬ技術習得の努力と、楽曲への理解が必要であると改めて実感いたします。自筆譜を大切に、基礎も大切にしつつ、新たな気持ちでショパンと向き合いたい、ますますショパンへの憧れに満たされてレゾナンスを後にしました。
素晴らしい学びのひと時をありがとうございました。
文責 U村崇子
Y増めぐみ先生レポート
ショパンに造詣の深い理恵子先生の素晴らしい講座を企画してくださり、ありがとうございました。
とにかく理恵子先生の演奏と音色が美しく、フレーズの歌い方、身体の使い方など大変勉強になりました。
ノクターン遺作など、今回講座で扱った曲の多くに、装飾音や連符があり、
指導する際に音源や解説などを参考にしても、迷いがありました。
結局右左、どこで合わせるとか、ここに何個ずつ入れるという指導をしてしまっておりましたが、
理恵子先生の「言葉をあてはめて」と、実際に音と言葉をのせてご提示頂いた連符や付点、
装飾音の演奏が感覚的にも音楽的にも自然で美しいもので、目の前でなんとか弾かせるだけではなく、
音楽的な指導に繋げていかないといけない、と改めて感じました。
装飾音についても、時代を意識した「原則」も大変納得出来るお話だったので、自分が今後根拠を持って指導出来ます。
またショパンを演奏するにあたり版の選択も悩むことですが、
この版と押しつけるではなく、どのように選択をしていけばよいのか、選択の指針を伺えたのがとても参考になりました。
ショパンの曲では幅広い音域のものも多いので、身体の使い方についてもまた教えて頂きたいです。
また、フレーズの閉じ方など、歌い方がなんとも上品で美しいので、フレーズの歌い方などもゆっくり教えて頂きたいと思いました。
理恵子先生の軽やかで自然な、それでいて華やかな演奏と有意義な講座をありがとうございました。
また次の企画を楽しみにしております。
文責 Y増めぐみ
第10回東京国際ピアノコンクール準本選結果
☆Y増めぐみ先生の生徒さん
速報 おめでとうございます!!第10回東京国際ピアノコンクール準本選結果
I澤千鶴さん(高2)が準本選を通過し本選( 全国大会)に出場が決まりました!!
本選(全国大会)は2023年12月2日(土)曳舟文化センター・ホールにて
全国大会でも頑張ってください!!
2023.年10月13日(金)第116回ちば市川バスティン研究会
今回は大変ご活躍の山本美芽先生に伊藤楽器船橋メンバーズルームへお越しいただきました。山本美芽先生は以前も何度かバス研でセミナーをしてくださり、その度に刺激をいただいておりました。
さて今回の内容は 40歳から目指す「弾けるピアノの先生」でした。
美芽先生は音楽ライター、ピアノ教本研究家、ピアノ講師のお仕事をなさりながら、2人のお子様を育てている主婦でもあります。40歳の時にご家族でのアメリカ駐在から帰国、育児や執筆などのお仕事でほとんどピアノが練習できない状態だったそうです。その後10年余りかけ、悩みながら進み、今ではセミナー、執筆活動、プロの音楽家へのインタビュー、ピアノ指導者のための研究会などで益々ご多忙になられています。それだけご多忙の中、ピアノの練習時間も見つけ、コンクールにも数多く挑戦し、先日は第2回ジャパン・ジャズ・ポップ・ピアノコンペティションで銀賞、根津栄子先生のところへ月2回もレッスンに通っていらっしゃるそうです。
若い頃無我夢中で過ごし少し落ち着いてきた40歳以降、仕事と家庭とピアノを中途半端にならずに向き合うには一体どのようにすればいいでしょうか。
山本美芽先生の実体験から得たお話は大変重みがありました。
お話は3つの大きな柱を中心に進められました。。
2時間たっぷりのお話からたくさんのヒントをいただき、前向きな気持ちになりました。それと同時に自分を見つめ直す大変いい機会となりました。
美芽先生のピアノに対する集中力、とことん深める徹底ぶりはどこから来るのかと思っていました。美芽先生のピアノ演奏を聴くと弾くことが楽しくて仕方がない、弾いている曲が心から好きだという気持ちに溢れています。
この好きという気持ちこそがピアノの練習時間の捻出、物事の優先順位、有効な時間の使い方、そして中途半端でなく徹底的に深めるということにつながっているのだと思いました。忙しさにかまけてピアノの楽しさという一番大切なことを忘れてはいなかっただろうかとハッとさせられました。
人生は有限で今からでも遅くはない、一歩を勇気を持って踏み出したいと思いました。
また自分をいい状態に保つように努力なさっていることも印象に残りました。自分自身がいい状態だと人にも気配りできる余裕ができ、家族もハッピーになり家族も応援をしたくなります。美芽先生の周りにいる人、ピアノの生徒さんに対しても良い影響を与えることでしょう。
日々忙しすぎるピアノ指導者ですが、ピアノの楽しさを思い出し、これからも好きな曲を弾き続け、それを生徒さんに還元できるようになったらどんなにかいいかと思いました。
お話の後に演奏してくださったカプースチンの8つの演奏会用練習曲と斉藤守也のPHOTO ALBUMの2曲、じーんと心に響きました。
貴重なセミナーをありがとうございました!
*新刊のご案内
美芽先生の導入テキスト「ひとりですいすいひける!はじめてのピアチャレ」(音楽之友社)がもうすぐ発売です。
さらに根津栄子先生の新刊「プレ こどものスケール・アルペジオ」(音楽之友社)も11月に発売されます。
どちらのテキストも大変楽しみにしております。
文責 M.裕子
ちば・市川バスティン研究会メンバーの生徒さんが大活躍!
ブルグミュラーコンクール東京ファイナル進出!!おめでとうございます!
ファイナルでも頑張ってください!
ブルグミュラーコンクール東京ファイナルへ進出され連絡のあった先生から順に上へ掲載していきます。
☆K野敬子先生の生徒さん
◎小学1,2年生B部門
N羽 美月さん(小2)
◎小学3,4年生B部門
M里 綺花さん(小4)
☆S屋比呂美先生の生徒さん
◎幼児部門
W邊華奈さん
U吉 りほさん『伊藤楽器賞』
◎小学1.2年A部門
U吉 ひかりさん(小2)『千葉店賞』
◎小学3.4年A部門
O川 咲月さん(小3)
☆O室みどり先生の生徒さん
◎小学1.2年A部門
T島 美波さん(小2)
◎小学3.4年A部門
I井 晃季菜さん(小3)
◎小学5.6年B部門
F野 日和さん(小6)
☆G藤彰子先生の生徒さん
◎小学3.4年A部門
T代 萌々花さん(小3)
K光 未来
さん(小4)
☆H野 葵先生の生徒さん
◎幼児部門
S藤 杏夏さん(年長)
◎小学1.2年A部門
M木 章人くん(小2)
◎小学3.4年B部門
N口 紗矢さん(小4)
◎小学5.6年A部門
H本 紗奈さん(小6)
☆Y増めぐみ先生の生徒さん
◎小学5.6年A部門
S保日茉莉さん(小5)
◎小学5.6年B部門
A部 結愛さん(小6)
◎小学1.2年A部門
K川陽菜さん(小2)
◎小学1.2年A部門
S藤 駿斗くん(小2)
☆M 聖美先生の生徒さん
◎幼児部門
S藤 絢夏さん(年長)
◎小学3.4年A部門
I吹 東眞くん(小3)
◎小学3.4年A部門
K畠 有梨さん(小4)
2023年9月8日(金)第115回ちば市川バスティン研究会
9月8日(金)この日は台風接近の為、急遽オンラインでバッハコンクール対策のセミナーが開催されました。今回はJ.S.バッハの作品ではなく未就学児や小学校低・中学年向けの舞曲を中心とした課題曲を取り上げ、演奏動画を見ながら指導のポイントについて活発な意見や質問が交わされました。
ところでなぜポリフォニー音楽を学ぶのでしょうか。西洋音楽においてその歴史は古く、記譜された作品ともなるとキリスト教の聖歌が出来た中世の初期まで遡ります。単旋律の声楽曲から始まり、やがて複旋律の声部が絡み合う音楽を私たちはずっと歌ってきました。「他の人が歌う旋律を聴きながら自分の歌を重ねる」作業をずっと続けてきたわけです。ルネサンス期を経ると鍵盤楽器で一人の人間が全てを奏でることが可能になってきます。しかし同時にそれは他人が歌っていたであろう旋律を弾き、更に別の旋律を重ねて全体のバランスを取りながら一つの音楽を作り上げることを意味します。
ポリフォニー音楽を奏でることはとりわけ弾く力、聴く力、統率する力、歌う力を必要とします。この力はバロック時代以降ますます複雑化していく音楽を自分の頭で捉えて理解していく力につながっていきます。幼少の頃からポリフォニー音楽に触れて学ぶ意義はここにあるといえるでしょう。
とはいえ、この意義を幼少の生徒に伝えて演奏に反映させることは多くの講師が悩むところです。一つは豊富な語彙力で演奏方法のヒントを与えることが大切です。またタッチの問題がありますがこれらについても「レガート」「ノンレガート」以外に多くのタッチを生徒と研究することが必要になってきます。
根津栄子先生は大事な要素として「家庭の環境作り」にも言及されました。確かに私たちは聴き慣れない音楽は違和感が先立ち、受け入れにくいことがあります。いつも家庭で音楽を聴き、当時の踊りや服装をご家庭でも調べて頂く努力が必要になってくるでしょう。当時の演奏習慣や踊りの種類から優雅さや気品ある音色、躍動感を体得出来ればなお良いでしょう。私たちは二次元の楽譜から様々なことを読み取り、生きた音楽にしなければなりません。
今回は課題曲を中心に例をあげましたが厳密にいうと作曲者の国や時代にもばらつきがあります。ポリフォニー音楽だから一律にこう弾くべきとするのではなく、講師自身が一つ一つ知識を積み、当時の時代背景や習慣を考慮しながら「自分はこう考える」という態度が望まれると考えます。
講師自身の勉強は自分も周りも成長させます。長い歴史のポリフォニー音楽を一度ひも解いていくと楽しいのではないかと考えます。
文責 T.めぐみ
◎安里(あんり)さん(小4) 和奏(わかな)さん(小4)おめでとうございます!
第47回ピティナコンペティションデュオ初級B全国決勝大会
T橋 安里さん(小4)&M島和奏さん(小4)入選
(T村玲子先生ご指導)
日程:8月21日(月)浜離宮朝日ホール
◎音色(ねいろ)さん(中2)百恵(ももえ)さんおめでとうございます!
第47回ピティナコンペティションデュオ中級A全国決勝大会
K田音色さんK田
百恵さん入選
(T村玲子先生ご指導)
日程:8月20日(日)浜離宮朝日ホール
◎咲美(えみ)さん(小2) おめでとうございます!
第47回ピティナコンペティションA1級全国決勝大会
R 咲美さん(小2)入選
( U村崇子先生ご指導)
日程:8月20日(日)浦安コンサートホール
第47回ピティナコンペティションC級全国決勝大会
A部結愛さん(小6)銀賞
(結愛さんはY増めぐみ先生ご指導の生徒さんで根津栄子はレッスンをお手伝いさせて頂いています)
日程:8月20日(日)東京オペラシティリサイタルホール
第47回ピティナコンペティションA1級全国決勝大会
K下真那さん(小2)入選
(H野葵先生ご指導)
日程:8月20日(日)浦安コンサートホール
◎千瀬(ちせ)さん(小4)おめでとうございます!
第47回ピティナコンペティションB級全国決勝大会
S木千瀬さん(小4)入選
(千瀬さんはK川聡美先生ご指導の生徒さんで根津栄子はレッスンをお手伝いさせて頂いています。)
日程:8月19日(土)浦安音楽ホール
◎紗矢(さや)さん(小4) おめでとうございます!
第47回ピティナコンペティションB級全国決勝大会
N口紗矢さん(小4)入選
(H野葵先生ご指導)
日程:8月19日(土)浦安音楽ホール
第47回ピティナコンペティションA1級東日本地区本選会に於て
R咲美さん(小2)の全国決勝大会出場が決まりました。
( U村崇子先生ご指導)
会場:浦安音楽ホール
日程:8月20日(日)
速報 第47回ピティナコンペティション全国決勝大会進出
音色(ねいろ)さん(中2)百恵(ももえ)さんおめでとうございます!
第47回ピティナコンペティションデュオ中級A本選会に於て
K田音色さん&K田百恵さんの全国決勝大会出場が決まりました。
(音色さん百恵さんはT村玲子先生ご指導)
会場:浜離宮朝日ホール
日程:8月20日(日)
K田音色さん&K田百恵さんの演奏時刻は
連弾中級A
8月20日(日)15:45〜17:00です
安里(あんり)さん(小4) 和奏(わかな)さん(小4)おめでとうございます!
第47回ピティナコンペティションデュオ初級B本選会に於て
T橋 安里さん(小4)&M島和奏さん(小4)の全国決勝大会出場が決まりました。
(安里さん和奏さんはT村玲子先生ご指導)
会場:浜離宮朝日ホール
日程:8月21日(月)
T橋 安里さん&M島和奏さんの演奏時刻は
連弾初級B
8月21日(月)13:40〜14:40です
千瀬(ちせ)さん(小4)おめでとうございます!
第47回ピティナコンペティションB級東日本千葉II地区本選会(船橋勤労市民センター)に於て
S木千瀬さん(小4)の全国決勝大会出場が決まりました。
(千瀬さんはK川聡美先生ご指導の生徒さんで私はレッスンをお手伝いさせて頂いています。)
会場:浦安コンサートホール
日程:8月18日(金)8月19日(土)
演奏日程と時刻が決まりました!!
8月19日(日)8グループ13:10〜14:15
第47回ピティナコンペティションA1級東日本千葉II地区本選会(船橋勤労市民センター)に於て
K下真那さん(小2)の全国決勝大会出場が決まりました。
(H野葵先生ご指導)
会場:浦安音楽ホール
日程:8月20日(日)
演奏日時と時刻が決まりました
8月20日(日)2グループ11:25〜12:30
第47回ピティナコンペティションC級茨城地区本選会(牛久市中央生涯学習センター)に於て
A部結愛さん(小6)の全国決勝大会出場が決まりました。
(結愛さんはY増めぐみ先生ご指導の生徒さんで私はレッスンをお手伝いさせて頂いています)
会場:東京オペラシティリサイタルホール
日程:8月19日(土)8月20日(日)
演奏日程と時刻が決まりました!!
8月20日(日)12グループ17:10〜18:10
紗矢(さや)さん(小4) おめでとうございます!
第47回ピティナコンペティションB級東日本千葉1地区本選会(千葉市美浜文化ホールメインホール)に於て
N口紗矢さん(小4)の全国決勝大会出場が決まりました。
(H野葵先生ご指導)
会場:浦安音楽ホール
日程:8月18日(金)8月19日(土)
演奏日程と時刻が決まりました!!
8月19日(土)6グループ10:00〜11:05
2023年7月14日(金)伊藤楽器船橋メンバーズルームにて
第114回ちば・市川バスティン研究会が開催されました。
内容は「ブルクミュラーコンクールの課題曲研究と根津栄子先生による解説」で
メンバーからのリクエスト曲での研究が出来るという、大変実践的で為になる研究会でした。
メンバーがその場で演奏したり、実際に生徒が演奏した動画を用いて、指導者自身や参加メンバーが感じている問題点や疑問点、音楽の捉え方について、実際に音を出しながら、 身体の使い方なども含めてアドバイスをいただきました。
曲目は2023年度ブルグミュラーコンクール課題曲の幼児部門「たなばたさま」から25の練習曲、18の練習曲まで全11曲を扱いました。
たった8小節の曲でも、また「練習曲」である25、18の曲も、根津栄子先生の魔法にかかると、きちんとした構成力の中に音の方向性や息遣いが生まれ、ひとつひとつの音に大きな価値が宿ることを改めて感じました。
根津栄子先生は、音楽雑誌「月刊ムジカノーヴァ(音楽之友社)」にて
「7つのキーワードでブルクミュラー『25の練習曲』が無理なく上達!」という連載をされていることもあり、ブルクミュラーの曲やそれに近しい課題曲の持つ演奏や指導のポイントを熟知しておられ、非常にわかりやすく理想的な完成した演奏を提示してくださいました。
見本として弾いてくださる演奏も、1音1おんが限りなく美しく、「こんな風に弾いてみたい」と素直に感じることのできる魅力的な演奏ばかりでした。
指導力だけでなく、指導者自身の音楽力を高めていくことが大事だと学ぶことが出来、充実した研究会でした。
根津栄子先生はじめメンバーの皆さま、本当にありがとうございました。
文責 Y.めぐみ
第113回 ちば・市川バスティン研究会レポート
「退会例とレッスン成功例・お悩み相談」
2023年6月9日(金) 伊藤楽器メンバーズルームにて第113回ちば・市川バスティン研究会が開催されました。先生方それぞれのレッスンにおいての成功事例、及び退会に繋がった事例をご紹介いただきました。
退会事例や相談については具体的なアドバイス・ご紹介もあり、有意義な会となりました。
【退会に繋がった事例等】
・小学低学年でチェルニー30番に入ることになった生徒へ「やっと30番に入ったね!」という声掛けを行ったところ、保護者から退会の申し出があった。
・発表会DVDの渡し忘れがあった生徒の保護者が、他の生徒は既にDVDをもらっている事を知り「うちにはDVDはないんですか?」と連絡があった。
・最近退会があったが、楽器を購入しない・練習を全くしないという生徒だった。
月謝の価格設定にも問題があるのかもしれず(価格が安いとお手軽感があるのか)、また規約をしっかりしておく必要性を感じた。
・練習に親子で関わって欲しいと思い、練習を促す働き掛けをしたところ、それを負担に感じる保護者が退会してしまった。
・同じ幼稚園の生徒が3名おり、そのうちの2名がコンクール予選に通ったところ残りの1名の保護者が自宅練習に熱心になった。しかし、それが生徒本人の負担になり退会に繋がってしまった。
・付箋をテキストの注意して欲しい箇所に貼り、何度も注意したところ「同じことばかり言われるのでやめる」と退会につながった。
【先生方からのアドバイス】
・家庭によっては、「家で復習をする、練習することが当たり前」という認識がないこともある。最初に練習について伝えることが肝心。
・保護者への言葉掛けに配慮する。
ピアノを習って目指すレベルは家庭によって違う。家庭の背景を知る。
生徒への言葉かけの例
・自宅練習を促す「お母さんは忙しくて練習を見られないから、自分でやるんだよ」
・16分音符が転ぶ生徒に部分練習をするかどうかの判断を促す
練習するかどうか、自分で判断し選ばせる。「転んでもいい」という答えであればそれもOK。
・「●●しなさい」ではなく、「やってみようか!」
・生徒に対し注意したい箇所について、
「今、このような状態」と伝え、「このような取り組みをすればよくなる」と
具体的な練習方法を伝える。(リズム練習、回数など)
「上手になりたかったらやってみよう、出来るよ」
【成功例】
・音符が読めない、リズムが理解できないという理由で退会することがあったが、ソルフェージュ指導(リズム・読譜指導)を省略せずに行ったところ上達に繋がった。
・2歳から絶対音感指導を取り入れていた生徒が現在3年生になり、黒鍵・白鍵すべての聞き取りをすることができるようになった。
・アニメの曲でコンクールに出たいという生徒がおり、リズムを取るところから苦戦していたがパート分けしたお手本動画を送ったところ1週間で両手奏が出来るようになった。
「好きな曲」の影響力。
・保護者に連弾を勧めてみたところ、練習に積極的になり、子どものやる気にもつながった。
・12調を覚える、早口言葉、度数を定着させるなどのために学習と合わせてクレーンゲームでお菓子を取れるようにしたところ、楽しんで取り組んでいる。繰り返さないと学びが定着しないため、何度も行うためにお楽しみの要素を取り入れている。
ささいな言葉一つが誤解され退会に繋がってしまったり、反対に言葉かけ一つで生徒の反応が大きく変わるという例をたくさんご紹介いただきました。
またご参加の先生方から具体的な解決方法・さまざまな指導法のご紹介もあり、大変多くの学びをいただきました。
この度は誠にありがとうございました。
文責 T野千秋
2023年4月21日 伊藤楽器メンバーズルームにて第111回ちば市川バスティン研究会が開催されました。
今回の内容は「お悩みぶっちゃけ懇談会」です。先生方それぞれのお悩みや、嬉しかったことなどを発表しました。
K邑先生
支援級に通っている生徒の生徒がとても嬉しい。お悩みは、お月謝袋の返却を失念してしまうこと。先生方の回答・・・頂いたらその場で返却・レッスンノートの表紙に袋を付て、頂いていない場合もノートに記入をして相違のないようにしている、など・・・
K林先生
音符を覚えられない生徒についての悩み。先生方の回答(栄子先生)・・・栄子先生考案の「7つの音」プチ講座を開催してくださいました。
I本先生
手の小さな生徒が良い音を鳴らせるようになるにはどうすれば良いか?
先生方の回答(栄子先生)・・・壁に手をつき、手の中に三角の積み木が入っている形にする。そのまま弾くことができるかどうか。今度はピアノの椅子に座り、手を振っても、首を振っても、足を上げても、指先だけで鍵盤を支えることができるかどうか。秤で重さを確認させるよ、指先に重さを乗せるんだ!と理解してくれる。すぐには伝わらないけれど、少しずつ理解をしてくれる。
H先生
春の弾き合い会を開催。難しくてなかなか仕上がらず大変だったが、どんなレベルの生徒も「この日に仕上げる!」ということができる力がついてきていると感じて嬉しかった。
お悩みは、「練習したくないから辞める」と本人が言ってくるパターンが増えていること。先生方の回答・・・宿題なしでレッスンで練習スタイルにしている・小さな成果を見つけてシール等でご褒美・など・・・
S木先生
お悩み1・・・スケール・カデンツ・アルペジオを「なぜやらなければいけないの?」という子がいること。先生方の回答・・・発表会で表彰等をすると効果がある。
お悩み2・・・振替について嘘をつかれたりすることがあり、やめて頂いたことがある。そのようなご経験が皆様にはありますか?先生方の回答・・・一週間前の申告であれば受けているが、それ以外は断固受けないと決めている・LINEをあえてなかなか返信せず、検討しましたが難しいですとお返事をする・ワンレッスンの提案をする、など・・・
お悩み3ミスを何度指摘しても直らない生徒に困っている。先生方の回答・・・本人に「この曲を終わりにする?」と確認をしてみる・豆粒サイズの花丸で合格にする、など・・・
K林先生
コロナ禍で生徒それぞれの成果を動画公開するようになり、成長もわかりやすくなり、またP Cスキルが上がったのが良かった。
お悩みは、レッスンの入れ替え時間はどのくらいにされているか?先生方の回答・・・入れ替え時間はなしの先生がほとんど。
Y増先生
レッスンを私(Y増先生)に見られたり聞かれたりしたくないという生徒がいて、その通りに対応している。最初は悩んだりしたけれど、親御さんが理解し了承してくれているのでこれで良いんだと思えている。
O原先生
お悩み・・・初心者のコンクール、バッハコンクールとブルグミュラーコンクールどちらがお勧めか。先生方の回答・・・なんとなく、ブルグミュラーAが良さそう・・・とのこと。
その後田口部長への寄せ書きとお花を渡して記念撮影をしました。私は田口部長との関わりは少ないのですが、栄子先生の涙を見て、指導の世界をより良くしていくために長い間苦楽を共にされたのかな、と感じました。私も今目の前の生徒に真摯に向き合い、田口部長のように人の心に残る仕事をしていきたいと思いました。
今回は素敵な会を開催していただきありがとうございました。
文責 O.絵里
あとがき。根津栄子記
ちば・市川バスティン研究会第1回目発足会は2010年、9月6日でした。
その時のレポートは塩屋比呂美先生です。田口博之さんも応援に駆けつけて下さり、写真にも映っていただいていました。
2010.9.6開催の 第1回レポートをぜひ遡ってご覧ください
(市川バスティン研究会 副代表 I.H)
祝合格おめでとうございます!!
バス研メンバーの塚原めぐみ先生がこの度桐朋学園大学音楽学部音楽学専攻に見事合格されました!!
塚原めぐみ先生はお嬢様の舞さんが現在東京藝術大学音楽学部楽理科4年在学中です。親子で素晴らしいですね!
これからもますますのご活躍を楽しみにしています!!
2023年3月10日(金)第110回ちば・市川バスティン研究会が開催されました。
今回は金子勝子先生をお迎えして、
「金子勝子ピアノテクニック講座」
多くの国際的ピアニストを育てたスーパーテクニックとは?
『「指セットplusハノン」で安定した指の支えを』をご講義いただきました。
まずはじめに金子先生の長い音楽人生のお話、指導者としてのお考えなど、たくさんのお話をして下さいました。
波乱万丈でご苦労が多い人生の中でもご自身の工夫とアイデアで乗り越えてこられたお話はとてもドラマチックで興味深く、教訓にしたい言葉が沢山ありました。
指導者というのは様々な生徒に合わせて自分を進化させていく、というお話が特に印象的でした。
そして、ピアニッシモからフォルテッシモまで楽に出せるようになる為のトレーニングである、「指セットplusハノン」の練習方法を詳しく教えて下さいました。
1.指の独立とレガート
1.2年生頃から始める
ノンレガートでやらせる時もある
弾いた指は打鍵したら直ちに力を抜く
2.連打
弾いた指は打鍵したら直ちに力を抜く
3.2と4、5と1の指のために
ここを鍛えないと音の粒が揃わない
4.重音
音がずれるようなら分散して弾いてみる
全部の指に意識がいくように
5.和音の跳躍
弾く前に手が鍵盤を触るようにする
6.オクターブ
5と4に支えをもってくる
音が絶対に切れないように、つながって聞こえるように弾く
7.声部の独立
まずソプラノを出す。
1番上に支えを持ってくる
次に出したい音だけ出す
8.語るレガート
拍子の頭に支えをちょっと入れる
9.ラインを見つける
フレーズの中に出す音を見つける
10.スケール
連打で弾く
レガートでクレッシェンド、デクレッシェンドをつける
11.アルペジオ
腕を捻らない
聴いていて最後まで目を逸らしたくないような演奏、緊張感がある演奏をする為に指導者は何を考えどう生徒を導いていくのか...とても考え させられるお話でした。
最後にバス研の味埜先生が金子先生直々に指セットのレッスンを受けられる事になりました。
金子先生のお話だけでもわかりやすかったですが、実際のレッスンを見学する事でより具体的に理解することができました。
私も生徒さんのレッスンに指セットを取り入れています。
ちば・市川バスティン研究会メンバーの生徒さんが大活躍!
◎ショパンコンクールインアジア、アジア大会速報!
おめでとうございます!!
N津栄子指導の生徒さん
☆ショパン国際コンクールinASIA小学5〜6年部門オンライン大会銀賞
H野寧音さん(小5)バス研メンバーH野葵先生のお嬢様
◎第13回バッハコンクール全国大会結果速報!!
第1回バッハコンクール全国大会結果速報!連絡のあった先生の生徒さんを順に掲載しています
バス研の先生の生徒さんが輝かしい成果を出されていますので、ご紹介致します。
おめでとうございます!!
S屋比呂美先生ご指導の生徒さん
☆小学校1〜2年A部門
U吉
ひかりさん(小1)
銀賞
T石 雪花さん(小1)
銅賞
F永 泰三くん(小1)
奨励賞
Y増めぐみ先生ご指導の生徒さん
☆小学校5〜6年B部門
A部 結愛さん(小5)
金賞
S木由紀子先生ご指導の生徒さん
☆小学校1〜2年A部門
M本 航希くん(小1)
金賞
H野葵先生ご指導の生徒さん
☆小学校1〜2年A部門
K下 真那さん(小1)
銀賞
T原めぐみ先生ご指導の生徒さん
☆小学校1〜2年A部門
H山幾夏さん(小1)
銀賞
N津栄子指導の生徒さん
☆小学校3〜4年C部門
Y田 文香さん
(小3)
金賞&ベスト賞(同じ曲を演奏した中の最優秀賞)
☆中学B部門
S木 捷瀬くん(中1)
金賞 ベーレンライター賞(第1位)(捷瀬君はK川聡美先生の生徒さんで私はレッスンをお手伝いさせて頂いています。)
第109回 ちば・市川バスティン研究会
2023年2月10日(月) ちば・市川バスティン 研究会が伊藤楽器ミュージックサロン船橋とzoom配信で開催されました。
まずは、お知らせからです。
バス研開催の2月10日、19:00から日テレのクイズ番組「あなたは小学5年生より賢いの?」に栄子先生の「NEW こどものスケール・アルペジオ」が登場しました!
番組ではテキストの表紙や五度圏表が映し出され、長調と短調の特徴について、「明るい暗い」 「長い 短い」 「速い 遅い」の3択で選ぶ問題が出題されました。
タレントさんは悩んで答えを出していらっしゃいました。地上波での放送、ワクワクしながら見ました。
今後の予定は
5月21日 赤松林太郎先生の課題曲セミナーと公開レッスンがバス研の講座として開催され、
5月28日 大阪から今野万実先生と中田元子先生をお呼びし、ステップが開催されます。
5月29日に今野万実先生の課題曲セミナーと公開レッスンを開催します。
充実した勉強ができますので、ぜひ皆さま参加してくださいとのことです。
そして今回は
根津栄子先生の24のキーワードを使ったブルグミュラー25の指導法第2弾
[ 7番から12番まで] ということで、『生徒を変身させる24のキーワード』を使いながら指導法を伝授して頂きました。
また、ブルグミュラー25の曲のグループ分けや、指導の順番の例なども教えて頂きました。
【7番 「清い流れ」 】
S木由紀子先生による演奏
右手の3連符、2声の上のメロディーラインを出す。
そのために
3連符の シソレ シソレの ソレの部分をもっと浅く弾くため
シーソレソレ シーソレソレ
シソレー シソレーなどリズム練習させる
バランスを気をつけさせる。
1 の指の横移動の練習
シーシードーラー シーシーレーソー
手首の力を抜きながら
◎中間部左手
レーラー#ドーレー ミー#ドーラーシー
#ドーレーミー#ドー レーソー#ファーミー
大きなな流れで演奏することができるよう
フレーズの点と丸を見ていく
★文章の点と丸が音楽のフレーズに。
◎ 3連符 シソレ シソレ
★ 1でおりて5で上がる
★1と2の指の間はまるく→丸い積み木で
レミレドシラ ソ#ファミレ#ドド
★指手首
★よい音はよい姿勢から
◎曲の中の★心の沸騰の部分をさがさせる。
半音階さがし 半音階を大切にあつかう
カデンツさがし。
テンポはある程度速く、フレーズを出すように。
【 8番 優美 】
演奏 M 聖美先生
右手のターンをいかに綺麗に弾くか
和音の上の音を出す
スラーとスタッカート ポルタート
右手の初めのライン
ドー(レドシド) ファー(ソファミファ) ラ
大事な音のラインを弾いていく
◎早口ことば
ドーレドシド ファーソファミファラ
口でまず言わせる → 言えると弾けるように
なる。
レドシド レドシド レドシド 連続で練習させる
◎ドー レミファソラーソファミレド
鍵盤が、高音になればなるほど弦が短くなるので、しっかり音がでるよう打鍵のスピードに気をつけて弾く(★指 手首)
◎右手 中間部和音 ソドミ
★鉛筆に芯があるように指にも骨がある
ペダル ダンパーが1ミリあがるくらい
◎ 綺麗な音で、★肘の力はゼロ
少し音が弱い子には壁に向かって指をあてさせる
そのまま鍵盤に移動。
★345のとき1と2の間をまるく
1と2の間をまるくしないと 押してひくようになってきたない音になってしまう。
根気よく基本を教え、土台をつくる。
◎ 右手の和音 波線タッチ
まずは輪郭の音だけを弾かせる
バランスが綺麗にとれるよう。
分散和音のバランス練習をさせる。
大袈裟 → 自然に
【 9番 狩り 】
演奏 S屋比呂美先生
単音 和音の連打
跳躍
指づかいの徹底
◎右手の練習
ソ ラ シ ド
ソソ ララ シシ ドド
オクターブの連打の練習、一音ずつ上がる練習をさせると弾きやすくなる
★線ではなく点で
線で弾いていると音色もドタバタする
長靴とハイヒールの違い
長靴を履いているような感触では重くなる
全てを腕からリラックスした状態で弾く
和音の連打は出したい音に意識を持って弾く
左手の和音 ホルンの響き
◎ dolente 中間部
子どもにどうしてここは悲しい場面なのか聞いてみる
◎狩の途中で動物が逃げてしまった
◎動物が狩で死んでしまった
楽語カード帳をつくって新しい楽語はすぐカードに書く
◎2拍子感を出すには
指揮をさせるスーパーボールとビー玉の違いを教えてから!
落とすと弾むこと
先生が指揮をして子どもたちに弾かせるそしてその逆も
オーケストラの指揮をみせる
【 10番 優しい花 】
演奏 K林祐子先生
対話になっている
左で問いかけて右で答えている
アーティキュレーション
2音スラー 4音スラー
下上 下上 ↓↑ ↓↑
この曲の最高音 最低音の確認!最高音と解って弾こう!
◎ポリフォニックな動き
レシラソ #ファソ#ファミ レシラソレー
#ファソ#ファシ ラシラソ #ファソ#ファミレ
うまくとけあったバランスで弾けるように
◎装飾音符
まず装飾音なしで練習してみる
#ドミ レ(ミレ)ー#ド シレ ♯ド(レ♯ド)ーシ
装飾音符にまどわされない拍にきちんと
入る弾きかたで練習をしてから
美しくトリルを入れる練習
◎ポリフォニック的な動き
右 レシラソ #ファソ#ファミ レシラソ
左 #ファソ#ファシ ラシラソ #ファソ#ファミレ
チェロとバイオリンで演奏するように
◎カデンツさがし 半音さがし
こんな小さな曲からでもアナリーゼが出来る様にする。
【 11 番 せきれい 】
演奏 I 本久仁子先生
和音の展開
単音の連打
下りてくる形態
上がってくる形態
冒頭の和音
ソミド ミドソ
和音で弾いてみる
すぐに次の和音を準備
◎せきれいってどんな感じの鳥かな?
ネットで見てみよう。
くちばしがシュッとして、痩せている
動きが速い
指先も引き締まった感じで弾く
細かい指の動き
ついばんでいるように 水をのんでいるように
◎a moll の場面
dolente
どうして悲しいのか
・せきれいが怪我をした
・せきれいが迷子になってお父さんが迎えにきた。
◎重音の2音スラー 上の音をだす。
バランス( 5対5 ではなく上の音のメロディーラインを響かせる)
YouTubeを見せてイメージして弾かせる
【 12番 別れ 】
演奏 S屋比呂美先生
なめらかな3連符の連続フレーズ
右手のメロディー
左手のメロディー
指がしっかり動かせるよう
3 4 5の指の訓練
手首を柔らかく自由に、身体はリラックス
最後 ラドシ ラドミラ
★ 1でおりて5で上がる
最後の和音 きっぱりと。
◎右で3連符の頭の音だけと左手を合わせて弾く練習をして輪郭をつかんでから
↓
右手3連符で弾く練習
中間部
左手 ドミソ ドミソ ドファラ ドファラ
4小節フレーズ
新体操のリボンが軽く回るように。
線でなく点で ★1でおりて5で上げる
★肘の力ゼロ
右手メロディー
ソーミードーラーソーソーミードー
★心の沸騰
ドラド レミレ ドレド シドレ
グーパーのトレーニング ★指手首
★ひじの力ゼロ
次回のブルクミュラーは13番からです。
今秋には
根津栄子先生の「3、4歳の指導」という本が刊行されるそうです!
栄子先生の実際のレッスンの内容や、小さい生徒さんの指導法やポイントが満載の貴重な内容だと思います。
とても楽しみです。
最後にバス研メンバーから栄子先生に感謝の気持ちをこめて、バレンタインのチョコレートとお誕生日のプレゼントをお渡ししました。
栄子先生、おめでとうございます!
今回 ブルグミュラー6曲の24のキーワードをまじえた細かい指導のポイント、また指導の順番やグループ分けなども詳しく教えていただいて、
大変わかりやすく勉強になりました。
演奏してくださった先生方、栄子先生、ありがとうございました。 文責T.泉美
第108回ちば市川バスティン研究会 (2023年1月20日(金)開催)
新年初回のバスティン研究会は永瀬礼佳先生をお迎えして 「できる!たのしい!はじめてのがくてんワーク」上巻の指導法と活用法をレゾナンスとzoomにて開催されました。
バス研では何度も聞かせていただいいている礼佳先生のお話ですが、その度に感動しています。
こちらのワークは、ムジカノーヴァ連載中から、レッスンにすぐにアウトプットできる素晴らしい 内容でした。
このワークをいかにして使うか実践を含めたバス研オリジナルの講座、栄子先生、礼佳先生、バ ス研の先生方のお心遣いが伝わる温かいセミナーとなりました。
こちらのワークは、音大レベルの楽典を幼い生徒でもわかりやすく学ぶことができます。
『楽典の知識はより良い演奏をするために必要なことである』という真の目的のために 無駄なく無理なく順序立てて並べられています。
解釈という種を蒔くと、表現という芽が出て、テクニックという花が咲き、またそこから種が取 れて・・・ 一般的には花が咲いてゴールとなりがちですが、種が取れてまた蒔くと言葉が続いた時に 音楽の学びは、深めてゆく喜びもあり、その喜びを幼いからまだ無理と年齢で線を引かず 生徒の目線に立ち、幼いなりに学びを深める喜びを体験させる大切さが伝わります。
導入のお話も交え、ワークに入る前、終えた後の流れも参考になります。
ペッツオルト作曲「メヌエット」、ブルグミュラー作曲「アラベスク」の2曲を例に、 楽典ワークで学んだ知識を楽譜を見ながら、実際に生徒と一緒に振り返ることで、楽典の知識か ら得た解釈が表現を探し始めてゆく様子がわかります。
そこには自分がどう表現すれば良いのか、生徒自ら手繰り寄せることができるのです。
私も「やさしいインベンション」のテキストを用いながら、 導入期から積み重ねてた楽典の知識を元に、曲を紐解く作業をレッスンでしていますが、 この方向は間違っていないと確認できた貴重な時間でした。
実際のレッスン動画を見せてくださり、わずかな時間で楽典を進めている礼佳先生。 またご自身の育児のお話もユーモアを交えお話してくださり、 幼い生徒さんに楽典を伝える難しさも音楽の本質を届ける優しさと変わります。
幼い生徒達にわかりやすく馴染みやすいこのワーク。
先生が言ったからこう弾くのではなく、自分で考えて私は(僕は)こう弾く・・・の裏付けとなり、 生徒が自分だけの音楽を奏でられる喜びを感じられるレッスンを届けられるよう これから先も大切に使っていきたいと思います。
文責 S.綾子
第107回ちば・市川バスティン研究会 本村 久子先生
御木本メソッドは御木本澄子先生が1964年より、ピアノを弾く神経伝達が上手くいく方法、手の筋力を付ける方法から考えられたメソッドで上達への近道を考案されている。
今回は体の使い方、呼吸=脱力についてお話いただきました。
指、腕、肩、の動きを支えているのは、目に見えない骨、筋肉。骨のない部分を支えているのは腹筋群、背筋群。
腹筋、背筋などで支えられた軸がしっかりしてないと、体のバランスが崩れる。姿整が悪くなる。軸は坐骨の位置が重要で、軸をぶらす横の動きはさけたい。
ゆっくりな曲、速い曲を参加者に弾いていただき、実際に力の抜き方、脱力の方法をまなびました。
ピアノを教える立場の私たちに対し、小さい生徒さんへの注意がありました。
4歳ぐらいの生徒さんは、まだ指の間の骨が開いている、12歳ぐらいでやっとしっかりしてくるので、それまでの間に無理をすると指の関節が曲がってしまうこともあると。
体全体の動きに注意をうながされました。 文責K.文子
葵先生おめでとうございます!!
バス研メンバーの畠野葵先生がブルクミュラーコンクール東京ファイナルで審査員デビューされました。
素晴らしいですね!!これからも益々のご活躍を楽しみにしています。
ちば・市川バスティン研究会メンバーの生徒さんが大活躍!
ブルグミュラーコンクール東京ファイナル結果速報!!おめでとうございます!
ブルグミュラーコンクール東京ファイナル結果速報!連絡のあった先生のみ掲載しています
バス研の先生の生徒さんが輝かしい成果を出されていますので、ご紹介致します。ご連絡をいただいた順にアップします。下から上に新しい記事になります。
◎O室みどり先生ご指導の生徒さん
☆小学5〜6年A部門
銀賞 F野日和さん
◎K藤幸子先生ご指導の生徒さん
☆小学3〜4年A部門
金賞 O本拓樹くん (小4)
☆小学3〜4年B部門
銅賞 M竹元ノ介くん (小3)
ブルグミュラーコンクールレッスン賞受賞
◎T村玲子先生ご指導の生徒さん
☆小学1〜2年A部門
金賞 W邊惺太くん
銅賞 M島和奏さん
◎S木由紀子先生ご指導の生徒さん
☆小学1〜2年A部門
金賞 T村 信慶くん(小2)
銀賞 O野 葵さん (小1)
ブルグミュラーコンクールレッスン賞受賞
◎M埜裕子先生ご指導の生徒さん
☆小学1〜2年A部門
金賞 O曽根英奈さん(小1)
◎S屋比呂美先生ご指導の生徒さん
☆小学3〜4年A部門
銀賞 K本彩莉さん (小4)
◎H野 葵先生ご指導の生徒さん
☆小学1〜2年A部門
金賞 K下真那さん(小1)
銀賞 N野響翔くん(小1)
☆小学3〜4年A部門
金賞 S井菜音さん(小3)
ブルグミュラーコンクールレッスン賞受賞
◎根津栄子指導の生徒さん
小学3〜4年B部門
銀賞 Y田文香さん(小3)
2022年11月11日 伊藤楽器メンバーズルームにて第106回ちば市川バスティン研究会がレゾナンスとzoomにて開催されました。
今回は、のセミナーでした。
山本美芽先生による「好きな音楽を探求するレッスンの可能性〜調べ学習を基礎基本で支える〜」
山本美芽先生・・・音楽ライター・ピアノ教本研究家。音楽専門雑誌にて、一流アーティスト・教育者に取材。著書に「ピアノ教本ガイドブック」「音楽力を伸ばす譜読みの基本」「りんごは赤じゃない」「練習しない子のためのピアノレッスン」など。2013年より、全国でピアノ講師向けのセミナーに登壇、その数およそ300回以上。
今回のセミナーは、「既存の教本を好まず好きな曲を今すぐ弾きたい!」という生徒の個性を潰さずその子らしい個性のある子に育てるためにどのようなアプローチをしていくか、また講師側の心構えについて。
《感想》
私の教室にも教則本ではなく好きな曲に取り組みたい生徒は沢山いますが、私自身が基礎を避けて好きな曲で無理矢理育ったことで大後悔をしているので、生徒には誤魔化しながら、本当に好きな曲を弾ける日がくるまで引っ張っていました。
山本美芽先生のおっしゃる通り背伸びをしなければならない好きな曲の指導はオーダーメイドなので、講師側の根気と努力が必要で、登山型のレッスンは相当なエネルギーを消費するものと感じます。しかし今回のセミナーを受講してみて、生徒の思いを尊重してこちらも懸命に向き合うことで、基礎として欠ける部分はあれど、思いの詰まった作品は生徒の心も聞き手の心も動かす素晴らしいものが生まれるのではないかと思いました。
実際に伴奏オーディションなどで生徒は思いもよらぬパワーを発揮することがあります。とても弾けないレベルなはずなのに・・・私はその姿をみて、心の中にキラキラしたものが降り注ぐような感覚になります。生徒も、落ちたとしても頻繁にその曲をジャカジャカ弾いていることがあります。あぁ大変だったし落ちたけど、お互いにとって素晴らしい機会だったのだなと、いつも思うことができます。
背伸びした曲に付き合うことはあまり良くない言葉で言えば、正直「面倒臭い」です。でも、その面倒臭いの中には常に大切なことや想像もつかない輝き詰まっていることを忘れずに、これからも指導をしていきたいなと思います。
今回はとても素敵なセミナーを開催していただきありがとうございました。 文責O.絵里
2022年10月14日(金)ちば市川バスティン研究会がレゾナンスとzoomにて開催されました。
今回は、昨年に引き続き根津理恵子先生による第2弾『ショパンを演奏する時に気をつけること、
演奏を交えて』のショパンセミナーでした。
ショパンは、ヴァイオリストのジヴヌィにピアノの手ほどきを受け、奏法は、ショパン独自で編み出しました。その奏法は、独特なこだわりに基づいた高度な難しいものでした。
ショパンの教えを受け継いだ弟子は、ポーランド人のカロル・ミクリやラウル・コチャルスキです。
その弟子たちが残した言葉や楽譜から見えてくるものをお話しして下さいました。
1.指導者としてのショパンから見えてくるもの
@体のポジション
・椅子は高め
・体を傾けなくても鍵盤の両端に手が届く位置
・最初のポジションは、肘は白鍵の高さ、手は自然の形で傾けたりしない。
・短い指の1.5は白鍵で、長い指の2.3.4は黒鍵の上に自然と乗る形で自然に丸くなる。
無理な力をかけない。
Aスケール・アルペジョ・手にやさしく
・不揃いの指たちは、個性、ニュアンスとしてひびきを出す。
・黒鍵に2.3.4の指のポジションということで、♯や♭が多い曲が多い。
・スケール・アルぺジョは、♯.♭が多い調からだんだん減らしていく練習をすると良い。
・ショパンの曲を弾く前に、H.Des.Gesdurのスケールの練習はおすすめ。
・スケールも様々なタッチで練習する。
(手首を使わないスタッカート、ノンレガート、レガート、pp〜ff)
・『弟子から見たショパン』音友に詳しく書いてある。
B楽譜をきちんと見て
・楽譜に忠実に弾く
・交差する指使いやすべらせる指使いでレガートにする。
・空間でのレガート作りも大切。
Cうたとフレージング、手首の柔軟性
・フレージング、着地点や呼吸をする場所が見えてから演奏する。
・イタリヤ歌曲ベッリーニの影響が強い。
・どんな音形になってるか見ると、自然と抑揚がついてくる。
例外の時は、指示がある。
・4小節、8小節単位のフレーズ感は、手首で表す。
・ショパンが大事にしていた手首の使い方は、左右に柔らかい(内側、外側)ことであり、
音のニュアンスを表現できたり、離れた音形もレガートにできる。
・ショパンは、ルバートの人と言われている。ルバートのタイミングは、たくさん歌曲を聴いて
歌いまわしを馴染んでいくことが大切。
ルバートは、拍を無視することではない。左手のテンポは、一定である。
右手・・葉っぱは風に揺れている。
左手・・幹は揺らがない。
楽器を完全に使いこなして、結果シンプルに弾く演奏が良い。
つまり、ピアノを思うがままに操れて、考えなくても自然にルバートができるようになると良い。
Dペダル
・楽譜に忠実にする。
・楽譜通りにして濁った場合は、タッチの問題。
・どの版の楽譜に共通するペダルを見忘れることのないようにする。
2.動画(中継)によるアドバイス
@ エチュードGes-dur Op.10-5
A ワルツDes-dur Op.70-3
B ポロネーズgis-moll Op.posth.
C ノクターンEs-dur Op.9-2
3.お悩み相談コーナー
@ ワルツDes-dur Op.64-1
A ワルツF-dur Op.34-3
B エチュードf-moll Op.25-2
C ワルツa-moll Op.posth.
(ワルツDes- dur Op.70-3)
《感想》
理恵子先生は、長年ポーランドでショパンを勉強され、ショパン国際コンクールファイナリストにな
られた方です。そんな凄い理恵子先生の演奏を交えながらのセミナーは、夢のような2時間でし
た。zoomからの音色でもうっとりするのですから、レゾナンスでの生の音色は、またどんなに素晴
らしかったことでしょう。
男の子お二人子育て真っ最中の理恵子先生ですが、演奏活動やセミナーデビューもされ、
大活躍の日々をお過ごしです。
本日はご多忙の中、たくさん学ばせていただき心より感謝申し上げます。
そして根津先生、塩屋先生、いつも貴重な素敵な研究会をありがとうございます。
文責 G藤彰子
Y.めぐみ先生のご感想
先日は理恵子先生の素晴らしいセミナーをありがとうございました。
理恵子先生の表現、音色、本当に素敵で感動しました。
いくつかの曲で、
この音を軽くするとペダルが濁らない、という部分がとても勉強になりましたが、
自分でやってみて、加減がなかなか難しく、
濁らせない効果的なペダル、について、もっと伺いたいと思いました
また、ショパンの曲にたくさん出てくる装飾音符の数や入れ方、合わせ方も
もっと詳しく聞きたかったと思いました。
4連符など、
ゆっくり入って速く次に馴染ませる、というのも、
今までなんとなくの感覚でやっていたので、
生徒に自信を持って指導出来る、素晴らしいキーワードだと思いました。
そのあたりもまた理恵子先生のお話、たくさんきかせて頂きたいと思いました。
理恵子先生のセミナー、またぜひ受講したいです!2022.10.19 記
第104回ちば・市川バスティン研究会
2022年9月9日(金)ちば・市川バスティン研究会が、伊藤楽器ミュージックサロン船橋とzoom配信で開催されました
まずは、お知らせからです。
・E田洋子先生が、指導者ライセンス 演奏・実技 上級合格
・ピティナコンペティション指導者賞受賞 H野葵先生、T村玲子先生、根津栄子先生
・9月28日伊藤楽器ミュージックサロン船橋にてセミナーが開催されます
・根津理恵子先生による「ショパンを演奏するときに心がけたいこととは?」
今回は、ブルグミュラーコンクールを見据え、根津栄子先生による「ブルグミュラー25の魅力」第1番〜第6番でした。バス研メンバーである先生や、先生の生徒さんに演奏をして頂き、演奏後に栄子先生による大変勉強になるアドバイスをして頂きました
『素直な心』 S木由紀子先生の生徒さんによる演奏
・ペダルを入れるポイント
・和音の音量のバランス
・フレーズの変わり目は意識する
・ゆっくり練習は大事である事
『アラベスク』 K藤幸子先生の生徒さんによる演奏
・調が変わるところは意識する
・リタルダンドの自然な演奏
・クレッシェンドの弾き方
・音が大きく飛ぶ場合の弾き方
・和音の音量のバランス
『牧歌』 K藤幸子先生の生徒さんによる演奏
・頂点の音の弾き方
・連打の音の弾き方
・バスの音の流れを意識する
『子供の集会』Y増先生による演奏
・3度和音の上の音を出す方法
・6度和音のレガート奏法
・3度の和音を美しく弾くポイント
・スタッカートの弾き方
・最後の音の弾き方
『無邪気』 K野先生による演奏
・強弱のポイント
・クレッシェンドはテンポ一定に
・ハーモニーに変化
・1と2を丸くして弾くポイント
『前進』 S屋先生による演奏
・2音のスラーのポイント
・耳で聴く音のポイント
・ペダルを入れるポイント
・リタルダンドの自然な演奏
・弾き始めと終わりの弾き方
・ペダルの使い方
まとめ
・スラーに種類がある事を知っておいた方が良い
・会場のピアノはいつものピアノと違うので、色んな会場でのピアノ経験があると尚更良い
・教本は指定ではないので、色んな解釈がってあって良い
栄子先生のレッスン内容のビデオ鑑賞がありました
第1回目の特別編として「貴婦人の乗馬」です
指導内容をしっかり吸収出来る、小学3年生の生徒さんのDVD視聴でした
先生と対等にお話が出来ていて、レベルの高いレッスン内容でした
ブルグミュラーの曲を通して、的確なアドバイスで、素敵な音を出せるように指導して頂きました
大切なポイントがたくさん詰まった素敵な内容でした
演奏して頂いた生徒さん、先生、栄子先生、ありがとうございました 文責 K.祐子
以下副代表 S.比呂美先生より届いたレポートです
最後は栄子先生普段のレッスン風景「貴婦人の乗馬」DVD視聴です。
レッスン初めの演奏は、小学3年生なのにしっかり弾いているなという印象でした。
「クレッシェンドでテンポが速くならないように」というアドバイス、うちの生徒もやりがちだなと納得。
「左手伴奏の連打の最後が長くなる」というアドバイスにすぐ直せるモデル生徒さん!
「MP関節を出して手の形をつくってから和音を弾く」「最後の1音はそこそこ待って弾く」など、栄子ワード炸裂で何とわかりやすいレッスン!
コーダでは両手のスケールの左手を頑張り過ぎないよう、ピアノの弦の長さや型で説明し、フォルテだからといって両手で頑張って弾いてはいけないことを再認識。
気がつくと生徒さんの演奏がガラッと変わり、たった20分間のレッスンでピアニストのようになっていました。
栄子マジックです!
バス研の先生が、このレッスンを観ると自分のレッスンは『クズ』と言っていました(笑)。クズでは無いと思いますが、確かに自分のレッスンと違い過ぎました。
素晴らしいレッスンを拝見できてとても勉強になりました。
ありがとうございました。
文責S.比呂美
指導者ライセンス合格おめでとうございます!
ちば・市川バスティン研究会メンバーの E田洋子先生がピティナ指導者ライセンス『演奏実技上級』に合格されました。
9月9日の研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
素晴らしいですね!!これからもますますのご活躍を期待しています。
ショパンランドコンクール本選進出おめでとうございます!!本選は10月22日〜23日白寿ホールにて
幼 児部門 N津隈菫さん H野葵先生の生徒さん
3〜4年部門 K下七彩さん H野葵先生の生徒さん
O田美怜さん N津栄子 N津理恵子の生徒さん
本選でもますます頑張ってください!
ピティナコンペティション指導者賞受賞ちば・市川バスティン研究会の先生方五十音順
おめでとうございます!!
T村玲子先生(初)
H野葵先生(3回)
ピティナコンペティションベスト賞受賞
D級 U田穏空さん(中1)
N津栄子指導
D級 S木捷瀬くん(中1) N津栄子指導
速報 第一回世田谷音楽コンクール本選会金賞
眞里那(まりな)ちゃん おめでとうございます!
第一回世田谷音楽コンクール本選 (オーキッドミュージックサロンに於て)
2022年8月7日(日)
毛利眞里那さん(小4)
(M埜裕子先生ご指導)
穏空(しずく)ちゃん おめでとうございます!
第46回ピティナコンペティションD級東日本栃木1地区本選会(宇都宮短期大学須賀友正記念ホールに於て)
U田穏空さん(中1)の全国決勝大会出場が決まりました。
(N津栄子、N津理恵子指導)
会場:東京オペラシティリサイタルホール
日程:8月18日(木)8月19日(金)演奏日時の詳細は後日お知らせ致します。
速報 第46回ピティナコンペティション全国決勝大会進出
おめでとうございます!!
第46回ピティナコンペティションA1級本選会に於て生徒さんの全国決勝大会出場が決まりました。
(U村崇子先生ご指導)
会場:よみうり大手町ホール
日程:2022年8月18日(木)
演奏時刻の詳細は後日お知らせ致します。
速報 第46回ピティナコンペティション全国決勝大会進出
芽生(めい)ちゃんおめでとうございます!!
第46回ピティナコンペティションA1級東日本千葉2地区本選会に於て坪内芽生さん(小2)の全国決勝大会出場が決まりました。
(H野葵先生ご指導)
会場:よみうり大手町ホール
日程:2022年8月18日(木)
演奏時刻の詳細は後日お知らせ致します。
捷瀬(はやせ)くん おめでとうございます!
第46回ピティナコンペティションD級東日本千葉1地区本選会(千葉市美浜文化ホールメインホール)に於て
S木捷瀬君(中1)の全国決勝大会出場が決まりました。
(K川聡美先生、 N津栄子指導)
会場:東京オペラシティリサイタルホール
日程:8月18日(木)8月19日(金)
演奏日時の詳細は後日お知らせ致します。
2022年7月8日 伊藤楽器メンバーズルームにて第103回ちば。市川バスティン研究会がzoomと 対面のハイブリットで開催されました。
内容はパーティーAを使っての指導法、お悩み解決!
対面は根津栄子先生を含め、5人で少人数でしたが、その分、色々話しを聞く ことができました。 またアプリの音源に合わせて弾いてみたのもとても楽しかったです。
発表は4人、それぞれ、導入教材は何を使っているか、から始まりました。
K.H先生は、パーティーAから始められていて、何より、勉強熱心でさまざまな バスティンの先生方のセミナーや講座もたくさん受けられており、それぞれの 良い指導法やグッズも少しずつチョイスしていらっしゃいました。 手作り教材もたくさん!小さい生徒さんが釘付け、になる様子が目に浮かびました。
K.K先生は、バスティンを使って2年でブルグミュラーの『貴婦人の乗馬』が弾けるようになった 生徒さんもいらして、やる気のある子はどんどん上達しているそうです。
Y.M先生はまだ使ってないので、今日この日の為に購入していらしたそうです。 先生の導入教材の中に、『スピードバイエル』『短期終了バイエル教本』と初めて耳にする教本で、 なんでも、1曲ではなく大事なパッセージのみを弾いたり、半分の量で終われるように工夫され ているのだそうです。
帰りに、楽譜売り場で確認しました!
S.H先生は、最初はパーティーAは使用していなかったそうでオールインワンをお使いとの事。 でも、パーティーAのアプリの音源を聴かせてくださり、こちらがとても楽しいですよね~との話 しで実際に皆さんで弾いてみましょう!となりました。
栄子先生のご指導のもと、音源に合わせて弾いてみました。
それぞれ、曲調にあって楽しい伴奏や、これは、、、、この曲のタ イトとはちょっと合わないな・・・(私感ですが)も感じました。
また、イントロは間奏などもあるので、指導者がきちんとわかって 指導しないといけないとわかりました。
栄子先生は、お嬢さんの理恵子さんを当時、パーティーの前身でも ある教材で育てられて、今では、小さい子達でも、このパーティーAの段階から、しっかりした指 の形・バタバタ弾きにならないように支えがある奏法をしっかりと指導されるとお話しされてい たのが、とても感動しました。
そして私は・・・と言いますと・・ バスティンをメイン教材にしたのは、おそらく20年以上も前で東京で毎年開催される夏季集中セ ミナーに泊まりで数年参加しておりました。
その当時は、まだ音源もなく、その後、フロッピー ディスクが発売され、全て今でもありますが、その頃より、今の方がずっと良い音源でした。 今回、また基本に戻って勉強し直す機会をいただき、ありがとうございました。
文責 E.M
第102回ちば・市川バスティン研究会
6月12日(日)日本を代表するピアニスト赤松林太郎先生による2022年ピティナコンペティション課題曲コンサートwithレクチャーがレゾナンスで開かれました。
大変ご多忙の中いらしてくださいました。
以下の曲の解説を時代背景と共にユーモアを交えながらご紹介いただき、各曲極上の素晴らしい演奏をご披露くださいました。
[バロック]
ラモー:リゴドン/ バッハ:メヌエットト長調、ポロネーズト短調、
インベンション1番/ヘンデル:ガボット/ローリー:小フーガ4番/
スカルラッティ:ソナタK.146
*バロック時代は装飾音を入れてより華やかに演奏するのが主流でした。バッハ、スカルラッティ、ヘンデルは同じ年号に生まれた作曲家です。特にバッハの曲は、感覚を研ぎ澄ます事により毎回初めて弾く曲のように新鮮さを感じて弾く事ができます。
[近現代]
ショコスタコーヴィッチ:ワルツ/ 池辺晋一郎:マッチの棒のマーチ/
三善晃:海のゆりかご/ パブ・ラヨシュ:リズムの遊び/ 平吉毅州:
四月のセレナーデ/ 河合響:カラクリ時計/ ハチャトリアン:エチュード/
カスキ:バラの花園の乙女/ 小澤邦彦:La folletta/
*楽譜の記述のテンポではなく、ショコスタコーヴィッチの「ワルツ」のテンポは、ワルツの踊りのテンポで。三善晃の「海のゆりかご」のテンポはシューマンの「トロイメライ」またはブラームスの「ワルツ」のテンポ感で演奏しましょう。
[古典]
ハイドン:ドイツ舞曲/ バイエル:93番/ ヴァンハル:ソナチネへ長調/
ベンダ:ソナチネト長調/ ドゥシーク:ソナチネ変ホ長調/ クーラウ:
ソナチネ5番第一楽章/ ハイドン:ソナタ42番第二楽章/ モーツァルト:
KV570第一楽章/
*古典派の作曲家は、ソナタと交響曲を必ずセットで作曲しました。ソナタを演奏する時はオーケストラの弦楽器や管楽器、打楽器をイメージしてピアノ演奏することがとても大切です。現在はYouTubeで手軽に交響曲を聴けるので是非活用しましょう。
[ロマン]
フィンランド民謡:野いちご/ グルリット:勇敢な兵士/ ギロック:
タランテラ/ マイカバル:こどものダンス/ シューベルト:ワルツop.18-6/
メリカント:ワルツ・レント/ グリーグ:小鳥op.43-4
*「勇敢な兵士」は、落ち着いたテンポで2拍子生き生きと付点音符のリズムに気をつけて。「タランテラ」は3連符で軽快に生き生きと。古典時代までのメヌエットからロマン時代のワルツに移り変わります。シューベルトの「ワルツ」は、ウィンナーワルツ。メリカントの「ワルツ」は叙情ワルツです。
最後にショパンエチュード作品25-1「エオリアンハープ」を極上の音色で演奏してくださいました。
午前中のレクチャーに続き午後は課題曲公開レッスンが開催されました。
レッスンを受ける子供達に寄り添い子供の目線での的確なアドバイスで子供の演奏が瞬時に変わって行く様子を見て聴衆の皆様は思わず感嘆の声を上げて聴き
入りました。
赤松先生のユーモア溢れる温かいお人柄と豊かな音楽性・優れた演奏力に心打たれる1日でした。
貴重なコンサートwithレクチャーと公開レッスンを企画してくださいました根津先生、塩屋先生に心から感謝しております。
文責 K藤幸子
令和4年5月16日(月)
第101回ちば・市川バスティン研究会がレゾナンスとzoomにて開催されました。
前回100回記念からまた気分も新たに、101回目のバス研は永井礼子先生をお迎えし、セミナーと公開レッスンを開催致しました。
@永井礼子先生にインタビュー
学生コンクール入賞の生徒を育てるにはどの様なレッスンを展開されているのか。
導入からの指導法と教材を具体的に、根津栄子先生のインタビュー形式で教えて頂きました。
現在札幌市にお住まいで、学生コンクール等多数の入賞者を輩出していらっしゃる永井礼子先生。
演奏家としてもご活躍で、兵庫県在住のお姉様池田寿美子先生と姉妹デュオコンサートを定期的に開催しいらっしゃいます。
お嬢様はヴァイオリニストの永井公美子さんで、根津理恵子先生とも何度も共演されています。
ヴァイオリニストのお嬢様を育て上げられた子育て経験、
また発達障害のある現在高校生の生徒さんを小学2年生の頃からレッスンされ、ショパンコンクールインアジアの最高位を受賞した経緯などから、
子どもは突然変わる時期がある、一気に成長する目覚める時があるという貴重なお話を伺う事ができました。
A永井先生に質問コーナー
レッスンで困っていること等、永井先生にバス研メンバーの先生達よりフリータイムの質問コーナー。
メンバーの先生方より以下のように様々な質問が出ました。
・ハノンやバーナム等、テクニックの教材をどのように使って指の訓練などをされるのか。
・ヴァイオリニストのお嬢さんを育て上げた永井先生に、我が子への毎日の練習に対する上手な声掛けの方法。
・身体の小さい生徒さんがコンクール等でピアノの音を力まずに響かせるにはどうしたら良いのか。
・生徒さんが身体を不自然に動かさずに表情豊かに弾けるにはどうしたら良いのか。
・新しい課題を中々器用に習得できない生徒さんへどう指導したら良いか。
・小さい生徒さんが手首を上手く使ってフレーズを歌わせるにはどうしたら良いか。
・エチュードで中々テンポを上げて弾く事が出来ない高校生の生徒さんをどう指導したら良いか。
・コンクールを受けるまでに至らない楽しくピアノを続けたい生徒さんのモチベーションを保つにはどうしたら良いか。
・生徒さんが姉妹兄弟等で連弾する場合、仲良く楽しく連弾出来る秘訣を教えていただきたい。
以上のような質問に一つ一つ丁寧に簡潔にわかりやすくお答えいただきました。
B公開レッスン
栄子先生の生徒さん(中学1年生)をモデル生徒に、公開レッスンしていただきました。
曲目はピティナコンペティションD級
シンフォニア第6番/バッハ
ソナタk.570第3楽章/モーツァルト
星の国から/尾高惇忠
以上3曲、生徒さんの素敵な演奏を聴かせていただきました。
特にモーツァルトのソナタについてはオペラチックな曲なので、モーツァルトのオペラをDVD等で観てみて参考にしてみると良い。
オペラなので様々な登場人物が出て来る、若い娘さん、おしゃべりなおばさん、怖いおじさん等々キャラクターの違いを表現しイメージを膨らませ最後はカーテンが閉まりオペラが幕を閉じる。
同音連打はニュアンスを変えたい所は指を変える、太鼓のように弾く所は指を変えない方がいい。永井先生の的確な言葉掛けでより音楽が立体的に、色彩豊かに色付けされる様子が素晴らしかったです。
セミナー前日に江戸川東地区のステップでアドバイザーをしていただき、
ステップの翌日だからこそ今回レゾナンスでのセミナーが実現し、永井先生の貴重なお話を聞ける機会となりました。
永井先生の熱意あるご指導と温かいお人柄に触れることができ、今回も貴重な勉強をさせていただき感激いたしました。
いつも学びの場を与えてくださる根津先生、塩屋先生感謝いたします。
次回赤松林太郎先生の講座も楽しみです。
文責 K野敬子
2022年4月8日
ちば・市川バスティン研究会・100回記念!
伊藤楽器ミュージックサロン船橋とzoom配信で開催されました。
@ピティナコンペティション連弾初級A・B・Cをみんなで弾こう!
A『バス研100回の歩み』鑑賞
B先生方の近況報告
Cお楽しみくじ
盛り沢山な内容で、
オンライン視聴でもつい笑顔になってしまう、楽しく感動の第100回記念でした。
@連弾
「ピティナ連弾課題曲を弾こう」コーナーでは初級A.B.Cの課題曲を皆さんで弾き合いしました。
直接顔を合わせるのも久しぶりだけでなく、連弾の合わせも1組1回のみとびっくりするスケジュールでしたが、皆さん何なくこなしていらっしゃり、本番では2回目と思えないレベルの高さで演奏されていました。
やはりちば市川バス研のメンバー恐るべし。
そして、皆さん生き生きと弾かれ、仲間と一緒の連弾は楽しいとの声続々。
また是非企画したいと思いました。文責 S屋比呂美(連弾のみ)
A『ちば市川バスティン研究会 100回のあゆみ』
2010年9月 伊藤楽器本八幡センターで発足会が行われてから今日までの12年間にお迎えした素晴らしい講師の皆様や、
メンバーの先生方の懐かしい写真のスライド(作成・猪本先生)をプロジェクターで鑑賞しました。
12年間大切に積み重ねてきたバス研の軌跡を振り返りました。
ここでサプライズ!!
バス研メンバーのピアノ指導力向上のために惜しみ無く指導法をご教授下さり、素晴らしい学びと交流の場を与え続けて下さる根津先生へ、心から感謝を込めて…。
感謝状とお花が贈呈されました!
根津先生、本当にありがとうございます!
B近況報告では、100回を心からお祝いする言葉や根津先生への感謝の言葉で溢れ、とても感動的でした。
また、先生方の日頃のレッスンの様子や発表会のお話などを報告し合い、充実した時間となりました。
7月開催の武蔵小山ステップでは、根津先生と理恵子先生がアドバイザーでいらっしゃるそうです!
また、月刊ショパン6月号に、バス研の記事が掲載されるそうです。楽しみですね!
Cお楽しみくじは、会場とオンラインで参加の先生方に、くじ引きが用意され、全員に素敵なプレゼントが当たりました!
最後に、根津先生のお言葉で100回記念を締め括られました。
「バス研の皆さんの素晴らしさを再確認しました。」
「メンバー皆さんを家族のように思っています。何でも相談して下さい。
一人ではないです。協力し合っていきましょう。」
「コンクールに生徒さんを参加させることについて、自信が無くても先ずは勇気を持ってやってみること。結果ではなく努力する過程が大事です。
会場に行ってみると、なるほど!と気付く事も多く、指導力の向上にも繋がります。」
お言葉一つ一つが温かく深く心に響きました。
【感想】
12年間の大切な一回一回の積み重ねには、沢山の楽しい時間と共に見えないご苦労も多々あったことと存じます。
根津先生の素晴らしいご指導といつも笑顔を絶やさず温かいお人柄、塩屋先生をはじめ 素敵な先生方のご協力とバス研への熱い思いを改めて感じる100回記念でした。
「仲間」「繋がり」「一人ではない」というお言葉は、個人教室をしている私達ピアノ指導者を強く励まし支えて下さいます。
バス研に入会させて頂き、皆様と一緒に沢山の貴重な学びや交流をさせて頂けることに本当に感謝しております。
これからも末永く、宜しくお願い致します。
以下、これまでの開催一覧です。
【2010年】
・準備会(8月)
・第1回 発足会 伊藤楽器本八幡センターにて(9月)
・第2回 根津栄子先生『バスティン・パーティ指導法、お手玉トレーニング・調カード作成』(10月)
・第3回 『メンバーによる発表』(11月)
・第4回 根津栄子先生『指導法』、『お手玉パフォーマンス』(12月)
【2013年】
『こどものスケール・アルペジオ』発売(1月)
『チェルニー30番 30の小さな物語』発売(2月)
・第5回 根津栄子先生『リズム・読譜』『パーティC』(2月)
・第6回 根津栄子先生『パーティD』『ピティナ課題曲 レクチャー』(3月)
・第7回 根津栄子先生 『指導法』(3月)
・第8回 根津栄子先生『レッスンDVDを観て・ 指導法』(4月)
・第9回 藤原亜津子先生 『こうして生徒は上達した』(5月)
・第10回 根津栄子先生『レッスンのDVDを観て・ 指導法』『調カード作り』(6月)
・第11回 根津栄子先生『リズム指導の教材研究』『正十二面体を作ろう』(8月)
・第12回 石嶺尚江先生 『ブルグミュラー25で生徒のやる気倍増!前半』(9月)
・第13回 根津栄子先生 『レッスンのDVDを観て・指導法』(10月)
・第14回『チェルニー30番セミナー』(11月)
・第15回 二本柳奈津子先生 『名曲の妥協なき指導』(12月)
【2014年】
・第16回 石嶺尚江先生 『ブルグミュラー25で生徒のやる気倍増!後半』(1月)
・第17回 『メンバーによるオリジナル教材の紹介』(2月)
・第18回 長谷川淳先生 『タッチセミナー』(4月)
・第19回〜21回 川崎紫明先生、四宮香子先生 『音符ビッツ』(5月〜7月)
・第22回 緒方先生 『子供たちの歌声を引き出そう』(8月)
・第23回 今野万実先生@『音にこだわるレッスン』(9月)
・第24回 根津栄子先生 『レッスンのDVDを観て・ 指導法』(10月)
・第25回 『鍵盤ハーモニカでインヴェンションを弾こう』(11月)
【2015年】
・第26回 『教材持ち寄り大作戦@』 おすすめ教材を9名の先生が紹介(1月)
・第27回 二本柳奈津子先生 『みるみる音が変わる 指導のためのヒント』(2月)
・第28回 『教材持ち寄り大作戦A』 、根津栄子先生 『ベーシック指導法』、塩屋先生 『指導者検定合格に至るまで』(3月)
・第30回 今野万実先生A『はじめてのギロック・こどものためのアルバム』(6月)
・第31回 根津栄子先生 『ピアノベーシック1 指導法』(7月)
・第32回 根津栄子先生 『ソルフェージュ指導法』(9月)
・第33回 赤松林太郎先生 『ペダル講座withミニコンサート』(10月)
・第34回 根津栄子先生 『レッスンDVDを見て・指導法』(11月)
【2016年】
・第35回 『バスティンフォーラム準備』、根津栄子先生 『質問コーナー』(1月)
・第36回 後藤ミカ先生 『ミラクル連弾』(2月)
・『バスティンフォーラム 』浜離宮にて、レッスングッズ4種類を販売。
・第37回 鈴木先生 『レッスンのビデオ撮影をしての気付き』、峰先生 『歴史的視点から音楽を学ぶ』(3月)
・第38回 根津栄子先生『悪い癖のある生徒をどう立て直していくか』、立石先生『レッスンノートの作り方』(4月)
・第39回 山本美芽先生 『ブログを使うと生徒募集がこんなに変わる』(5月)
・第40回 『安藤先生・塚原先生・塩屋先生の発表』、根津栄子先生 『メンバーの生徒さんの指導』(6月)
・第41〜43回 藤原亜津子先生 『ピアノパーティシリーズ』
・第44回 赤松林太郎先生『ペダル講座とミニコンサート』(12月)
【2017年】
・第45回 根津栄子先生 『和音聴音の仕方』(1月)
・第46回 梅津先生 『本物の指導者への道』(2月)
・第47回 松田翔子先生 『Webでの生徒募集』(3月)
・第48回 根津栄子先生 『コンペに向けてのレッスン』、磯部温子先生 『幼稚園でのアンサンブル発表』(4月)
・第50回 根津栄子先生 『課題曲ワンポイントレッスン』(6月)
・第51回 根津栄子先生 『3歳児の導入レッスン』(7月)
・第52回 松田光子先生 『2歳からの頭の良くなる知育教育』(9月)
・第53回 中嶋宏美先生 『愛の3倍速レッスン』(10月)
・第54回 根子ヤヨイ先生 『お教室の事務』(11月)
【2018年】
・第55回 根津栄子先生 『バスティンピアノ名曲集1巻 レクチャー』(1月)
・第57回 味埜先生・米増先生 『ソルフェージュレッスン』(2月)
・第58回 根津栄子先生 『ベーシック2巻 レクチャー』(3月)
・第59回 永瀬礼佳先生 『ゲーム感覚で学べる はじめての聴音』(4月)
・第60回 山本実樹子先生 『音楽修辞的アプローチ』(5月)
・第61回 根津栄子先生 『オールインワン指導法』(6月)
・第62回 永瀬礼佳先生 『ドレミファソではじめるピアノテクニックの本』(7月)
・第63回 松田光子先生 『生徒が勝手に上手になるピアノレッスン』(9月)
・第64回 永瀬礼佳先生 『導入期の指導』(10月)
・第65回 根津栄子先生 『バッハコンクール課題曲のポイント』(11月)
・西日本豪雨 倉敷市に、教具売上金を寄付
【2019年】
・第67回 『バッハコンクール反省会』(1月)
・第68回 根津栄子先生 『宿題の出し方』(2月)
・第69回 『バスティンフォーラム報告』、根津栄子先生 『わくわく12調カードの使い方』(3月)
・第70回 山本実樹子先生 『ブルグミュラーで古典・ロマン派・フランス近代まで使えるテクニックを得よう』(4月)
・第71回 永瀬礼佳先生 『良い演奏に欠かせない楽典を身につける指導』(5月)
・第72回 奈良井巳城先生 『ハノンで効率アップ、コンペ課題曲の克服法』(6月)
・第73回 根津栄子先生 『初級30分のレッスンプログラム』(7月)
・第74回 角野美智子先生 『原石を研く指導法』(9月)
・第75回 松田光子先生 『2・3歳の指導法 知りたい を育てる知育ピアノ』(10月)
・第76回 『eラーニングを活用して指導の幅を広げよう』福田専務理事・田口翔先生をレゾナンスにお迎えして(11月)
・第77回 田村先生 『指導者ライセンス 1年半で全級取得の経験談』、塩屋先生 『バーナムの楽しい音源紹介』(12月)
【2020年】
・第78回 粟飯原栄子先生 『合唱指揮法』(1月)
・第79回 遠藤先生『プラチナレッスンはこんなにハッピー!』(2月)
・第80回 コロナ禍により、オンラインがスタート(5月)
・第81回 加藤智子先生 『幅広い年齢層へのコンクール指導法』(6月)
・第82回 根津栄子先生 『オンラインレッスンから笑顔が戻った対面レッスン』(7月)
・第83回 石黒美有先生 『初めてのコンクールで生徒を成長させる指導法』(9月)
・第84回 佐々木恵子先生 『ブルグミュラーを美しい音色で弾くには』(10月)
・第85回 重野美樹先生 『コーチングを活かしたピアノレッスン』(11月)
・第86回 根津栄子先生 『調カードの導入法』、畠野先生 『コンクールの先にあるもの』(12月)
【2021年】
・第87回 永瀬礼佳先生 『2歳児でもここまでできる!指導法』(1月)
・第88回 『私たちの指導法』 佐野先生、小澤先生、斧原先生、須黒先生の発表(2月)
・第89回 勉強会 『入会に繋がる体験レッスンの工夫』(3月)
・第90回 今野万実先生 『バロックづくし』(4月)
・第91回 中嶋宏美先生 『3倍速レッスン 輝ける星編』(5月)
・第92回 川村文雄先生 『ショパンエチュードの指導法』(6月)
・第93回 根津栄子先生 『24のキーワードを使ったバスティンベーシック指導法』(7月)
・第94回 根津理恵子先生 『ショパンを魅力的に演奏するために気を付けること』(9月)
・第95回 『レッスンアイディア発表』(10月)
・第96回 池川礼子先生 『導入初期の指導法』(11月)
・第97回 根津理恵子先生 『魅惑のショパン ポロネーズ』(12月)
【2022年】
・第98回 川村文雄先生 『テンポルバート・美しき時間の揺らぎ』(1月)
・第99回 永瀬礼佳先生 『自分だけの力で楽譜の読める生徒を育てるために』(3月)
・第100回 『100回記念』(4月8日)
文責 K田一恵(連弾以外)
葵先生が用意してくださったくじ引き!!
第99回 ちば・市川バスティン研究会は、2022年3月11日(金)、オンラインにて。
永瀬礼佳先生をお迎えし、「〜導入期から自分だけの力で楽譜の読める生徒を育てるために〜」と題したセミナーが開催されました。
2021年1月の第87回の永瀬礼佳先生による「2歳児でもここまでできる!指導法」セミナーの記憶に新しいですが、今回も素晴らしい内容で大変勉強になりました。
今回は、導入期に実際に永瀬礼佳先生がご使用されている「がんばれキャッツ導入書(江口寿子著 共同音楽出版社)」の詳しい導入指導法のお話から。
『すべて先取りでレッスン』
お母様の永瀬まゆみ先生が提唱されている、導入期にピアノを弾くのに必要なことを5つの分野に分けて、教則本の進度に関係なく、すべて先取りでレッスンしていくという指導について言及されました。
音感 読譜 リズム テクニック 楽典の5つが「ピアノ・テクニックの本(永瀬まゆみ著 ヤマハミュージックメディア)」の副題「かんたん、すごい、さきどり」の3つの言葉に集約されているとのこと。
「さきどり」の言葉通り、先生がご使用の、「がんばれキャッツ2巻」を「自分だけの力で」弾く力がついている、というご指導法。
教則本に沿って曲の中で色々な事を教えていくよりも、必要なことを先に教えておくと、生徒さんも指導者も、その後、楽にレベルの高い指導に持っていける。カンタンな事を入り口に、より高度な事へ短期間で応用・発展させていく。
『幼少期から分析力を意識した指導』
幼少期から8小節くらいのピティナA2級やバッハコンクールなどの課題曲を、何調か、何度の和音か、何調へ転調したか、近親調はどんな関係か、など分かって弾いている事が、後に大曲を弾く際に、分析力として役立つ。
西尾洋先生は「初見は一瞬でアナリーゼすること」と言われていたそうです。
また、永瀬礼佳先生の信念は、年齢で線を引かない指導。工夫とアイディアでレッスンを創作する。
レッスン時間は、30分・45分・60分から、生徒さんが選ぶ。
『入会2年で音大入試問題が解けるように!』
「入会2年で音大入試問題が解けるようになる!あやか先生の楽典ドリル」(全29回)では、聴音に関しては、第5回くらい〜最後まであり、最後の方には7の和音や、調判定にも及ぶ。
初回レッスン(年少・年中さん対象の場合)から17回目のレッスンで『おんぷの学校』に入るまでそれぞれの回でのポイントを詳しくご紹介。
まとめ
最初が肝心。入会時期の興味、ヤル気がある時期を逃さず、「これで遊んで(=練習して)ね」と沢山の宿題を出し、多い宿題が当たり前にしていくと力がついていく。
やる?やらない?じゃなく、「ハイ、ここまで宿題ね。」と出す。
でも、レッスンは楽しく。子どもは楽しい事じゃないとやりたくない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
*感想*
右手が赤、左手が青の表示など、バスティンメソッドとも共通していました。
筆者も、「おんぷの学校」シリーズも使用しますが、パーの絵のウンはどうすればよいか、私も、「パーにはしないで、鍵盤の上でグーにしてウンにしてね!」と言いつつ、迷いもあったので、大変参考になりました。
「ピアノ・テクニックの本」への入り時もハッキリと参考になりました。
何回目レッスンで何ページまでやり、沢山の曲数の宿題を出す、という方針も大変参考になりました。
お時間限られた中でのレッスンなだけに、アグレッシブなギュッと詰まった進め方、大変勉強になりました!
そして、先生方がセミナーを受けても、自分なりのやり方を創作していく事を力強くおすすめして下さっていた気がいたします。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
根津先生の「いつまでに、ここまでやる、というブレない信念が素晴らしい!色々お聞きして勉強できた事を頑張りましょう。バス研の先生方は皆さん熱心な方が多いので、色々な教材も使われてると思いますが、共通点も多いので、毎回毎回、向上して参りましょう!」という、皆んなで心温まる熱いお言葉で締めくくられました!
永瀬礼佳先生からは「次回100回目の研究会に向けてご発展をお祈りしています」というお言葉も戴きました。
ありがとうございました!
根津先生、塩屋先生、いつも素敵な 研究会を本当にありがとうございます!
文責 O原ゆう子
ちば・市川バスティン研究会メンバーの生徒さんが大活躍!
第12回バッハコンクール全国大会結果速報!!(オンライン参加者の結果は3月)
第12回バッハコンクール全国大会結果速報(先生の五十音順にご紹介します)連絡のあった先生のみ掲載しています
バス研の先生の生徒さんが輝かしい成果を出されていますので、ご紹介致します。
おめでとうございます!!
根津栄子生徒さん(3月7日追記しました)
☆小学3〜4年C部門オンライン大会
O田美怜さん
金賞
Y増めぐみ先生ご指導の生徒さん(2月17日追記しました)
☆小学校3〜4年A部門
K林莉乃さん
銅賞
☆高校B部門
I澤千鶴さん
銅賞
S屋比呂美先生ご指導の生徒さん
☆幼児A部門
U吉
ひかりさん
金賞
☆幼児A部門
F永泰三くん
金賞
☆小学1〜2年A部門
F永航大くん
銀賞
H野葵先生ご指導の生徒さん
☆小学1〜2年A部門
F谷陽南乃さん
金賞
☆小学1〜2年B部門
T内芽生さん
銅賞
☆小学3〜4年B部門
N津隈美月さん
銅賞
☆中学生A部門
S尾 梓さん
金賞
N津栄子指導の生徒さん
ショパンコンクールインアジア、アジア大会オンライン
おめでとうございます!!
☆小学3〜4年部門アジア大会銅賞
H野寧音さん(小4)バス研メンバーH野葵先生のお嬢様
☆小学3〜4年部門アジア大会奨励賞
O田美怜さん(小2)
2022年1月14日(金)第98回ちば・市川バスティン研究会がオンラインにて開催されました。
今回はピアニストの川村文雄先生による「テンポ・ルバート~美しき時間のゆらぎ」で2時間大変興味深い講義をしていただきました。
「テンポ・ルバート」は曲を演奏するときにとても大事な奏法ですが、実はわかっているようでよくわからない方が多いのではないでしょうか。
川村先生の講義と演奏でより理解が深まり、素晴らしい学びをいただきました。
テンポ・ルバートの概念、歴史、もてはやされるショパンのルバートについてのお話の後、
16曲ものの楽曲を例に演奏も交えて説明してくださいました。
まずは川村先生のお言葉より
音楽作品に命を吹き込む演奏。そこには機械的な時間の経過にはないゆらぎが必然的に生じうる。逆に言えば、ゆらぎのない演奏には音楽の命が宿らない。しかしながら、そのゆらぎを奏者自らがスコアから読み取り、深いレヴェルで理解し奏している演奏はきわめて少ないように思う。初見力や分析力ではない、生きた演奏に直結する真の読譜力を身に着けるために、今一度「テンポ・ルバート」にフォーカス当てる。
<盗まれたテンポ>の意味で、全体の時間は崩さずにテンポを変え演奏に表情を与える奏法だが、定義づけは難しく、演奏者の数だけテンポ・ルバートがある。テンポ・ルバートを身につけるのはさまざまな楽曲に触れ、時間をかけて習得する必要がある。
ルバートは西洋クラシック音楽史において17世紀の鍵盤楽器に用いられていたが18世紀末から元々あったルバートの概念が揺らぎ、行き過ぎた演奏が蔓延するようになった。その後厳格な拍節感とバスの揺るぎのないテンポが必要だと思われるようになった。
<テンポ・アド・リビトゥム>は演奏者の主観に任せて、テンポを自由に揺らして弾くことの意味で<テンポ・ルバート>とは違うものである。
19世紀に<テンポ・ルバート>の概念が衰退していったところ再び<テンポ・ルバート>に光を当てたのがショパン。ショパンが尊敬していたJ.S.バッハとA.モーツァルトがいるが、ショパンのルバートはこの二人が源泉になっている。
またルバートのルーツはイタリアのバロック期の「ベルカント唱法」(揺るがぬ低音のバスの載って歌い手が音を伸ばしたり縮めたりする唱法)である。
ショパンのルバートを理解するためにはイマジネーションとセンスに加えてスコアリーディングのスキルが必要になってくる。
まずは大きな拍節感と数えるのではなく身体で全体の時間感覚を身につける。
主旋律となるメロディーラインからテンションの変化をつかむ。
低音部は機械的でない一定の速度で進む音楽的テンポの保持がルバートの要。
ハーモニーだけを弾いて和声の移り変わりを確認することが大切。
ゆっくりのテンポ:Lento, Adagio, Grave etc.
楽語:espressivo, cantabile, sostenuto, dolce, leggero etc.
記号:スラー、ヘアピン、テヌート記号など
(1)Gillock / Album for Children “Sarabande”
左は正確なテンポでその上でメロディが揺れる。
(2)Mozart / 12 Variationen C-dur K. 265 VRI. 11
声部の掛け合いは自由に作れるが、その後のまとめはカデンツとして拍節感をキープ。
(3)Beethoven / Sonata No. 31 A flat major op. 110 3rd mov 1-7bar
ベートーヴェンだったらこう演奏するという気持ちを楽語で細かく示した。
(4)Schumann / Carnaval op. 9 “Chiarina”
バスと内声の確固としたテンポの上にソプラノが揺れ動く。
(5)Schumann / Kinderszenen op. 15 “Träumerei”
ハーモニーの中でメロディが最小限のルバートをしてシンプル。
(6)Chopin / Nocturne No. 8 D flat major op. 27-2 1-32 bar
アラベスク型の左はテンポをキープし、右は長い音は長目に、フレーズの始まりは
ゆっくり開始。
(7)Chopin / Nocturne No. 5 F sharp major op. 15-2 1-23 bar
分散型の左はオーソドック。ルバートが関わるドミナントの開始。
(8)Chopin / Nocturne No. 13 C minor op. 48-1 1-25 bar
メロディと伴奏の主張が強い曲。デュプレット(2拍子型)を保ちながらメロディを歌う。
(9)Chopin / Waltz No. 6 D flat major op. 64-1 38-69 bar
バスの流れの中でメロディを弾き、4連符で音楽を止めない。
(10)Chopin / Waltz No. 7 C sharp minor op. 64-2 1-32 bar
左はハーモニーも含めた拍節感を保ち、そこからメロディをどうするか考える。
(11)Chopin / Scherzo No.2 B minor op. 31 265-365 bar
基本的時間経過を見失わないでメロディを入れる。
(12)Chopin / Ballde No. 1 G minor op. 23 8-36, 68-82 bar
和音で要約してテンポをキープ。そうでないと休符でテンポがわからなくなってしまう。
(13)Debussy / Prelude BookU “La Puerta del Vino” 1-30 bar
左はハバネラのリズムをキープし、右はルバート。
(14)Debussy / Prelude BookU “Ondine” 1-15 bar
Debussy が楽譜に書いたRubatoの箇所で拍子を忘れないように。
(15)Scriabin / Poem op. 32-1 1-14 bar
ハーモニーが見えにくい曲だが、結果的に出来上がっていくハーモニーを手がかりに
時間を味わいながら音楽を作る。
(16)Rachmaninoff / Prelude G sharp minor op. 32-12
テンポが目まぐるしく変化する曲。Rachmaninoffがテンポ・ルバートを楽譜に全部
書いてしまった。
今まで漠然としていたテンポ・ルバートについて大変頭が整理されました。左手は指揮者のように正確なテンポを保つからこそ、メロディは自由に歌えることが心に響き、また楽譜の読み方のコツも理解が深まりました。
川村先生の演奏例(@テンポ・ルバートなしA揺らぎすぎB左の一定のテンポの上にテンポ・ルバート)は非常にわかりやすく、素晴らしい演奏に聴き入ってしまいました。
自分自身の演奏、生徒への指導に役立てたいと思います。
充実した講座をありがとうございました。
文責 M.裕子
第12回バッハコンクール全国大会出場決定!!おめでとうございます。
全国大会でも頑張ってください! お知らせのあった先生の掲載をしています。
M聖美先生ご指導の生徒さん
☆中学生A部門
T橋優斗さん
E田洋子先生ご指導の生徒さん
☆小学3〜4年B部門
Y浅理楽さん
K田一恵 先生ご指導の生徒さん
☆小学3〜4年B部門
T乗 陽さん
H野 葵先生ご指導の生徒さん
☆小学1〜2年A部門
F谷陽南乃さん
☆小学1〜2年B部門
T内芽生さん
☆小学3〜4年 B部門
N津隈美月さん
☆小学5〜6年A部門
O木彩那さん
☆中学生A部門
S尾 梓さん
A藤美保先生ご指導の生徒さん
☆小学1〜2年A部門
S瀬珠里亜さん
☆小学1〜2年B部門
S 以晟さん
Y増めぐみ先生ご指導の生徒さん
☆小学3〜4年A部門
K林莉乃さん
☆中学B部門
T條樺音さん
M埜裕子先生ご指導の生徒さん
☆小学5~6年B部門
M谷莉央さん
S木由紀子先生ご指導の生徒さん
☆小学1〜2年B部門
Y嶋悠斗さん(小2)
☆小学3〜4年A部門
T田 笑さん
I田浩子先生ご指導の生徒さん
☆小学1〜2年B部門
H川由芽さん(小1)
S屋比呂美先生ご指導の生徒さん
☆幼児A 部門
H永泰三さん(年長)
U吉ひかりさん(年長)
☆小学1〜2年A部門
Y本 琥珀さん(小1)
☆小学1〜2年A部門
H永航大さん(小2)
☆小学3〜4年A部門
A山 悠さん(小3)
Y増めぐみ先生ご指導の生徒さん
☆高校B部門
I澤千鶴さん
第4回バスティンフォーラムで販売した教具『美しいパールたち』は只今売り切れです。『わくわく調カード』『びっくり線間マジック』は販売中です。
2021年12月17日(金)生徒を変身させる24のキーワードセミナーでご紹介したキーワードカードは2月に発売予定です。先行予約を受け付け中です。ご希望の方はこちらまで
左は生徒を変身させる24のキーワードカード。右は調カード(写真は6つの調ですが12調分全12枚あります)
2021年12月10日(金)第97回ちば・市川バスティン研究会がオンラインにて開催されました。
12月10日(金)セミナーレポート
根津理恵子先生による
ショパン「魅惑のポロネーズ」
前回10月のセミナー
「ワルツとマズルカ」に続く第二弾、
今回は「ポロネーズ」
を講義していただきました。
《ポロネーズの特徴》
ポロネーズとはポーランド語でホゾーニとも言われ、また歩くという意味もあり跳んだりハネたりせず、ゆったりと演奏するのが特徴です。
マズルカが大衆向けで膝丈のドレスを着て快活に踊るのに対して、ポロネーズはポーランド貴族の踊りで、ロングドレスを着て優雅に踊る、という違いがあります。
ポロネーズはショパンにとって最も身近な舞曲で7歳の時に初めて書いた作品はポロネーズでした。
またショパンはオペラの歌曲を好み、そのメロディの歌い回しやトリルなどの手法を作品に取り入れていました。ポロネーズの他ノクターンにもその特徴がみられます。
《曲解説と演奏のポイント》
以下の楽曲を1つずつ演奏も交えながら解説をしていただきました。
遺作g-moll, As-dur, gis-moll,
Op.22 Es-dur(アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ)
Op.26-1 cis-moll
Op.53 As-dur(英雄)
・ポロネーズリズム
タッタカタンタンタンタンというリズムが特徴(このリズムのないポロネーズもある)
16分音符と8分音符の組み合わせのところは勇ましくなりがちだが跳ねすぎないようにする、優雅に。
リズムを整える練習方法→全て8分音符で弾きメロディラインと和声を感じる、その後左手だけ16分音符を入れる。
・美しい旋律の歌い方
ショパンの作品はイタリアのオペラのような美しい旋律、歌い回しが数多くある。速いパッセージも機械的に弾くのではなく歌うように弾く。
またトリルも規則的に速く弾いたり、たくさん入れ過ぎるのはショパンらしさを損なうので避ける。
実際に歌ってみると表現が分かる。
・アルペジオとペダルの踏み方
アルペジオ、特に上行形は音が積み重なるので音が大きくなり過ぎないようペダルは控えめに。程よく踏みかえたり薄する。音量のコントロールも大切。
・終止形の特徴
ポロネーズはX7→Tの終止形のTの和音が強拍ではなく弱拍で終わるのが特徴(Tが1拍目にならない)どこに重みをおくかX7の位置を考える。また、終止形は舞曲のおじぎをイメージして優雅に弾く。
・強弱と音色
フォルテは強く、激しく、ではなく深く柔らかい音で。クレッシェンドはいきなり大きくしない、そのためにも左手の伴奏の音の大きさやペダルを工夫する。
美しいppや pの音を意識する。
クレッシェンドよりもディミヌエンドを効果的に。フレーズの最後の音色音量など十分に注意を払う。
音色はオーケストラの楽器で例えると、トランペットよりホルン、木管楽器のような柔らかい楽器をイメージする。
・リズム練習について
リズム練習はただ単に指を速く動かすことではなく、拍の頭を感じて弾けるようにするもの。無機質な練習にならないよう音楽的な表現を意識する。
リズムのバリエーションで長い音符と短い音符の組み合わせを作り、長い音符のところで(立ち止まることで)強弱などの表現を考えながら弾くことができる。
また左手で和音を弾きながら練習すると拍感だけでなく和声も感じられる。
(感想)
今回、オンラインで画面越しの音だったにも関わらず、先生の美しいピアノの音と素晴らしい表現に思わず聴きいってしまいました。
前回のワルツとマズルカに引き続きポロネーズにおいても、舞曲やリズム、和声などの正しい分析と楽譜を深く読み込むことで導かれる演奏表現方法を学ぶことができました。
今後指導にも活かせるよう、さらに勉強を続けていきたいと思います。
理恵子先生、素晴らしいセミナーをありがとうございました。
文責 E.洋子
2021.12.14
ちば・市川バスティン研究会メンバーの生徒さんが大活躍!
ブルグミュラーコンクール東京ファイナル結果速報!!
ブルグミュラーコンクール東京ファイナル結果速報!連絡のあった先生のみ掲載しています
バス研の先生の生徒さんが輝かしい成果を出されていますので、ご紹介致します。
M田かおり先生ご指導の生徒さん
☆幼児部門
金賞 T島帆南さん
小学校 1〜2年A部門
銀賞 S谷悠那さん
小学校 3〜4年A部門
銀賞 S水歩さん
金賞 I川晃誠さん
ブルグミュラーコンクールレッスン賞
S屋比呂美先生
M埜裕子先生
S木由紀子先生
M田かおり先生
2021.12.9
ちば・市川バスティン研究会メンバーの生徒さんが大活躍!
ブルグミュラーコンクール東京ファイナル結果速報!!
ブルグミュラーコンクール東京ファイナル結果速報!連絡のあった先生のみ掲載しています
バス研の先生の生徒さんが輝かしい成果を出されていますので、ご紹介致します。
おめでとうございます!!
S木由紀子先生ご指導の生徒さん
☆小学3〜4年A部門
銀賞 K井 瑛実楓さん
S屋比呂美先生ご指導の生徒さん
☆幼児部門
奨励賞 H永泰三くん
☆小学3〜4年A部門
金賞 H永結衣さん
銀賞
K山爽歌さん
☆小学1〜2年A部門
銅賞 O川 咲月さん
M埜裕子先生ご指導の生徒さん
☆小学3〜4年B部門
金賞 M利眞里那さん
☆小学5〜6年B部門
銅賞 M谷莉央さん
根津栄子生徒さん
☆小学3〜4年B部門
銀賞 H野寧音さん
(バス研メンバーH野葵先生のお嬢様)
ブルグミュラーコンクールレッスン賞
S屋比呂美先生
M埜裕子先生
S木由紀子先生
第12回バッハコンクール全国大会出場決定!!
Y増めぐみ先生ご指導の生徒さん
☆高校B部門
I澤千鶴さん
2021.11.19
2021年11月12日(金)第96回ちば・市川バスティン研究会がオンラインにて開催されました。
講師には、バスティン指導のパイオニアでいらっしゃる池川礼子先生をお迎えし、「導入初級の指導法」をテーマに バスティンピアノ
パーティーBとCを使った指導法を2時間にわたりご講義いただきました。
バスティンとの出会いのエピソードは興味深く、まだ知られていなかった教材を使いながら創意工夫に富んだご指導を貫かれて41年、熱い思いのこもったお言葉の数々に冒頭から惹き込まれました。
先生のご指導には、小さな子供たちの心に寄り添った楽しいアイデアが満載です。
プレリーディングの時期から2度3度の学習を大切にされ、音列やリズム、鍵盤の把握、といった基礎的な内容が深く濃く刻まれるように、多彩なアプローチで反復学習の積み上げをご紹介くださいました。
その全てにワクワクするような楽しい仕掛けがあり、読譜が得意な生徒さんを育ててこられた「即読譜奏(法)」の概念に大きく共感いたしました。
Aの時から”お指の遊び”を通して手の骨格作りも準備されているので、Bで急に和音が出てきても大丈夫です。必要な時期に発揮できるよう、遊び感覚で大切な力が育まれるのです。
楽曲分析の導入も盛り込まれており、先ずは音程の色分けからスタート、音型などを区分する取り組みが行われます。やさしい楽譜の頃からの取り組みが、インヴェンションの分析への準備となるのです。
レッスンでは、楽典やソルフェージュを一番長く行うともお話しくださいました。
とても濃密な2時間。子供たちの将来を見据えた導入指導のエッセンスをたっぷりとご教示いただき、直ぐにでも生徒たちと共有したい気持ちでいっぱいになりました。
理難しいと感じさせない創意工夫で大切な時期を逃さず、「楽譜→頭→指」 の回路を構築できるように、早速日々に取り入れて参りたく存じます。
池川礼子先生、大変有意義で感動いっぱいのご講義をありがとうございました。文責 U.崇子
2021.10.10
10月8日(金)、10月とは思えない暑さの中、第95回バスティン研究会がオンラインにて開催されました。
まず、根津栄子先生の「脱レッスンマンネリ化-レッスンの工夫」をお話し頂きました。
1.スーパーボール
スーパーボールの特大、中、小を譜面台に置き、1拍目の重さ、2、3拍目の軽さを目で確認してもらうと、三拍子のワルツにノリがなかった生徒が見違えるような軽い演奏になる。また、スーパーボールとビー玉の違いを話すと、弾んだ生き生きとした演奏になる。
2.フィリクションペンその1
ブルグミュラー、ショパンなどの楽曲の半音を探してフリクションペンで色付けし、半音を沢山見つけた驚きと喜びを感じ、半音をチェロのように大切に弾くと、そっけない演奏のカンタービレが変わる。間違えて書いてしまってもフリクションペンなら消せるので、生徒も楽しみながら実践出来る。
3.フィリクションペンその2
チェルニー30番坂道(原書11番)の各スケール最後の音sfが出ない時、その音をフリクションペンで弾くとイメージがわかり、自分でも弾けるようになる。
4.楽語カード
情報カードに楽語を書き、何の曲に載っていたかも記入する。沢山集め、枚数が増える事に喜びを感じ、楽しく楽語が覚えられる。
5.スケール真珠弾き
ちば市川バスティン研究会オリジナルパール教材を使い、美しいスケールを弾けるようにする。
6.目標提示
この教材はいつまでに終わらせるか目標を提示する
大まかな目標は指導者があらかじめ決めておく。
7.その他
@各教材の先頭ページに始めた日を親御さんに記入していただく。最終ページに終了日を指導者が書き込み何ヶ月で終了と日付を記入&サイン
Aレッスンノートの作成
B勉強会でスケールグレードテストを行う(半年に一度)合格者には表彰状授与
C導入30分 導入45分、中級45分、中級60分 分単位の指導案を作成
根津先生の斬新で楽しいアイディアが素晴らしく、生徒の演奏がみるみる変わるのも納得しました。
すぐにでも使ってみたい指導法でした。
会員メンバーの発表
斧原先生
「コロナ禍の3つのご褒美企画!」
1.おうち練習表
藤原亜津子先生の400マスを使用。
いっぱいになるとミニご褒美プレゼント
蝶結びの練習(小学生でも蝶結びができない生徒がいる)
ぬりえやさんドットコムからぬりえをダウンロード
ムジカノーヴァの集計表を使い、点数の良かった人を教室のお便りに名前を載せる。
2.ごほうびシールノート
スタンプがいっぱいになるとミニご褒美プレゼントと記念撮影
3.おうち演奏動画企画
教室のYouTube限定公開におうちでの録画をアップする。
「鬼滅の刃」の曲には刀の交差や蝶の大群がピアノから飛び立つ動くイラストを編集で加えたりする
猪本先生の発表
1.曲のイメージが沸くように、同じ種類の曲を探して聴かせたり、絵や動画を観せたり、ナレーションをつけたりしている。
2.コード進行遊び
カノン進行を弾いて、パッヘルベルのカノンのメロディをのせて弾き、次に色々な曲のメロディをカノン進行にのせて弾く。
3.ローランドオンラインパーク
音楽シートを無料でダウンロードできる。
和音のお団子屋さん、コードぬりえ、コード迷路、楽器クロスワード、奏法など色々なワークがある。
4.プッシュポップバブルの紹介
塩屋の発表
1.「びっくり線間マジックプラス1」の紹介
線の音符の一番上に「ラ」を加え、「ソシレファラ ド〜ミ〜 ソシレファラ」と覚える、プラス1を作成。
今までのバスティンバージョン、「ソシレファラ 真ん中ド ミソシレファも引き続き作成する。
間の音符はそのまま。
2.線間マジックを使った指導法
@マグネットに線の音と間の音を2色のマグネットで並べ、線を外し間の音符だけ、間を外し線の音符だけにして目で確認する。
Aピアノで線の音、間の音を歌いながら弾く。
高さの確認にもなる
3.線、間の音符読みテスト
バスティン音名フラッシュを使ってテスト。
幼児には「フラッシュノートダービー」(Notes &Rhythm)を使うと問題に出す音符を指定できるので、始めたばかりの幼児でも使える
♪根津栄子先生お宝追加セミナー
作曲家カードを使った指導法
イントロ当てクイズ
根津先生がピアノで色々な曲を弾き、曲名、作曲者を当ててもらう。
出題は前もって30曲ぐらい教えておくと生徒は自分で調べて聴いている。全問正解の生徒もいる。
作曲家カードを使うことで、音楽的物知りになり、ピアノの演奏も変化し、プラスに働く
根津先生の指導法は日々レベルアップし、新しいグッズもどんどん増え、その貴重な指導法を学べて、バスティン研究会であることに感謝、感謝の勉強会でした。
根津先生ありがとうございました。
文責 S.比呂美
2021年9月10日(金)、第94回ちば・市川バスティン 研究会が夏休み明けに開催されました。
今回はピアニストの根津理恵子先生をお迎えして、
『ショパンを魅力的に演奏するために、気をつけたいこと』と題し
はじめにショパンの舞曲、マズルカとワルツについて教えていただきました。
『マズルカについて』
ショパンの舞曲は踊るものというより自分の心を表現するものであった。ショパンにとってマズルカは作品数も特に多く特別な存在、そして自分の性格を自然に表現できるのがマズルカだった。
当時西ヨーロッパにはなかった異国情緒漂うマズルカは、パリでも人気が高かった。華やかな社交界の雰囲気を持つマズルカ(Op.7-1など)は、ポーランド国内をはじめとしてオーケストラで演奏されることもあったという。
以下の3つの舞曲を合わせてマズルカと呼ぶ。
〈クヤヴィアク〉 民謡の歌が由来。ショパンの母親が子守唄をクアヴィアクで歌った。
〈マズール〉堂々とした活発な踊り。ポーランド国歌もマズール。
〈オベレク〉速いテンポ。スピンする、回転する踊りのイメージ。民族楽器で5度音程で伴奏。
ショパンのマズルカは、一曲に複数の踊りが混在している。
左右で踊りが違う事もあり、途中で別の踊りになる事もあるので「ここはマズールで、ここからはクヤヴィアクで…」とはっきり分けきれないことも多い。
しかし、踊りの違いの理解は必要である。
「マズルカのアクセントについて」
マズルカは2拍目と3拍目にアクセントがつく事が多い。
ただしオベレクで8分音符が連続で出るときはアクセントは無し。
そのまま走り抜ける。
〈クヤヴィアク〉2または3拍目にアクセントをつけるというより少し遅らせるかテヌートのように弾く。
〈マズール〉2または3拍目にアクセントをつけたり、テヌートをつけたり、時々遅らせて弾いたりする事もある。
〈オベレク〉遅らせずにアクセントを積極的につける。
この内容がわかりやすく現れているのはOP.24−2のマズルカ
ショパンなので乱暴なアクセントではなく、常にエレガントと勢いのある動きを心がける。
『ワルツについて』
ワルツはドイツで生まれた踊りで、当時ウィーンで流行っていたウィンナーワルツをあまり好んではいなかった。
なかなかワルツを書く気持ちになれなかったが、自分を受け入れてもらうために自分を鼓舞して社交的に装い書いたのが1番と2番のワルツなんだそう。
それでもショパンの性に合わなかったのか、op.18、op.34-,op.42 この後で暫く間が空いてOp.64が書かれている。
「踊るため?聴くため?」
サロンでピアノを楽しむ習慣が生まれてきたのでショパンのワルツは聴くワルツであるということ、因みに弾くためのワルツは ショパン、チャイコフスキー、リスト、ラヴェルが書いている。
これらはサロン文化の発展に結びついている。
ワルツは重心がぶれる事はなく、常に1拍目はエレガントに。そして3拍目は軽やかに。
「ワルツのペダルについて」
ショパンの時代のピアノはタッチも響きも軽かったので、書いてあるペダル表示では濁りやすかったり、響きがゴージャスすぎたりなど良くないことが多いので今のピアノの響きに合わせて考えることが大切。
ペダルを短く踏むとショパンのエレガントさが無くなってしまうので、飛び跳ね過ぎないよう注意する。
リズムを生き生きとさせるリズムペダルはだいたい2拍目にあげる。
ハーモニーを聞きたい場合は3拍目であげたり踏み変えたりする。
ペダルを上げるタイミングは拍と同時ではなく、拍の長めのタイミングで静かに上げる。
濁るのを嫌がって綺麗なハーモニーなのにハーモニーが変わる度に踏み変えてしまう事例があるが、1拍目2拍目を重ねることで美しいハーモニーを得られる事も多いので注意する。
次は演奏について
「ワルツOP.64-1」子供達に大人気の『子犬』解説をしていただきました。
・左手伴奏形の練習方法の例
@左手伴奏を両手で弾いて、バランスを耳で覚える
A先生が23拍目を弾く、生徒は1拍目を弾く
Bその後両手で弾く
・3拍目の軽やかさを出すために練習
@3拍目をより軽く感じる練習として3拍目を一オクターブ上げて練習。
A体が小さいと移動で苦しくなることもあるので3拍目を休みにして1〜2拍目だけを弾く
BAプラス右手
・跳躍をしたときに鍵盤を見ないでも弾けるようにするための練習
バスだけオクターブ下げる、さらに蓋を半分閉めて手が見えないようにして鍵盤に吸い付くように練習する
この練習は将来的にも大変重要な練習となるので小さいうちから慣れておく必要あり。
2拍目、3拍目は軽いが短すぎないこと。1拍目はエレガントに長めのタッチで。
・イントロの練習
前奏4小節から5小節目に入る時も123123と同じ大きさの3拍子を持続させたまま入る。
右手は手前に引っ掻くようなタッチでフォルテでゆっくり練習。鍵盤から上がるタッチで。
指の関節を使って、指スタッカートで、はじめは腕も使っていいのでしっかり打鍵する。
やがて腕を使わず指だけでしっかり弾くことができてくる。ピアノの蓋でも練習。
その後ノンレガートで弾けるようになった後にレガートで弾く。
レジェロやピアノの記号を見るとどうしても弱い音で練習したくなるので
なかなか粒が聴こえ辛い演奏になってしまうのでタッチのスピードで粒を出す。
仕上げは手首の柔らかい回転を使う。
・フレーズの方向性、ルバート
伴奏を両手で弾いてみて、その上にメロディを歌ってみてどう弾きたいかを感じさせる。
次は左右で分けていた伴奏部分を左手だけにしてやってみる。
このように緻密な練習を積み重ねて作っていく。
中間部46小節目からは四分音符にアクセントがつかないように2分音符に重さを乗せる。
長い音は鍵盤を深く引っ張って響かせる。4連符の弾き方も1拍目を少し長めにして自然に降りてくる感覚。
51〜53小節レガートで音を重ねる、力を抜く、上下せず同じ高さのイメージを持ってレガートに。音と音の間をよく歌う。
長いトリルは4小節分しっかり数える。
フォルテはしっかり音を出しながらもエレガントさを失わず。
122小節の左は右の最高音Fが出る前に手を置いておく。
グリッサンドの様に下りてきて、最後はエネルギッシュに。
この後も『op.64-2』『op.69-1』を詳しく教、素晴らしい内容がありすぎて書ききれずまた後日改めます。
次は〈ノクターン〉(嬰ハ短調遺作)
ルバートなど色々やりすぎず、古典的にハーモニーの方向性がどこに向かっているか。起承転結で収まるよう自然に表現する。
なんとなく揺らすというのをやめてハーモニー、緊張感、音程など自然に感じて表現する。指使いで音程を感じる。
音と音の間を歌うように。
4分の3のところでマズルカが出てくる。
音階の下降系はグリッサンドのように細かく美しい音で
長い音は手前に引き寄せる感じで、トリルも速すぎないように
左手が行方不明にならないよう左手が大幅に崩れないようにコントロールして弾きましょう
ショパンの音楽はカンティレーナ
器楽で声楽的表現をする。
高い音はよりクリアに、下がるときは暗めに音色上がるときは明るくして・・・など声と同じ音色で表現しなければならない。下降した時に音が陰っていくのが難しいので、スケールでカンティレーナの練習すると良い。
理恵子先生のエレガントで上品な演奏を聴かせていただきながらのセミナーはわかりやすくて楽しくて、何よりショパン愛に満ち溢れていて幸せな時間でした。
弾くとなると難しいマズルカをこんなにも詳しく、そしてわかりやすく教えてもらえたのは初めてだったので、敷居が高いイメージだったマズルカでしたが、セミナーが終わる頃には自分でも弾きたくなっていました。
練習の方法がとても具体的で、子供にも大人にも効果的な練習法ばかりでした。
特にピアノの蓋を半分閉じて跳躍の練習をするというのは驚きです。
レッスンでも、そして自分の練習でもすぐに取り入れてみようと思います。
理恵子先生、素晴らしい演奏と充実したセミナーをありがとうございました。
次回は今回時間切れで出来なかった『ポロネーズ』をお聞きしたいです。
そして今度は理恵子先生のコンサートに是非足を運ばせて頂こうと思います。
今回は
@レゾナンス受講 Azoom受講 B録画受講と3パターンでの受講でした。
この画面にいらっしゃる先生以外の先生方は録画でご覧いただくそうです。 文責 H.ゆき
結愛(ゆうな)ちゃんおめでとうございます!!
ピティナコンペティションB級全国決勝大会に於てA部結愛(小4)さんの全国決勝大会出場が決まりました。
(ゆうなちゃんはバス研メンバーでもあるY増めぐみ先生の生徒さんで、私は時々レッスンをお手伝いさせて頂いています。)
会場・よみうり大手町ホール
おめでとうございます。ますますのご活躍を楽しみにしています。
絢菜(あやな)ちゃんおめでとうございます!!
ピティナコンペティションC級東日本千葉2地区本選会に於てN平絢菜さん(小6)の全国決勝大会出場が決まりました。
(絢菜ちゃんはバス研メンバーでもある H野葵先生の生徒さんです。)
会場・浦安音楽ホールコンサートホール
日程・2021年8月17日(火)8月18日(水)
演奏時刻の詳細は後日お知らせ致します。
結愛(ゆうな)ちゃんおめでとうございます!!
ピティナコンペティションB級東日本埼玉1地区本選会に於てA部結愛(小4)さんの全国決勝大会出場が決まりました。
(ゆうなちゃんはバス研メンバーでもあるY増めぐみ先生の生徒さんで、私は時々レッスンをお手伝いさせて頂いています。)
会場・よみうり大手町ホール
日程・2021年8月18日(水)8月19日(木)
と演奏時刻の詳細は後日お知らせ致します。
H野葵先生がピティナ指導者ライセンスのページで紹介されました。
ちば・市川バスティン研究会のメンバーとしても大活躍の H野葵先生。
葵先生は中学1年生から、大学受験まで私の元でピアノを学び、大学卒業後は指導者として、そしてちば・市川バスティン研究会でも熱心に活動されています。
ピティナページに詳細が紹介されましたのでこちらからご覧下さい。
これからもますますのご活躍を楽しみにしています。
第93回 ちば・市川バスティン研究会
2021年7月9日(金)市川バスティン研究会主催セミナーがオンラインにて開催されました。
今回は根津栄子先生が月刊誌ムジカノーヴァ連載「24のキーワード」を使ったバスティンベイシックス指導法を丁寧にお話してくださいました。連載されている記事を読んでいるものの、実際にお話を聞くと、栄子先生のピアノ指導への思いが詰まった素晴らしいものでした。
テクニック、表現、ステージマナーの3分野から成るキーワード。
生徒にも短い言葉でわかりやすく伝え、生徒自身が「見て読み理解する」ためラミネートカードにすることで、そのキーワードが定着し、テクニック的なことはほとんど言わなくなった・・・・と栄子先生自ら指導現場での取り組み感想を伝えてくださいました。
24のキーワードを1つ1つ説明してくださり、栄子先生が作ってくださった資料はそのキーワードの前後数語が書き込めるようになっており、会員の先生方はじっくり落とし込むことができたことと思います。
初級の大切なテクニックや表現が詰まった教本のベイシックス。1曲ずつ24個の中から当てはまるキーワードを提示してくださり、ついついあれもこれも伝えようとするあまり、言葉多くなりポイントが曖昧になってしまいがち・・・・ですが、シンプルな言葉の中にきらり光る本質を、指導者側もブレずに伝えきることができる、指導者にとっても魔法のキーワード。生徒と指導者とが共に進化していけるものなのだと思いました。目先だけの手を変え品を変えではなく、いつも同じ言葉の声かけを繰り返すことで、生徒たちに無理なく落とし込めます。また、その子なりにできる範囲で良い、無理矢理はしないけれど、その子の根っこに届く言葉を掛け続ける大切さを教えていただきました。
参加した先生方の感想の多くに、「自分自身の演奏に当てはめ振り返り、より良い演奏を目指すキーワード」「声かけの言葉の選択が難しかったのでポイントがわかりやすかった」「生徒にわかりやすい言葉がけ、伝わりやすい言葉がけをすることで、生徒と心の距離が縮まる」「音という耳だけの情報ではなく、目からも入る情報が良い」とありました。
また、すでにムジカノーヴァ連載されたキーワードをカードにして使っていらっしゃる先生もおられ、「レッスン中にカードを出すことで保護者の方も身を乗り出す方もいらっしゃる」と感想を述べられました。
ピアノ指導という一場面に限らず、生徒、保護者、指導者の3者が共通認識でき、生徒は自ら伸びようと、保護者と指導者は関係をしっかり築くことができる、魔法のキーワード達。24のキーワードがもたらしてくれるこの環境こそ、1人の幼い子供が大人へと成長していく時期にはとても大切なのだと思いました。
この24のキーワードはバスティンフォーラムで販売予定とのことです。
今からとても楽しみです。
栄子先生、お忙しい中お話を聞かせてくださり、ありがとうございました。
また塩屋先生はじめスタッフの先生方、学びの場を届けてくださり、心から感謝いたします。
文責 S.綾子
第92回 ちば・市川バスティン研究会
2021年 6月11日(金)市川バスティン研究会主催セミナーがオンラインにて開催されました。
ピアニストの川村文雄先生をお迎えして「ショパンエチュードの指導法-スコアから紐解く普遍的解釈および
ロシアン・メソッドに基づく合理的アプローチ」を ご講義いただきました。
ショパンエチュードの作品10と25のなかから抜粋した4曲を使って、曲の解釈、ロシアン・メソッドの身体の使い方、練習の仕方、指導で注意したいことなどを演奏しながら様々な角度から教えてくださいました。
初めに川村先生が仰ったことは、「ショパンのエディション(版)には 正しい決定版はなく、音符の正しい読み方はあっても、スコアの解釈に唯一の正解はない。大事なことはスコアからどう音楽を解釈するか、 既存の知識にとらわれず、柔軟に真摯に向き合っていくことが大事」ということでした。
川村先生とロシアンメソッドとの出会いは、
先生が今から25年前に ピアノを弾くとき痛み止めを使わないと弾けないくらい無茶な弾きかたをしていた頃、オーストリアから帰国された大野眞嗣先生と知り合い、
大野先生のもとでロシアの様々なピアノ作品を学ばれるようになったとのことです。
ロシアンメソッドで大切にされているのは
素朴な旋律であっても一音一音を高らかに歌い上げる、しかもレガートで歌いつないでいくこと、
ただ指で押さえこむのではなく、腕、手首を柔軟にし、身体で楽器に重さとエネルギーを送り込むようにしながら演奏していくということでした。
ショパンが当時使用していたピアノ(エラールやプレイエル)は驚くほど軽いので、現代のピアノで弾くには腕の重さを利用するテクニック、重量奏法、重力奏法が大前提となってくる。
ロシアピアニズムは現代のモダンピアノの機能を最大限に引き出すことができ、ショパンをはじめとするピアニスティックな作品との親和性が高いとのことです。
川村先生は スコアが読めない段階で弾き方を教えるのは不可能だというお考えで、
ショパンのスコアを読むうえでのヒントとして4つのことをあげられました。
@ 強弱記号について
op10-4 op25-1 を例として
強弱記号を単に強い弱いの音量の問題として扱うのではなく、楽奏をベースにして適切な音量を導いていく。楽曲全体で相対的に判断する。
Aアーティキュレーションの意味
自ら想像力をはたらせて意味をさぐることが大切。例えば10-8の冒頭の右手のアクセントはなめらかな音形の中で拍感を与えるものと考える。(アクセントがないとさらさらと流れてしまう)
Bショパンにおけるヘアピンの解釈
作品25-1 『エオリアンハープ』を例にして
分散和音のクレッシェンドは自然なダイナミクスとしてゆるめる、デクレッシェンドで戻す、緩急をつける、テンポルバートとして考察。
C省略されたポリフォニーを知る意義
作品10-8を例にして
左手に本来あるべきバスの休符がないが、あると思って弾く。
本来あるべき響きを手掛かりにしてタッチのあり方を考える。
ということをヒントにして、それぞれの曲を楽譜をもとに解釈しながら練習のあり方を考えていってほしいとのことでした。
次に ショパンエチュードから抜粋した4曲を
一曲ずつ解釈、練習法、指導で注意したいことを教えてくださいました。
抜粋させていただきますと
作品10-4
・冒頭のアウフタクトでちゃんと呼吸ができる状態をつくる。
#ソ#ファミ#レ → #ド
1拍めにかかるアーティキュレーションの役割としてとらえる。
・右手左手の縦のタイミングを初めから合わそうとしない。
右手の一つ一つの音のレガートを手で覚え、それぞれの声部が重なり合った結果、縦の響きが合っていくという感覚で弾く。
・開くパッセージは内声の指で支える
・基本的に指から弾くのではなく、肩から上腕、肘、前腕、最後に手首、指という流れで、ピアノの音を引き出すように。
作品10-8
・左手が主旋律、バスを感じながら弾く
バスの表示があるなしにかかわらず、ポリフォニックにとらえられるよう。
・左手主旋律のキビキビした動きで 自然な推進力を持って曲をリードしていく。
・必ず腕から動かす、腕から手首、最後に指。
・弾きにくいパッセージは先回りしてその音の方向に手首の角度を持っていき、少ない移動ですむように。
・腕の柔軟性や手首がうまく使えると本来大切な左手のうたに集中しやすくなる。
作品10-12 革命のエチュード
・冒頭の左手レガーティシモの2小節スラーの中についているアクセントを、ごく短いクロージングヘアピンとして捉えるとわかりやすい。
開いているところをたっぷりと、響きをもって速やかに閉じていく。
・右手は内声を感じながら手の置き方を工夫する
・まず 右手は単旋律で音をつくりながら少しずつ声部を増やしていくよう練習する。
・曲の最後はエネルギーがおさまっていくところ。 和声を感じながら丁寧に流れと響きを感じる。 (ナポリ ピカルディー など)
作品25-1 エオリアンハープ
・アルペジオ、右手の音形を左手と対象的にしないで絡み方を変えていることによって、倍音で音が一気に膨らむ演奏効果がでるようになっている。
・ヘアピンに即してテンポルバートをしていく。
・ヘアピンが読めるようになると余計なことはしなくてもショパンは自然にリラックスして歌いやすく弾けるようになる。
以上4曲を素晴らしい演奏と共に解説してくださり、手元も映してくださったのでとてもわかりやすかったです。
ショパンエチュードは弾くだけでも難しい作品なので、少しでも身体的な負荷を減らすことによりらくにピアノが弾けるようにすることで、音楽的内容に集中でき、ショパンのピアニズムや世界観に近づけることができるのであれば本望だということです。
川村先生の美しい演奏に圧倒され、引き込まれ、あっという間に時間になってしまい、もっと聴かせていただきたかったです。
自分も早く実践してみたいと心が熱くなりました。
ぜひ また次回の講座をお願いしたいです。
勉強させていただく喜び、幸せを強く感じた極上の2時間でした。
川村先生、ありがとうございました。
文責 T. 泉美
第91回ちば・市川バスティン研究会
中嶋宏美先生による 「3倍速レッスン 輝ける星編」
2021年2回目のちば、市川バスティン研究会主催セミナーが5月13日(木)オンラインで開催され大阪から中嶋宏美先生をお迎えしました。
先生の教室には様々なタイプの生徒さんがいらして、大きく2つに分けると
@放牧ちゃん(あまり弾けない子)愉快な仲間
A輝ける星ちゃん(コンクール,音楽高校、音楽大学、に入る目的の子)と分類できるとのこと。
@とAは同じようにレッスンは出来ない。
実際同じようにすると@はしんどかったりAは物足りなかったりしている。
生徒によって対応、内容を検討する。
まず、輝ける星の生徒とは!!?
高い目標を持っている。コンクールも意欲的に参加し、将来、音高、音大へと行く。
〈輝ける生徒を育てるためのポイント〉
教室にとってすごく有り難く教える甲斐もある。
新入会の生徒さんにキラキラ輝けるお兄ちゃん、お姉ちゃんは良い刺激がある反面、よい事ばかりでもなく対応やコミュニケーションが大変でもある。
成績も運動神経もよく、方向転換も早い。
アンテナもしっかりしている。親子さんともに教育熱心!
宏美先生から本の一説をご紹介 いただきました。
「芸術の中でも特に抽象度の高い音楽は…幼少期から英才教育的に音楽をたたきこまれ演奏技術に長けていたとしても人間としての経験と洞察力がなければその音楽は聴衆を感心させることは出来ても感動させることは出来ない。
しかしながら聴衆も感動と感心の区別がついていないことが多い。」
音楽が好きになってもらえる、感動してもらってもっと心を動かしてもらうことが大事。
そして、そこを持っていくのはレッスンの内容次第。
移ってきた生徒のインタビューを紹介 前の先生が物足りない。など。
先生の教室は、音楽高校、大学に進まれる方が多い。親子さんの信頼が厚い。
コンクールで金賞をとりました!全国大会出場!の方は「へぇーすごいねぇ」と反応する。
レッスンの工夫では、今、やっている教材はこうで、将来こう弾きたいから今はこういう勉強するんだよぅ、いつも先々の話をしてから、ゴール設定してから始まる。成長していきやすい。
クラシックは生徒にとっては、敷居の高い曲。異次元バーチャル‥興味のあるものと紐付けてあげることも忘れない。家での練習が大事である。こういう風に弾きたいという完成形がその子の中にあるようにしたい。
耳の集中力を高める練習。指だけでなく心を動かす。‥音楽も感情を表現するものであるから。
音楽で心を動かすこと・コンクールで一番大事にしている事だ。その他‥耳を使うことを大事に指導。
B級 『夕方の歌』 じわじわお空の色が変化している。想像してもらい、見てきてもらい、左手で表現を作っていく。広背筋の動作で弾くと指摘。 お空の色は?天気は?聞いてみる。
『不思議な散歩道』耳を使ってタッチすること。1指のタッチポイント。
『タンブラン』 指、耳、 裏拍に注意。
C級 『ちょっとそこまで』心を切り替える練習してます。元気な感じ、おどける感じ?
『秋のセレナーデ』 響きの中に自分をゆだねる。ペダルにタイミング、踏む深さコントロール
『村の夕暮れ』 裏拍の表情で変わってくるような感じがする。
コンクールの仕上げのレッスンではほぼ全員、メトロノームを使ったちょ~ゆっくり、本番直前は特にこの練習が中心。ピッピッにぴったりさせ、耳に集中させる。
心が動いていく言葉かけにあふれた素晴らしい講座でした。
聞いているだけで、いいな、面白いなぁ、と思いレッスンが楽しそうで真似てみたいといました。感動する事が身近であり、手の届くものであり、作り出せる感じでした。
是非また、次回の講座を受講希望致します。
大阪がコロナで大変な事になっているご様子を講座の冒頭でお聞き致しました。宏美先生お気をつけてお過ごしください。。
文責 M.かおり
今野万実先生によるバロックづくしセミナー
2021年初めてのちば・市川バスティン研究会主催セミナーが4月9日(金)オン ラインにて開催され、大阪から今野万実先生をお迎えしました。
今日はピティナコンクールの課題曲 A1・B・C級から抜粋した曲を使って楽しく、 かつ大切にしたいポイントを押さえながら楽しく解説して頂きました。
今野万実先生と言えばギロックの曲の講座を開催して下さったこともあり、そのき め細かなご指導と生徒への愛情あふれる声かけ、抱腹絶倒の楽しいレッスンなどが記 憶に新しく、本日の講座を楽しみにしている方も多かったことでしょう。 常日頃の指導ではバロック様式の曲については理解しているものの、生徒に伝えるの は難しく指導で悩むこともあります。原因の一つとしてはバロック時代と現代のピア ノとが異なる楽器であった為に奏法も異なること、楽譜も詳細な表記がなく出版社に よって差異があること、故に指導者や演奏者は当時の演奏習慣の知識が必要であるこ となどが挙げられます。 今回は近現代曲ではなくバロック様式ということでその注意点を明らかにしつつ、 今野先生が音楽を奏でる際に大切にされていることからお話が始まりました。
「いかに歌っているように弾くことができるか」
時代様式に関わらずピアノを使って歌をうたうように奏でるためには、その ための指作り・音作り・耳作りの指導が大切である。なぜなら音楽の原点は「歌」 だからである。「歌」つまり「旋律」をそれぞれ聴きながら弾くことと、旋律以外 に通奏としての低音の響きが常に鳴っていることを感じながら、その上で音楽の 三要素リズム・メロディ・ハーモニーを念頭に置いて曲の方向性を意識しながら弾 くこと。
「バロック様式の曲で注意したいこと」
1. 拍子感の大切さ(3拍子の舞曲を例に)
3拍子の 1 拍目の重さを感じて弾くこと。1・2・3と拍は均等ではない。1から2へ入る際に舞曲独特のリズムと間がある。生徒と一緒に指揮を行い体感して もらうことが必要である。曲の始めの静から動へと移る際は発音前に躍動感を既 に心で持って準備をしておくこと。
2. 旋律の歌い方
弧を描くように中央にふくらみを持たせたフレージングを意識する。個々の旋 律が歌うように弾けていてもそれぞれがバラバラに歌っているように聴こえては ならない。低音からの縦方向からの旋律の響きを聴きながら聴覚的に自然な流れ を作っていく。和声の変化は分析で明らかにし、生徒に理解できる範囲で説明をし つつ色彩感の変化を促す。
3. 豊かな感受性
言うまでもなく音楽を奏でる為には必須の要素であるが、バロックという形式 美の中でどう表現するかが問われる。生徒の演奏を昇華させるヒントとなる語彙 力や自然、感情面での経験は直接演奏に関わるため、普段から温かな音や嘆きの響 きなど様々な経験を生徒と共に積むことが必要である。
4. 古典派では
言葉とリズムがポイントとなる。機能和声という点ではバロック様式と大きく 異なるわけではないが「言葉を音符の上に乗せていくような感覚、リズム感、躍動 感を伴った演奏」を目指す。はっきりと言葉を発するように一つ一つの音の粒立ち に気をつける。
5. その他残念な演奏について
音を出す段階において押し込む弾き方は避ける。指が出来ておらず離鍵の遅さ による雑音が入らないように弾く。8分音符が連続する場合に強拍以外の音が飛 び出たり、フレーズの滑らかさが失われたりしないように気をつける。歌い過ぎ、 揺らし過ぎによって形式美を損なわない。これらの不具合は生徒自身で気が付き にくいため、常に指導者が良い演奏、悪い演奏を見せて良い耳を作ることが大切で ある。
セミナーを聞き終えて
日々の指導の中でも迷いが多いバロック・古典音楽ですが常に指導者の耳の良さと 正確な知識が問われていると感じました。コンクールの課題曲ともなるとついアーテ ィキュレーションはどうするか、何を選曲するのか等に目が向きがちですが些末なこ とにとらわれると音楽は生き生きとした命を失ってしまいます。「常に歌っているか」
を頭に置きつつ正確な知識と方向性を持った理性的な演奏を心掛けたいと思いました。 今野万実先生の熱のこもった、時に笑いを誘う声かけは生徒の心を和ませ、心を開かせ、 熱くさせるからこそ生徒は先生の教えを全身で受け止めようとするのでしょう。時間 ぎりぎりまで教えて下さった万実先生、私たちの心まで熱くして頂きありがとうござ いました。
文責 Tめぐみ
指導者ライセンス合格おめでとうございます!
ちば・市川バスティン研究会メンバーの I本久仁子先生がピティナ指導者ライセンス『上級エッセイ』に合格されました。
4月9日の研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
素晴らしいですね!!これからもますますのご活躍を期待しています。
第89回 勉強会「入会に繋がる体験レッスンの工夫」 2021.03.12 zoomにて
それぞれの先生が行っている体験レッスンの工夫をお一人ずつ、発表していただきました。
♪体験レッスンシートの活用 リズム・鍵盤図カードなど視覚からのアプローチ
♪ブログの活用。体験レッスン後1週間以内のお返事でお月謝割引
♪ドレミファソラシド言えるかな? (逆も)
♪ リズム ○ ●カード
♪「待ってましたよ〜」と最初に伝える
♪緊張を解くためのボールを投げてキャッチ! ドレミファソラシド言ってから
♪ どれみのハンドサインで踊る
♪知育カードを見せながらドレミファソラシ・クレヨンの歌で色の認識
♪ テニスボールを使って、手の形や脱力を意識させる
♪ お手玉 にぎぱく 先生手作りの楽典すごろく 譜読みすごろくなど
♪体験レッスン時に渡す規約に発表会費に提示
♪ エレクトーンのコード伴奏機能を使って、指1本でも楽しくノリノリに
♪体験レッスンシートにお名前かけるかな? リズムカード ワンとモー
♪ ドの場所 黒鍵のないところにトランプなど挟んでみる
♪ お話しの時間を長めに。承認
体験は腹八分目にしてもっとやりたいと思わせる。
♪ミッキーの輪ゴムで右手・左手の認識→そのまま一つ差し上げる
♪ ハート型などの可愛いチェーンなどを繋げてみる→集中力・指先の巧緻性
♪ 黒鍵2つと3つ さくらんぼ・バナナなとカードでその違いを認識させる
など手法をそれぞれの先生が経験に基づいたいろいろなアプローチを伝授してくださいました。
そしてどの先生方も生徒さんへの想いや愛が溢れ、先生自身でいろいろ教材・教具を手作りされたり、研究されているご様子に感動するとともに、「ピアノの先生」という素晴らしい職業であると感じております。
栄子先生始め、こうした熱心な先生方がいらっしゃる 市川バスティン研究会のお仲間として、勉強させていただく喜び、幸せをありがとうございました。
文責 E藤 操
ちば・市川バスティン研究会メンバーの生徒さんが大活躍!
第11回バッハコンクール全国大会結果速報!!(オンライン参加者の結果は3月)
第11回バッハコンクール全国大会結果速報(先生の五十音順にご紹介します)連絡のあった先生のみ掲載しています
バス研の先生の生徒さんが輝かしい成果を出されていますので、ご紹介致します。
おめでとうございます!!
T村玲子先生ご指導の生徒さん
☆幼児A部門
K野優美さん
金賞
☆小学5〜6年B部門
K田音色さん
金賞&ベスト賞(インベンション12番)
H野葵先生ご指導の生徒さん
☆幼児B部門
T内芽生さん
奨励賞
☆小学1〜2年A部門
S藤日和さん
金賞
☆小学1〜2年B部門
K下七彩さん
金賞
☆小学1〜2年B部門
N口紗矢さん
銀賞
☆小学3〜4年B部門
N口佳那さん
奨励賞
M聖美先生ご指導の生徒さん
☆小学5〜6年A部門
T橋優斗君(小6)
金賞(第1位)
Y増めぐみ先生ご指導の生徒さん
☆中学B部門
I澤千鶴さん
奨励賞
根津栄子生徒さん
☆小学3〜4年C部門
O田美怜さん(小1)
☆小学5~6年C部門
M木真優さん(小6)
奨励賞
☆中学B部門
I野辺観太君(中3)
銅賞
ますますのご活躍をたのしみにしています
第88回ちば・市川バステイン研究会2月12日(金)zoomにて
今回は佐野京子先生、小澤絵理先生、斧原ゆうこ先生、須黒綾子先生にお話頂きました。
☆佐野先生 “教室が楽しくなるような工夫として”
Zoomでのクリスマス会をプログラムと写真で紹介して頂きました。
例年、コンサートというより自宅でお楽しみ会として行っているもの。
プログラム
乾杯 (事前に配った紙コップに好きな飲み物を入れて)
ジャンケン指体操 (生徒さん両手と先生の手で)
紹介 (生徒さん自身で名前と、今回は好きな食べ物を)
リズム (ジングルベルを歌いながらそれぞれ自由にたたいてもらう)
1分ピアノ (モグモグタイム 事前にスマホで撮った個々の演奏をzoomで)
音楽ビンゴゲーム (事前にビンゴに楽語を貼って渡してある)
歌 きよしこの夜
写真撮影 (メリークリスマスと言いながら好きなポーズで)
生徒さんはもちろんご父兄からも好評とのこと。
教室ホームページのクリスマス会写真を見て入会された方も。
バレンタインでは
生徒さんに練習したら家の人にハンコを押してもらう用紙を渡し、1週間埋まったらチョコプレゼント。
グツズの工夫
音の階段
5回練習クリップ
ホワイトボード利用(B4ぐらいの大きさ)
ホワイトボードにクリアファイルを挟むと5線も間に挟め、クリアファイルにも
ホワイトボード用のマジックで書ける。
☆小澤先生 “不器用な生徒に照準を合わせた遠回りのレッスン”
初めてレッスンを体験された方には教室の指導方針を書いたものを渡している。
指導方針(レジメの番号)
繊細な生徒への声掛け
繊細な先生自身を振り返り、言葉、声掛けに細心の注意をはらっている。
長期休暇の宿題
夏・冬・春休みに新しい曲の宿題と共に以前やった曲に付箋を付けて宿題に。
☆斧原先生 LINE公式アカウント利用法・レッスン予習復習の管理表・導入指導を振り返り
LINE公式アカウント
一斉配信ができ、個々とのやり取りが出来るので便利。
作成時のポイント、注意点を教えて頂きました。
レッスン予習復習の管理表
手帳に生徒さんの名前の前後に印をしている。
導入指導を振り返り
☆須黒先生 スケールカデンツアルペジオ取り組み方
予習型レッスン
初めてピアノに接する生徒さんは、体が力みがちなので柔らかい状態でピアノに向かってもらえるよう心掛けている。
MYスケッチブック、カード(情報カード)を使い楽譜の仕組みの習得を行っている
“いっぺんにできなくても良い”と声掛けをし、時々確認もしている。
スケールとの出会いまでにしておくこと
移調は一つ引越ししてねと、追い詰めず、“つぎの誕生日には出来るよ”とこえかけしている。
スケールカデンツアルペジオの取り入れ方
鍵盤と5線の独自のスケール楽譜に指番号と音を記入して覚えてもらう。
スケールカデンツアルペジオの進め方
家の形を使って調の仕組みを覚える
カデンツは手写しで声に出して覚えてもらう
月最後のレッスンではCD鑑賞でピアノ以外のオーケストラで調判定、また
古楽器の響きなど聞いてもらう。
鍵盤と仲良くなる事を目指し、嫌いにさせない。
テキストから離れたところを大切にしてテキストへの橋渡しを教えていただきました。
文責 K林 文子
第88回ちば・市川バスティン研究会をオンラインで開催しました。
本日は『私たちの指導法』と題しバス研S野京子先生、 O澤絵里先生、K原ゆう子先生、S黒綾子先生、以上4名の先生方の発表でした。
一人30分という短い時間での発表でしたが、、生徒さんの成長に寄り添い、楽しみに見守りつつ成長させる素晴らしい内容ばかり!!
画面を通してですが4名の先生方の生徒さんを思う温かな愛情と指導への熱意が、参加した先生方にずっしりと伝わった充実の2時間となりました。
詳細レポートは後日アップします。どうぞお楽しみに!
ピティナ課題曲チャレンジのページにバス研メンバーのY根采夏先生の記事が載りました。
素晴らしいですね。こちらをご覧下さい。
2月12日(金)の第88回ちば・市川バスティン研究会(オンライン開催)でご紹介させて頂きます。
1.8
令和3年1月8日(金)
新年初の第87回ちば・市川バスティン研究会がオンラインで開催されました。
最初に栄子先生よりご挨拶、そして塩屋先生のステップアドバイザーデビューのご報告と、
畠野先生のピティナ指導者検定全級合格、そして正会員になられたとの嬉しいご報告がありました。
そして今回は永瀬礼佳先生による
「2歳児でもここまでできる!指導法」をセミナーして頂きました。
お若いのにムジカノーバでの連載をこなし、今やひっぱりだこの礼佳先生。
またご自身も5歳の娘さんのお母さんでもいらっしゃるので保護者目線でも貴重なお話をしてくださいました。
最近永瀬先生のお教室も低年齢化が進み、一番小さな子?では妊婦さんからレッスンにいらしているそうです。
2歳だからできること、2歳だからこそ工夫しなくてはならないこと、2歳にはできないこと、できないことに対してどう声をかけていくか、
2歳児でも保護者に満足していただけるレッスンをするためにはお話を聞かせて頂きました。
まず2歳児をレッスンするにあたり、2歳児に求めることを自分の中で決めておくことが大切です。
一番大事なのは何より音楽の楽しさを伝える、好きになってもらう、音楽が生活の中にある楽しさをお母さんと共に知ってもらうことです。
注意点としては、ただ楽しいだけでは終わらないようにする。月謝泥棒にならないためにも、
2歳~3歳児の特徴を指導者が知ることが大切です。
1運動機能
・3歳からは個人差が大きい ・3歳は音楽のリズムに合わせて動ける、速く走れる、急に止まったり方向を変える事が出来る→2歳児には出来ない。
2知能
・2歳は数が理解できない ・2歳は部分的に歌える ・3歳は歌詞やメロディも覚えられる、見たこと聞いたことを伝えられる。
3情緒
・2歳は落ち着きがない ・2歳は長続きしない ・2歳は聞き慣れない音への恐怖 ・3歳は視覚的なものへの恐怖 ・3歳は自己を抑制する力が少し育つ 4社交性
・2歳は飽きっぽく衝動的 ・3歳はごっこあそびが大好き
この時期の子供には「できること」と「できないこと」がある。ということを先生が知っておくことが大切で、お母さんにも知っていただく事で共有する事が大切です。
そして実際の2歳児のレッスンの組み方(20 分)のレクチャーをして頂きました。
1挨拶の歌(日本音楽脳育協会オリジナルソング※認定講師のみが使用可能)
2お返事の歌(日本音楽脳育協会オリジナルソング※認定講師のみが使用可能)
3音感
4リズム
5ピアノ
6さよならの歌(日本音楽脳育協会オリジナルソング※認定講師のみが使用可能)
このような流れでレッスンを進めますが、2歳児を集中させるだらけさせない為にも
1挨拶の歌 2おへんじの歌は、レッスンが始まったらいきなり歌うことでレッスンのスイッチを入れる(楽しく元気に歌うこと!) 慣れるまでは指示を出してから歌うとのことです。
レッスン展開例としては、
3の音感は、2歳からできる集中して音を聴く姿勢作りを意識しておられます。
ドミソの和音が聴こえたら赤のマット、ドファラの和音が聴こえたら黄色のマットに行くからはじめる→音が鳴ったら反応する→いつもの音と、いつもと違う音を聞き分ける→色を増やす→旗へ移行していく(最終的に9つの和音の旗の聴き分けが出来る様になる)
4のリズムは、ピアノ演奏に繋げられるような指導を心がけておられます。
レッスン展開例としては、音符の種類を動物の種類で表す(4分音符はワンワンのリズムで犬、2分音符はモーのリズムで牛、というように)動物の紹介→指示を出して対比を楽しむ→動物を増やしていく
5ピアノ
礼佳先生は2歳児の教材として江口寿子先生の「ぴあのだいすき(共同音楽出版社)」を使っておられます。
1つ1つの曲のねらいとポイントを見極め、それが出来るようになれば合格ですが、2歳児は同じ絵本を何度も好んで読んだり繰り返しが大好きな性質がありますから、何度も繰り返し楽しみながら教材を進めます。
オクターブのスケールが弾けるようになる事が最終目標で、それが出来るようになればテクニックに進み自然とレッスン時間も30分に延長されます。
6さよならの歌
やさしい気持ちで歌う
最後に、目的や効果をきちんと保護者に伝える事が大切であり、できなくても大丈夫という大きな気持ちを先生が持つこと ・先生に強い気持ち、明確な目標を持つことが何より大事であるという、まとめの素晴らしいお言葉でした。
2,3歳くらいのお子さんはまずじっとしている事が難しく、私自身もこれで良いのかと悩みながら試行錯誤でレッスンしていた事もありますが、礼佳先生の貴重な実際のレッスンを見せて頂いたりお話を伺って、
2歳3歳児の特性を指導者が勉強し知る事で、小さな子でもこんなに豊かなレッスンが展開できるんだと目から鱗の連続で、あっという間の2時間楽しいセミナーの時間でした。
何より礼佳先生の愛情溢れるお人柄と、子どもの有りのままを受け入れ認めてあげる姿勢が、子どもも保護者も大満足のレッスンを産むのだなと感心させられっぱなしでした。
永瀬礼佳先生、今回も楽しく貴重なセミナーを有難うございました。
またの機会を楽しみにしております! 文責 K野 敬子
バス研の先生方の生徒さんコンクールで大活躍!!
ブルクミュラーコンクール東京ファイナル おめでとうございます!!
☆幼児部門 | ||
金賞 | ||
T内 芽生さん | H野 葵先生の生徒さん | |
M木 章人くん | H野 葵先生の生徒さん | |
銀賞 | ||
H谷 陽南乃さん | H野 葵先生の生徒さん |
|
☆小学1〜2年B部門 | ||
銀賞 | ||
O田 美怜さん | 根津 栄子生徒さん | |
☆小学3 〜4年A部門 | ||
金賞 | ||
U田真緒さん | U村崇子先生の生徒さん | |
O木 彩那さん | H野 葵先生の生徒さん | |
銀賞 | ||
T内 葵さん | H野 葵先生の生徒さん | |
☆小学3 〜4年B部門 | ||
銀賞 | ||
K田大聖くん | S木由紀子先生の生徒さん |
2020年ブルグミュラーコンクール『レッスン賞』受賞の先生
☆ S木 由紀子先生
☆
H野 葵先生
☆ 根津 栄子
2020年12月13日 第86回市川バスティン研究会、zoomにて行われました。
根津栄子先生による
「ピアノ学習者への調カード導入法」
「スケールとアルペジオの活用法」
上記の講座を受講致しました。
後半はH野葵先生による
「コンクール挑戦の先にあるものを目指して」
をうかがいました。
根津栄子先生の
「ピアノ学習者への調カード導入法」
入り口易しく出口別人。
手を抜かないで実力をつけて行く方法を学びました。
バスティンメソードで楽しく学べる調カードの作り方を教えていただきました。長調12調
グループ1 白白白 ハ調、へ調、ト調
グループ2 白黒白 ニ調、ホ調、イ調
グループ3 黒白黒 変ニ、変イ、変ホ
グループ4 上以外 変ト、変ロ、ロ
表側には5線を引き大譜表にト音記号とヘ音記号を書きます。
グループ1から各調の調号を書き入れます。
裏側にはハ調であればハがつく言葉を子供達に連想させて絵を描いてもらいます。
例えばハ長調、葉っぱ、ハート
表側の大譜表はお子様が書けない時はお母さまが手伝って書いてあげて!なるべく手作りが愛着が湧きベストとの事でした。
調カードは見ただけで何調か言える、弾ける、耳で聴き取れる子になるように繰り返し楽しく行います。全部覚えたら、全部何秒で答えられるか、タイムを図り、ノリノリで楽しく行います。
♪ドレミファソの歌。ド〜ソまでの5音で、初めはゆっくり徐々に速く歌えるようにします。歌えるようになったら自転車、新幹線、と速度を変えても楽しく歌えるようにします。あり、パンダ、ゴリラ、声の強弱を変えて楽しく歌えるように誘導して行きます。
調カード何調か言えて聴き取れる子になったら半音階をはじめは2の指一本で弾きます。弾けるようになったらそれぞれを主和音にして全調弾いて行きます。
5度圏ドミソ、ソシレ、レフア#ラなど終わりの音から主和音捜しながら弾きながら音名言える様にします。
属調右回りが出来たら左回り。日本語でもドイツ語でも言える子供に育てて行きます。
調カードをグループ1 〜グループ4 の順に並べられる。
調カードを半音階でも並べられるように声かけしていきます。
調カードはピアノ導入のまだピアノが弾けない時期に教えます。
調カードが大得意。大好きな子供に育てて行くコツは、慌てない。ゆっくり子供のぺースに合わせて待ってあげる。そして楽しく指導して行く事です。
♪ドレミファソの歌。お母さまがピアノ経験ない場合にはスマホに録音して繰り返し歌ったり弾いたりを宿題にします。
「スケールとアルペジオの活用法」
右手の場合、ドレミファソ⇒1指で下りて5指で上がる。手首を下から上に。
左手の場合、ドレミファソ⇒5指で上がり1指で下りる。手首を上から下に。
左右反対になります。
ドレミファソファミレド⇒手首一回転させる。肘の力を抜いて。指導者は後ろから肘に力が入ってないか確かめる事。
スケール弾く時、親指は斜め45度。親指の先の点で弾きます。スケールを1の指(親指)だけで弾く練習。
スケールを子供達にとって難しいと思わせないこと。
美しい真珠のネックレスをイメージし、粒を揃えて弾けること。
大きい粒揃い。小さい粒揃い。見てわかるので栄子先生考案の真珠のネックレスを使うと生徒の意識が好転します、とのこと。
スケールもアルペジオも階段クレッシェンドや坂道クレッシェンドなどで全調弾けるように。
長調が弾けたら短調。生徒が嫌がらないように。はじめは片手づつ。自信を持たせて続けさせるのが秘訣。
2オクターブは、ハ長調、ト長調から。
リズム変奏も取り入れて。慣れてきたら目をつぶっても弾けるようにしていく。
導入の小さい子供に高度な全調メソードを楽しく無理なく確実に身に付ける事ができる素晴らしい指導法だと感銘を受けました。
スケールとアルペジオも根津先生考案の真珠のネックレスを使い肘の力を抜いて軽やかに美しく弾けるように指導していきたいと思いました。
H野葵先生による
「コンクールの先にあるものを目指して」
まずH野先生から幼少期のお話があり、全て今に繋がっていると実感されているそうです。
H野先生がコンクールで気をつけている事は選曲に時間をかける事。
そして色々なホールに出かけてホールの大きさ、ピアノの響きを確認して選曲する。
上手に弾けても映える曲。映えない曲がある。その子に合った曲を選ぶ。
幼児がコンクールを受ける場合の工夫は目から鱗!!先生から教えていただいた内容は企業秘密です(笑)
全国大会で金賞、銀賞受賞に繋がりました。
小さい子供のコンクール挑戦は教材の進みが遅れるなど、賛否両論あります。
しかしコンクールに挑戦することで、教室以外にも目を向けられるようになる。成長につながり合否がつくと先生も子供も本気になる。
コンクールに向けて指導者も遠慮なく指導できる。
コンクール受賞の生徒を通して発表会などでほかの子供にも良い刺激を与える。
コンクールへの挑戦は、まずはやってみる事が大切で果ては成功体験へとつながる。
以上のように「すべてが自分の経験になるのでこれからも真摯に勉強していきたい。」とお話し下さいました。
H野葵先生は日々子育てのお忙しい中でも多くのセミナーに通い、研究と努力を惜しまず結果に繋げて行く姿勢が素晴らしいと思いました
根津栄子先生。H野葵先生。素晴らしい講座を開催していただきありがとうございました。 文責 K藤 幸子
2020年11月6日 第85回市川バスティン研究会、zoomにて行われました。
まずはお知らせから
ちば・市川バスティン研究会メンバーのI本久仁子先生がピティナ指導者ライセンスの指導実技を受検された時の様子がピティナ会報OUR MUSICのP.34に掲載されました!! 素晴らしいですね。
今回は重野美樹先生による「コーチングを生かしたピアノレッスン」についてのセミナーです。
重野先生はアテネオリンピックで北島康介さんが金メダルを獲得された際にコーチングを知ったのがきっかけで、
青木理恵さんにコーチングの講座をしていただいたそうです。その当時はコーチになりたいとは思われなかったそうですが、留学しているお嬢様からの電話をきっかけに興味を持ち、講座を受講し2009年に資格を取得されました。
お嬢様への指導が厳しくなってしまい変えていきたいと思案されていましたが、コーチングを学んでからはレッスンのストレスがなくなったそうです。
今回はセミナーの前にまずタイプ診断を受け、私たち自身がどんなタイプなのかを調べました。
重野先生のご家族は皆様タイプが全員違ったそうです。その時、人はみな違うと実感、今までやりやすかったりやりにくかったりしたことは、聴こえていなかったんだな、届いていなかったんだな、自分の物差しと生徒のものさしは違う、それぞれの心にスッと入っていく声掛けが必要であると視点が変わったそうです。
しかしその声かけも、「全国大会に行くならこれくらい必要」「それでは落ちてしまう」と決めつけてはならず、(それはティーチングにあたります)どのくらい必要だと思う?と問い、生徒さんの答えを否定せずに受け入れ、本人に考えさせるようにしていきます。生徒さんに目標を考えてもう、そこまでに必要なことを計画してもらう、それを公言する、達成したときを想像してもらう、というプロセスです。
また学習スタイルという生まれ持ったスタイルがそれぞれにあり、聴覚・言語感覚・触覚・視覚、4つのスタイルがあります。当てはまるそれぞれの良いところを使って勉強をするのが良いそうです。
私はこのお話を聞いて、自分が想像していたコーチングとは全然違う!と驚いたのと、
今まで「この子はこんなタイプだなぁ。こうしたほうがいいのかも?」と勘で合わせてきたものが、あぁそういうことだったのかとスッキリしました。自分と真逆で今まで理解できなかった生徒のことも、理解して合わせてあげられるのかもしれないと希望が見えました。
また生徒に考えさせ、それを受け入れるということは目先の結果だけを考えるとなかなか簡単にできることではなく、自分自身が辛抱強くなれるように変わってく忍耐力と、生徒の可能性を信じる勇気が必要だと感じました。
コーチングはすぐには効果が現れず、何年も掛けて生徒さんを育てていくそうです。「それはこうしたほうがいいよ」とアドバイスするよりも遥かに難易度が高く感じます。人間力が試される気がしました。
しかし、それができるようになった時、今までとは大きく変わった景色が見えるのだろうと思います。さっそくレッスンで取り入れました。
少しずつでも自分自身が変わっていけたらいいなと思います。
今回はとても素敵なセミナーを開催して頂きありがとうございました。 文責O.絵里
2020年10月9日(金)第84回ちば市川バスティン研究会をzoomで開催しました。
まず最初にお知らせがありました。
ピティナ指導者ライセンス中級指導全課程に合格されたS屋比呂美先生の喜ばしいニュースがありました。
本日のセミナーは、佐々木恵子先生による「ブルグミュラーを美しい音色で弾くには」をお話頂きました。
ロマン派の美しい曲をただ弾くのではなく、レベル高く指導するにはどうしたら良いのか。
ペダル、音色、アーティキュレーションなど細かく指導頂きました。
ご指導頂いたのはアラベスク、牧歌、子供の集会、進歩、清い流れ、狩、せきれい、バラード、タランテラ、貴婦人の乗馬、水の精。
どの曲も、素晴らしい模範演奏、曲のイメージについて、細かくお話頂きました。
楽器の音色でイメージしたり、弾きにくい奏法に対する練習方法、手や手首の細かい演奏法やタッチ、ブルグミュラー特有のフェルマーターの捉え方、フィンガーペダル演奏法など、わかりやすく大変魅力的な内容でした。
特に「子どもの集会」は3度奏の難しい曲を見事にロマン派の楽曲として聴かせて頂きました。
初めのスタッカートの3度奏は手首を左に傾けることで弾きやすくなり、上の音だけでなく、下の音も大事に弾くことができるそうです。
また、レガートの3度奏はまず押し付けないこと、そして短いスラーとスラーの間が切れすぎないようにどちらかの音を保持することを教えて頂きました。
どうしたらエチュードではなくロマン派の曲として弾けるのか長年悩んでいましたが、霧が晴れたようです。
佐々木先生の音色は軽く美しく、難しい3度奏であることを忘れてしまう程自然にメロディが歌われていました。
そしてどの曲も自分自身で弾いてみたくなる内容で、早速子供たちのレッスンでも実践してみたいと思っています。
予定していた楽曲を全て解説して頂き、大満足であっという間の2時間でした。
佐々木恵子先生素晴らしいセミナーをありがとうございました。
文責 K.祐子
指導者ライセンス合格おめでとうございます!
ちば・市川バスティン研究会メンバーのS屋比呂美先生が『中級指導全過程』に合格されました。
10月9日の研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
S屋比呂美先生はちば・市川バスティン研究会の副代表としていつも笑顔を絶やさず、メンバーとの連絡や講師の先生方とのやり取りを一手に引き受けて下さっています。
素晴らしいですね!!これからもますますのご活躍を期待しています!
夏休み明けの市川バスティン研究会。
今回も、まだコロナの影響もあり、zoomによる開催でした。
まず最初にお知らせがありました。
「ピティナコンペティション特級ファイナル開催支援基金」に、ちば市川バスティン研究会代表根津栄子先生ご名義で寄付されたとのこと。
一人一人は微力ですが、少しでも音楽界に貢献できるのは大きな喜びであり、この研究会の素晴らしさをまた感じさせて頂きました。
そのほか ヘアドネーションをされたK邑妃和先生のお話を皆さんで伺いました。
昨年のバッハコンクールで審査員をお願いし、お世話になった、
黒川ちとし先生の訃報を悼みました。ご冥福をお祈り申し上げます。
ピティナ指導者ライセンス中級指導全課程に合格されたI本久仁子先生と、
上級指導全課程に合格されたH野葵先生の喜ばしいニュースもありました。
さて、本日の目玉の指導法研究会のセミナーは、
石黒美有先生によるご講義です。
使用教材は、
「はじめてのピアノコンクールで 生徒を成長させる指導法」石黒美有著(ヤマハミュージックメディア)。
本日のセミナーは、題して
生徒と一緒に成長する!
『舞台を活かした指導法』
〜親御さんへの声掛けと共に〜
画面共有でご用意されたパワーポイント資料63枚!
石黒美有先生の美しいお声、流れるような口調で、淀みなく講義が始まりました。
『親学の必要性』
この「親学」については、10月以降に、ピティナ本部にて、お母様の石黒加須美先生と共に「かすみピアノスクール」のセミナーとして、開催が予定されているそうです。楽しみですね!
『子供達の成長を詳しく知ろう』
ピティナHPにも掲載されていらっしゃる、
瀧靖之先生の脳科学のお話も交えられながら、胎児、0歳〜6歳 各年齢での成長過程に合わせた指導のお話。
子どもの長所短所があるが、短所は気付いた年齢の倍の年齢の時に、短所ではなくなるので、早い年齢で対処する方がよい、というお話など。
『小学生になる前に』
『小学生から』
10歳頃は、分岐点であるお話。
「見える学力」と「見えない学力」があり、ピアノレッスンでは、「見えない学力」を伸ばせるお話。
また、美有先生の国際結婚、教育のご経験から、語学のお話にまで及ばれました。
『子供に絶対言ってはいけない「全否定3要素」』
「言っちゃってますよね〜」と明るく笑い飛ばしながらお話され、拝聴している私たちもホッとした表情。
『はじめてのコンクールで生徒を成長させる指導法』
本日の使用教材を使って、「人間力を育むサークル」という「環境」を作ること。音楽や形式のお話、コンクールに取り組むスケジュール。声掛けの仕方などのお話がありました。
「コンクールや本番前は、大きな筋肉や体幹をほぐすことが効果的」と画面の皆さんと一緒に、身体や手指のストレッチの実践もありました。
そして、逆境を乗り越えるお話、
『新型コロナウイルス感染症の影響』に至るまで、盛りだくさん!の講義でした。
イタリアのセンスを思わせる素敵なインテリアの赤系の壁紙をバックに、
初々しくお若いながらも、明るい母ちゃんの貫禄充分!な、共感をよぶ親しみのあるトークにグイグイ引っ張られ続けました。
指導者のスキルアップに、良い音楽や芸術に触れ、耳も気持ちもリフレッシュする事が、私達のリラックスになる、というお話も印象的でした。
石黒美有先生、有難うございました!!
素晴らしい勉強の機会に参加させて頂き、幸せに思います。
根津栄子先生、本日も素敵な研究会のご企画を、有難うございました!!
文責 O原 ゆう子
指導者ライセンス合格おめでとうございます!
ちば・市川バスティン研究会メンバーの H野 葵先生がピティナ指導者ライセンス『上級指導全過程』に合格されました。
9月11日の研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
素晴らしいですね!!これからもますますのご活躍を期待しています!
指導者ライセンス合格おめでとうございます!
ちば・市川バスティン研究会メンバーのI本久仁子先生がピティナ・指導者ライセンス『中級指導全過程』に合格されました。
9月11日の研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
素晴らしいですね!!これからもますますのご活躍を期待しています!
指導者ライセンス合格おめでとうございます!
ちば・市川バスティン研究会メンバーの H野 葵先生がピティナ指導者ライセンス『上級エッセイ』に合格されました。
9月11日の研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
素晴らしいですね!!これからもますますのご活躍を期待しています
7月10日(金)第82回ちば市川バスティン研究会をzoomで開催しました。
メンバーのU村先生が早速レポートを書いて下さったので以下にご紹介します。
今回もzoomによる開催で、 研究会メンバー一同が、オンラインの画面に集合いたしました。
本日ご都合の悪い先生方は録画を視聴出来るそうです!
前半のテーマは
「栄子先生のオンラインレッスンから~笑顔が戻った対面レッスン」です。
根津栄子先生の普段のレッスンを撮影された動画が画面共有されました。
生徒さんは小学1年生の女の子。 バスティン、課題曲チャレンジの曲目、ブルグミュラー、ベートーヴェン・ソナチネ 沢山の課題が 実にテンポよく 進みます。
テクニック・奏法、フレージング、音色の作り方、楽曲の構成 幅広い項目を、とことん追及される先生の妥協のないご指導とその場で吸収していかれる生徒さんのご様子に釘付けになりました。
生徒さんの年齢や理解度にピッタリの言葉かけも見事で生徒さんの自発的な気づきが育まれ素晴らしいご成長につながっておられるのだと実感いたしました。
後半は、メンバーの先生の発表です。
今回はK邑妃和先生がご担当されました。
テーマは、
「お家の練習を可視化してレベルアップ」
生徒さんのお家での練習が、的確に行えるように、レッスン時間を有効に成長に活かしたい、
そのような思いの詰まったアイデアをお話しくださいました。
画面にご紹介くださいましたのは項目を厳選して作られたカラフルで可愛らしい表のシート数々。
生徒さんが取り組みやすいように、うまく活用できるように、目標設定やご褒美も考えられ生徒さんを思う、K邑先生の深い愛情にこちらまで包まれるようなひと時でした。
ご熱心な先生方と集い、学びあえるちば市川バスティン研究会の素晴らしさに改めて感謝がつのります。
次回は9月。 次の勉強の機会を心待ちにいたしております。 文責U.崇子
指導者ライセンス合格おめでとうございます!
ちば・市川バスティン研究会メンバーのI本久仁子先生が『中級演奏実技』に合格されました。
7月10日の研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
素晴らしいですね!!これからもますますのご活躍を期待しています!
6月12日(金)オンラインにて、第81回ちば・市川バスティン研究会が開催されました。
ピティナコンペティションで36回の指導者賞を獲られている加藤智子先生をお招きして
「幅広い年齢層へのコンクール指導法」をお話いただきました。
加藤先生はA2級からG級、プレ特級まで、そして連弾や2台ピアノとたくさんの生徒さんを毎年
全国大会に導いていらっしゃいます。
●年間スケジュール
2月半ば〜8月はピティナコンペ曲を中心に指導。ステップの開催。
9月〜2月の期間にはクリスマス会や発表会、ステップ(室内楽)の開催。
年間を2つに分けることで、コンペの時期は課題曲を、その他の時期は弾くことが困難な曲にチャレンジしたり、
苦手なところを強化するような曲に 取り組んだりとカリキュラムを充実させているそうです。
●指導にあたって
※年齢や体の成長に合わせ、その時期に大切なことを指導しているそうです。
@導入期
生徒さんの笑顔を失わないように、ピアノを弾きたいという気持ちを引き出すように。
拍感、リズム感をつけるために、歌ったり、歩いたり、楽器を使ったり。
コンペに関しては、結果ではなく気持ちを残すことを大事にしている。
AB級
4期の演奏の違いを知ってもらうために先生が演奏したりしながら指導。
クラッシック期を特に大事にしている。
BC級
クラッシック期とバロックの違い、ロマンと近現代の違い。
CD級から
バロック・クラッシック期ともに、作曲家による演奏の違いや音色の違い。
●コンペ課題曲の選曲において
課題曲が発表されたらまず、課題曲CDを聴いて曲を吟味し、
長年の経験から選曲の良し悪しを慎重に見極めていくそうです。
具体的にいくつかの曲を例に教えていただきました。
36回もの指導者賞を受賞していらっしゃる加藤先生だからこその素晴らしいお話をたくさんしていただきました。
残念ながら今年はコンペが中止になってしまいましたが、貴重なお話を来年に活かしていきたいと思います。
ありがとうごさいました。
最後に栄子先生から加藤先生に趣味をお伺いしたところ、「お買い物と食べること」とのこと。
オンラインでは叶いませんが、いつか加藤先生を囲んでランチ会ができたら嬉しいです。
文責 O.みどり
第80回ちば・市川バスティン研究会をオンラインで開催しました
春のような優しい暖かさの2月14日バレンタインデー、第79回ちば市川 バスティン研究会が催されました。
まず、いつもお世話になっている田口部長とバッハコンクールスタッフで無くてはならない根津昭義先生に、会員みんなの愛のこもったチョコレートをプレゼント。いつもありがとうございます。
そして本題、バス研メンバーE藤操先生による「プラチナ(シニア)レッスンはこんなにハッピー!」「今こそプラチナレッスンを!プラチナレッスンから広がる教室経営」のセミナーを聴かせて頂きました。
プラチナとはシルバー世代のことで、錆びるシルバーよりずっと輝き続けるプラチナでいたいというご意見から命名されたそうです。
私たちバスティン研究会メンバーの生徒さんはほぼ学生で、研究会の内容も導入、初級の指導法や、コンクール、美しい音色を出すにはなど、シニアの指導法を勉強することはほとんどありませんでしたが、この少子化時代、シニアの指導はこれから不可欠では?ということでお願い致しました。
内容は
・プラチナ指導を始めたきっかけ
・プラチナ世代へのピアノレッスンは、こんなに楽しくて充実!
・プラチナ世代の経済状況
・認知症予防と改善
・プラチナレッスンに効果的な指導法とは
・プラチナ指導から広がる教室経営
・日本シニアプラチナピアノ協会設立について
・グループレッスン動画
・イベント
と多岐に渡り勉強させて頂きました。
プラチナ世代はグループレッスンが向いていて、仲間がいることで連帯感が生まれ退会防止になったり、また大人ならではの地域のネットワークが強く、紹介の輪が広がるそうです。
また、音楽療法を勉強されたE藤先生は認知症の方の指導もされていますが、プラチナ指導が認知症予防になり、社会貢献になっていると実感、やりがいを感じるそうです。
プラチナ世代は教室・先生の大ファンになってどこまでも付いて来てくださるとのことですが、E藤先生の明るく優しいお人柄に皆さん大ファンになるのではと感じました。
ピアノを弾くことで心が楽しくなり、体にも良いことがたくさん。
「心」「体」「脳」のすべてが健康になるピアノ、その指導に頑張りたいと思いました。 文責S.比呂美
ちば・市川バスティン研究会メンバーの生徒さんが大活躍!
第10回バッハコンクール全国大会結果速報!!
第10回バッハコンクール全国大会結果速報(先生の五十音順にご紹介します)
全国大会に出た生徒さんも、惜しくもでられなかった生徒さんも本当に皆よく頑張りました。
バス研の先生の生徒さんが輝かしい成果を出されていますので、ご紹介させていただきます。
おめでとうございます!!これからもますます頑張って下さい。
H野葵先生ご指導の生徒さん
☆小学3〜4年A部門
N口佳那さん(小3)
銅賞
☆中学生A部門
M谷紗衣さん(中1)
金賞&ベスト賞(インベンション第4番)
M 聖美先生ご指導の生徒さん
☆小学5〜6年A部門
T橋優斗君 (小5)
銅賞
M埜裕子先生の生徒さん
☆高校B部門
Y中稜久君(中3)
銅賞
第78回ちば・市川バスティン研究会が2020年1月10日(金)伊藤楽器船橋メンバーズルームで開催されました。
本日は指揮合唱指導者の粟飯原栄子先生をお迎えいたしました。新年にふさわしく新鮮な風が吹いた感じの講座でした。
粟飯原先生はピアノ科を卒業後、高校の音楽教師になられましたが、なんと根津栄子先生が高校教師になられた時の同期で今日は40年ぶりの再会だったそうです。現在は佐倉混声合唱団、津田沼女声アンサンブルの指揮者としてご活躍し、指揮法教室を主宰していらっしゃいます。
本日は下記の項目のを体験型でご指導いただきました。
いつものように先生のお話を聞いてメモをしていたら、粟飯原先生がメモを取るのは勉強している気になっているだけで本当の身にならないからやめましょう!と喝。(ドキッ!)そこでメモを取らず先生をよく見て、今やっていることを肌で感じ、楽しみました。そうすると不思議と集中でき、先生との距離が近づき、皆さんとも同じ空間で感じているのがよくわかりました。
天才はどんなことをやってもいいが、普通の人は基本をしっかり学ぶことがいい。ということで齋藤秀雄著の「指揮法教程」を元に型の触りとして4拍子と3拍子を好きなように振ってみるように言われました。私達が好きなように振ったのを先生がご覧になって、改善点のご指導がありました。
・右手は自分の目で見える円の範囲で左右対称に振る。
・手首がひらひらしなく、指先からビームが出ているように思う。
・右手が主導の場合は左手は軽く添える感じで動かす。
次に「ブルグミュラー25の練習曲」を使って実践に入りました。
4拍子の曲として「素直な心」を3拍子の曲として「アヴェマリア」をいきなり一人ずつ指揮をすることに!その指揮の通りに先生がピアノを弾いてくださいました。皆さん恥ずかしかったり、緊張したりでしたいと思ったようにはなかなかできなかったようですが、指揮を皆さんの前で振った方はいい体験になったと思います。
伝えたい音楽をはっきりわかるように指揮することの難しさ、目力、型の大切さを学びました。生徒にもっと音楽を感じてもらえるようにレッスンの時に指揮を活用してみる大切さを感じました。
「アヴェマリア」ではキリスト教のことを知らずしてはこの曲を教えられないこと、子供達に曲を通して西洋文化を伝える大切さに気付かされました。
どうして調性がイ長調か、三位一体のこと、聖母マリア、イエス・キリストのことなど先生から次々と質問がありましたが、はっきりわかっていなくまあ恥ずかしかったこと!
・発声は口を大きく開けるのではなく、喉を大きく開き、鼻腔に響す。
・響きが空間を上に上っていくように響かす。
・賛美歌「あら野の果てに」の2声合唱を歌う。発声に注意して流れるように音楽を進めて歌う。
・「夕焼け小焼」は時間がなく、初めの一音のハモリを体験。
2時間の盛りだくさんの内容でしたが、こんなに集中しピリッとした感覚の講座はなかなかありません。なるほどの連続で体も心も活性化して実に楽しかったです。指揮も歌ももっとやってみたい、そしてレッスンでも早速活用したいと強く思いました。
文責 M.裕子
指導者ライセンス筆記試験合格おめでとうございます!
ちば・市川バスティン研究会メンバーY根采夏先生が11月3日(日)コンサートサロン・レゾナンスで開催された『指導者ライセンス筆記試験』に合格されました。
1月10日(金)の研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
素晴らしいですね!!これからもますますのご活躍を期待しています!
令和元年12月13日(金)伊藤楽器船橋メンバーズルームにて、第77回ちば市川バスティン研究会が開催されました。
まずはじめに、12月1日に無事終了したバッハコンクールの報告と、発表会をされた先生の報告、12月21日 (土)栄子先生の発表会開催のお知らせ、そしてM先生がご結婚されたという とてもおめでたい報告があり、幸せいっぱいに包まれてのスタートとなりました。
今回は、T村玲子先生とS屋比呂美先生の発表、そしてその後はクリスマスランチ会を企画してくださいました。
☆T村玲子先生「ピティナ指導者ライセンスを全級取得して」
T村玲子先生は、なんと1年という短期間に全ての級を取得するという、本当に素晴らしい実績をお持ちの先生です。
雲の上のような存在の先生ですが、やさしく親しみやすい口調で、私達にわかりやすくお話してくださいました。
◇受験のきっかけ:長年ご指導されてきた上で、さらに自身の指導に足りないものは何だろうという思いから受験を考えられたそうです。
◇《指導実技、演奏実技、筆記試験、小論文》の受験対策について:どのように準備して行ったか、こんなことに気を付けた方がいい、また試験の様子など を、具体例を交えながら詳しく教えてくださいました。
◇受験したことによってよかったこと:
・指導の見直しができた
・自分に自信がついた
・活動の幅が広がり、それによって多くの出会いがあった
・先生が学んでいる姿を見せることで生徒たちに勇気を与えることができた、等
これらすべてが生徒指導に生かされているとお話しいただきました。
「学ぶことに終わりはなく、これからも頑張っていきたい」という最後のお言葉に、指導に対する熱い思い、生徒に対する愛情が感じられました。
☆S屋比呂美先生 「バーナム副音源を使っての指導」
S屋先生は、イメージを大切に演奏してほしい、レッスンでワクワク感を持ってほしい、という思いからバーナム副音源を使ってのレッスンされているそうです。
今日はミニブックを使って、ピアノを弾きながら多くの曲を実演してくださいました。
バーナムの伴奏音源は初めて聴きましたが、短いテクニック練習曲が、ジャズやハワイアン、ディズニー風、おまつり、サスペンス風などの曲に大変身! 聴いているだけでも楽しくなり思わず笑顔になっていました。
S屋先生のイメージを大事にする1曲1曲のお声がけも素晴らしく、また楽しいお人柄も加わって、いつもワクワクしながらレッスンに来ている生徒さんたちの様子が目に浮かびました。
音源はフロッピー、USBがあるようで、わたしも活用してみたくなりました。
T村玲子先生、S屋比呂美先生、素晴らしい発表をありがとうございました。今日も大変勉強になりました。
その後は、スペイン料理のお店に場所を移して、先生方の交流・バッハコンクールのお疲れ様会を兼ねた、クリスマスランチ会を行いました。
美味しいお料理に楽しいお話、またプレゼント交換も大盛り上がり、とても楽しい時間でした。
今年は今日が最後の研究会です。 いつも、楽しく温かい雰囲気の中で多くの事を学ばせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。
栄子先生、比呂美先生、一年間ありがとうございました。 文責:S.京子
バス研の先生方の生徒さんコンクールで大活躍!!
ブルクミュラーコンクール東京ファイナル速報 おめでとうございます!!
☆小学1〜2年A部門
金賞
K下七彩さん(小1)H野葵先生の生徒さん
S藤 凛さん(小2)A井めぐみ先生の生徒さん
銅賞
K越一樹くん(小1) S屋比呂美先生の生徒さん
☆小学1〜2年B部門
銀賞
O曽根圭くん(小1)M埜裕子先生の生徒さん
銀賞
M村奈美さん(小2)根津栄子生徒さん
銅賞
N津隈美月さん(小1)H野葵先生の生徒さん
N口拓陸くん(小2)S木由紀子先生の生徒さん
☆小学3
〜4年A部門
金賞
H田美桜里さん(小3)
M聖美先生の生徒さん
☆小学3
〜4年B部門
金賞
K田音色さん(小4)T村玲子先生の生徒さん
銀賞
S藤美音さん(小3)S木由紀子先生の生徒さん
2019年ブルグミュラーコンクール『レッスン賞』受賞の先生
☆S木由紀子先生
☆根津栄子
バッハコンクール祝全国大会出場 !
☆幼児B部門
T迫実桜さん(年長)A藤美保先生の生徒さん
M田涼誠君(年長)A藤美保先生の生徒さん
☆小学1〜2年B部門
Y浅理楽さん(小2)E田洋子先生の生徒さん
☆小学校3〜4年B部門
T畑佑奈さん(小4) A井めぐみ先生の生徒さん
T迫茉桜さん(小4)
A藤美保先生の生徒さん
☆小学3〜4年C部門
K口舞里花さん(小4) E田洋子先生の生徒さん
☆小学5〜6年A部門
T橋優斗君(小5)M聖美先生の生徒さん
☆小学5〜6年B部門
M木真優さん(小5) 根津栄子生徒さん
N村 暦さん (小5) 根津栄子生徒さん
☆中学生A部門
M谷紗衣さん(中1)
H野葵先生の生徒さん
気持ち良い秋晴れの日、11月のバス研はコンサートサロンレゾナンスにて、「e-ラーニングを活用して指導の幅を広げよう!」を行いました。
第1部は、5月21日東音ホールにて収録されたパーフェクトセミナー、根津栄子先生著「チェルニー30番〜小さな30の物語」を使った「チェルニー30番って難しい?−楽しく練習曲を指導するための大事なコツ!-」をレゾンナンスの大画面で、メンバー皆で拝見させて頂きました。これは11月7日、e-ラーニング公開されたばかりのホカホカのコンテンツで、なおかつ根津先生が映像と同時に補足してくださり感動!
私はこのセミナーは以前拝見したものでしたが、何回拝見しても勉強になり、新しい発見があったり、忘れていた大事なことを再認識させて頂いたり、素晴らしい内容が盛りだくさんです。それをバス研のみんなでパブリックビューイングのように大画面で観させて頂き、とても楽しく充実したひとときでした。
第2部はピティナの田口翔先生がたくさんのe−ラーニングのコンテンツをご紹介してくださり、素晴らしい映像と内容にワクワクし、また教室経営のコンテンツまであり驚きました。
そして、移動中でもe−ラーニングを聴くことができるオーディオタイムというアプリを教えてくださり、早速入手致しました。
e−ラーニングは年会費を払えば取り放題、BGMにもなり、パブリックビューイングもできる素晴らしい学び方法だと思いました。
説明の後、コンペ審査員、ステップアドバイザーでいらっしゃる田口先生にフランス留学のお話を伺い、スペインの国境に近い村の明るい太陽の光、大きな雲がかかったときの暗さとの対比などをお話しされた後、南仏の作曲家セヴラックの二輪馬車を演奏してくださいました。
穏やかなご性格の田口先生の情熱的な演奏にうっとりし、フランスの景色を思い浮かべながら聴かせて頂きましたが、アンコールをしなかったことが悔やまれます。
そして本部からいらした福田成康専務理事がe−ラーニングへの情熱を語られ、つねに新しいものへ挑戦を続けられるお話に感動いたしました。
このような素晴らしい企画を考えてくださり、またお忙しいところ、おいで頂きました福田専務理事、河上紗安香様、田口先生、本当にありがとうございました。
ちば市川バス研はこれからもワンチームで楽しく研鑽してまいります。 文責S.hiromi
指導者ライセンス合格おめでとうございます!
ちば・市川バスティン研究会副代表でもあるS屋比呂美先生が『中級演奏実技』に合格されました。
11月8日の研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
素晴らしいですね!!これからもますますのご活躍を期待しています!
令和元年10月11日(金)伊藤楽器船橋ミュージックサロンメンバーズルームにて
第75回ちば・バスティン研究会が開催されました。
松田光子先生の講座「2・3歳の指導方法 知りたいを育てる知育ピアノ〜考動伝和〜」
ピアノに知育を加えた指導をご教授頂きました。
2〜3歳の子供へ、<はじめてのピアノ>、<耳を育てる>、<想像力を育てる>、<声かけ・褒め方>、<オリジナル教材>、<知育を取り入れたピアノレッスン>を題材に、子供への接し方を、動画、絵本、教材、オリジナル教材、知育道具などでお話しして下さいました。
「知育」=知りたいことを育てる事であり、「知りたい」を大人が先に教えるのは知育ではありません。
初めての事をどのようにインプットさせるのかが大切であり、大人が知っている事を教えたり、正解に結び付ける回答を促す事はしません。
子供が自発的に考えて、間違っていても頑張って成し得た過程を褒めます。
間違えた事に子供自身が何か違うなと思うような肯定的な表現で声掛けをし、気が付くまで待ち、リカバリーした子を更に褒める事が大切です。
レッスン中によく動く子供は体幹が鍛えられて良いです。
さらに姿勢が良いと「酸素量」が多く取り込まれて良いです。
宿題は、身体を動かす、指先を沢山動かす、洗濯ごっこをさせるなど、これらは近未来ピアノに結び付く楽しい事ばかりです。
童謡など歌で溢れる生活をする事で耳を育てられ、歌の記憶も出来ます。
絵本で音を作ります。様々な絵や図計をみて想像し、ピアノを弾いて表現する事は楽しくて仕方なくなるようです。
「ここを強く弾きなさい」ではなく「こう弾きたいな」が生まれる事が大事です。
内容はほんの一部しか書ききれませんでしたが、既成概念を覆すような想像力を養わせ、歌を沢山記憶し、身体や指先を思いっきり動かす事を生活の一部に出来るような指導方法は大変素晴らしく、固定概念で埋め尽くされた私達の脳もほぐされ、ワクワクを体感出来て、もっと沢山知りたいと思う素晴らしい講座でした。
文責K.yuuko
令和元年9月13日(金)伊藤楽器船橋ミュージックサロンメンバ−ズル−ムにて
第74回ちば・バステイン研究会が開催されました。
角野 美智子先生の講座 原石を磨く指導法ーすべての可能性は生徒の中にー
最初の言葉、「どの子ものびる力を持っている。」から始まりました。
音楽の導入は普段の子育ての中からでもできることがあり、子供は楽しいことが好きなので、童謡、わらべ唄など歌からドレミ唱に移行し音名に慣れてもらうことから始め、音遊びから、響きを感じ耳を育てることが大切とのことでした。
そしてヒントとなるもの、使用されている教材を紹介していただきました。
角野先生の目標は、子供自ら感じて弾けるように、自立してくれる生徒にすることだそうです。
それに向けバランス良く育てる要素として3つ、耳で音を聞く力。美しい音、出したい音にするための体の使い方、タッチ。ソルフェージュ、楽譜から読み取る力をあげられ、生徒の視覚、聴覚に訴え、美しい音を目指されているそうです。
また、音楽をたくさん聴くことによりリズム感、音色を体得できることもあるそうです。
テクニックの体得の助けになる手つくりグッズも紹介してくださいました。
レッスンの中で生徒の演奏に、先生から指摘をするのではなく、生徒に「どうだった」と問いかけることは、生徒自身が考えることにもなるそうです。
講座を通し、「耳を育てる」の言葉が多々ありました。
良い耳になれば音楽を体感でき演奏につながると感じました。
講座で一番圧巻だったのは「ピアノはうたう1」を使ったテクニック指導です。
手全体を使った脱力演奏から3の指1本への移行
など、わかりやすく、目から鱗のものばかりでした。
また、ご紹介頂いたグッズはすべて手作りで、可愛らしく指導に役に立ち、ゲーム感覚で使用するDVDも観せて頂きました。
セミナー終了後には、我先にとグッズに群がり、感動するメンバーたちでした(笑)
ピティナのコンペでたくさんの生徒さんを全国大会に進ませていらっしゃる角野先生。
気さくで、明るく、優しいお人柄にメンバー全員がファンになり、セミナー第2弾を切望するのでした!!
文責K.fumiko
令和元年7月12日(金)伊藤楽器船橋ミュージックサロンメンバーズルームにて
第73回ちば 市川バスティン研究会が開催されました。
すっきりしない梅雨空でしたが、新しい発見やアイディアに溢れた充実した時間となりました。
今回は代表の根津栄子先生の講座2種、Y根采夏先生、T村玲子先生の発表がありました。
@根津栄子先生「初級の生徒用30分間レッスンプログラム」
限られた通常レッスンの時間をどう有効に使うか、というのは、
どの先生も大きな関心のある事項だと思います。
講座や勉強会で得たたくさんの指導法も、実際のレッスン時間の中で継続出来なければ、
なかなか成果に繋がりません。
今回の講座では、30分レッスンを分、秒単位で計算し、レッスンとしての順序まで組み立てられた資料を元に、実際に音出し、体験しながらポイントを教えて頂きました。
なぜこの項目が必要なのか、何が習得出来るのか、改めて確認することが出来、自分のレッスンの組み立てを再考するよい手立てとなりました。
A根津栄子先生「生徒を変身させるキーワード」(写真右)
レッスンでの言葉掛けが印象的である程、生徒さんや保護者の心に残り、
練習へ向かう姿勢や、練習内容にも大きく影響します。
端的でわかりやすく覚えやすいキーワードと、効果的に使用するタイミングを
実際に想定される場面の動作を伴ってたくさん提示してくださいました。
日々のレッスンで活かせる大きなヒントになりました。
BY根采夏先生「オーケストラの演奏会が出来るまで」〜鍵盤楽器からみえる視点〜(写真中央)
「芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカ」にチェレスタ、その他鍵盤楽器として参加されていらっしゃるY根先生からから、チェレスタの楽器の成り立ち、歴史、オーケストラにおける役割を、貴重な音源や、パート譜、スコア使って教えて頂きました。
代奏の意義や練習スケジュールなど、オーケストラの活動が垣間見られ、
とても新鮮なお話ばかりでした。
CT村玲子先生「レッスンを楽しく進めるための工夫・その他の取り組み」(写真向かって左)
指導者ライセンス全級合格のT村先生。
音符そのものをキャラクター化し、斬新なイラストで強烈な印象を与え、
子どもの心理を上手に使った楽しい指導法を紹介して頂きました。
オリジナルのプリント教材も充実した内容で、工夫が随所に散りばめられていました。
2種の講座、お二人の先生の発表もとても素晴らしく、
もっとじっくり聴かせて頂きたいと思うような実りある時間を過ごすことができました。
毎回の充実した内容の研究会、次回も楽しみにしております。
文責 y.megmi
令和元年 6月14日(金)伊藤楽器船橋メンバーズルームにて、第72回ちば 市川バスティン研究会が開催されました。
梅雨時の貴重な晴れ間、前日まで長袖を着ていたのが嘘のような、日差しの強い一日でした。
今回は洗足・昭和音大・大学院講師として、又課題曲セミナーやアドバイザーとしても全国で大人気の奈良井巳城先生がご多忙の中お越しくださり、
「ハノンで効率アップ!〜コンペ課題曲の克服の仕方〜」を2時間たっぷりと御教授いただきました。
☆ハノンについて
@ NO.1〜NO.30(NO.31)指の独立
A NO.32〜NO.39 スケール(NO.40は半音階)
B NO.41〜 アルペジオ
C NO.48〜(NO.31. 44. 47. 51. 53.も同様に)手首の動きを柔らかくする
D NO.60(NO.31. 56〜58)トレモロの動き
それぞれの練習目的や役割を踏まえた上で、今年のA2級からD級までのコンペ課題曲・近現代を中心に、効果的なハノンとの組み合わせでの練習法を教えてくださいました。
そして何故、この練習が必要か?又、その曲に合ったタッチでハノンを弾く重要性、曲の解説を随所に織り交ぜ、今回18曲を演奏してくださり、大変贅沢な時間を過ごさせていただきました。
☆ペダルの使用
小さな頃からペダルを使用し、音を聴く感覚を養う。この経験が後にペダルを自由に操れる未来を創る。
☆想像する
題名から自分なりにお話を作ったり、キャラクターを考えたり、想像する事に大変意味がある。因みに「楽譜に書いてしまうとその概念で確定されてしまう」との理由で、作曲者は沢山言いたいことがあってもあまり言えない、とのお話を伺って、なるほど!と目から鱗が落ちた気持ちでした。
☆楽譜
少し離して 図形として見てみると、見えてくるものがある。音型からfやP、間だったり、その後の入り方等 感じ取ることが大切。
☆調性
調性音楽=24調だが、実は+6調で実際には30調。(例/ ♯5個はロ長調、♭7個は変ハ長調など)音は同じでも 調性から考えると全く別物である。これをロシアの作曲家・メトネルを例に、非常に分かりやすく(面白おかしく)お話してくださいました。
奈良井先生の奏でるピアノの音色は非常に多彩で、多岐に渡るペダルの扱い方に うっとり♪右脚を凝視していた参加者もいた程です。
「暑い、暑いー!」と仰りながら扇風機をすぐ脇に置かれ、奈良井先生からたまに発せられる「毒」もとてもチャーミングでユーモラス!
生徒さん1人ひとりに寄り添う姿や先生のお人柄を真近で感じさせていただきました。
先生独自のアイデアたっぷりのレッスン法や、ご自身の経験からの「ペダルを踏む右脚は超大切!」な入院エピソードなど 奈良井先生節炸裂、大爆笑の渦に皆を巻き込み、演奏されると途端にいつものメンバーズルームがコンサート会場になり、音がキラキラと舞い…。
目眩がするほど楽しくて美しくて、本当に充実の2時間でした。
奈良井先生、お忙しい中 本当にありがとうございました!
文責 I. 浩子
令和元年5月10日(金)伊藤楽器 船橋メンバーズルームにて第71回ちば市川バスティン研究会が開催されました。
栄子先生が風邪を引いていらしたのでメンバー皆が心配をしていました。塩屋先生が明るく盛り上げて下さいました。
そして永瀬礼佳先生による「総合的な演奏力を育てるために〜未就学児からでも入会から約2年で音大入試レベルの楽典を身に付ける指導法〜」と題しまして素晴らしいお話をして下さいました。
音大の過去問を解かせることが目的ではなく、良い演奏に欠かせない「表現・解釈・テクニック」を身に付ける為の楽典であることを学び、小さいうちから学んで行くことの大切さや自分らしく演奏する為にやはり楽典の知識が必要になるということも学びました。
礼佳先生から頂いた資料は約2年間の楽典の流れが30項目に分けて書かれてあります。2時間の時間の中で27項目について特に詳しく教えて頂きました。とても濃い内容でメンバーの先生方は感激していました。頂いた資料は家宝になりそうです。
特に印象に残ったお話は
「せんの音符」は割り箸を生徒の頭に刺すように、
「かんの音符」は生徒のお顔を挟むようにして伝える。
「音程」は1,3,5,7度から雪だるまちゃんのイラストも使って指導する。ラミネートの音符の玉も使って音程を強化する。
ミラーの音程の問題も先生が作る。
「日本音名」もユーモアを交えて生徒が笑ってくれるような覚えやすいやり方で伝える。
「音価や音符の名前」は先生がクイズを作る。
「♯、♭、?、f、p」も可愛いイラストとともに楽しく分かりやすく教える。
「テトラコード」は電車のイラストで。テトラとは4の意味だそうです。
「♯の考え方」では「調性が分からないのは自分の居場所が分からないのと同じである。」
と教わりハっとしました。
「近親調」では家族を例に例えてお話する。
「和音」では可愛いイラストと共に主な4つの和音をラララで歌って響きの違いを味わう。
どの項目も生徒が思わず笑ってしまうような面白く楽しいやり方でご指導されていて大変勉強になりました。頭がパンクしそうな位に新しい知識を学びました。
栄子先生、塩屋先生、礼佳先生 今回も大感激のとても楽しい講座を開いて頂きありがとうございました。
文責 A.めぐみ
2019年4月12日(金)、第70回ちば市川バスティン研究会が開催されました。
4月とは思えぬ寒い一日でしたが、参加した先生方のレッスンへの情熱で溢れていました
今回はバス研メンバーでありピアニストとしてもご活躍されている山本実樹子先生によるセミナー『ブルグミュラーで古典、ロマン派、フランス近代まで使える知識とテクニックを得よう』。前回の音楽修辞に続き、研鑽を積まれた実樹子先生ならではのお話であっという間の2時間でした。
ブルグミュラー、大切な3つの顔と特徴
1.パリのサロンのための作曲家であり演奏家
2.バレエの作曲家
3.ピアノ教師であり、レベル別の教則本、作品を作曲
☆25の練習曲
小さな手を広げるための明解な構成と運指
☆18の練習曲
オクターブが届くようになった生徒のため
☆12の練習曲
高度なテクニックが必要
この時代では、誰かの曲やモチーフを使って作曲することは当たり前であったそうです。上記のブルグミュラー作品の中にも、同時代の作曲家の作品が影響を受けている例をご紹介頂きました。
楽譜に書かれている指示について、意味をそのままとらえるのでなく、それぞれの曲想に合わせ考察してことが必要であり、それを手掛かりとしてテクニックと結びつけることの大切さをお話くださいました。
・楽曲で示された楽語については、楽語辞典の意味だけでなくその言葉の持つ本来の意味を調べ、曲に合わせた表現を探る。
・テンポはフレーズに直結。理想のテンポとは指定テンポをメトロノーム通りではなく、曲想が表現できる速さが最適。
・アクセントは強さではなく、ためらいや感情をそこに込める音。
・装飾音を弾き終えてから、その音の音価を保つ。
また楽器の内部構造をしっかりと理解し、音の行方を聴き、音程の持つ意味の表現、和声を感じる。また演奏時の身体の使い方と呼吸、手の平で重心を保つことなど、現役ピアニストとしての経験から培われたことお話もたくさん頂きました。
素晴らしい内容に、まだまだ続きが聴きたい!と次回を期待されている方が多くいらっしゃいました♪実樹子先生、素敵なセミナーをありがとうございました。 文責A.美保
第2回クリスタルピアノコンクールD2部門
バス研メンバーS屋比呂美先生の生徒さんN村涼佳(受賞時高2)さんがルビー賞を受賞しました。
高校2年生ですが、D2の大学生・一般で挑戦しました。
入賞者記念コンサートにも出場できるそうです。
素晴らしいですね!!これからもますますのご活躍を期待しています!
指導者ライセンスの中級過程合格おめでとうございます!
バス研メンバーのH野葵先生が『中級指導ライセンス』に合格されました。
4月のちば・市川バスティン研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
素晴らしいですね!!これからもますますのご活躍を期待しています!
2019年3月8日(金)伊藤楽器メンバーズルームにて、第69回バスティン研究会が開催されました。
11名の先生方の参加で若干少なめでしたが、熱心な先生方との勉強会また情報交換が出来、とても有意義な時間でした。
☆まず最初に、H野葵先生の生徒さんがバッハコンクール ベーヘンライター賞(全国1位)を受賞され、またブルグミュラーコンクールで指導者賞を受賞されるなど、輝かしい成績を収められたご報告がありました。
H野先生の素晴らしいインタビューがピティナHPに掲載されています!
その他にも本来なら指導者賞受賞された先生もおられたのですが、生徒さんが申込書に指導者名を書き忘れた為に、受賞出来なかったそうです。
申込書提出の際には、生徒さんは指導者名を書き忘れないようにお願いしたいものですね。
☆ピティナピアノコンペティションの課題曲が発表されました。
4期から様々な楽曲が勉強出来る良い機会なので、たくさんの生徒さんに参加して貰い、また指導力を磨きましょう。
指導者賞受賞の規定が変わりました。(参加要項P.16参照)
5/26(日)船堀春季地区ステップがあります。(4/22締切)
5/17(金)レゾナンスにてステップ打合せがあります。
☆バスティンフォーラム報告
根津先生とS屋先生の素敵な劇のおかげもあり、びっくり線間マジックが完売しました!
また藤原亜津子先生がセミナーの中で、びっくり線間マジックをご紹介下さいました。
今回藤原先生の語録が販売されたので、3年後にはバスティン・フォーラムで根津栄子先生語録が販売出来たら良いです♪
・バスティンフォーラムに参加された先生方の感想
右も左も良くわからない中、先輩の先生方に優しく教えて頂きました。
教材販売会場は戦場!大盛況で嬉しい悲鳴でした。
4名の先生方が登壇され、内容の濃い良い勉強が出来ました。
リサ・バスティン先生にお会いできお話を聞けて、改めて導入期の指導の大切さを学べました。
次回3年後がまた楽しみです!
☆根津栄子先生によるわくわく12調カードの使い方講座
・生徒用は手のひらサイズの物(文具店には情報カードとして100枚くらいで販売されている)を保護者と手作りしてもらう。
・次の@ABが確実に理解出来たのを確認したら次の調を作る。
裏に主音の名前と好きな絵(ハ長調ならハのつくものの絵を沢山描く、葉っぱ、ハンバーグ、ハンカチ等)をいくつでも描く。
@5指で弾けるやさしい曲「だれかさんがすき」「プレリーディングソロズ」
A『和音の歌』『 ドレミファソ』の歌を歩き→新幹線(飛行機)で歌う
B調号かるた 2個〜12個までは少しずつ確実に出来るようになってから、ゆっくり進める。
Cバスティン先生順、5度圏右回り、左回り、半音ずつ上がる、半音ずつ下がる 。。。等
・グループレッスンなどではそれぞれ何秒かかるかストップウォッチで計り競争させると刺激的でやる気に繋がる。
・まず長調をすらすらと言えるようにする、短調はその後。
・12調カードで様々な使い方が出来、楽しく学ぶことでたくさん調号が付いても調号アレルギーが無くなる。
・生徒の様子を毎回数行でも自分のノートに書き留めておく→その場限りのレッスンにならず、成長の記録になる。
根津先生の素晴らしいお話の後、塩屋先生に美味しい和三盆のお菓子の差し入れを戴きました!
☆メンバーお薦め教材&教具紹介第2弾!
@スミオピアノスクール
舘野泉先生監修の楽譜で、編集の久保春代先生は何と栄子先生のご親戚だそう!
絵から想像して自由に音を出すところが気に入って、グループレッスンなどで活用している。
Aリトミックの勉強を積極的にされている先生。
曲を弾くときにフレーズの山の部分、また底の部分を特に大切に表現するためには→フレーズの感じ方を、身体の動きで表現してみると良い。
先生のピアノに合わせて、生徒とお母さん二人でフレーズを感じながらタンバリンを受け渡ししてみる。
Bタレントピアノ指導曲集(全音)
比較的不器用なお子さんや大人の生徒さんに好評な教材で、色々な伴奏形が楽しく学べる。
Cバスティン おもしろエチュード集(ピティナミュッセ)
バスティン人気の教材で、様々なことが総合的に楽しく学べる。
Dソルフェージュ きれいにうたいましょう 世界の民謡編1.2(ヤマハ)
階名唱の楽譜、視唱の本に有りがちな単調なメロディーでなく、世界の色々な民謡の楽譜が載っている。
伴奏のアレンジも美しい。
Eソルフェージュ きれいにうたいましょう 入門編(ヤマハ)
階名唱が難しい小さな生徒さんでも、簡単な調、また隣合った簡単な音のメロディーから無理なく歌える。
Fどれみふぁ ゆびトレ1(ショパン)
指の練習の本、指の力が弱かったり動かない子が動くようになった。
曲名が楽しく生徒には特に、おへそ、おしり等が人気。
GFlip-a-rhythm2(ブージー&ホークス)
本に上下の切り込みが入っており、4/4拍子と4/3拍子の様々なリズムを組み合わせ、2パートでリズムアンサンブルが出来る。
また珍しい、フランスのハノンのプリントもご持参下さいました。
H姿勢が悪かったり、脱力、指の形など身体の使い方が苦手な生徒さんの為の工夫方法。
まず栄子先生の後ろでお祈りのポーズをしてみる→伸縮帯(テーピング用の伸び縮みする包帯)で肩にたすき掛けをしながらレッスンしてみる。
Iバスティンフォーラムで購入した可愛らしい織姫彦星人形。
藤原亜津子先生日めくり語録集
全音ピアノピースより出た、轟千尋先生の素敵な新曲、ねこふんじゃった即興曲の紹介。上級向けなので講師演奏にも良い。
生徒さんは速いテンポで弾こうとすると少々難しいかも。
☆先生方のお薦めの教材やレッスンにおける創意工夫など、大変勉強になり参考になりました。
新年度からも、4月山本実樹子先生のブルグミュラーセミナー、5月永瀬礼佳先生の楽典セミナー、
6月栄子先生のセミナーなど、充実のセミナーが盛りだくさんでまたとても楽しみです。
来年度も宜しくお願いいたします。
文責K.敬子
葵先生おめでとうございます!!
ピティナホームページ『2018年度の提携コンクールを振り返る〜そして間もなくピティナ・ピアノコンペティション開幕へ!』のコーナーで
ちば・市川バスティン研究会のメンバーとしても大活躍のH野葵先生へのインタビュー記事が紹介されました。
母として、指導者として常にチャレンジ精神を持ち続け、コンクールではしっかりと結果も出していらっしゃる葵先生の記事
『1曲の成功体験があれば、2〜4曲に挑戦する自信につながる』はこちらです。ぜひご一読下さい!!
葵先生これからもますますのご活躍を楽しみにしています!!
底冷えする2月にもかかわらず、20名以上の方の参加で熱気に包まれた中、第68回ちば・市川バスティン研究会は始まりました。
☆根津栄子先生の「宿題の出し方」
レッスンで良い指導をしても残りの6日間を無駄に過ごしてしまわないようにする為に、練習ノートを活用する指導方法です。
まず先生の60分レッスンを伺いました。
@ スケールアルペジオ 5分
A バランス練習 3分
B 指の独立練習3分
C 和音表(弾く、ハミング、言う) 3分
D 曲(コンクール) 5分〜10分
E 半音階 5分
F 調カード 3分
G ソルフェージュ 2分
H 練習曲(バスティン、ツェルニー、インベンション、ブルグミュラーなど)15分〜30分
I ドリル丸付け 2分
これらを60分間で楽しく(これ重要!)レッスンし、そしてそれがそのまま宿題になります。
何かと忙しい子どもたち、項目別に端的に伝えることで理解しやすく、結果的に練習に励むのではないかと思います。
何より根津先生の生徒の親御さんも参加されている定期的な勉強会あればこその宿題だと思います。
根津先生のご指導のあり方にいつも刺激を受け希望の光を頂いています。
A井めぐみ先生の発表
「イベントで盛り上がって退会防止、新規生徒募集に役立つ」
@ 音読み寺子屋
譜読みが苦手という子が多いので「とにかく数をこなす」をモットーに、先生が用意したワークをひたすら解いていく催しだそうです。
最高枚数と平均枚数を発表、枚数でお菓子の個数が決まるので盛り上がるそうです。
町ぐるみの音読み寺子屋はあたたかい空気が伝わってきました。
A お玉でリレー
幅広い生徒さんが一緒に楽しめ、集中力がつくレクです。
B 音名歩き
藤原亜津子先生のアレンジ。手作りの猫ちゃんが可愛いです。
若いにもかかわらず色々な工夫をして素晴らしく、またとても楽しい発表でした。
H明美先生の発表
発表会報告
「楽しかった、出演してよかった!、できたよ!」笑顔とともにこの声が聞きたくて
DVDを観ながら説明して頂きましたが、4部構成の発表会は、たくさんの工夫が散りばめられ、おもちゃ箱のように楽しいものでした。
特にラテンパーカッションを導入し、生徒10人のカホンを使った合奏「情熱大陸」は圧巻でした。
ラテンパーカッションの勉強をずっと続けているH先生の努力の賜物ですね。
その他、コンガ、ボンゴ、シンバル、アゴゴ、フライパン、ピアノのふたなどを使ったアンサンブルがたくさんあり、
お揃いの素敵な衣装で、「音楽で遊ぼう!」というタイトル通り、皆さん心から楽しんでいる様子が解りました。
たくさんの約束事を決め、工夫、チャレンジする素晴らしい発表会!!!そしてそのすべてに、H先生の愛情がたくさん詰まっていました。
文責M.峰子
第9回バッハコンクール全国大会結果速報(先生の五十音順にご紹介します)
全国大会に出た生徒さんも、惜しくもでられなかった生徒さんも本当に皆よく頑張りました。
バス研の先生の生徒さんも皆さん輝かしい成果を出されていますので、ご紹介させていただきます。
S屋比呂美先生ご指導の生徒さん
☆小学1〜2年B部門(12/9 IMAホール)
入選
H崎美瑚さん(小2)
T原めぐみ先生ご指導の生徒さん
☆小学1〜2年B部門(12/9 IMAホール)
入選
T中陽菜さん(小2)
☆小学5〜6年A部門(12/9Hakujuホール)
奨励賞
I上莉沙さん(小6)
H野葵先生ご指導の生徒さん
☆幼児A部門(12/9 IMAホール)
銀賞
K下七彩さん(年長)
☆小学1〜2年A部門(12/9浜離宮音楽ホール)
金賞
S谷朱俐さん(小1)
☆小学1〜2年A部門(12/9浜離宮音楽ホール)
金賞併せてベーレンライター賞(全国第1位)
F井優月さん(小2)
M聖美先生ご指導の生徒さん
☆小学3〜4年A部門(12/11IMAホール)
入選
T橋優斗くん(小4)
M埜裕子先生ご指導の生徒さん
☆中学B部門(王子ホール)
金賞
N津栄子指導の生徒さん
☆小学1〜2年A部門(12/9浜離宮音楽ホール)
金賞
I部光祐くん(小1)
☆小学1〜2年B部門 (12/10 IMAホール)
金賞
H野寧音さん(小1)
銅賞
M村奈美さん(小1)
☆小学3〜4年B部門(よみうり大手町ホール)
入選
O室明咲さん(小3)
M木真優さん(小4)
☆小学3〜4年C部門(石橋メモリアルホール)
金賞併せてインベンション第4番ベスト賞
H野百萌さん(小3)
☆中学B部門(王子ホール)
銀賞併せてシンフォニア第6番ベスト賞
I野辺観太くん(中1)
『第68回ちば・市川バスティン研究会』を伊藤楽器 船橋メンバーズルームにて行いました。
本日は3名の先生方の発表がありました。
それぞれの先生方の個性溢れた発表に皆さん熱心にメモを取り、質疑応答コーナーでは沢山の質問もでて大変有意義な時間となりました。
1.根津栄子、レッスンでの宿題の出し方
小4生徒と小1生徒の
練習ノートの紹介と60分レッスンの内容
2.A井めぐみ先生 『退会防止、新規募集の方法』
3.H明美先生『発表会報告』DVDを鑑賞して
詳細レポートは後日ちば・市川バスティン研究会ページにアップしますのでお楽しみに!!
新年初 『第67回ちば・市川バスティン研究会』を伊藤楽器 船橋メンバーズルームにて行いました。
昨年末開催したバッハコンクール江戸川地区予選についての反省会と感想や改善策など資料はびっしり10ページにも及び、次回開催に向けて建設的で大変有意義な意見交換が出来ました。
今後も回を重ねる毎により良いコンクール運営が出来るよう精進して参ります。
さて新年初のランチ会は比呂美先生が探して下さった掘りごたつのある居酒屋風の素敵なお店。
雰囲気もよくお料理がとても美味しかったです!!
ちば・市川バスティン研究会では年に数回、外部から講師をお迎えし魅力的な講座の他、バス研メンバーの発表など盛り沢山の実りある企画を予定しています。
皆様本年もどうぞよろしくお願い致します。
小学3〜4年生自由曲部門 金賞
N平絢菜さん(小3)
H野葵先生の生徒さん
☆小学1〜2年A部門(IMAホールにて開催)
金賞
T坂彩音さん(小2)A井めぐみ先生の生徒さん
O木彩那さん(小2)H野葵先生の生徒さん
N口佳那さん(小2)H野葵先生の生徒さん
M越
美月さん(小2)H野葵先生の生徒さん
銀賞
S藤実凛さん(小2)
H野葵先生の生徒さん
銅賞
W辺明花さん(小2)
S木由紀子先生の生徒さん
☆小学1〜2年B部門(ハーモニーホールにて開催)
銀賞
S藤美音さん(小2)
S木由紀子先生の生徒さん
M村奈美さん(小1)N津栄子生徒さん
銅賞
Y本悟巳君(小2)A井めぐみ先生の生徒さん
☆小学3〜4年A部門(浜離宮朝日ホールにて開催)
金賞
N平絢菜さん(小3)H野葵先生の生徒さん
ブルクミュラーコンクール東京ファイナル速報 おめでとうございます!!
ファイナルは12月12日まで続きますので結果がわかり次第アップしていきます
☆小学校3〜4年B部門(浜離宮朝日ホールにて開催)
金賞
O室明咲さん(小3)O室みどり先生のお嬢様
バス研メンバーの先生方の生徒さんも大活躍しています。
レッスン賞 (ファイナルに3名以上の生徒さんを出場させた先生)A井めぐみ先生、H野葵先生
☆幼児部門(浜離宮朝日ホール小ホールにて開催)
金賞
N口紗矢さん(年中)H野葵先生の生徒さん
☆小学校3〜4年B部門(浜離宮朝日ホールにて開催)
金賞
S尾あずささん (小4)H野葵先生の生徒さん
☆小学校5〜6年A部門(Hakujuホールにて開催)
金賞
M谷紗衣さん(小6)H野葵先生の生徒さん
第65回ちば市川バスティン研究会活動報告
2018年11月9日(金)船橋伊藤楽器メンバーズルームにて
今にも雨の降りそうな曇り空の中、当日体調を崩した方もいらして人数は少なめでしたが、集まった皆さんは明るく、楽しい雰囲気で始まりました。
まず、バッハコンクールの課題曲のポイントを根津栄子先生に教えて頂きました。
メンバーからのリクエストの7曲を、皆さん指導者が生徒さんの代わりにピアノで弾いてアドバイスを頂きました。
@ 指使い
A 同じ曲の表現のいくつかのパターン
B 小さな生徒さん、指がしっかりしていない生徒さんの工夫した指使い
C 右手と左手のバランス
D 調性、転調
E トリルの入れ方、練習方法
F ゼクエンツを感じる
G 2音のスラーの弾き方
H 頂点を見つける
I バロックの曲の納め方
J カデンツの弾き方と種類
など、細かく丁寧に教えて頂きました。
印象に残ったのは、非和声音を除き大事な音のみでの演奏すると、ハーモニーの流れがわかるだけでなく、手首を振ったトントン弾き防止になるということです。
私自身トントン弾きには悩まされているので、早速試してみたいです。
根津先生は全ての曲を弾いて説明してくださるのですが、その演奏はさり気なく、ちゃんとバロックになっていて素敵です。特にヘンデルの「アリア」のこれぞまさしくバロック!的な演奏にうっとり聴き入ってしまいました。
毎日インベンションとシンフォニアを弾く「バッハ朝練」をされている根津先生。皆さんの前で当たり前のように素敵な演奏をされる影に日々の努力があり、尊敬です。
私も1曲弾かせて頂きましたが、練習不足と緊張と、慣れないピアノや部屋で全く思ったように弾けませんでした。
コンクールやステップに出る生徒さんに「レッスンと違うピアノやホールだから、自分の音を良く聴いて調節してね」といつも言っている自分。生徒さんたちの気持ちが解る苦い経験をさせてもらいました。
そしてここでモグモグタイム。
人数が少なめの時に出来る特典。美味しいスイーツを堪能。
いよいよ第2部、メンバーの発表会報告です。
始めはI先生です。
発表会でお父さんが寝ないように(笑)毎回テーマを決めていらっしゃいます。
まず、バッハ「トッカータとフーガ」のエレクトーン演奏の動画を観せて頂きました。ピアノの生徒さんがエレクトーンを弾きたがること、弾く曲が本当はどんな楽器で演奏されているかを教えてあげたかったことから、発表会でエレクトーン導入をされました。
パイプオルガンの音色は圧巻です。
2曲目はパッヘルベルの「カノン」。ストリングスとオルガントーンが素敵です。
次は大人の生徒さん(ピアノ)と先生(エレクトーン)のアンサンブル、チャイコフスキー「くるみ割り人形」よりメドレーは、オーケストラとのピアノ協奏曲になっていて素晴らしかったです。
最後は2年生と5年生のピアノ、エレクトーンアンサンブル、松田昌作曲「神様の住む島」。
元はピアニカとピアノの曲だそうですが、2年生の生徒さんにはピアニカの息つぎが難しく、エレクトーンに変更、アレンジされたそうです。
2年生と5年生とは思えない堂々とした演奏、メロディがとても美しい曲でした。
また、継続表彰のご褒美は舞台上に置いてあるたくさんのトロフィー、「合格マスターズ」は、発表会の曲しか練習しない生徒さんにならないように教則本を一緒に練習するとポイントが貰え、上位にメダルの形をしたトロフィーをプレゼントされるそうです。
楽しさ溢れる発表会、たくさんの工夫があり、お父様もちゃんと聴いてくれそうですね。
次はK先生です。
オープニングは小学生以下14名のリレー連弾で立ったまま楽しそうに交代して行きます。
色々な曲が入っていておもちゃ箱のようでした。
また、美しい音色のトーンチャイムは中学生以上から成人の方が参加され、全員が揃っての練習は当日のみだったにもかかわらず息のあった演奏で、参加の皆さん楽しかったとのご感想だそうです。
フィナーレは30人ぐらいでのアンサンブル「スキマダリンク」
歌、踊り、ボディパーカッションを小学生以下の生徒さんたち、ピアノ、ヴァイオリン、フルート、クラリネット、パーカッション、ハンドベルを中学校以上の生徒さんと有志のお母様にお願いし、心一つに大合奏。
「スマイル」は、手話と歌です。呼吸器をつけている生徒さんと一緒に歌いたいと、手話歌を取り入れられたそうです。術後のため参加出来なかったその生徒さんが手話をやる姿がバックスクリーンに映し出され、泣きそうにえなる感動でした。
K先生は、「普段学校で主役になれない、大きな役割の回って来ない生徒さんさんたちも主役にしてあげたい」とおっしゃられ、障がいのある生徒さんにもスポットが当たるよう工夫されていて素晴らしいと思いました。
私たちピアノ講師の役割は、ピアノの技術を教えるのはもちろんですが、お預かりした大切なお子様の子育てのお手伝いをさせて頂いているということを忘れないようにしたいと思いました。
お二人の先生の発表会の一部を拝見し、明るく優しいお人柄が出ていて、バス研の先生はやり、皆さん素晴らしいと感じました。
文責S.比呂美
ちば・市川バスティン研究会メンバーのH野葵先生がブルグミュラーコンクールに9名の生徒さんを参加させ、見事全員をファイナルへ導かれました。
ファイナルへ出場の生徒さんは以下の通りです。
幼児部門2名、
1.2年A部門4名
3.4年A部門1名
3.4年B部門1名
5.6年A部門1名
ファイナルでも是非頑張って下さい!!
10月12日(金)伊藤楽器メンバーズルームにて第64回ちば・市川バスティン研究会が行われました。最初にメンバーから発表会の報告とお知らせ、そして12月のバッハコンクールと2月のバスティンフォーラムのご案内がありました。
今回の講座は永瀬礼佳先生でした。市川バス研、今年度3回目ののご登壇です。
毎回、レッスンに即活かせ、効果大の内容を教えていただけるので、今回もメンバーズルームは超満員となりました。
1回目の聴音、2回目のテクニックに続き、3回目のテーマは『永瀬まゆみ考案の導入期指導について〜能率的で、より効果的なレッスンへのヒント〜』
導入期に必要不可欠な5つの分野、音感、読譜、リズム、テクニック、楽典を先取りで指導していくための詳細を、お母様のまゆみ先生のお考えと礼佳先生が日々実践しておられる6ヶ月20回のレッスン例を、それぞれの項目を詳しく、スピーディーかつユーモラスにご教示くださいました。
はた9本、カード5枚からの音感レッスン、絵譜から始めて、塊読み、早読み、早弾きへ導く読譜、リズムカードや、置き換え言葉で感覚的に捉えるリズム指導、ド〜ソのみを使い腕、手首、指を使い分けられるようにしていくテクニック(こちらは前回詳しくお話ししていただきましたピアノテクニックの本の中に詳しくのっております)
様々なアプローチで身につく楽典など、どのお
話も素晴らしいものばかりでした。
『簡単なことを入り口に、より高度なことへ短期間で応用、発展させていく』とても印象深いお言葉でした。
これからの指導に深く役立てていきたいと思います。
丁寧にお話ししてくださいました礼佳先生に心から感謝です。ぜひ、第4弾、第5弾お聞きしたいです。
そして、今回も素晴らしい先生をお呼びくださいました根津先生に心から感謝いたします。
文責:K.妃和
めぐみ先生素晴らしいご指導、おめでとうございます!!
バス研メンバーA井めぐみ先生の生徒さんが第11回国際ジュニア音楽コンクールPiano部門本選会(会場:ティアラこうとう)で大活躍しました。
B部門第2位
B部門第5位
A部門第4位
9月14日(金)伊藤楽器メンバーズルームにて第63回ちば・市川バスティン研究会が行われました。
始めに会員の先生方のコンサート報告や今後の発表会の予定が発表され、次にワルシャワで開催されたピリオド楽器主催ショパンコンクールを現地で鑑賞された先生方の発表がありました。
今回は栄子先生のお教室でも講師をされている松田光子先生をお迎えして、「生徒が勝手に上手になるピアノレッスン」と題した講座を勉強しました。
先生は「自分で感じて考えて表現できる子供」に成長するように心掛けて常にレッスンをされているとのことでした。
スーツケース一杯に詰めて持ってきてくださった教具を会員の先生方で実際に使用し、教具の面白さや難しさを体感しました。
松田先生のご指導の素晴らしさは一見遊びのように見えることにも一つひとつ意味があり、ピアノの導入の必要な要素が沢山含まれている事です。
例えば、
・早口を聞き取る→集中力をつける。聴音力を養う。
・大きな玉そろばんで遊ぶ→拍感をつける。一瞬で和音を認識する読譜力を養う。
・鍵盤で電車遊び→脱力した綺麗な指作り。鍵盤の並びに慣れる。
・絵カードの説明→楽譜を隅々まで読み取る力。
・座標覚え(フォトメモリー)→暗譜力
等々、とても大切な事を飽きさせないようにテンポよく組み込んでいくそうです。
また、声掛けテクニックとして
・警察官にならない(悪い所を取り締まらない)
・子供を低めに見積もり、できたところまでを褒める
・指示の出しすぎは×
・間違いを正すより自信をつけさせる
といった事を教えてくださいました。
約二時間という長時間にも関わらず、瞬く間に時間が過ぎてゆき「まだまだ聞いていたい」「是非続きをお願いしたい」との声が挙がりました。このような先生や親御さんの環境下で育っていく子供はきっとピアノだけでなく全ての事に対して前向きで人生を楽しんでいける子に育つに違いないを感じました。
また「AIの時代に生き残れるピアノ指導法(間違いを正すだけならロボットでいい)」と仰っていたことも印象的でした。
本日はピリオド楽器主催ショパン国際コンクールを鑑賞された先生からの現地ポーランドの美味しいチョコレートお土産を頂きながらの優雅で大変充実した研究会となりました。 文責 I.温子
指導者ライセンスの中級過程合格おめでとうございます!
バス研メンバーのA井萌先生が『中級指導過程』小論文(中級)に合格されました。
9月のちば・市川バスティン研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
オリジナル教具売上金を岡山県倉敷市に寄付させて頂きました。
西日本豪雨で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
『ちば市川・バスティン研究会』では、オリジナル教具売上金を岡山県倉敷市に寄付させて頂きました。
西日本広域にわたる被害でしたが、とりわけ倉敷市真備町の決壊は衝撃的で、ボランティアに伺うこともできず、無力さを心苦しく思っております。
1日も早く復興し、皆様が心の平安を取り戻されることを願っております。
昨年、「びっくり線間マジック」の売上げは100個を越えました。材料費などを除き、他の教具の売上げを加え、20万円を寄付させて頂きました。微力ながら少しでもお力になれれば幸いです。
只今、「わくわく12調カード」と「美しいパールたち」はお休みを頂き、「びっくり線間マジック」のみの販売となっております。
これからもピアノ指導の向上に努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。 ちば・市川バスティン研究会一同
船橋伊藤楽器メンバーズルームにて
平年よりかなり早い梅雨明けで、連日猛暑が続く中、第62回ちば・市川バスティン研究会を開催しました。
まずはメンバーから、発表会のお知らせ、報告、ステーション発足後初のステップ開催のお知らせ、指導者検定合格の報告など。
そして今回は、4月にもお越しいただき大好評だった永瀬礼佳先生の第2弾の講座で、「かんたん!すごい!さきどり!ドレミファソではじめるピアノテクニックの本」(ヤマハミュージックメディア)を教えていただきました。
このピアノテクニックの本は、礼佳先生のお母様、故永瀬まゆみ先生が考案されたもので、永瀬音楽教室の生徒さんはずっと長年こちらのテキストでテクニックを学ばれているそうです。
このテキストは通常の楽譜のように、5線も音符もリズムもありません。カタカナでドレミファソ〜と書かれているだけの大変ユニークなもので、その中の言葉も「ゼリー」「ジュース」「ビートばん」など、音楽の言葉というより、日常の親しみやすい言葉が並んでいます。
このテキストがどのように生まれたのかということをお話いただきました。
故永瀬まゆみ先生は、地元の国立大学のご出身で、ご自身で苦労されながら音楽を学ばれ、だからこそ、いわゆる音楽大学のピアノ、というような従来の古い考えや既成概念にとらわれず、常に新しいものを取り入れていくという柔軟でユニークな発想を持っていらっしゃったそうです。
そして、もう一つはお嬢様の礼佳先生のために、習い始めの小さい年齢でも難しいテクニックを簡単に、分かりやすく教えるにはどのようにすれば良いのか考えられた中で、読譜、音感、リズム、楽典、という音楽の一つにまとまっている要素をそれぞれバラバラにして子どもに与えることで、簡単に理解することができ、なおかつ難しい事への応用も容易にできるということに気付かれたそうです。
今日の講座の内容、ポイントです。
@姿勢、手の形について
写真入りの分かりやすいテキストにさらに、良い手の形になるための生徒への言葉がけ、コツも教えていただきました。
Aばんそうバージョン
右手はドレミファソ〜だけで左手は
4拍子、3拍子、それぞれ数種類の伴奏形が弾けるようになります。
この時も、難しい楽譜での説明ではなく、感覚で理解できるような先生の指示の出し方やコツがあります。
Bきほんバージョン
こちらもドレミファソ〜だけで、スタッカート、リズム、レガートなど様々な弾き方を学べます。
Cスケール、カデンツ
1オクターブ〜2オクターブのスケール、ハ長調の基本の4種類の和音から転回形、移調まで弾いていきます。
Dドレミファソ〜のテキストからハノンへの応用
これができる頃にはかなりのテクニックが身に付いているそうです。
(まとめ、感想)
今回の講座、テキストを通して、まゆみ先生の礼佳先生への深い愛情が伝わってきて、聴いている私たちもとても幸せな気持ちになりました。
いつも生徒さんのことを思い、楽しく正しくレッスンされている礼佳先生のお話を聴くことができ、とても嬉しく、また勉強になりました。
礼佳先生、ありがとうございました。
文責 E.洋子
指導者ライセンスの合格おめでとうございます!
バス研メンバーのA井萌先生が5月11日(金)『全国一斉課題曲筆記試験』に108人中第6位という高得点で合格されました。
素晴らしいですね!
ちば・市川バスティン研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
第61回 ちば・市川バスティン研究会が6月8日(金)に伊藤楽器メンバーズルームにて行われました。
この日は朝から強い日差しが降り注ぎ、真夏のような天気でした。
太陽のように笑顔が明るくステキな先生方が集まり、会のはじめはいつものお知らせ・近況報告から。
今年の夏もメンバーの先生方の多方面での活躍が目白押しでした。
そんな今回の2大テーマはこちら!
1.根津栄子先生の「バスティンオールインワン指導法」
2.大人からシニアのレッスンの問題点
1.根津栄子先生の「バスティンオールインワン指導法」
待望の、昨秋に発刊された「バスティン オールインワン」シリーズ。既刊のバスティン パーティー&ベーシックスシリーズの内容を、各巻〈よむ〉〈かく〉〈ひく〉を柱に、ぎゅっと1冊にまとめたもの。現代の多忙なお子さんに適した、画期的なテキストです。
今回栄子先生から、プリマーAの指導法をお話し下さいました。
プリマーAは導入期に適したテキスト。従来の連弾はもちろん、スマートフォン、タブレットにダウンロードして使用する"伴奏アプリ"を併用し、さらに曲の世界観や、お子さんの想像力を豊かにしていくことが可能です。
(バスティンオールインワン伴奏アプリは、7月末までダウンロードが無料 *App Storeのみ配信)
今回書ききれない、標準の内容だけでも魅力的なのに、ここは流石栄子先生!
初心者の生徒さんに、いきなりテキストを始めるのではなく、その前に身につけてさせたい大切なことを教えてくださいました。
『プリマーAに入る前にやっておきたいこと』
1.ゆびばんごうつみき
左右の指を、ゆびばんごう通り自由自在に動かせるようになること。
2.反対語カード
ポジティブ語(ex.あかるい)→ネガティブ語(ex.くらい)または、その逆も。たくさんある反対言葉を、スラスラと答えられるようになること。
3.ドレミの歌・和音の歌
栄子先生作のドレミファソ(今後のCポジション)を使った歌で、音名を自由自在に歌えるようになること。
主にこの3点を柔軟にさせておくことで、
テキストを進めていっても、反射神経がよくなり、理解力が高まり、結果、子供達が楽しくレッスンを受けながら、確かな基礎力を身につけることが出来るのだそうです。
「何気ない、スタートの準備をしているか、していないかで、基礎力に大きな差を生み出すことになる」と、栄子先生は力強くおっしゃっていました。
導入期の指導は、本当に奥が深いです。生徒さんの基礎・土台を確かなものにしていくには、たとえ◯になったところでも、たまに戻って、理解しているかどうかを繰り返し確認しながら、進めていくことが肝要ですね。
2.大人からシニアのレッスンの問題点
ある先生からご提案のあった今回のお悩み。
「大人からピアノを始める方は、同じ速さで弾けない方が多く...。解決方法はあるのでしょうか?」
参加いただいた先生お一人ずつ、現在なさっている大人・シニアのレッスンでの指導法や、お悩みを共有しあいました。
特に多かった共通のお悩み。
(1)リズム練習や、ハノンなどのテクニック練習が、なかなか続かない。
(2)発表会への参加には消極的。
(1)リズムを拍でとることが難しい方
上手にテンポに乗れない方には...
・バスティンパーティーなどの子供用のテキストを使う。
・緩急がついてしまうことへは寛容になり、楽しく弾けているならば、良し!
・リズムを数える時、たたたたたなどではなく、
いけぶくろ、あきはばら(山手線の駅名)など、言葉に置き換えて、リズムを感じる練習。
・らくらくピアノ、大人専用のピアノテキストでレッスンを行う。
・プライドやご経験を傷つけない、言葉えらびや、会話を心がける。
などなど沢山のアイディア。
(2)発表会への参加には消極的...。
たしかに、沢山のお子さんに混じっての演奏は、どうしても遠慮がちになってしまう...。
大人だけの発表会があれば、きっと良い機会になるのでは...? と塩屋先生の鶴の一声が...!
もしかしたら、近い将来、バス研の先生方の生徒さんの合同で、"大人のためのコンサート" が企画・実現される日が来るかも...?!といった、
展望をもった結びで、終了となりました。
回を重ねる度に前進があるバス研。
栄子先生、塩屋先生がつねに先々のことを見据えていらっしゃるからこそ、沢山のことが実現されていくんだなと、感じております。
来月は、大好評の永瀬礼佳先生の、講座第2弾!
導入期の指導法です。
コンペ真っ盛りの時期、暑さに負けずに、、
また1ヶ月後が楽しみでなりません。
栄子先生、塩屋先生、ありがとうございました。
文責 S.采夏
ちば・市川バスティン研究会の先生方のご活躍が素晴らしいです!!
安藤美保先生が月刊ショパン7月号にご執筆されましたのでご紹介致します。
内容は『ピアニストたちはいま。。。』のコーナーです。6月半ばに発売です!
5月11日(金)、第60回 ちば・市川バスティン研究会が伊藤楽器メンバーズルームにて行われました。
今回のテーマは以下の2つです。
@ピティナ ステップの感想&反省
Aピアニストとしてもご活躍されている山本実樹子先生によるミニセミナー「びっくり!わかりやすくて使える音楽修辞的アプローチ」
私は今年のステップのお手伝いに参加することができなかったのですが、反省会の内容を聴かせていただいておりますと、代表の栄子先生の温かな眼差し、副代表の塩屋先生の細部に亘る細やかなお心づくし、そしてお手伝いの先生方お一人お一人のスマートかつピースフルなお仕事ぶりが、頭の中で楽しく想像できました。
きっと、参加者の皆様も温かなお気持ちで1日を過ごされたことと思います。
実樹子先生によるミニセミナーは、「音楽修辞」という一見難しそうなテーマを
・実樹子先生のキュートなお人柄 、理知的でとてもわかりやすいご説明 、そして内容を補完する素晴らしい生演奏
という魅力に溢れた、時間内では収まりきることのない内容でした。
セミナーの冒頭で実樹子先生は、そもそも「音楽修辞とは何か?」というお話をいくつかご丁寧に説明してくださったのですが、
私が特に『なるほど!』と感じた一例をご紹介させていただきます。
「バッハの曲を練習していて、装飾音をどのように弾いたら良いのか悩まれたことはありませんか?装飾音は一人一人違いますし、師事している先生によっても違いますよね?そんな風に悩んでしまったとき、装飾音の法則(=使われてきた歴史や経緯)を正確に知ることによって、楽譜を真の意味で正確に読み取れるようにしていき、どう表現すれば、確信を持ってその音楽やその作曲家の魂を余さず伝えられるかを得ていく学び、それこそが音楽修辞学です。」
バッハだけでなくモーツァルトやショパンなどにおいても、装飾音で悩んでしまう私にとっては驚くべき内容でした。
実樹子先生いわく
・捏造や思い込み
・腑に落ちてはいないけれど言われたままする
・多くの人がしているからする
というものではなく
・練習を重ねているうちに「わかる」「確信する」「実感する」
・楽譜を見ただけで「理解できる」「想像がつく」「説明ができる」
・レッスンなどで教わって試しているうちに「体得していく」
ことによって、自分自身のかけがえのない適切な解釈となっていくこと、
これらが『音楽修辞学の醍醐味』なのだそうです。
他にも、「なぜバッハが音楽の父であったのか」など魅力的でここには書ききれないほどのお話をして下さいました。
またご機会ありましたら、実樹子先生に是非このつづきを!と願わずにはいられません。 実樹子先生ありがとうございました!!
文責M.聖美
4月29日(日)市川フレンドステーション主催ピティナピアノステップ『船堀春季ステップ』がお陰様で無事に終了致しました。
アドバイザーには藤原亜津子先生(茨木県)、平間百合子先生(宮城県)、斉藤 龍先生(神奈川県)、をお迎えし、根津昭義、根津栄子もアドバイザーに加わり91組10時間半のローテーション審査となりました。
アドバイザーの先生方 後列左から斉藤龍先生、平間百合子先生、 PTNAの倉持さん 前列左から藤原亜津子先生、私 |
お昼休みには平間百合子先生のトークコンサートが行われましたが会場いっぱいにお客様が集まりました。20分の時間ぴったりに15曲ものピティナコンペティション課題曲(A2級〜E級まで)を演奏して下さり、その演奏とトークの素晴らしさに会場にいらっしゃる全ての方々が魅了されました。百合子先生ファン急増中(^^)
長いステップでしたが先生方はお疲れのご様子を少しも感じさせず終始笑顔でご審査くださり、ご講評は大変あたたかく、心に響く素晴らしい内容でした。
スタッフの皆さんはこの日に向けて何度もシュミレーションや入念な打ち合わせを重ねて下さり、お陰様で今回も大変スムーズで時間ぴったりに終えることが出来ました。
未だ興奮醒めやらずの中、スタッフの皆さん(ちば・市川バスティン研究会の先生方)から感想や反省文が次々送られてきますが、それを読んでいてまた感動してしまいました。
そこには緊張感の中にもこのステーションでお手伝い出来る喜び、仲間の先生方と一致団結し、ひとつひとつやり終える達成感などがつづられていたのです。
今年で第8回目を迎えましたが、今年も新たな喜びと感動に包まれたステップとなりました。ご出演の皆様、アドバーザ−の先生方、関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
第1〜2部継続表彰 | 第3〜4部継続表彰 |
第5〜6部継続表彰 | 第7〜8部継続表彰 |
また次の開催に向けスタッフ一同精進して参ります。ありがとうございました!
第59回 ちば・市川バスティン研究会が4月13日(金)伊藤楽器メンバーズルームにて行われました。
今回は永瀬礼佳先生による、「ゲーム感覚で学べる はじめての聴音」の講座です。
工夫とアイデアに富んだ独自の指導法で、多くのコンクールで金賞はじめ上位入賞者を多数輩出された、故 永瀬まゆみ先生がお作りになられたテキストが無くなってしまわないように、と、お嬢様の礼佳先生が講座を開講して下さいました。
テキストの大きな特徴は、ゲームのように楽しく、またその後高度なことへの発展ができること。
五線からではなく、その前の段階からできること。
CD付きで、大きな生徒さんは自宅で進められること。
市販のテキストは聴音ができる前提で作られていますが、そこに辿り着くまでが大変。
市販のテキストにスムーズに進めるよう、楽しく、しっかりサポートして下さるテキストです。
以下、礼佳先生のお言葉とプリントから抜粋してご紹介します。
・工夫とアイデアでレッスンを創作しよう(普通の食材をどう調理するかは、先生次第!)
・年齢で線を引かない指導(難しいことを教えないのではなく、どれだけ合わせて教えてあげられるか。)
・小さな生徒さんには、声かけや、印象のつく説明の仕方、使うレッスングッズ等に工夫を。
・音もリズムも…と一気に書くのは、小さな生徒さんには難しい。別々に行う。
・聴音ができるようになるメリット…瞬時に記憶する力がつく。一瞬でアナリーゼする力がつく。音程に対する意識や拍子感、読譜力UP!
その他、ピアノ以外にも効果抜群。
などなど…
私の中で、小さな生徒に聴音に取り組んでもらうことは、説明が難しいなぁ、自分にできる日が来るのだろうか…?とハードルが高いように感じていました。
しかし今回永瀬礼佳先生の講座を受講し、そんな悩みが一掃されました。
まず五線からではなくても始められるという点です。
小さな生徒も、バスティンのパーティーシリーズを進めながらも、聴音の書取りに挑戦させることができる!と感動しました。
それから、とっても丁寧に段階を踏んだテキスト、まだまだ指導経験が浅い私にとって、大変心強いです。これなら、私も聴音が教えられるかもしれないと、希望の光が見えました。
さっそく、聴音のレッスンを開講してみたいなと思案中です。
今回はとても素敵な講座を開いて下さり、
永瀬礼佳先生、栄子先生、塩屋先生、ありがとうございました。
文責 O. 絵里
指導者ライセンスの合格おめでとうございます!
バス研メンバーのH野 葵先生が『初級指導過程』小論文(初級)に合格されました。
ちば・市川バスティン研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
第58回ちば・市川バスティン研究会が3月9日(金)船橋伊藤楽器メンバーズルームにて
おこなわれました。
今期最後ということで、栄子先生もお気に入りの「Lindt」チョコレートのプレゼントがありました。優しい繊細な甘さで、とても幸せな気持ちになりました。
『まず、栄子先生より 指導者ライセンスについて』
実際に参加してみてはじめて指導者としての気付きや理解出来る事がたくさんあるので、メンバーの先生方はどんどん挑戦してください、とお話がありました。
指導者ライセンスを受けられた先生からもアドバイスをいただきました。
今日の内容です。
1.メンバーのお悩み相談とアドバイス
♪ 反復練習、部分練習を嫌がる生徒にはどうしたらいいですか?
・発表する機会を増やすと反復練習の必要や良さがわかる
・読譜力不足で途中から弾くのが大変だからではないか
・マグネットなどを利用し、楽しく部分練習の回数をカウントする
・自分で練習の回数を決めさせる(先生は多めに提示してみて)
・タイマーなどを利用して、数十秒でもできるようになるということをわからせる
・間違えるところに付箋などをはる。
・毎週鉛筆の色を変えて記入する、 他
♪他教室から来たテクニック不足の生徒、ジャズをやりたいと言い出した、どうしたら良いですか?
・先生がまずどんな教室を目指しているのか明確にすることが大切
・中学生は忙しいのでまず続けることが目標になるのでは
・レッスン時間の一部をジャズにあてるのは?(初見でもできるものなど。キャサリンロリンおすすめ)、他
メンバーの先生方から具体的な貴重なご意見をたくさんいただき、レッスンに役立つことばかりでした。ありがとうございました。
2、根津栄子先生
「バスティン ピアノ ベーシックス レベル2」の指導法(テクニック)
「ピアノ」「テクニック」「パフォーマンス」を並行して少しずつ進めるのが効果的ということです。
今回は「テクニック」より1曲づつ弾いて下さり指導のポイントを的確に丁寧にアドバイスしていただきました。
・曲線を描くようなスケールの弾き方、
・指くぐりの親指の使い方、
・手のもっていき方
・出だしの呼吸のしかた、
・スタッカートの弾き方と手作り教具を使った練習法
・左右の音のバランスのとり方
・強弱の表見(深い、浅い)
・フレーズ感(句読点と丸)
・カスタネットによる同音連打練習
・3度重音進行のバランスのとり方 、他
テクニックの本であることを忘れてしまうほど表情豊かで美しい演奏、具体的でわかりやすい魔法のようなお声がけ、まるで遊びのような楽しい練習法をおしみなくレクチャーくださいました。
生徒が家に帰ってすぐに弾いてみたくなるような、そんなレッスンが大切だということです。
最後に栄子先生が「このテキストは本当に楽しい!」とおっしゃっていましたが、何よりその様な気持ちが一番大切で、それが生徒にも伝わりやる気を引き出すの
ではないかと深く感じました。
今回もたくさんの指導法を学ぶことができました。ありがとうございました。
☆ お知らせ、今後の予定 ☆
♪3/10(土) ピアニスト 佐藤勝重さん(根津理恵子先生のご主人様)「ノクターン150年の歴史」レクチャー&コンサート
♪3/25(日) 永井公美子さん&根津理恵子さん(根津栄子先生のお嬢様)デュオリサイタル 15時開演 赤羽モーツアルト・サロン
♪4/13(金) ちば・市川バスティバスティン研究会 「聴音について」永瀬礼佳先生をお招きします。
♪4/29(日) ピティナピアノステップ船堀春季地区(総合区民ホール)、3/26参加申し込み締切りです
♪6/6(水) 赤松先生によるレクチャーコンサート (15:00過ぎからの予定 ) コンサートサロン・レゾナンス にて
文責 S.京子
第57回千葉・市川バステイン研究会が2月9日(金)船橋伊藤楽器メンバーズルームにて行われました。
先ず今月17日にお誕生日を迎えられる根津栄子先生へバス研のメンバー全員からバースデーケーキと根津昭義先生へのヴァレンタインプレゼントを副代表のS屋比呂美先生からプレゼントされました!!
1.会員の先生2名からソルフェージュ指導への取り組みご報告
♪M埜裕子先生 ソルフェージュクラス
ご自分の教室でのソルフェージュ取り組み方を内容別に7つの項目に分け、それぞれ目的別に用いる教本とともにグループレッスンでの
楽しい実践方法など詳しく教えていただきました。
生徒さんへの取り組み方次第で、効果が現れていらっしゃるとのことでした。
♪Y増めぐみ先生
30分レッスンの中に組み込む5分準備運動ソルフェージュ
ムジカノーヴァ2月号に掲載紹介されました。
iPadアプリ・バスティン研究会(ドレミ観覧車)を使用しての音名に慣れる
iPadアプリ・バスティンピアノフラッシュカードでの1音ずつ読み方覚え
教本を使用しての単旋律を歌う弾く・読む書く・両手で違うこと(リズム・拍子)ができる
両手で弾く、年齢、段階を経たアプローチを教本とともに生徒さんに合わせて短い時間内に取り入れて行く指導方法はレッスンで実践されていらっしゃるからこそ素敵なお手本になります。
2.根津栄子先生レクチャー 「バスティンピアノ名曲集 」 第1巻・第2巻
4期に分かれた代表曲が入っていて、とても勉強になるということでご紹介頂きました。先生は約30年以上この教材でご指導されていらっしゃるそうです。
先生ご自身で演奏見本お弾きになられて1曲ずつ細かく、丁寧に解説していただきました。
テンポ、大切な注意点・曲を使用しての指の鍛え方(教具を使用してのアプローチもあり)・部分練習。
さらにはペダルの種類と踏み方、ハーフタッチ、重さのかけ方・形式・アウフタクト・音の方向性etcイメージを膨らませていかれる先生の音の響きや変化に目が釘付けとなりました。同時にこの時期に教えなければならない重要ポイントが明確になりました。
今回も先生方の多くの創意工夫された指導法を学ぶ事が出来、実りある勉強会となりました。早速自宅での指導に活かしていきたいと思います。
根津先生、M埜先生、Y増先生、貴重なレクチャーありがとうございました。
3.お知らせ
☆根津栄子先生発表会開催報告とコンサートのご紹介
・第21回ミューズコンサート小岩アーバンプラザにて1月28日(日)
栄子先生が監修された「チェルニー30番〜小さな30の物語〜」「こどものスケール・アルペジオ」は共に重版決定されており、
この素晴らしい教本にてご指導された年少さんから大人の生徒さん方まで総勢30名が心を込め演奏しました。との事です!
☆素敵な二つの演奏会のご紹介
1.レクチャー&コンサート
ピアニスト 佐藤勝重さん(根津理恵子先生のご主人様)
3月10日(土)ルミネ横浜8階13:00〜14:30お申し込みはTEL045-453-1122までお願い致します。
講師名 | ピアニスト 佐藤 勝重 |
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講座内容 |
150年に及ぶノクターンの歴史を概観し、曲想の特徴などのお話とともに、リリカルな歌心と華麗なテクニックでノクターン演奏に定評のある佐藤勝重さんが奏でます。 ノクターンの世界を存分に楽しみましょう。 <演奏予定曲> フィールド:ノクターン第4番イ長調 ショパン:ノクターン嬰ハ短調”遺作” リスト:ノクターン第3番変イ長調”愛の夢” グリーグ:ノクターンイ短調op.54-4 ビゼー:ノクターン第1番へ長調op.2 ドビュッシー:ノクターン スクリャービン:左手のためのノクターン変ニ長調op.9-2 |
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日時・時間 | 土曜 13:00-14:30 3/10 1回 | ||
日程 | 2018年 3/10 | ||
受講料(税込み) |
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注意事項 | 演奏曲は変更する場合があります。 |
モーツァルト・サロン
永井公美子(ヴァイオリン)
根津理恵子(ピアノ)
ヴィターリ: シャコンヌ
ストラヴィンスキー: イタリア組曲
ブラームス: F.A.E ソナタ第3楽章 「スケルツォ」
バッハ: 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番BWV1004より「シャコンヌ」
スクリャービン: 左手のためのノクターンOp.9-2(ピアノソロ)
シマノフスキ: 神話より 「アレトゥーサの泉」
ラヴェル: ツィガーヌ
文責 H.明美
バッハコンクール全国大会では、以下の表のように、ちば・市川バスティン研究会の先生方が大活躍しました。
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金賞 |
銀賞 |
銅賞 |
奨励賞 |
O室先生 |
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小1〜2B |
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K藤先生 |
小5〜6B |
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S屋先生 |
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幼児B |
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幼児A |
T原先生 |
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小5〜6A |
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N津 |
幼児B |
小1〜小2B |
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H野先生 |
幼児B |
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幼児A |
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M田(光)先生 | 大学A |
日本バッハコンクール全国大会速報 おめでとうございます!!
☆中学生B部門(2月12日Hakujuホールにて開催)
金賞
A柳綾華さん(中3) A柳千草先生のお嬢様
日本バッハコンクール全国大会速報 おめでとうございます!!
バス研メンバーの先生方の生徒さんもバッハコンクール全国大会で大活躍しています。
☆小学生5〜6年B部門(2月12日上野学園石橋メモリアルホールにて開催)
金賞
I 野辺観太くん
(小6)K藤幸子先生の生徒さん
金賞
Y中 遥さん(小5)(併せて曲ベスト賞受賞インベンション第7番)
日本バッハコンクール全国大会速報 おめでとうございます!!
バス研メンバーの先生方の生徒さんもバッハコンクール全国大会で大活躍しています。
☆大学生A部門(2月10日 Hakujuホールにて開催)
銀賞
M田朋佳さん(大1)M田光子先生のお嬢様(独学での受賞です!!)
☆小学生3〜4年A部門(2月12日IMAホールにて開催)
金賞
S尾 梓さん(小3)H野 葵先生の生徒さん
日本バッハコンクール全国大会速報 おめでとうございます!!
全国大会は2月12日まで続きますので結果がわかり次第アップしていきます。
バス研メンバーの先生方の生徒さんもバッハコンクール全国大会で大活躍しています。
☆幼児B部門( 2月11日 IMAホールにて開催)
金賞
H野 寧音さん(年長)
H野 葵先生のお嬢様
Y代 哲くん
(年長)
銀賞
M村 奈美
さん(年長)S屋比呂美先生の生徒さん
☆小学生5〜6年A部門(2月11日浦安音楽ホールにて開催)
銅賞
I上
莉沙さん(小5)T原めぐみ先生の生徒さん
日本バッハコンクール全国大会速報 おめでとうございます!!
全国大会は2月12日まで続きますので結果がわかり次第アップしていきます。
バス研メンバーの先生方の生徒さんもバッハコンクール全国大会で大活躍しています。
☆幼児A部門 (2月10日よみうり大手町ホールにて開催)
銅賞
S谷朱俐さん(年長)H野 葵先生の生徒さん
奨励賞
H永唯さん(年長)S屋比呂美先生の生徒さん
日本バッハコンクール全国大会速報 おめでとうございます!!
全国大会は2月12日まで続きますので結果がわかり次第アップしていきます。
バス研メンバーの先生方の生徒さんもバッハコンクール全国大会で大活躍しています。
☆小学校1〜2年B部門(2月3日〜4日IMAホールにて開催)
銀賞
O室明咲さん(小2)O室みどり先生のお嬢様
☆小学校1〜2年A部門(2月3日〜4日IMAホールにて開催)
銀賞
H崎美瑚さん(小1)S屋比呂美先生の生徒さん
☆小学校1〜2年A部門(2月3日〜4日IMAホールにて開催)
銅賞
S藤実凛さん(小1)H野 葵先生の生徒さん
ちば・市川バスティン研究会副代表塩屋比呂美先生と根津栄子がショパン国際コンクールinアジア幼児部門指導者賞を受賞しました(^^)
塩屋先生、おめでとうございます!!これからもますます指導者として磨きをかけていって下さい!!
第56回ちば・市川バスティン研究会を開催致しました。(1月12日(金)船橋伊藤楽器メンバーズルームにて)
平成30年、最初の研究会。ご参加の先生方の表情も清々しく、和やかに始まりました。
● バッハコンクール江戸川地区予選 感想&反省
最初に、根津栄子先生より、昨年12月25日(月)に行われたバッハコンクールのお話がありました。
全般的には、上手くいき、審査員の先生方からも、運営に関して、お褒めの言葉をいただいたようです。
その後、各担当別に、気付いた点、反省点を発表いただきました。
特殊な会場だったため、当日に変更した点もあり、さらに各担当との連携を強めての対応が必要なこと。
色々な場面を想定して、打ち合わせを入念にしなくてはならないこと。
全ての参加者へ、万全の対応ができるよう、毎年継続して運営に携わり、責任をもって担当できるようにすること。
たくさんのご意見をいただき、コンクール運営スタッフとしての団結を強めた反省会となりました。
●お知らせ
ちば・市川バスティン研究会メンバーのY本実樹子先生 ブルグミュラー25の練習曲 CD発売のご紹介
ちば・市川バスティン研究会メンバーのO澤香織先生 プレママタイム マタニティ、子育て中のパパママへ
えいご絵本の読み聞かせ、ハーブティとピアノ演奏のご紹介
●根津栄子先生より『バスティンピアノ名曲集1巻』指導法
ピアノ名曲集1巻は、バスティンベーシックシリーズの終了後、使用されています。
その教本は、子どもを思う指使いで書かれています。
4期がバランスよく入っていて、各時代を平行に学ぶことができます。
栄子先生は、一曲ずつ、丁寧な解説で、指導ポイントをお話しいただきました。
生徒さんへの声かけワードが素晴らしく、メモを執るのがたいへんです。
女の子が喜ぶ、プリンセスの、ゆっさゆっさのドレスの動きのイメージでメヌエットが、がらりと変わります。
「王子様と見つめあってるのよ。」「お姫様と王子様がおじぎをしているね。」
生徒さんが、プリンセスになったイメージで、弾いてくれることでしょう。
イメージできる子にするためには、先生と仲良くなることが大事です。
わざと大げさに反応して、子供さんの気持ちをつかみ、先生としての信頼を得ていろんな話を聞きだしましょう。
タッチに関しても、ゆっくり深く・ゆっくり浅く・速く深く・速く浅くの4通りを弾き分けると、わかりやすい。
他にも、回転・肉球・ウルトラレガート・ひじスタカート・シャボン玉・三角形タッチと盛りだくさん。
すぐにレッスンで試してみたいものばかりです。
お陰様で、つなげて!も、お指をパッと交代してね!もダメで、音が切れてしまう生徒さんが、
「重ねて重ねて・・」との声かけでレガートが瞬時に弾けるようになりました。
先生方から質問も出ないほど、目からウロコの内容で貴重な時間となりました。
栄子先生、どうもありがとうございました。
文責 M.光子
第55回ちば・市川バスティン研究会は12月8日(金)にコンサートサロン・レゾナンスにてバッハコンクールの打ち合わせを致しました。
指導者ライセンスの合格おめでとうございます!
バス研メンバーのI本久仁子先生が中級小論文(中級)と上級筆記試験(上級)に合格されました。
ちば・市川バスティン研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
第54回ちば・市川バスティン研究会を開催致しました。(11月10日(金)船橋伊藤楽器メンバーズルームにて)
秋も深まり、町の木々がほんのり色づき始めました。
桜の木の紅葉について栄子先生よりお話があり、自然を感じて温かい気持ちになったところで、今日は新しい先生をお二人お迎えし、益々活気に満ちた研究会が始まりました。
●指導者ライセンス合格の先生より報告
A.めぐみ先生、I.久仁子先生がピティナ・ピアノ指導者ライセンスに見事に合格されました。
この会に在籍し勉強したことが支えになった、時期を考えながら計画をたててやると良いなどアドバイスも頂きました。
おめでとうございます。
●塩屋先生より会費等についての連絡。
教具販売については、これからは『線間マジック』クのみになります(他は完売)
●N子ヤヨイ先生より発表「お教室の事務」
『パソコンやスクリーン、プリントを使ってポイントごとにわかりやすく説明して下さいました』
☆パソコンを使って教室の事務を行う利点
1・整理して把握できる(本業に集中しやすくなる)
2・必要な情報を共有できる(助けを借りやすくなる)
3・繰り返し作業からの解放(時短、うっかりミスの軽減)
☆「必要な情報を共有する」ためのお便り作り
1・1週間後の自分でもわかるようにする(1週間寝かせて再チェック)
2・一目でわかるようにする(見出しが大切。内容は簡潔に。画像の力は大きい。実際のバッハコンクール集計係のお仕事用プリントで説明して下さいました。)
3・全体向け、個別向けを両方作る。(発表会等で仕事分担作業が楽になる)
意外なことに、最近では手書きのお便りの方が読んでもらえる率が高いそうです。手書きの場合にも参考になる内容でした。
☆パワーポイントについて
詳しい操作の方法を、スクリーンを使い実践しながら説明して下さいました。
パワーポイントでリズムカード、楽典カードなどを作り、保護者のスマホに送信し家で練習してもらう、という利用法もあります。これならゲームのようにすき間時間に覚えてもらえそうです。
☆リンクの利用
エクセル、ワードをリンクさせると、領収書や封書宛名などが簡単に作成可能です。
パソコンを使いこなせると時間短縮にもなり教室運営にかなり役立つということがわかりました。
ヤヨイ先生の穏やかな語り口に、皆、真剣に聞き入っていました。
●根津栄子先生より「バッハコンクール ワンポイントレッスン」
☆こねこのおいかけっこ
テンポは歌ってみて決める、バロックの左右のバランス考えて、フレーズはていねいに、3・4・5指転ばない、
終わりはしっかり聞く、当日のホールを意識した響かせ方を、ふわふわではなくしっかりしたした音で、など、たくさんのアドバイスをいただきました。
特に、テンポを安定させるための、足でリズムを打つカスタネット練習は面白そうで試してたいと思います。
☆カンツォネッタ
気を付ける事は、点と丸のフレーズ、ゼクエンツは階段状のクレッシェンドで、とんとんしないレガート、きれいに輝いた音で、など。
☆ミニチュア・フーガ第4番
注意点は、どんな感じで弾くか決めたら迷わない、指がもつれない、ホールを意識しもごもごしない、長いフレーズ、左手転ばない、など。
いつもわかりやすい言葉を使った的確なアドバイスで、普段気付きにくいたくさんの事を学ばせていただきました。
今日も盛りだくさんの内容で、レッスンですぐに役立てたい事ばかりでした。
栄子先生、ヤヨイ先生、ありがとうございました。
文責:S.京子
ちば・市川バスティン研究会メンバーのI.久仁子先生がピティナ・ピアノ 初級者指導ライセンスに合格されました。
素晴らしいです!これからもますます頑張って下さい。
ちば・市川バスティン研究会メンバーのA.めぐみ先生がピティナ・ピアノ 指導者ライセンス中級演奏実技試験(東京秋季II2017.10.28実施)に合格されました。
素晴らしいです!これからもますます頑張って下さい。
第53回 ちば・市川バスティン研究会を開催致しました。(10月13日(金)船橋伊藤楽器メンバ−ズル-ム_にて)
前日までの暑さと打って変わり小雨ぱらつく肌寒い天気にもかかわらず満席の大盛況セミナーとなりました。
中嶋先生のテンポの良い、しかも笑い溢れる素敵なセミナーに参加させていただきました。
1レッスン30分をいかに無駄なく有効に3倍速でレッスンしていくのかを具体的に教えていただきました。
●導入期よりピアノを楽しむために必要なコンテンツを毎回レッスンにとりいれる。
読譜 /リズム/音感/楽典/表現/奏法/メカニック
●無駄を省き30分のレッスン時間を最大限に有効に使う
レッスンをビデオに撮り後で確認すること。
教本のレッスンページに付箋を貼り開きやすくする。
レッスングッズはすべて手の届くところに置く。
....しかしすべての生徒さんに3倍速レッスンが有効とは限りません....
[レッスンはタイプ別に]
*進度の遅いお子さん
(放牧)
教本は、3倍速ではなくゆっくり進める。
小さい内は無理に進めないのがポイント。
(愉快な仲間)
*習い事の一環として楽しくピアノを習いたい生徒さん
3倍速レッスンで太い幹を作ってあげる。
*目標をもって積極的にレッスンに取り組む生徒さん
(輝ける星)
3倍速レッスンで太い幹を作り、そのお子さんに合った宿題を数多く出す。
難曲に挑戦など。
1レッスン30分の流れの中でどのように3倍速レッスンを取り入れていくのか具体的に教えていただきました。
前の生徒さんと入れ替えの時、つまりレッスン冒頭に読譜を行います。
導入期: 3線上の「線」「間 」3音の音符カードの読譜をします。必ずストップウォッチでタイムを計りメモして集中力を高めます。(2〜3分)
初級:「線」「間」5音の読譜カードで読譜をします。
ストップウォッチでタイム計り集中力を高めます。
「線」のヘ音記号 〜ト音記号の5線の音符[ソ、シ、レ、ファ、ラ、ド、ミ、ソ、シ、レ、ファ]
「間」のヘ音記号〜ト音記号の5線の音符[ファ、ラ、ド、ミ、ソ、シ、レ、ファ、ラ、ド、ミ、ソ]
一息で言えるように全員暗唱させる。(3〜5分以内)
中級〜上級:バスティンの初見の教本を使い初見奏を行う。(3〜5分以内)
各レベルに応じ:レッスンの終わりにリズムカードを使いリズム練習や聴音を行う。その日のレッスンで苦手だったリズム練習を行う。(3〜5分以内)
[楽典、表現、奏法テクニック]
バスティンパーティ、ベーシック、などの曲の中で行う。
[メカニック]
腕、手首、指、身体の使い方、
レガート、スタカートなど。曲とは切り離してトレーニングする。
生徒さんが練習してこないときは、お付き合いしない。その曲は見ない。
生徒さんがわからない時は教える。
できない所は深追いしない。
家でやってくるように促す。
この方針の成果。
[愉快な仲間、輝ける星]
練習してこない生徒さんは居ない。
などなど盛りだくさんの内容で大変有意義な2時間でした。
早速取り入れてみたいと思いました。
中嶋宏美先生、ありがとうございました。
S.K藤
第52回 ちば・市川バスティン研究会を開催致しました。(9月8日(金)船橋伊藤楽器メンバ−ズル-ムにて)
鈴虫の声とともに深まる秋を感じる季節となり、多くの先生方にお集まり頂きました。
先ず始めに栄子先生から今後の予定確認です。
10月13日(金) 中嶋宏美先生をお迎えして「愛の3倍速レッスン」のセミナ-
12月25日(月) バッハコンク−ル in船堀 (船堀駅徒歩1分)
※バッハコンク−ルは、予選を通過すると全国大会に進めます。また課題曲はたった8小節の短くて弾きやすいものもあるので、コンクール初めての方も是非挑戦してみて下さい!とのことです。
さて、本日の内容ですが、
前半………松田光子先生の「2歳からの、頭の良くなる知育ピアノ教室」 について
後半30分…根津栄子先生による「バッハコンク−ル課題曲の解説」(課題曲より抜粋)
となりました。
松田先生は、都内での幼児教室指導歴も長く、また、ご自宅では「頭の良くなる知育ピアノ教室」を運営されています。お二人のお子様はK應医学部、T京大学に進学させていらっしゃる、スーパーお母様です!
さてその内容は。。。。
本日のプリントが配られるとともに、テンポよくリズミカルにスタ−トしました(^^)
プリントは二枚で、一枚は、十二支のかわいい絵がプリントされたもので、早速音楽に合わせて創作された十二支の歌と、かわいい十二支お手玉とが紹介されました。
もう一枚には、29もの言葉が寄せ書きのように書かれているものです。
プリントを頂いたときは、面白そう、でも、なんだろう??という印象でしたが、連想ゲームのキ−ワ−ドのように、一つ一つなぞ解きされて行きました。
絵本やスライド写真、そして動画を交えての説明は、とても楽しく興味深く、メンバー全員が松田先生の話術と魔力(笑)に引き込まれて行きました。
大切なことは、それらを親御さんに『何のためにしているのか』を明確に伝えるとのことでした。
以下にプリントの言葉と松田先生のご説明を抜粋にて紹介致します。
★ヤバい・マジ?ウソ?!・・・先生が使ってはいけない言葉です。指導者の言葉遣いは大事です。(指導者は、両親の次に信頼できる存在であって欲しい為)
★パンダ・ウサギ・コアラ・・・動物カードはフラッシュで進めます。言葉と絵の組み合わせを、高速で行う事により強く印象つけられ、即効、脳にインプットされます。(暗譜に繋がり、目と言葉を育てます )
★国旗をたたく・国旗をちら見・・・国旗カ−ドにリズムを加え、いろんなリズムで国名を言いながら、高速フラッシュで進めます。(フォトメモリーで色も瞬時記憶されます)
★つねる子がいない・・・たたく子供はいてもつねる子供はいない。現代の子は、つねることが出来ない!なぜなら、世の中が便利になり、手先を使うことが少なくなっている。手先を使うグッスには、 瓶のふた、ルービックキューブ、こま、がま口のお財布、など、他にも有効なグッズ紹介がありました。(手先を使うことは、ピアノにも当然関係し、脳の発達にも役立つ)
★お名前は?あたりまえ・・・毎回のレッ スンで自己紹介します。(大人になって場面場面で役に立つ、人前で緊張しない子へ)
★くまさんごめんね・ひも・・・紐通し:指先強化。「くまさんごめんね、くまさんごめんね」、と、くまに紐を通すたびに、謝りながら通すいたいけな生徒さんの紹介。心が育っていますねとご父兄にお褒めのお言葉を。
まだまだありますが、あとは研究会メンバー限定(^^)、、、ということで省略。
松田先生は、ピアノを習っていて良いことは、リカバリー力がつく・器用になる・語学の耳が育つ・人の気持ちがわかるようになる・・・とおっしゃっていました。
松田先生の指導は、知育と音楽を融合させたもので、様々な本やグッズの選択と活用が大変素晴らしかったです。また、常に子供の視点に立ち、飽きさせない工夫が随所に見られ、大変勉強になりました。
今後も色々教えて頂きたいと思いました。
松田先生のお言葉の中で、「二歳までに我慢の出来る子供、待てる子供に育て待てることが大事」とおっしゃったことが心に突き刺さりました。
2〜3分の休憩を挟み、後半は楽しみにしていた根津先生のバッハコンクール課題曲解説。
曲ごとに、弾き方、音色、指使い、バランスなどポイントを限られた時間の中、わかりやすく、ご指導くださいました。ありがとうございました 。
以上、あっという間の充実の二時間でした。松田光子先生、根津栄子先生 ご指導ありがとうございました。
次回10月13日(金)は人気沸騰中の中嶋宏美先生を大阪からお迎えして『愛の3倍速レッスン』セミナ−を予定しています。こちらも 楽しみですね!
文責 A.千草
第51回 ちば・市川バスティン研究会を開催致しました。(7月14日船橋伊藤楽器メンバーズルームにて)
猛暑にも負けず、参加された先生方は笑顔です。
本日は、
根津栄子先生「3歳児の導入レッスン」
須黒綾子先生「パーカッション&ピアノアンサンブル・ピアノトリオ レポート」
の二本立て。
生徒さん達がコンクールで輝かしい成績を収める根津栄子先生。
”初めまして”の3歳さんには、どのようなレッスンが待っているのでしょうか?
まず指導内容がしっかりと分類されていて、指導する側にも受ける側にも分かりやすいです。
「体感」「歌う」「聴く」「書く」「和音をつかむ」「弾く」「脱力」「読譜&記譜」「聴音」。
一見すると高度ですが、3歳さんが無理なく楽しく取り組めるように考え抜かれています。
いくつか、例に挙げてみましょう。
「体感」で登場した反対言葉のカード。
語彙は、ピアノや音楽でよく使われるものを選び、ピアノ用語につながっていくよう意図しています。
めくりながら声に出して読みます。まだ字が読めなくても、読んであげるうちに生徒は覚えます。
更に”明るい””暗い”では部屋の電気を消すなど、言葉を実際にイメージできるように工夫します。
慣れてきたら、早口でフラッシュすると、頭の回転が速くなります。
ギムニクボールは子ども達に大人気。
転がっていかないように、少し空気を抜いた状態で使います。
ボールの受け渡しは、先生との距離が縮まり、仲良しになって心を開いてきます。
バウンドさせて受け渡すときは、1拍目でバウンド、2拍目からは胸元で拍を取ると、拍感が育ちます。
手首を回転させる動きは、やわらかな使い方、手のフォームの習得などに役立ちます。
ボールを下向きに持ち、空中で離したり、掴んだりを繰り返すと、脱力が身につきます。
カスタネットも、栄子先生の手にかかると高度な技術を習得できるグッズになります。
片手でカスタネットを持ち、肩から動かして打って”肩スタッカート”、肘から動かして”腕スタッカート”、手首から、指から…と順に変えていきます。
「音はどんな風に変わった?」と、音色を聴く意識を持たせます。
トリルの練習には、スーパーボール。
1・3や、1・5でつまんでクルクル動かします。他の指に挟んで動かすのにも挑戦。
「聴音」では、永瀬まゆみ先生の教本、「はじめての聴音」がとても良い、と紹介されました。
今後のバス研で詳しいレクチャーを受けたい、とリクエストが出ていました。
他にも、楽しく効果的な指導法を惜しげなく披露してくださった栄子先生。
タイトルそのままで、全国でセミナーが実施されれば、大勢の先生方に喜ばれそうです。
締めくくりは、「この生徒をこの時期までにここまで育てたい、という明確な方針が必要」という力強い言葉でした。
レッスンノートに目的や目標、現在の状態、対処法、達成期など記録して活用していくことを助言されていました。
続いて、須黒綾子先生の「パーカッション&ピアノアンサンブル・ピアノトリオ レポート」。
お教室の発表会は1年半に1度だそうですが、それとは別に”おたのしみ会”と称してアンサンブルを体験させているそうです。
ほとんどの生徒さんが参加するというのは特筆もの。
”レッスン回数に組み込んでいるので”とサラリと仰った須黒先生の情熱に脱帽です。
パーカッションはプロの演奏家に依頼。生徒の演奏を録音した音源を事前にお渡しし、当日リハーサルのみで本番に臨みます。
初めての生徒さんにはあまり冒険せずシンプルに、いけそうだと感じたら音を加えてみる、など様子を見てアレンジしてくれるとのこと。
トリオは子どもとのアンサンブルに慣れた先生方。生徒は丁寧なレクチャーを受けてから、本番を迎えます。
音を共鳴させること、ピアノの打鍵と離鍵、アイコンタクトなど要求されるので、音を聞きながら対応できるよう易しめの曲を選びます。
最も小さい参加者は年中さんで、ミュッセで見つけた「チューリップ」を演奏しました。
アンサンブルを体験させて得られたことは、多岐に渡ります。
先生自身は、他教室の先生と生徒のやり取りを見ることで、自分の教室や指導を客観的に振り返ることが出来ました。
生徒達は、受け身がちな姿勢だったのが、”自分はこうしたい”と欲求を抱くようになり、それを言葉で伝えられるようになりました。
お母さんと自分の意見が違ったとき、以前は”○○ちゃんはどうなの?”と尋ねても”う〜ん…”と濁していたのが、
”お母さんはこう言ってる。でも私はこうしたい”など、自分と他の人の意見を分けて捉えられるようになりました。
メトロノームでテンポを確認し、数値で書かせているので、マイテンポを意識できるようになりました。
音楽の感情の揺れ動きに敏感になり、編曲や分析への興味も高まってきました。
会場は、響きを身近に感じられる適度な広さで、音響が良いところを選んでいます。
生の音の素晴らしさに触れ、お母様方が電子ピアノの限界を感じてくれました。
ご家庭内で音楽の話題がすごく増えたのも、お母様方に表れた変化です。
いつもの教室から一歩外に出て、自分という存在を認めてもらえること。
自分以外の人と力を合わせて音楽を作ること。
プロの方々とのアンサンブルは、生徒さん達の音楽性を育て、人間的にも大きく成長させることがよく分かりました。
根津栄子先生、須黒綾子先生、貴重な講義をありがとうございました。
市川バス研は今後も、中嶋宏美先生「愛の3倍速レッスン」、バッハコンクールなど、盛りだくさんで活動していきます。
文責:Y.O
第50回ちば・市川バスティン研究会を開催しました。(6月9日船橋伊藤楽器メンバーズルーム にて) 梅雨入りの発表がありましたが、雨はなく、しっとりとしたお天気の中、今回もたくさんの 先生方にお集まりいただきました。
新しい先生をお一人お迎えして、さわやかに活気に満ちた雰囲気の中、研究会が始まりました。
最初に今後のバス研の予定の確認、会員の先生方の発表や、大阪の中嶋宏美先生をお迎えしての セミナー、そして12月のバッハコンクールの地区予選、来年4月のステップなど、今後も盛りだ くさんの内容です。
その後、根津栄子先生にピティナ課題曲のワンポイントレッスンをしていただきました。 DVDに録画された鈴木由紀子先生の生徒さんの演奏、A1級のメヌエットと夏祭りについて、そし て生徒さんの演奏のように荒井めぐみ先生が演奏されたB級のこもりうたについて、 細部に渡り 丁寧に大変わかりやすレッスンしていただきました。 生活の中にある身近なもの、スーパーボールや、消しゴム付き鉛筆などを使ってのご指導のアイディ アの数々、小学校の低学年の生徒さんにも伝わりやすい表現でのご指導、簡潔でイメージしやす い言葉の選び方は、コンペに参加される生徒さんの指導に留まらず、普段のレッスンにも役立つも のばかりで、大変勉強になりました。 栄子先生がコンペの曲を分析されたアナリーゼ楽譜をメンバーに見せてくださり、身の引き 締まる思いで拝見させて頂きました。
次にこの度、指導者ライセンスに合格されました荒井めぐみ先生、畠野葵先生、猪本久仁子先生 が、指導者ライセンスに挑戦しようと思ったきっかけや試験内容について、レポートをしてくださ いました。
指導者ライセンスに挑戦することによって、自分の指導に磨きをかけ、生徒さんのレベルをあげて いきたいという思いがひしひしと伝わり、心を打たれました。また、実際受けるにあたっ ての実質的なアドバイスの数々、受けてよかった点についてもお話し頂き、 とてもありがたく思いました。
セミナーを受講して、課題レポートを提出する事により、受け身 で話を聞くだけではなく、能動的な学びへと変化していくというお話には、非常に得心がいきま した。3人の先生方のお話を聴いて、今後挑戦してみたいと思われた先生もたくさんおられた事 と思います。 あわせて荒井めぐみ先生、畠野葵先生、小室みどり先生の生徒さんたちによる、合同弾き合い会 を開催した様子もご報告もしていただきました。生徒さんの変化、保護者の変化、講師の変化に ついて、お話し頂き、先生方の頑張っていらっしゃる゛様子と、弾き合い会の素晴ら しい効果に、大変感銘を受けました。
最後に栄子先生が仰られた、「学びは永遠ですね」との一言が胸に深く残りました。 根津栄子先生、発表してくださった先生方、ご協力くだ さった由紀子先生、ありがとうございました。 このような環境の中、学ばせていただける事に、心から感謝します。
以下にメンバーによる発表会の日程をご紹介します。
2017年6月26日(日) 塚原めぐみ先生 府中の森芸術劇場
2017年7月15日(土) 安藤美保先生 船橋勤労市民センター
2017年7月15日(土) 味埜裕子先生 千代田内幸町ホール
2017年7月23日(日) 河邑妃和先生 美浜文化センター音楽ホール
2017年11月12日(日)畠野葵先生 全日警ホール
2017年12月10日(日)米増めぐみ先生 アミュゼ柏クリスタルホール
2017年12月24日(日)小室みどり先生 松戸市民劇場
2018年1月28日(日) 根津栄子先生 江戸川区小岩アーバンプラザホール
2018年4月8日(日) 工藤幸子先生 浦安音楽ホール
2018年4月15日(日)塩屋比呂美先生 船橋勤労市民センター
文責 K.妃和
指導者ライセンスの合格おめでとうございます!
バス研メンバーのI本久仁子先生が初級演奏実技試験にも合格されました。
明日のちば・市川バスティン研究会で改めてご報告させて頂きます!!!
指導者ライセンスの合格おめでとうございます!
バス研メンバーのA井めぐみ先生、I本久仁子先生、O室みどり先生、 H野葵先生がピティナ・ピアノ指導者ライセンス筆記試験、実技指導、に合格されました。
ちば・市川バスティン研究会の先生方皆さんの意欲的な姿勢にはいつもながら頭が下がります!!
第48回 ちば・市川バスティン研究会を開催致しました。(4月14日船橋伊藤楽器メンバーズルームにて。)
今回は、最初に根津 栄子先生のコンペに向けての指導について、レッスンの映像を観ながらお話を伺いました。レッスンは基本練習からスタートします。基本練習はスケールの練習やバランスを整える練習が主に行われていました。
将来リストやショパンを演奏する時に音を深く感じることができるように、バランス練習の際には鍵盤を見ずに目線を高くし、音を聴くことが重要であるそうです。
基本練習後は、バッハ作曲の「メヌエット」のレッスンです。先生は曲を作り上げていく中で、鍵盤へのタッチ・フレーズ・構成を大事にしており、様々なアプローチをして生徒さんに指導されていました。タッチをしっかりする為に敢えてピアノの蓋で練習をしたり、音の表現も親しみやすい様にサンドイッチに見立てて、良い音にする=美味しくしていくという風に声かけをしたり、先生の想いが沢山溢れたレッスンを拝見して私自身温かい気持ちになりました。
その後は、高橋 由紀作曲の「レインドロップス」のレッスンでした。こちらは近現代の曲ですが、同じフレーズが多い中でタッチを変化させて音色を変えていったり、雨の情景をイメージしながら音を作っていく場面が印象的でした。
質問タイムを挟み、研究会の後半は磯部 温子先生による幼稚園でのアンサンブルについての発表でした。磯部先生は幼稚園で音楽のレッスンを行なっており、楽器を使ったアンサンブルも幼稚園内で発表することもあるそうです。
今回はアンサンブル楽曲として「アイアイ」を取り上げて、研究会の先生方も参加して合奏をしました。使用した楽器はタンバリンやグロッケン、ピアノやキーボードなど様々です。キーボードの特性を生かして木琴の音に変換してアンサンブルに参加していたので、私もレッスンや発表会等で実践してみたいと感じました。発表の最後には親子リトミックのレッスンについてお話をしていただきました。リトミックレッスンは0歳から2,3歳のお子様が対象で、クラシック音楽を聴いたり、親子で手遊び歌や季節の歌を表現していくそうです。手遊び歌の体験もしましたが、頭や顔を触って歌ったりと
身近なことから音を楽しむことに繋がったので
実際に体験をしてみてリトミックのレッスンの必要性を強く感じました。
今回の研究会も、とても内容が濃く勉強になることばかりでした。根津 栄子先生、磯部 温子先生、ありがとうございました。
文責S.沙耶
第47回 ちば・市川バスティン研究会を開催致しました。(3月10日船橋伊藤楽器メンバーズルームにて。)
今回は松田翔子先生による、SNSを有効活用した「音大を卒業して、人脈なし口コミ無しからでもできたさらっとwebでの生徒募集」のセミナーと、根津栄子先生への質問コーナーでした。
松田先生は楽器店にてレッスン兼楽器販売のお仕事をされたそうですが、ご自身でお教室を開いた方が早いのでは?と感じ、ご自宅でのレッスンをスタート。
3ヶ月で生徒さんは10人になり、現在は30人もの生徒さんがいらっしゃるそうです。 同時にコンサルティングのお仕事も。
webでの生徒募集のポイントとして、「まずページを見てもらうこと」…見てもらい、選んでもらえるまでにどんな流れがあるのかを把握すること。
そして「選ばれるためのポイント」…見てもらっても、選ばれなければ意味がありません。自分はどんな生徒さんから選ばれたいのかを明確にして、自己アピールをしておくこと。
松田先生は自己紹介動画をアップされているそうです。
そしてとても大切なのは、「人のことが好きかどうか。」こちらのお言葉には大変共感致しました。私は、人のことを好きだからこそ、生徒に上手になってほしい!力になりたい!と願い、講師として成長ができるのでは、と思っています。
webには詳しくない為、大変勉強になりました。ありがとうございました。
根津栄子先生への質問コーナーでは、まず栄子先生が使用されているレッスングッズをご紹介頂き、その後皆さんからの
「入門時にご父兄や本人へ話す内容」
「手のフォームについて」
「辞めたいと言う生徒に対して…」
「早く弾くことばかりを目指してしまう生徒への声掛け」
「ふざけてばかりの生徒への声掛け」などにお答え頂きました。
生徒さんにとって受け入れやすい方法で、まだまだ経験が浅い私にとって、ハッ!!とするようなお答えばかり!!大変勉強になりました。
栄子先生、松田翔子先生、ありがとうございました。 文責 O.絵里
第46回ちば・市川バスティン研究会を開催いたしました。(2月10日船橋伊藤楽器メンバーズルームにて) この日の前日には千葉でも少し雪が降り、暦の上では春を迎えたもののまだまだ寒い日が続く中、たくさんの先生方にお集まりいただきました。冒頭、もうすぐバレンタインということもあり、会の先生方から栄子先生へ、かわいいチョコのプレゼントがありました!いつも素敵な栄子先生の笑顔!喜んでいただけて皆さんハッピーな雰囲気の中始まった、今回の勉強会のテーマは!「大人も子供も大変身!耳も指導も変わる、本物の指導者への道」事前の告知からとても興味を惹かれるタイトルでした。 今回お話いただいたのは、梅村崇子先生です。
梅村先生は市ヶ谷プルミエステーションの代表であり、毎年コンペ全国大会出場者、金賞など受賞者を輩出していらっしゃるご活躍の先生です。
そんな梅村先生は、実は学生時代からお菓子やお料理の世界がとてもお好きで、レストランの厨房でお料理を習われていたご経験が(!)等々、はじめに実に華やかでありながらアクティブで、多彩な経緯をお話いただきました。
ピアノ指導を始められた当初は、「生徒さんの負担にならないレッスン」「ピアノをきらいにさせない」という指導方針だったと語る梅村先生。
そこから本物の指導者の道へと「導かれていく」中でのバスティンメソッド、コンペの世界との出会い、そして今現在大切にされている指導方針へと変わっていった過程をお話しくださいました。 中でも軸となったお話がこちら。「人生が変わるコンペ」ある時、出会った生徒さんから言われた「コンクールで金賞になりたい」の一言。その言葉を受け、先生はコンペで結果を出すために、レッスンにおいてのさまざまな工夫の日々をスタートされました。
「お子さんには一番良いものに触れさせる」との一心で、教室で使用する楽器の選定や調律、それに見合った音響等の、度重なる環境整備をされて、「良い耳を育てる」ことを追及されているという姿勢は、簡単に真似できるものではありません。 それと共に重要になってくるキーワードが、「1000時間の魔法」この言葉は、人間の赤ちゃんが生まれた国の言語をしゃべれるようになる元が出来るまでに要する時間なのだそう。このことを実際の生徒さんに置き換え、やれる事は全てやるという信念を貫かれた様々なエピソードをご披露下さいました。
梅村先生曰く、「コンペの指導をしていく中で、自分には凝り性で、徹底的に、そして非常に根気強く子供とレッスンすることが出来る一面があることを知った。」とのお言葉が印象的で、常に生徒さんはもちろんご自身とも向き合い、向上心を持って指導されている姿勢がとても素晴らしいと思いました。
様々なご経験を経た今、何よりも先ずは演奏の「基礎力」を身に付ける事こそが大切で、それは、今目の前にいる姿ではなく将来を見据えた内容でなければならないと力説されます。
最後に「本物の指導とは」生徒さんに道を示して、導いていくこと。伝統あるクラシックの素晴らしさを伝えていくこと。「どんなお子さんでも必ず上手に弾けるようになります。そのためには生徒の問題を見抜く力を付け、改善させる手法の引出しを肥やさなければなりません。また、大人が決めつけて可能性をブロックしてしまわない事も大切です。ピアノレッスンは、日々難題だらけです。しかし、その難題こそ学びの宝庫なのです。」
非常に痛感させられるお言葉です。ここまで濃密な一時間。梅村先生、たくさんの素晴らしいお話をこの度は本当にありがとうございました。
おわりに、誰も予期せぬ梅村先生から素敵なプレゼントのサプライズがあり、皆さんからは歓声が!(なんて細やかなお気遣いなのでしょう…!)
2月の勉強会はお菓子がキーワードの会となりました。
来月からもイベント盛りだくさんで、頑張らなくてはいけませんね!楽しみです。
バス研後は会場を移しヴァレンタインランチ会。
副代表の塩屋先生がプレゼントとあみだくじを用意して下さり大変な盛り上がりとなりました!
末筆ながら、初レポート担当となりました。 栄子先生、塩屋先生ありがとうございました。 文責 Y.采夏
第45回ちば・市川バスティン研究会を開催しました。(1月13日船橋伊藤楽器にて開催)
新年明けて、1回目の研究会は生徒さんの成長と自身の指導力のためにと身が引き締まる思いです。電車の遅延のため、急遽10分開始時間を遅くしてくださった栄子先生。状況により、さりげなく素早く対応する姿勢は、素晴らしいもの・・・新しい先生をお1人迎え、晴れやかな気持ちの中、研究会が始まりました。
2017年度の年間スケジュールを確認。この1年間も充実したものになる予感いっぱいです。
5月に江戸川東ステップ〜12月にバッハコンクールと続きます。
調整してくださった栄子先生、塩屋先生に感謝致します。
本日の課題の1つ目。栄子先生が「和音聴音の仕方」を教えてくださいました。
全部で71個の和音を1秒で言えるようになるまでがまず目標です。そのために1つ1つ丁寧に、細かく生徒さんに負担なく進めてゆきます。和音の音を言える、音程が歌えるようになることと並行して、栄子先生考案「どれみふぁそのうた」「調のうた」を進めていきます。うたを歌うことの重要性は、のちの演奏まで影響していきます。「もっと大きく歌う」「もっと早く歌う」などさっと口にしてしまいそうな声掛けも、栄子先生は、生徒さんが声を出すことに委縮してしまわぬようにと、音楽の世界へ足を進める生徒さん1歩1歩に優しさが溢れています。1つ出来たら1つ増やす、生徒さんの様子をよく観察し、気持ちを汲んで進めることの大切さを痛感しました。
栄子先生が取り入れていらっしゃる「練習スケジュール」もお話してくださいました。
個人の予定も書き込め、次のレッスンまでの自宅練習が万弁なく進められるようにと考えられています。限られたレッスン時間の中で、瞬時に生徒さんの状態を把握し、目の前の生徒さんの様子に合わせ指導を決断してゆく・・・今日の研究会初めに見せてくださった栄子先生の対応にも繋がっていることに、感慨深い思いでした。
ここでブレイクタイム。美味しいお菓子をいただき、温かい雰囲気の中で会は進みます。
課題2つ目は「発表会」です。プログラムを持ち寄り、各先生が発表会について伝えあいました。エレクトーンとのアンサンブル、弦楽器とのアンサンブルや、会場にいらしていただくお客様も楽しめるような音楽ゲームなど、先生方の工夫と良い発表会にしようという気持ちが溢れていました。ピティナピアノステップを活用している先生もいらっしゃいました。プログラム印刷の苦労も共有でき、次の発表会への意欲に繋がります。お若い先生(バス研ではお若い先生が発言できる場もあり、お若い先生からも学ぶことが出来るところが、実りあるバス研です。)これから開催していく会のプランを、嬉々として伝えてくださいました。
最後は、先生方のお悩み相談です。生徒さん、保護者の方が幸せな音楽人生を歩むサポートをできるよう、入会時の心構えやコンクール出場への取り組み方など、指導者がぶれずにいることの大切さをあらためて勉強できる時間となりました。
栄子先生、塩屋先生をはじめ、研究会の先生方、今年もまたどうぞよろしくお願いいたします。
文責S. 綾子
第44回ちば・市川バスティン研究会は赤松林太郎先生をお迎えしペダル講座とコンサートを開催致しました。
2016年12月9日(金)コンサートサロン・レゾナンスにて
『赤松 林太郎先生によるペダル講座』 with ミニコンサート【ロマン派のペダリングを考える〜ショパンのワルツ〜】が開催されました。
ダンパーペダルやウナコルダをどう駆使して、求める音を生み出していくのでしょうか?
教材はショパンのワルツ。
brillante は、"踊る"を意識。左手がブンチャッチャを刻む。
ショパンのアクセントは、ペダルで付けます。
1拍目で首を振りながらペダルを踏むと、踊る、ではなく千鳥足のリズムになってしまいます。
1拍目は、トランポリンの大ジャンプのように手首を使わず、横スライドさせます。
鍵盤上にポジションやフォームが用意できてから弾く動作に入れると良いのですが、
子ども達は鍵盤に触れた途端に弾いてしまいがちです。
親指のみタッチして、和音の位置に持っていく練習をすると効果的です。
当時のダンパーペダルは、踏んでいても"音が立つ"状態でした。
今のピアノで当時の指示通りにペダルを踏むと、音の洪水になりますので、よく聴いて検討します。
lyric は、"歌う"を意識。叙情的に。
非和声音の混入は、美しいのかどうか?
中国に「水清ければ魚棲まず」という諺があります。
人間の心も真っ白ではなく、誰でも黒い一面を抱えており、
その黒さが"感情のひだ"を生み出します。
ペダルは、そういった"ひだ"や心の揺れを表現させてくれます。
順次進行だからと、1音1音ペダルを踏み変えていると水が澄みすぎてしまうことも。
では、何音までなら混ざっても美しいのでしょうか?
2音。 3音混ざると濁って聴こえます。
「遺作」の冒頭、心の中のことを感じさせるように表現するにはウナコルダを使います。
ただし、メロディが5度跳躍する最高音は、トレコルダに。
ピアノの場合、この音域でウナコルダを使うと、水の中のようにぼやけてしまいます。
そして「遺作」のように裏拍からメロディが始まる場合は、
冒頭(3拍目)の音を、ペダルで1拍目の音に"溶かし"ます。
アン ドゥ トロワ を母音発音すると、ア ウー オア。3拍目のアは、1拍目のアにつながっている。
それをペダルで表現するのです。
ウナコルダは、音量を変えるためではなく、音色を変えるためのペダルです。
クレッシェンドも音量のみで聴かせようとするのではなく、
ペダルで音色の明るさを変化させて、表現します。
J.S.Bach/Kempff - Ich ruf zu Dir, Herr Jesu Christ
Mozart - Fantasy in d moll K397
Scriabin - Prelude and Nocturne for the left hand op.9
Albeniz - Granada
Granados - Quejas, o la maja y el ruiseñor
De Falla - Danza Ritual del Fuego
Beethoven - Piano Sonata No.23 Op.57
Schumann/Liszt - Widmung
コンサートのプログラムは、当日のピアノを弾いて決めたそうです。
「津田ホールのスタインウェイに似た響きのピアノですね」
情念を聴かせるmoll中心の空気感が漂う中、
アンコールに応えて奏でられたのは「献呈」。感謝の曲です。
赤松先生からの、主催者、来場者へのお気持ちでしょうか。
ホール全体にじんわりと沁み渡っていくのが感じられ、
気づけば涙が溢れて止まらなくなってしまい、
集合写真も赤松先生のCDへのサインも諦め、
栄子先生に何のご挨拶もできないまま会場を後にしたのですが、
不意に心を掴んで震わせる、この音楽の力。
そこに浸れた2時間半は、人生の中の至福でした。
赤松先生、栄子先生、
本当にありがとうございました。
文責:Y
ちば・市川バスティン研究会メンバーのI.久仁子先生がピティナ・指導者ライセンス初級筆記試験に合格されました。
素晴らしいです!これからもますます頑張って下さい。
ちば・市川バスティン研究会メンバーのA.萌先生がピティナ・指導者ライセンス初級者指導過程に合格されました。
素晴らしいです!これからもますます頑張って下さい。
おめでとうございます!!
ちば・市川バスティン研究会メンバーのA.萌先生の生徒さんM木.真優さん(小2)がブルクミュラーコンクール東京ファイナル小学1・2年部門で見事銅賞を受賞されました。
〜文化シャッターBXホールにて
これからもますますのご活躍を応援しております。
第43回ちば・市川バスティン研究会を開催しました。
2016年11月11日(金)伊藤楽器メンバーズルームにて
藤原亜津子先生の「バスティンパーティーシリーズ講座 」第3回目が開催されました。
第1回目と2回目にはパーティAの指導法を学び、今回はパーティBの進め方を教えて頂きました。
パーティーAとBの間に十分時間をかけ、脱力、よく動く指、そして歌心を習得させ
Cからはぐんぐん進めるように指導されています。
先を見て音楽的に弾けよう育てるには入口である導入期の基本が重要であることを改めて痛感致しました。
脱力、リズム感、集中力、様々な効果をもたらすお手玉パフォーマンスですが、
藤原先生の完全に脱力した身体のしなやかさには参加者全員が圧倒されました。
子供たちが大好きなポニョの曲に合わせて楽しく実践!!
子供たちは時代に沿った音楽体験や
ぞくぞくするような音楽体験をすることによって、より深く音楽に魅了されることを
藤原先生のレッスン、発表会動画鑑賞を通して納得させて戴きました。
フルオーケストラの演奏に合わせて生徒さんたちがリズムをたたく姿は圧巻でした。
より良い指導のためには
・指導者自身の器を広げること
・感覚を高めること
・謙虚に学び続けること
ご指導暦50年の歴史からあふれ出るお話とお言葉はどれも深く心に染み入りました。
文責 S.由紀子
第42回ちば・市川バスティン研究会を開催しました。
2016年10月14日(金)伊藤楽器メンバーズルームにて、藤原亜津子先生の「バスティンパーティーシリーズ 2回目」のセミナーが開催されました。
10月9日と10日に藤原先生のレッスン見学ツアーがあり(今年で20周年になるそうです)、その時のDVDを見せて頂きながら、導入期の大切な指導法をパーティーA、ワイプオフ、プレリーディングソロズ、レッスンダイアリーを使ってお話し頂きました。
1. 指先を意識させること → 玉ひもを使って
2.手首をラクラクにすること →お手玉を使って(にぎにぎ体操)
3. よく動く指にすること → 12345 番号を書いた積み木で訓練
4. 響きのしっぽが聴ける耳を育てること
5. 考えて感じて弾けること
他に、指くぐりの練習、鍵盤の場所がわかるように作られたカードなど、子供が喜んで練習してくれる手作りグッズをたくさん紹介して下さいました。
リズム指導の時、音譜の長さを意識して「響かせるように!」と。
この事も基礎作りの時期に大事なことだと感じました。
「修行は分量」 藤原先生のお言葉です。
藤原先生のDVDのプレゼントがあり感激致しました。 文責I.久仁子
バス研メンバー畠野葵先生第1回目の発表会をご紹介します。
あおいピアノ教室第1回発表会(兼クリスマスコンサート)です!
2016年12月18日(日)
☆開場13時
☆開演13時15分
☆場所
島村楽器 市川コルトンプラザ店4階
ピアノショールーム内「Forest Hall」
第41回ちば・市川バスティン研究会を開催しました!
ちば・市川バスティン研究会主催で開かれた"藤原亜津子先生"によるピアノパーティ講座。三回シリーズで予定されており、今回の一回目はパーティAを中心に勉強しました。
バスティン教材を使用する指導者の間で藤原先生をご存知ない方はいらっしゃらないのではないでしょうか!?
巨匠と言っても過言ではない先生は講座開始時、某テレビ番組風におちゃめにご自身のピアノ指導人生を振り返られました。今回の講座のために作ってくださった配布資料もあり、私にとっては永久保存の宝物になりました。
講座は大きく分けて「4分音符=100で演奏する為に必要な指作り」「パーティA各曲の説明や指導アイデア」「藤原先生の生徒さんの成長記録DVD」の3つに分かれていました。
☆必要な指作り
先生はパーティAの理想テンポを100と仰っていました。
講座が始まる前の先生の机上はおもちゃ屋さんのようなカラフルで可愛らしいグッズがいっぱい!!ソフトボール、桃太郎の指人形、お手玉、バンビの人形、カラフルなフェルトの魚等々。
大人でも目が釘付けになり楽しい気持ちになってしまうのですから、レッスンを受ける子供たちが夢中にならない訳がありません。
沢山のグッズの使用方法と目的を教えていただき大変勉強になりました。また、先生ご自身が登場されているDVDを見て、グッズの活用法をより確かなものにしました。
(こんなレッスンを私も幼少期に受けたかった...。)
☆ パーティAの説明
先生のお教室に小学5年生で入られた生徒さんもパーティAから始めたそうです。
それくらいピアノを弾いていく上で大事な要素がパーティAには沢山入っているのだを改めて感じました。印象的だったのは、バスティン先生の提案している指導方法だけでなく、オリジナルの指導法を殆どの曲に加えており、生徒の理解をより確実なものにするための工夫を先生が沢山されていたことです。
受講された皆さんが一所懸命メモをとる姿も印象的でした。
☆生徒さんの成長記録DVD
3歳からお教室に通っているHちゃんの5年間の記録を見せていただきました。
3歳3ヶ月...ピアノの椅子に座っているものの「ママがいい!」とお母様のスカートの裾を手離せないHちゃん。
藤原先生「(とっても優しい声で)これ弾いてみようか?」Hちゃん「こっちがいい。」
藤原先生「よし、ではその曲からやってみよう!」Hちゃん「あ、こっちがいい。」
藤原先生「いいよ〜。Hちゃんが弾きたいのからやってみよう。」Hちゃん「う〜ん...」
このようなやり取りが延々とあり、途中から早送りで編集されていて会場は大爆笑。
6歳...3歳の頃に比べとても成長していたHちゃん。調カードやグッズを使った練習を先生と一緒に楽しそうにやっています。しかし、別の日の映像ではカーペットの上で眠っているHちゃんとその横で先生とお母様が話をしている映像が...!!
また会場中に笑い声が響きました。
藤原先生は「子供にとってはレッスン時間って一番眠い時間よね〜」を穏やかに話されていました。
8歳...舞台で「赤とんぼ変奏曲」を素晴らしい音色で弾くHちゃんの姿。
これまでの映像に大笑いしていた受講者の皆さんがシーンと静まり返り、演奏に釘付けになりました。
「子供のスイッチが入る時期は一人ひとり違います。生徒達が心身の成長に合った演奏ができるように、また、音楽が人生の友となるように心掛けて指導をしています。」と仰った藤原先生の言葉が心に沁みました。
藤原先生の全てを包み込んでくれるような温かい笑顔や心の広さに触れ、ピアノ教師とは技術を教えるテクニックだけでなく、人としての魅力も合わせて指導力になるのだと感じました。
次回の講座が楽しみで仕方ありません!! 文責I.温子
船橋ルームにて第40回バスティン研究会が開催されました。40回素晴らしい!ですね。
◆A藤先生より【ロシアピアニズム】について
理想の音が弾けないと感じたところから3年前より勉強始めたこと、お話していただきました。
より身体、腕、指の脱力をいかに楽して綺麗な音色で演奏できるのでしょうか?!
*大きな違いとして
従来の奏法 ⇒鍵盤下まで降ろす基音
ロシアピアノ奏法 ⇒鍵盤下まで降ろさない倍音
手首を先に持っていき指で弾かない
*その他
響きを聴く、伸ばすよう教える
全部の声部大切⇒音色を変える
八の字に構える、真っ直ぐではない
音の方向揃えまとめる
ポジション奏法
指の力なくても弾ける、重力奏法
腕の内側を使用
手首大きめ前に出す等…
現在ロシアピアノ教本も楽器店に出始め
話題になりつつあったので、興味がありました。
違った観点からピアノ演奏法再度見つめ、感じること
考えられたこと貴重なお話でした。
◆T原先生より発表会動画鑑賞
ピアノとエレクトーンアンサンブルでの発表会演奏を聴かせていただきました。
このようなことを発表会に行う注意点として、保護者の理解を得ることが大切
リズム合わせも大変ですが、結果リズムとの対話ができ、ピアノではない他分野の曲に出会える
音色が華やかで発表会らしくなる。音量にはくれぐれも注意!
生徒さんの演奏上達にとって良いことずくめの
発表会新しい試み演目の参考にさせていただける素敵な動画お披露目でした。
◆S屋先生より発表会動画鑑賞
全員でフラッシュボブをされた音楽【小さな世界】
大人数を楽しい演奏でまとめられて、先生の可愛い踊りも素敵でした。
中学生以上の生徒さん達、楽器種類も多く、合わせるのが大変な時期に頑張っていらっしゃるのは本当にすごいことですね。
とても励みになり、参考にさせていただきたいですね。
こちらもぜひ発表会演目に取り入れていけたらと思いました。
◆E田先生
ピテイナコンクール課題曲説明
A2級よりかわいいピアニスト、A1級よりタンポポがとんだ、 Twinkle Rockの3曲を
E先生の生徒さん例からより良くなる指導ヶ所、注意点を詳しく根津先生から貴重なアドバイスをいただきました。
♪ ピアノ練習は一日の食事と一緒で自然なこと
♪ 姿勢は良い演奏のためにとても大切
足台はよーいドンの姿勢
左足の安定しっかりさせる
♪ アルベルティバスは手指形、バランスポイント
♪ 曲のイメージをいっぱいわかせて
場面を想像&創造&妄想
音色に気持ちと共に込めて演奏
♪ 音の方向
♪ 指番号の工夫、左右どちらでも
♪ スタッカート種類、手首の使い方
いつもながら的確でわかりやすいアドバイスに感激し、帰宅後すぐにレッスンで伝えたくなりました。
どうもありがとうございました。
◆バステインフォーラムでの完売をした教具を再度販売していただきました!
バスティンフォーラムでの好評教具
根津先生ご考案 美しいパールたち、わくわく調カード
S屋先生ご考案のびっくり線間マジック
会員への販売をしていただきました
やはり素晴らしい指導されていらっしゃる先生方がお求めになり、使用される教具は素敵なグッズばかりです。
ご考案、作製販売感謝いたします。
◆立石裕子先生よりコンサート開催お知らせ
以上今月も盛りだくさんで、とても参考になりました。
いつもながら素敵な会でした。
文責H.明美
第39回バスティン研究会
未来を見据えた教室運営ヒント
2016年5月13日(金)千葉船橋伊藤楽器メンバーズルームにて、
音楽ライター山本美芽先生によるセミナー
『ブログを使うと、生徒募集がこんなに変わる!
指導者のためのライティングセミナー入門編』が開催されました。
スマートフォンが劇的普及し、SNSによるつながりなど、
新しい時代の流れを感じていらっしゃる先生も多いのではないでしょうか。
ピアノ教室を運営していく中でも、チラシやクチコミによる生徒募集だけでなく、時代のニーズにあった手法が必要なことは確かです。
明るく颯爽と登場された山本美芽先生は、
「一応スマホは持っているけど、イマイチ使いこなせていないのよね〜」という
多くの先生方抱えた悩みを一蹴。
世の中におけるデジタル化の状況から、
ブログとホームページとの違い、ネット上での常識やマナーなど、
「ピアノの先生」がなかなか気がつかない側面からの切り口で、
わかりやすく、意味のあるたくさんの情報教えてくださいました。
日々のレッスンの中では、
目の前の1曲、1冊をいかにより良く指導していくべきか、という
『音楽の』指導法ばかりに目が向いてしまいがちです。
ですが、ピアノ教室を運営していくには、
これからの何年も先を見据え、
幅広い学年分布を維持し、安定した生徒数を確保していく必要があります。
20代30代では約8割、40代でも約6割というスマホ所持率から、
これからの生徒募集、保護者とのコミュニケーションのどちらにも役立つのが
「ブログ」というツールなのだそうです。
時代の流れを感じ、必要なものは取り入れて、
日々のレッスンに活かしていきたいと感じた有意義なセミナーでした。
今回のセミナー内容は入門編とのこと。
ぜひ続編、その他のテーマでも山本美芽先生のセミナーを受講したいです!
美芽先生どうもありがとうございました!!
文責Y.めぐみ
桜一面の景色から花びらが散る中、第38回ちば・市川バスティン研究会が開催されました。
入園・入学のシーズンですね。
バス研にも新たにお二人の先生が入会されました。
お二人とも熱い思いをお持ちで、ますます研究会も賑わっていきそうです。
本日、まずは2015年度活動報告と2016年度活動計画です。
2016年度は、4月の江戸川東ステップに始まり、5月は山本美芽先生のライティングセミナー、杉谷昭子先生のリサイタル、10月は赤松林太郎先生のレクチャーコンサート、11月はバッハコンクールと充実した計画で盛り沢山です。
さて、本日の課題に入っていきます。
♪立石 裕子先生♪
『レッスンノートのつくり方』
バス研会員の立石先生よりご自身のお教室のレッスンノートをご紹介していただきました。
市販のノートではなく、あえてA4サイズのファイルを手作りされていました。
レッスン内容、練習記録だけでなく、目標やご褒美のシールの表、お約束ごとなど、事細かに工夫されています。
レッスンの時にもお家で練習の時にも、すべての事が一目でわかるようこのファイル一冊に凝縮されていて、とても素晴らしいものでした。
♪根津 栄子先生♪
『悪い癖のある生徒をどう立て直していくか』
小2の生徒さんが2ヶ月間でどう変化したのか?レッスン風景のDVDを見ながら、栄子先生が指導法をお教え下さいました。
「スケール」は調名・調号の数を言ってから、「カデンツ」は音名を言いながら弾きます。
「アルペジオ」は坂道クレッシェンド、階段クレッシェンドの違いを聴いている人にもわかるように弾かなくてはなりません。
この基礎が大切なんですね。
そしてこの生徒さんの2ヶ月後、コンペの課題曲レッスンです。
まずは指使いの徹底→部分的に出来ないところを集中して練習し大好きにさせる→形式ごとに練習
と、パズルをつなげて世界地図をつくっていく様な感覚です!!
世界地図を作っていくのは曲だけでなく、生徒さんの半年後、1年後・・・別人になっていく姿でも同じことがいえる様です。
未来を考えた指導が大切ですね。
本日も、愛情をもって生徒さんのレッスンをされている栄子先生からたくさんの事を吸収させていただきました。
ありがとうございます。
♪『発表会の工夫や発表会おすすめ楽譜紹介』(前回の続きです。)♪
☆M先生 発表会で音符のフラッシュカードやリズムたたきを取り入れ、好評だったようです。
☆O先生 発表会ではじめたばかりの3歳の生徒さんに一音でも弾ける 『こどものぐるぐるぴあの(音楽の友社)』 より選曲をしました。おすすめです。
☆T先生 エレクトーンのオーケストラとの連弾で、来月発表会を行ないます。
☆H先生 生徒さんのぐるぐる連弾やお父様のボディーパーカッション、お母様のハンドベルなど、バラエティーにとんだ楽しい発表会をされているようです。
本日も盛り沢山の内容で時間がたらず、研究会は終了となってしまいました。
来月5月13日は、山本美芽先生の 「音楽講師ためのライティングセミナー 入門編」です。
楽しみにしております。
文責 O.みどり
☆ちば・市川バスティン研究会メンバー塩屋比呂美先生のお教室の発表会をご紹介します。
2016年4月9日(土)
開場12:45
開演13:00 終演17:30
船橋勤労市民センターホール
17時からフラッシュモブ、最後には総勢67名によるお手玉パフォーマンスを行うそうです。
尊い命が沢山奪われた震災から5年。
『犠牲となった皆様や失われた一人一人の命の尊さを忘れない様、そして今日を生きられる幸せと共に生徒達への指導が出来ることに感謝したいと思います!!』
という根津栄子先生のご挨拶から第37回ちば・市川バスティン研究会は始まりました!
由紀子先生の発表 | 聖美先生の発表 |
先日のバスティンフォーラムについて、
栄子先生のお弟子さんの出演される『輝く未来ジョイント・コンサート』の告知がありました。
そして本題
鈴木由紀子先生のレッスンをビデオ撮影されての気づき、
ここ8年間お教室を開講されてバスティン研究会に入会してからの変化ということで発表がありました。
身だしなみや振る舞いの大切さ
そして、全生徒さんの教材の進み方に関しての鈴木先生の考察
ということでの発表でした。
2人目は峰聖美先生
「歴史的視点から音楽を学ぶ」
音楽の原点である中世(400年または500年〜1450年)の時代の音楽について
どれだけ小さい生徒さんに寄り添った音楽史へのアプローチができるのか。
ドレミの音階の由来についてもお話があり非常に楽しいアプローチでした。
そして塩屋先生の男の子の子育てについて貴重で奥深い内容。 以上文責M.翔子
最後に発表会の工夫や発表会お勧めの楽譜の紹介をしました。
♪K先生、弦楽アンサンブルを取り入れ、保護者にも好評だそうです。
後藤ミカ先生の「ブルグミュラーお国めぐり」、全音の「おもしろ連弾ミックス」の楽譜をお奨めでした。
♪S先生、やはり後藤ミカ先生の「ブルグミュラーお国めぐり」をお勧めで、特に「アラベスク」はプリモにもセコンドにもテーマが出て、かっこいいそうです。
♪O先生、「大勢で演奏する・学校教育との連携」を狙いとして、トーンチャイム1曲、合唱曲3曲のコーナーを設け、曲の合間に生徒が作ったお話しを語ってもらったり、学校で弾いた子に伴奏を弾いてもらい、皆で歌ったそうです。また、合唱曲をピアノソロで弾きたい子はソロで弾いてもらったそうです。
♪Ar先生、引っ越しで生徒が減ったときの発表会では、連弾に力を入れ、全音「ビーニー動物園」や春畑セロリ先生の「ちびっ子アンサンブル」を使い、動物に変装したり、サングラスをかけて変装して、会場を湧かせたそうです。
♪S先生、バスティン「プレリーディング」の本の伴奏楽譜、安倍美穂先生アレンジの「おもしろ伴奏集」はピアノを始めた片手しか弾けない子でも素敵な連弾で発表会に出られるとお奨めでした。
♪An先生、弦楽を発表会に取り入れているそうです。また、同じ学年でもレベルに大きな差があり、弾く順番を気にされる保護者の方もいらっしゃるので、次回は時代別4期に分けて発表会の構成、順番を決めるそうです。そして、講師演奏の有無、弾く場所、暗譜が困難などの問題提起がありました。
♪Y先生、発表会で演奏するとき、曲名、作曲者、その曲について調べたことを短く発表してもらってから弾いてもらっているそうです。ホールでマイクを使って話す貴重な機会を持てるだけでなく、司会を用意しなくてすむこと、その間に足台をゆっくりセットできるメリットもあるそうです。
発表は時間切れとなり、残りは4月の研究会に持ち越しとなりました。
ちば市川バス研のメンバーはみなさん向上心があり、発表会ひとつ取っても生徒さんが少しでも上達するよう、またやる気を出すよう工夫されていて、素晴らしいメンバーだと感心しました。それも、根津栄子先生が「楽しくレベル高く」をモットーに教えられていて、みなさん少しでも近づきたいと思う気持ちがあり、根津栄子先生に改めて感謝致しました。 以上文責S.比呂美
☆ちば・市川バスティン研究会副代表 塩屋比呂美先生のお教室の発表会をご紹介します。
4月9日(土)船橋勤労市民センター
開場12:45
開演13:00
終演17:30
以下は塩屋比呂美先生からのメッセージです。
「今年はフラッシュモブに挑戦します!
部活の楽器やマイ楽器(オーケストラ楽器)、ダンス、歌、打楽器と歌、ピアニカ、ピアノ、エレクトーンの総勢67名で、曲はエレクトリカルパレードと小さな世界、3歳から57歳まで楽しく合奏します!
発表会の一番最後なので17:00頃の予定です。
お時間があったら是非ご覧ください。お待ちしております!」塩屋比呂美
2月29日(月)浜離宮朝日ホール小ホールで3年に1度のバスティンフォーラム第4回が開催されました。
フォーラム開催直前のプレ・フォーラムでちば・市川バスティン研究会では4種類のオリジナルグッズを販売しました!!
そして。。。。なんと
瞬く間に全て完売してしまったのでした(^o^)
販売に全力投球のちば・市川バスティン研究会メンバーの先生方でしたが、気がつくと自分たちの分がありませんでした!(;_;)(;_;)
販売前の皆さん気合いが入ります!まだ | 出展ブースに並べられた教具 |
4種類の教具説明チラシ この教具に関してのご注文やお問い合わせは塩屋 先生まで | |
美しいパール達 | バス研メンバーが使い方を説明!!。。。大混雑(^o^) |
ちば・市川バスティン研究会の先生方 | 九州バス研の先生 |
藤原亜津子先生と | 広島バス研の先生方と |
お揃いのTシャツには私のサインが(^^)
☆ちば・市川バスティン研究会メンバー塩屋比呂美先生のお教室の発表会をご紹介します。
2016年4月9日(土)
開場
開演
終演
船橋勤労市民センター
第36回市川バス研が開催!!
あちらこちらで梅の花が咲き、少しずつ冬から春の景色に変わろうとしております。
そんな穏やかな2月12日に、第36回市川バス研が開催されました。
まず、栄子先生のご挨拶です。
「先日、久しぶりに風邪をひいてしまいました。10日間程寝込み健康のありがたさをひしひしと痛感致しました。」
そしてお知らせです。
* 後藤ミカ先生のレクチャー・コンサート
『簡単!豪華!ミラクル連弾』
日時・・・・・・・・・3月2日(水)
10:30〜12:30
受講料・・・・・・・前売り 3000円
当日 3500円
会場・・・・・・・・・コンサートサロン・レゾナンス
導入期から注意深く演奏のヒントを読み取る習慣づけを提案する、レクチャーコンサート形式のセミナーです。
当日はミカ先生と連弾が出来たりとても勉強になりますので、是非ご来場下さい!!
申し込みは、FAX 047ー334−3219(塩屋)まで
* ‘‘輝く未来’’ジョイントコンサート市川
日時・・・・・・・・5月3日(火・祝)
開場13:30
開演14:00
入場料・・・・・・1500円(全自由席)
会場・・・・・・・・市川市文化会館
『音楽家を目指す・期待される、ジュニア・ソリストの演奏を鑑賞し応援しましょう。』
という趣旨の演奏会です。
今回で第6回となりますこのコンサートは、 日煢p惠さん(中1)と進藤実優さん(中1)
が出演し、それぞれ好きなプログラムで弾きあいます。
日煢p惠さんは、根津栄子先生の生徒さんです。是非、ご鑑賞下さい。
* 山本美芽先生セミナー
日時・・・・・・・・5月13日(金)10:30〜12:30
会場・・・・・・・・伊藤楽器船橋メンバーズルーム
@ 2月号のムジカノーヴァ
今月の1曲・・・ドゥシーク(デュセック)ソナチネOP.20−1第一楽章
根津先生は、練習課題Aとして『この曲を演奏する際に必要となるテクニックを身につけるためのエチュード集、
技術的難所等を弾きこなすためのミニエチュード』を各種記載しておられます。
@ こどものスケール・アルペジオ(音楽之友社)
根津先生著書の‘‘こどものスケール・アルペジオ’’が初版から
根強い人気でこの春には第8刷と言う快挙!!『簡単な内容なのに、凄い力がつく!』
全国的に売れています。是非、レッスンで活用してみて下さい。
お知らせの後は、2月29日の第4回バスティン・フォーラムに出品する教具の作製をしました。
和気あいあいとした中にも真剣な顔つきで、本日出席の18名のメンバーが速度記号表を二つずつ作り上げました。
市川バス研からは、『びっくり線間マジック』、『調カード』、『パールの宝石箱』、『速度記号表』などが出品されます。
根津先生ご考案のレッスングッズはじめ諸先生方のアイデアたっぷりの教具は、どれも愛情たっぷりでクオリティの高い
手作り品ばかりです。
この教具によって生徒さんはもちろん指導者の方も、わくわくしながらレッスンできること間違いなしです!!
当日、市川バス研のメンバーは、かわいいピンクのTシャツと笑顔で、皆さまをお待ちしています♪
文責 G藤彰子
☆ちば・市川バスティン研究会メンバー鈴木由紀子先生のお教室の発表会
2016年1月17日(日) 開場・開演時刻にご注意下さい
13:00開演予定
開場11:30
開演12:00
美浜文化メインホール
1.8
新年最初のバスティン研究会が、青空の下、賑やかに開催されました。
今年は、2月にバスティンフォーラムという大きなイベントが控えております。
副代表の塩屋先生が水面下で着々と準備を進めて下さっており、低価格でクオリティ高く、愛情溢れる製品が整っており感激いたしました。
根津先生ご考案の素晴らしいグッズの数々が製品化されて使わせて頂けます事、感謝でいっぱいです。
フォーラムでの販売、皆様の反応も大変楽しみにしております。
本日は、根津先生への質問コーナーもありました。
参加者一人一人のレッスンの悩みに、丁寧に真心を込めて回答して下さる贅沢なひととき。
一流の生徒さんを育てておられる先生の指導者としてのポリシー、ご姿勢に触れさせて頂きながら、皆様と指導について共有させて頂けるのは、まさに市川バス研ならではのもの。 先生の一言一言が、私達には、何よりのお年玉となりました。
今年も、「進化して行く」市川バスティン研究会♪エネルギー溢れるひとときを、ありがとうございました。
文責 U村崇子
☆ちば・市川バスティン研究会メンバー木下薫先生のお教室の発表会
2015年12月26日(土)
開場12:30
開演13:00
船橋勤労市民センター
今回も弦楽アンサンブル致します(*^^*)v
☆ちば・市川バスティン研究会メンバー松田翔子先生のお教室の発表会が以下の通開催されます。
第2回まつだピアノ教室発表会
2015/12/13(日)
開場13:00
開演13:30
会場
フェリーチェ ピアノサロン
(京浜東北線蕨駅徒歩12分)
ちば・市川バスティン研究会メンバーの荒井めぐみ先生がピティナ指導者ライセンス初級実技試験に見事合格されました。ご本人のブログはこちらです!是非ご覧下さい。
小春日和の11月13日(金)、第34回ちば市川バスティン研究会が開催されました。
まずは会員の近況報告。T先生のヤマハピアノグレード4級合格。S先生のご結婚。そして近日開催予定の発表会ご案内。12月13日(日)は栄子先生の発表会も開催予定です。生徒さん方の素晴らしい演奏、今から楽しみです。
次に7年前の栄子先生レッスンDVDを視聴しました。
形容詞を書いたカードを見ながら、素早く反対言葉を言い当てる。
先生が弾いた和音をドイツ音名で次々と唱える。属九や減七など難しい和音を覚えている生徒さんに感心しました。
スケールのレッスンでは、指番号が正確にできるまで、ピアノの蓋の上で、片手ずつ、目をつむりながら…など様々な練習方法を提示し、できるまで何度も繰り返す姿に、栄子先生の妥協のないレッスン姿勢を目の当たりにし感動いたしました。
その後は今年8月のピティナコンペC級銀賞受賞された生徒さんの演奏視聴。小学四年生とは思えない素敵な演奏に一同ウットリ。
最後は来年2月浜離宮で開催のバスティンフォーラムで発表予定のグッズについて、試作品を見ながら改良点等の意見交換をいたしました。講師も生徒さんも使いやすく、そしてワクワクするようなレッスングッズを完成させたいです!
とても楽しく有意義な、あっと言う間の2時間でした。 文責A藤美保
『演奏家 赤松林太郎先生によるペダル講座』withミニコンサート
ペダルは魔法の装置!!
10月9日(金) 素敵な響きのコンサートサロン レゾナンスにて赤松先生によるセミナーとコンサートが開かれました。
木の香りと素敵な響きにうっとり。まるで軽井沢の別荘に来たみたい〜 との声も聞かれました。
赤松林太郎先生のコンサート・レポート
指だけの練習ではなく、足(ペダル)の練習も行いましょう!
耳と足の連動が大切です。どんな音を出したいか によってペダルの踏み方を考えてみましょう。
ペダルを踏む前に大切なこと。
@ 装着
A 姿勢
@ 装着 は生徒さんの補助ペダルはピアノのペダルにぴったりとくっ付ける事、圧力をかけない事。
A 姿勢 はお腹、胸を張り、肩を楽に顎を引いて笑顔で弾こう。くれぐれも猫背になったり、上半身が揺れてガコガコ踏まないこと。
また、鍵盤の構造もよく理解した上でペダルを踏むと良いです。
そしてペダルの踏み方のお話へ。
色々な踏み方があるそうですが、今日は主に3種類をお話しして頂きました。
@ レガートペダル 弾いてから踏む
A リズムペダル 音と同時に踏む
B 弾く前から踏むペダル
これら3種類を駆使してブルクミュラー、バッハシンフォニアの解説をして頂きました。
他にもdim.ペダル、cresc.ペダル、接着剤ペダル、残響ペダル、ソステヌートペダルの
具体的な使用例を教えて頂き、大変感激しました。
また、ペダルを使った場合のブルクミュラーとそうではないものを比較して弾いて頂きました。
もうペダルなしではいられない!素敵な世界へ連れて行って下さいました。 文責 A.萌
赤松林太郎先生のコンサート・レポート10月9日(金)
そしてあまりにも素晴らしかったので受講者のH.彩子先生にも感想をレポートして頂きました。
直前の「ぺダル講座」でその極意と魔法のような音色変化のテクニックをご披露いただき、高まる期待通りの至福のコンサートでした。
一曲目のスカルラッティ、ハーモニーが線的な書法で移ろいゆく様を絶妙なサウンドと音色で表現され、どんどんとその世界に惹き込まれていきました。
ハイドンでは古典期のギャラントで瀟洒な美しさに加え、ハイドンらしい機知に溢れる演奏。シューベルトは、甘く片隅に咲く花のような美しいハーモニーとカンタービレ、それに相対するエネルギッシュな情熱、まさに心の琴線に届く音楽でした
。
ショパンの円熟曲「幻想ポロネーズ」は、様々な楽想と感情が色とりどりの音色でレゾナンス・ホールの中に鳴り響き、まるで現実とファンタジーを彷徨うような感覚になりました。
シューマンの「アラベスク」では織り成されるアラベスク模様によるファンタジーの回想が、ホールに響く音空間で実感できました。
圧巻はリスト=ワーグナーの「イゾルデの愛の死」。オーケストラを思わせるような多彩な表現と音で会場は感動に包まれました。
最後にリベルタンゴでリズムの魔法とゴージャスなアレンジを堪能。
バロック、古典に始まり、まるでピアノ音楽史のダイジェスト版のような豪華なコンサートでした。素晴らしい演奏をありがとうございました。
プログラムは、
D. Scarlatti:ソナタK.87 L.33、
J.Haydn:ソナタHob.XVI-23、
F. Schubert:即興曲Op.90-3、
F. Chopin:幻想ポロネーズ
R.Schumann:アラベスク
F. Liszt- Wagner:イゾルデの愛の死
A. Piazzolla:リベルタンゴ
バス研メンバーの塚原めぐみ先生がヤマハピアノグレード4級に見事合格されました!これからもますますのご活躍をお祈り致します!
関東に甚大な被害をもたらした大雨がようやく止み、青空が戻ってまいりました。暑いくらいの晴天のもと、約2ヶ月ぶりのバスティン研究会が船橋の伊藤楽器さんで行われました。
先月はピティナコンクールが開催されたこともあり、始めはその近況報告から。こちらの研究会の先生方からも生徒さんの本選・全国大会での受賞が報告され、その成果を讃えあいました。
コンクールは生徒も指導者も多くを学ぶことが出来ます。
秋冬に控えているセミナーや事務局として運営させて頂く12月のバッハコンクール等、まだまだ研鑽の日々は続きます。これらの機会を是非とも活用したいものです。
次に栄子先生の教室のソルフェージュレッスンのDVDを視聴しました。このレッスンは数名の小学生を集めたグループとなっており、ある程度レベル別に何クラスかに分けられているとのことです。
レッスンでは先生が4小節のリズム譜をピアノで打鍵され、それらを聴き取りリズムカードを当てはめていきます。まるで競争!皆さんが楽しそうにカードを並べる度に声が上がります。
課題はノートに書き取るなど総合的に「聴く」「数える」「考える」「弾く」「覚える」といった同時多角的なアプローチ。緊張感の中にわくわくした時間が流れていました。1時間半のレッスンは決して短いとは言えませんがいつも生徒さんからは「あぁ楽しかった!」と言われ「もう終わり?まだやりたい。」と名残惜しむそうです。
その後は2月のバスティンフォーラムでの販売教具について話し合われました。ここでは大きめサイズの「調号カード」と「カデンツカード」の販売を望む声が多く、様々な意見が出されました。カード裏面にはK先生の美しく夢のあるイラストに歓声があがり、そしてなんと栄子先生の可愛らしいサインマーク入り。猫ちゃんが描かれたマークはレッスン中も思わず笑顔になることでしょう。
講師側としてもレッスンにそのまま役立つことから完成が待ち遠しく、それだけに試行錯誤の日々が続きます。
その他音符をすばやく読むための教具「せん・かん読みのカード」、粒のそろった美しいスケールとそうでないスケールを目で見て体感するブレスレット仕様の「粒のそろったパール達」「大小でこぼこのパール達」など様々なグッズを紹介、作成の相談となりました。やはりレッスングッズとしては子供達にはよりわかりやすく、楽しく、視覚に訴えるものが必要です。
手間を惜しまずそれらの教具を作り、お互いにアイデアを交換し合い今日のレッスンからたちまち生かす・・・研究会では常にそういった気概あふれる方が多く、根底には生徒に対する愛情が感じられます。
とても楽しい学びの時間、今日もあっという間に2時間が過ぎて行きました。
文責:T.めぐみ
第31回バス研レポート(7月10日開催)
梅雨空から久しぶりに解放された快晴の日に、7月のバスティン研究会が行われました。
今回も新入会員の方がいらっしゃいました。何と遠く群馬県からのご参加です。会員の方々は住んでいる所も年齢もバックグランドもさまざまでお互いに刺激があります。
本日はまず来年2月にある「バスティンフォーラム」での教材・教具での参加のため、皆さんからアイディアを出していただきました。アイディアが次から次へと出て、フォーラムへの参加が楽しみです。さて、どんなものができるかどうぞご期待ください!
次に根津栄子先生に『バスティン ベーシックシリーズ レベル1』の指導法3回目をしていただきました。『テクニック』『ピアノ』の続き、今回は『パフォーマンス』の指導法でした。楽しい絵があるバスティンの教材は夢があり、いろいろなタッチ、フレーズ感、歌う心、ペダルなどたくさんのことが学べ、そして達成感もあります。生徒さん達はこの教材が大好きで進歩も著しいとのこと。
『パフォーマンス』は『ピアノ』や『テクニック』より曲が少し長くなり、より曲らしくなっていて、生徒さんにとってもやりがいがあります。
栄子先生の説明のことばはとてもわかりやすく、一度聞いたらすぐ頭に入ってしまいます。お手製のグッズを始め必要なグッズはピアノのそばに置いてあり、それがまた絶妙なタイミングで使われます。12キロ用のはかり、三角形積み木、揃った真珠とでこぼこの硬い芯に通した真珠、ボール、磁石などまだまだあります。
そして何より素晴らしかったのは、口での説明だけではなく、栄子先生の演奏が美しく、素晴らしいことです!的確な説明と共に先生が生徒さんを感動させるような演奏ができること、本当に大切だと思いました。栄子先生は基礎的なテクニックと音楽的な心をバランスよく育てていらっしゃると改めて感じました。
まだまだ詳しく伺いたいことがありましたが、残念ながら時間が来てしまいました。これからも栄子先生の目から鱗のバスティンの指導法が続きますので、大変楽しみです。次回はレベル2に進む予定です。栄子先生、本日もありがとうございました。
文責:M.裕子
今回はこの16名 | 副代表の塩屋先生と!楽しくて笑いが止まらない二人 |
K藤先生オリジナルの教材 | 新しく群馬県から入会のS本先生 |
船橋メンバーズルームにて |
2015年6月12日(金)
今野万実先生の2回目の講座です。
昨年9月に1回目の講座に参加して、今野先生の楽しくて充実した内容に感激していたので、今日の講座を心待ちにしていました。
内容は、前回の続きの「初めてのギロック」、「ギロック 子供のためのアルバム」そして ピティナコンペ課題曲をとりあげていただきました。
まず、前回のおさらいです。木製クリップを使って皆さん一緒に「ふか〜〜〜〜」
「自分を捨てて下さい!」今野先生からのダメ出しに皆爆笑!途端に会場が和やかになりました。
その後、「初めてのギロック」の前回の復習を少しして、続きの曲からです。
求めている音を出す為の具体的なご指導。グッズや言葉がけ、ときには曲に楽しい歌詞がついて歌になっていたり。
1曲づつこだわりポイントを丁寧に教えていただきました。ギロックのこの2冊でこんなにも多彩な音色やタッチが勉強出来る事に目から鱗です。
今野先生はこの2冊を教材として活用されているそうですが、私も導入の段階から音の響きへのこだわり、レガート、左右の音のバランス、休符、様々なスタッカートの弾き分けなどを生徒達にうまく教えられるよう頑張りたいと思います。
そしてピアノを弾いて自分の表現したい音楽を作っていける事が、とても楽しいことに繋がるになるのでは、と思いました。
最後に今年のピティナA1級の課題曲をとりあげていただきましたが、ギロックで学んだ事の延長線として指導出来る事が素晴らしいです!!
講座は2時間があっという間で、もっと聴きたい!と名残惜しい気持ちでいっぱいでした!そして、こんなに笑ったのも久々です!(ピアノの講座なのに!)
ぜひまた
、ちば・市川バス研にいらして下さい!!
今野先生、ありがとうございました。
文責Kaoru.K
ちば・市川バスティン研究会副代表塚原めぐみ先生門下生発表会のお知らせ
と き:2015年5月17日(日)13:00〜
ところ:府中の森芸術劇場ウィーンホール
第27回ちば・市川バスティン研究会
2015年3月13日(金)
3月の穏やかな春の日差しの中、新入会の先生1名とともに19名で活動しました。
栄子先生から、2015年度に予定している講座についてのお話がありました。
多方面で交渉してくださっており、魅力的な先生方のセミナーが待ち遠しいです。
メンバーの塩屋比呂美先生からは嬉しいご報告が2つ。
第5回バッハコンクール全国大会1・2年の部(Aコース)にて生徒さんが金賞を受賞されました!
おめでとうございます!!
さらに、塩屋先生が指導者検定初級に合格されました。おめでとうございます!!
塩屋先生からは、指導者検定合格に至るまでのお話も聞かせていただきました。
いつも明るく、きめ細やかな気配りをされる、とても素敵な塩屋先生ですが、
ご家族の事情や住宅事情、その他、色々な事で悩みながら指導を続け、検定を受けてこられたとのこと。
1つひとつのエピソードは、私たち指導者が、その時々のライフステージの中でどう対応してゆくのかを
改めて考えさせられるもので、メンバーも深く感動し、涙をこらえた先生もいらしたようです。
心に染み入るお話をありがとうございました。
今回の研究会では、1月の「おススメ教材・教則本・教具の紹介」の続きと、
栄子先生プレゼンツ「バスティンベイシックス指導法」です。
それでは先生方おススメの教材からご紹介します。
1.M坂栄利子先生
木製のリンゴ(4分割)☆ネットで購入可 リズムを視覚でわかりやすく
ヤマハグレード10級 読譜、カデンツの基本を覚える
みんな知ってる!プレリーディング おもしろエチュード集(安倍美穂先生)
童謡の伴奏づけ、調性理解、和音把握
2.E田洋子先生
リズムとソルフェージュ <音友>(呉暁著)
先生が伴奏をつけることでメロディーの後ろに和声を感じて
3.T中泉美先生
手作りのポケモン音符カード(割りばし&クリップ)
メトロノーム?=70〜 2枚の音符読み カードを離して視野を広げながら
4.S黒綾子先生
オリズムピックA・B<全音>(田村智子・岩瀬洋子著)
音符・リズムの説明など ミュージック・データを活用
5.S木由紀子先生
新絶対音感プログラム<全音>(江口寿子著)
和音を色分けで聴いていく→フエルト9色を巻いた手作りグッズ
6.I本久仁子先生
手作りの和音カード 色分けした大譜表の和音カード
手作りの速度ボード マグネット式 実際に手を動かして速度記号を置く
☆「すてきにピアノ」(全5巻)<(株)ショパン>が再販されたそうです!
今野万実先生ご推薦!先生方はもちろん、生徒さんにも読みやすく、わかりやすいとのこと。
次は、栄子先生による「バスティンベイシックス指導法」です。
今回はバスティンピアノベイシックスシリーズから「テクニック」第1巻を、
指導のポイントを、たくさんの色に溢れた美しい演奏にのせて教えてくださいました。
4〜8小節の短い曲が要求するテンポ、フレーズの歌い方、重さ軽さ、身体の使い方など、
1曲ごとにがらりと変えて演奏してくださり、とてもわかりやすかったです。
◎7つの調で弾くということ=1回では覚えきれないことを定着させる
◎親指小指は点で弾く
◎長い音符は上からストンと落として弾く(むささびくんのおなか・せなか)
◎小さい頃は大げさに!
スタッカート4種類の弾き分け
@指の付け根
A手首
Bひじ
C腕
1番印象的だったのは、P.21「ペダルのひとりごと」です。
最後の交差は、定規じゃなくて「にじ!」湯気のように消えていくのよ☆
なんて素敵な指導でしょう!
生徒さんの心に伝わる言葉の使い方をも大切にしたいと思います。
栄子先生、素晴らしい講座をありがとうございました。
指導法はもちろん、良質な教材の上手な使い方、そして指導者としての生き方まで
想いを馳せられる充実した2時間でした。
また次回の研究会が楽しみです!
文責 Megumi.Y.
ちば・市川バスティン研究会副代表塩屋比呂美先生 門下生発表会のお知らせ
と き:2015年4月11日(土)
ところ:船橋勤労市民センター
「みるみる音が変わる?!〜指導のためのヒント」
2月13日、この冬一番の寒さの船橋に大阪から二本柳奈津子先生がいらしてくださいました。私たちも待ちに待ったセミナーです。エレガントで素敵な二本柳先生。ですが、セミナーが始まるとテンポ良い大阪テイストたっぷりで会場は一気に先生に引き込まれ、充実の2時間がアッという間でした。
セミナーでは理想の音を追求するためのノウハウをたくさん紹介くださいました。
音作りで大切な「音を聞ける耳作り」を始め、「指の自立や脱力」、「身体の発達段階の見極め」など、大切な各ポイントを二本柳先生が実際に受け入れた他教室からの編入の4つのケースをVTRでBefore&Afterを見比べながら進みました。VTRで登場したのは年中から小5まで4名の生徒さん。編入時にどのような問題点があったのか、そしてその問題点を克服するために使った教材やグッズなどが紹介されました。
二本柳先生は新入会の生徒さん編入時に「この生徒さんのどこを変えればもっとよくなるか」を考え、最適なグッズを弱点克服に使い次のステップへ進めます。
紹介してくださったレッスンで使うグッズは段階によって使い方は変わってきますが、おなじみの玉ひも、お手玉、ブリオ(起き上がり動物)、アンパンマンのボールなどの他、幼児に手の形を覚えさせるための「おにぎり」、歌い系や重さ移動の曲のタッチを教えるのに最適な「フランスパン(PCのアームレスト)」、指先の感覚を養い関節の安定につながる「半分に切ったスーパーボール」、腕の動きを自覚させるための「アームリボン」、無駄な腕の力を抜くため先生が生徒の腕を操るための「ゴム」、同じく無駄な力が抜けてこそ良い音で鳴る「でんでん太鼓」などが紹介されました。
ほとんどのグッズが100円ショップで購入できるとあり、近くのダイソーにはセミナー帰りの先生方が多数いらしたはず!?
セミナーの中では、レッスンの中で私たち教える側が気をつけるポイントなどにも触れられました。例えば「音が汚い〜!」など漠然と悪いところを指摘するだけの指導はNG、二本柳先生は具体的にどういう音がほしいのかを伝え、そのテクニックを磨くため最適な方法・グッズを使いショートカットでの指導を心がけていらっしゃるとのことでした。そしてもっと大切なことは私たち指導者に「理想の音」がちゃんと見えていて、それがブレないこと。皆さん熱心にメモを取りながら頷いていました。
編入時の教材変更をするときの言葉がけは決して上から言わずにこちらの方針を明確に伝えて、生徒さんが「勇気ある撤退」を自ら納得して選べるような声掛けが大切だとおっしゃる二本柳先生からは生徒さんに対しての深い愛情を感じました。
三つ子の魂百まで。良質の音の響きを作る奏法は「○○ができるようになったから次は響きを学びましょう」のように途中から奏法を変えていくことはできません。どんなに小さな生徒さんも「良い音」を理解する力は持っているはず。最初のレッスンから「ピアノは響きを気にしながら弾く楽器!」と音に対してのこだわりを伝えることが大切だとおっしゃっていました。
あまりにも充実の内容で、セミナーが終わっても会場は「もっと知りたいことがある!」という空気でいっぱいでした。近いうちにまた二本柳先生のセミナーが開かれることを一同楽しみにしてセミナーが終わりました。二本柳先生、たくさんのことを教えてくださりありがとうございました。
文責S.かず
バス研メンバーの活躍おめでとうございます!!
メンバーの塩屋比呂美先生が2月14日(土)に行われた指導者検定東京冬期地区で初級演奏実技で見事合格されました。
詳細はこちらをご覧下さい。
2015年1月16日
2015年最初のバスティン研究会でした。
今回は
「研究会のメンバーの先生が使用されている教材や教具を持ち寄り大作戦!!」
各先生方の紹介した教材はつぎのとおりです。
1.K藤幸子先生
くおん 音符の積み木
川崎紫明先生 音符ビッツ
音符の積み木と音符ビッツを連動した使い方をご紹介いただきました。
2.O室みどり先生
手作り 魔法のスケッチブック
導入の生徒さんのためにスケッチブックと折り紙を使用しかわいく作られていました。
3.G藤彰子先生
川崎紫明 音符ビッツサーベル社 遠藤蓉子著 よい子のピアノ
音符ビッツでは動物リズムビッツと音符のリズムビッツを使用し二つをつなげる方法をご紹介いただきました。
4. H野葵先生
リズム積み木
リトミックで使用されていてその様子をお話しされました。お子さんにも使っている様子もお話しされました。
5.H明美先生
音楽之友社 呉 暁 著 4歳のリズムとソルフェージュ
手作り ピン コルクボード
伸びるおもちゃのレインボー
左右の手が動くボールペン
教具を使用し視覚、触覚を最大限に使用したアプローチ法、子どもたちがのびのび表現できるような声掛けの工夫が印象的でした。
6. Y増めぐみ先生 丸子
あかね 著 リズムの本 ピアノの本
全音 田村智子 岩瀬洋子 著 5指のテクニック 丸子
あかね先生の教材では譜読みのトレーニング、
五指のテクニックでは
線と間の感覚、また、指使いからの両方の視点からの譜読みのアプローチができるとご紹介がありました。
7.M埜裕子先生
永瀬まゆみ監修 ヤマハミュージックメディア ミッキーといっしょパズルで覚える音楽の言葉
音楽之友社 呉 暁 著 リズムとソルフェージュ
ミッキーと一緒の方ではグループレッスンなどで盛り上がる!とのことでご紹介いただきました。
8.T原めぐみ先生
東音企画 フリップノーツ
めくって選ぶのが楽しい、自分で選んだので子供たちが頑張る。
(ブルグミュラーまで進むと五線の中はスラスラ読めないと厳しいとお話をされました。)
9.M田翔子
全音 プレインベンション
全音 キャラ和声 水上浩介 著
プレインベンションは知らない先生方はいらっしゃらないので、バッハインベンションに入った際にポリフォニーを無理なく弾いてほしい好きでいてほしい、
また経験のある大人の生徒さんに感覚を思い出していただく際に使用していることをお話しさせていただきました。
終わりに
各先生方のお話をお伺いし、
・導入のレッスンでたくさんの工夫をされていること
・生徒さんに楽しく学んで上達ほしい
という熱い思いを感じました。
研究会後は栄子先生のすぐ近くにある洋食レストラン停車場に移動し、新年会をしました。
美味しいお料理とデザートをいただき、充実大満足の研究会スタートとなりました!!
次回2月は大阪の二本柳奈津子先生を迎えての研究会です。こちらもとても楽しみです。
ありがとうございました。
ちば・市川バスティン研究会からコンサートサロン レゾナンス新築お祝いに、すてきな胡蝶蘭を戴きました。皆様のお気持ちに感謝感激です!!ありがとうございます!
第24回バスティン研究会を船橋伊藤楽器メンバーズルームにて行いました。レポートは近日中にアップします。
バス研メンバーの活躍おめでとうございます!!
メンバーの塚原めぐみ先生が10月18日(土)に行われた指導者検定東京秋期地区で中級演奏実技で見事合格されました。
同じくメンバーの宮坂栄利子先生が10月19日(日)に行われた指導者検定東京秋期地区で初級演奏実技で見事合格されました。
詳細はこちらをご覧下さい。
2014年11月14日(金)第24回目 ちば・市川バスティン研究会が行われました。
千葉県をはじめ神奈川県からも、、、21名の先生方が集まり会場(船橋伊藤楽器メンバーズルーム)は熱気に包まれました。
まず最初に栄子先生から大阪堺のセミナーの報告があり、次にメンバー情報塚原めぐみ先生と宮坂栄利子先生がピティナ指導者検定で頑張られたお話、そして味埜裕子先生のコンサート開催(2014年12月21日(日)ムジカーサにて14時開演 ドイツの会)等。
新入会員2名の自己紹介。
また、栄子先生が実行委員長を務める第5回バッハコンクール(千葉II地区予選2014年12月20日(土)鎌ヶ谷きらりホール)についてのお話もありました。
大変勉強になりますし、申込もまだ間に合うので、奮ってご参加下さい!!との事でした。
続いて、メンバーの松本峰子先生からレッスンで実際に使用されているテトラコード教材についてご紹介戴きました。
スケールを教えるのに大変効果的で解りやすいそうです。生徒さんが自分で色別のシールを貼って作り上げて行くすてきなものでした。
続いて木下薫先生から、栄子先生式リズムボードの作成、使用法と、Christmas会で使える楽語を使用したビンゴゲームを楽しく教えていただきました。リズムボードを身近な物で手作りされていたのですが細部までこだわり工夫され、生徒さんへの愛情を感じました。ビンゴは音楽教室ならではの楽しいもので、実際に全員で試し、木下先生が景品までご用意されていたのにはメンバー全員驚きと感動でいっぱいでした(^^)
更に、猪本久仁子先生より嬉しい再版のお知らせが!!
9月にセミナーでいらして下さった今野万実先生がご紹介下さった『すてきにピアノ』(全5巻)出版(株)ショパン 漫画なのですがとにかく内容が濃く面白い!!しかし今は廃盤になっているとの事で多くの先生方が残念がっていたのです。が。。。。この度再版が決定したとの事!!早速注文します。
そして前回からの続きで栄子先生への質問コーナー
時間の関係で3名まででしたが、ひとりひとりに丁寧に応えて下さり、すぐにレッスンで試してみたくなりました。
と言うわけで本日も盛りだくさんの内容です。
続いては鍵盤ハーモニカでバッハインベンションを弾こう!!
私自身20年以上ぶりに鍵盤ハーモニカを吹きましたがまず感じた事はブレスが大切!!と言う事です。鍵ハモではブレスがダイレクトに音に影響するので、フレーズをしっかり把握していなければなりません。そしてフレーズの終わりを美しくdim.
これはピアノでも全く同じです。自分では歌えているつもりでも、意外に雑になってしまっていたり、深い音浅い音まで微妙に調節が必要です。
鍵ハモの魅力をあらためて知った瞬間でした!!
また、バッハの勉強のポイント(テーマ探し、テーマ拡大、テーマ反進行、カデンツ、ゼクエンツ、転調etc.)を教えていただいてから、全員で2声に分かれてインベンションを演奏しました。
ちなみに栄子先生は生徒の数分だけ歌口を持っていらっしゃるそうです。なるほど!!!
最後に2015年度の予定のお話、ワクワクするようなセミナーやイベントが目白押しです。
栄子先生はじめこの様な素晴らしい先生方の中で学ばせていただける幸せに感謝し、来年度も頑張りたいと思います。
文責 H.葵
同じくメンバーの 味埜裕子先生が12月21日(日)演奏会を開かれます。
と き:2014年12月21日(日)14:00〜
ところ:ムジカーザ(代々木上原駅下車4分)
演奏曲目モーツァルト ピアノソナタ第17番変ロ長調K.570
ショパン ワルツ第9番『別れ』
ポロネーズ 第6番変イ長調 作品53『英雄』
おめでとうございます!!これからもますます頑張って下さい!
2014年10月10日、市川バスティン研究会が行われました。新入会の先生を迎え19名の先生方が集まりました。
・最初に栄子先生からのお知らせがありました。
◎第5回日本バッハコンクール
※千葉地区予選U 2014年12月20日(土)
お申込期間2014年10月2日〜11月27日WEB申込bach-con-chiba-2@path.ne.jp
会場:鎌ヶ谷きらりホール
(2014年4月竣工の最新鋭設備を有するホールです)
◎ピティナピアノステップ:市川フレンドステーション
※2015年4月25日(土) 会場:江戸川東部フレンドホール(瑞江駅)
・引き続き、研究会が始まりました。今日の研究会では、栄子先生のレッスンを初めて1年目、3年生の女の子の生徒さんのレッスンDVDを見ながら、どのように生徒に基礎力をつけさせるか、丁寧に説明していただきました。
スケール、カデンツ、アルペジオ・・・スケールでは重さを変えて2回弾きます。重く入ってゆっくり、軽くてスピードがあがるのかどちらを弾いているのか、人にわかるように弾くことが大事だと気付かされます。基本的な姿勢、肘や手首の向きや位置、親指の角度など細かく丁寧に教えていただきました。カデンツでは手首の動きをかわいいムササビのぬいぐるみを使ってシンプルにわかりやすく。アルペジオでは、生徒さんがうまく演奏法をつかめていないとさっとボールを差し出し(栄子先生のおすすめのボールも教えていただきました)、動きを生徒さん自身が引き出せるようヒントを出す栄子先生のお姿。また印象的だったのが、アルペジオ。。。これはすごいのでここでは公表出来ない企業秘密(笑)ですが、生徒さんに声を出させて、しっかりニュアンスの表現を指導なさっていたことでした。打鍵スピードできれいな音色が出せるようにするなど本当に基本的なことですが、ピアノとういう楽器の魅力を引き出す確かな力を生徒さんにつけさせてあげるレッスンこそが大切だとあらためて感じました。
指先強化では、両手3度の和音を両手どのパートを強調しようかなと考えて弾くことが大事、それでも出来ていないことが多いので必ず口で言わせているそうです。アームタッチ、ハンドタッチ、フィンガータッチにより生まれる音色の違いを身につける方法など、1つ1つとても丁寧に教えてくださる栄子先生。レッスン中の栄子先生の姿勢が伝わってきます。
・導入時期、初級時期の方向性、栄子先生が使っていらっしゃるテキスト紹介など。お嬢さま理恵子さんが使われていたテキストも!栄子先生はテキストに開始年月日、終了年月日、何歳〇ヶ月と記してあげていらっしゃるとのこと。なるほど!!成長の記念になりますね。ピアノ指導は「山もいろいろな方向から登れるように、いろいろな角度からアプローチを試みることが大事。」「指導者は生徒さん1人1人に対して、これくらいの時期までには、こうしてあげようという見通し、いつまでにどのように育てたいかという見通しを必ず立てることが大事。」と心に刻みこまれるお言葉でした。
・その後、栄子先生から出席者全員にとても美味しいチーズケーキをプレゼントしていただきました。
その美味しいチーズケーキでゆっくりしながら、新メンバー含め各自質問タイムとなりました。皆さんから出る質問にも丁寧に言葉を選びながら、目をみて答えてくださる栄子先生。解決の糸口が見つかり、柔和な表情になる皆さんの姿が印象的でした。
この研究会は、ほっとする明るさの優しい研究会、『また新たな気持で頑張ろう』と奮起できる貴重な機会です。根津栄子先生をはじめ、参加者の皆さん、今日もありがとうございました。
文責S.綾子
今野 万実先生
「音にこだわるレッスン」
年度初めに「ピアノの音色がとても美しいの」と根津先生がご紹介なさっていた今野先生の講座。
関西からの評判も届いており、当日を楽しみにしていました。
まずは自己紹介から入られ、早々に会場を笑い声で沸かせました。受講者の心をがっちりと掴み、具体的な音色指導の講義に入ります。
「ふか〜〜〜〜......」
(今野先生のお写真)
間合いと表情によって、体の力が自然に抜けていきます。脱力し、口を開けた表情を人様に向けるのは気恥ずかしいものですが、今野先生から照れは微塵も感じられず、音色のための体を作るのだという本気が感覚に訴えかけてくるのです。
指導用グッズは数が絞られていて、目的や効能を把握しやすかったです。
「私がレッスン出来るのは30分で、31分は出来ないので」
グッズは全て、手が届きやすい定位置に置いてあるそうです。
「これは絵柄によって硬さが違うんです。触ってみて下さいね」
可愛らしい木製のクリップは、受講者全員の手に渡るほどの数をご用意下さっていました。
「本当だ」「この絵の方がやわらかいですね」
両隣の先生方といつの間にか言葉を交わしていました。ここまででも充分、今野先生が考え抜いていらっしゃることを感じ取れます。
*楽しませながら、自分の方針に巻き込んでいく。
*一緒にいる人同士が仲良くなる仕掛けを作る。
ピアノでの音色指導は、まず耳から。レッスン中の映像を見せて下さいました。
「ボワンって、わかる?」「うん、わかるわかる」
響きによ〜く耳を澄ませること、ピアノという楽器の魅力を教えます。
「レッスンが大好きで、363日。夜な夜な研究してます」
今野先生は3ステップ方式で指導プランを発想しているように感じました。
1. どうすれば習得・改善できるか考える
2. どう伝えれば生徒が受け取りやすいか考える
3. どう保護者に説明するか考える
指導者の視点は1.に向きがちですが、2.や3.も同じように大事です。
「レッスン開始時の様子を見て、今日はこれをやろう!と決めます」
今日は音色、今日は曲想、などテーマを決めて徹底する。シンプルに提示し、楽しい方法を用い、わかりやすいよう大げさにパフォーマンス。生徒がやったらとにかく褒める。何がなんでも褒める。
「先生のレッスンは遊んでばっかり!と言われないよう、ちゃんと説明もしておきます」
生徒がレッスンで教わったことを家庭で再現した時、保護者を不安にさせないよう配慮も忘れません。
90人もの生徒さんがついてくるのも納得です。
「"はじめてのギロック"、通称"はじギロ"は、発表会用のテキストとして使われる先生が多いと思いますが...」
セミナー資料には、"はじめてのギロック"を導入のメインテキストとして活用できる一覧表が添えられていました。習得させたい項目ごとに、曲が提案されているお宝リストです。更にギロックの作品では、その音楽性ゆえに、創造性を培うことが出来ます。
「この楽譜、真っ白で絵がないですよね。ギロックは、子ども達の自由なイマジネーションをとても重視していました。私の生徒達は、好きな絵をたくさん描きこんでます」
今野先生が奏でるピアノが情景や感覚、感情を豊かに呼び起こし、心地良い刺激を与えてくれます。こんな風に提示されたら、すぐに弾いてみたくなるでしょう。
今回は"はじめてのギロック"で時間切れになってしまいましたが、"こどものためのアルバム"セミナーも、ぜひ受講してみたいです。
「すごく良かった!」
最前列中央で受講なさっていた松田映子先生が、スタンディング・オベーション。受講中に笑いすぎて、お腹が苦しくなった先生方、多数。渾身の2時間でした。
今野先生、本当にありがとうございました。
ちば・市川バスティン研究会の副代表 塩屋比呂美先生のピアノ教室発表会が明日開催されます。
皆さん応援に行きましょう!!
11日は ちば・市川バスティン研究会でした。セミナー講師に川崎紫明先生と四宮先生をお迎えし、0歳児からの指導法、使用教材も全てが目からうろこ!!
伊藤楽器T口さんも一緒に参加なさってニコニコの一日でした。
前日まで台風の影響が心配されておりましたが、7月11日に予定通りちば・市川バスティン研究は開催されました。
まずは、根津先生からのお知らせです。
@ 第5回日本バッハコンクールのお知らせ
今年は、千葉地区予選II は根津先生が実行委員をされます。バッハは大変勉強になりますから皆さん奮って参加しましょう。
A 7月18日(金)根津栄子先生チェルニー30番下巻セミナー
『チェルニー30番で、子どもたちの心を開花!Part2』
(10:15〜12:15 東音ホール)
前半30分は、5月の研究会の復習としまして、根津先生の生徒さん(小3女子)のレッスン風景のDVDを見せていただきました。
根津先生の著書『こどものスケールとアルペジオ』を使ってのレッスンです。
*サイコロ(根津先生オリジナルグッズ)を転がして、出た調を弾かせるレッスンでは、必ず調、調号、導音を言わせる。
*スケールは、上下のがたつきを無くす為、先生が腕を持って補助してあげる。親指は先で弾く。
*和音の練習は、指を鍵盤につけてストンと落とす。(裏、表と言いながら)この時、ムササビ君登場!
*グーパーの練習大事!
*右手と左手を同時に、指番号を言いながら動かす。
*指と鍵盤が、磁石になるように弾くこと。
基本として、スケール・アルペジオ・カデンツ・姿勢・1で下りて5で上がる(内回し)だそうです。
わずか30分でしたが、とても密度の濃い指導法を学ばせていただきました。
後半90分は、音符ビッツの川崎紫明先生と四宮香子先生をお迎えして、脳科学理論と実践に基づいた
新しい感性教育『音符ビッツ学習法』を学びました。
まず、音符ビッツキャラクター(アリーちゃん、レッ君、リーナちゃん、メロ君)をペープサートで紹介。
それから、音符ビッツの基本的な使い方です。
@ メロディビッツのめくり方、速読、3枚続けて
A どうぶつリズムビッツの読み方、めくり方
B くだものビッツのうた
C 和音ビッツのめくり方
岡内先生のピアノやCDに合わせて歌いました。
その他、へびッツリレー(テーブルに、リズムビッツをへびのように長く並べ、2グループに分かれて、どちらが早いか
競争します。)をして盛り上がりました。
音符ビッツは、視覚からの感性教育とのことで、赤ちゃんの頃から、楽しく繰返し学習することにより、驚くべき効果があるそうです。
私は、市川バスティン研究会は 、まだ2回目の未熟者ですが、温かい雰囲気の中で、こんなに素晴しい勉強ができますことに感謝です。
あっという間の2時間でした。
朝早くから、バタバタして出掛けてきましたが、帰りは不思議なくらい元気で、『かわいい生徒たちに、今日学んだことを、早く実践してみたい!』と
いう意欲でいっぱいでした。
次回9月の研究会が今から楽しみです。 Akiko G.
☆バス研メンバー塚原めぐみ先生のお教室発表会のお知らせ
研究会委員の先生方、ぜひ聴きに行ってめぐみ先生を応援しましょう。
ふちゅうのもり音楽教室ホームページリニューアル
とき:6月29日(日)
ところ:府中の森芸術劇場ふるさとホール
【6/13バス研レポート】
6月13日、メンバーである緒方ヤヨイ先生による「子ども達の歌声を引き出す」セミナーが開催されました。
まずはソプラノとアルトに分かれ、「えいこせんせ〜い♪」とみんなで歌い、セミナーがスタートです。
子ども達への歌唱指導の心得 3つはどれも大切なことではありますが、「指導者はニッコリ、頬を上げる」これは、子ども達に声を出しやすい空気をつくるためには最も大切だと感じました。
そして「自然でやわらか、伸びやかな声」を出すために、たくさんのボディワークを教えていただきました。
ゲーム形式で息を長く吐く競争をしたり、わらべうたに合わせて力を抜いたり、重心を下げたり、先生方はみんな真剣に競っていました(笑)
後半は鼻腔を使うために、あくびをした状態で先生方の名前を呼んだり、高い声を出すために、ウソ泣きやネコの鳴き真似やおばけごっこ?をしたりと賑やかな雰囲気で盛り上がっていました。
最後にもう一度「えいこせんせ〜〜〜〜い♪」と歌ったのですが、びっくりするくらい、伸びやかな美しい声になっていました。
効果絶大でした!!(☆_★)
これらのワークはどれも子ども達にとっては遊び感覚で楽しめるので、無理なく声を出していけると実感しました。
素晴らしい内容で、早速実践してみたいと思います。
ヤヨイ先生の歌声は本当に美しく、セミナー後も私の耳に残っています。
心も体も刺激的な二時間。
ヤヨイ先生、ありがとうございました。
文責Midori O.
初夏の暑さを感じる5月9日、バス研五月定例会がありました。
9月14日「夢の出会いコンサート」千葉県少年少女オケと根津先生のお嬢様(他3人)共演の演奏会のお知らせ、昨年度の実施報告と今年度の活動予定のお話が、根津先生からありました。今年度も内容濃く盛りだくさん、6月には緒方ヤヨイ先生の「子供たちの歌声を引き出す」セミナー、9月には今野万美先生のギロックセミナー、コンクールの課題曲勉強会、バッハコンクールなど、素晴らしい企画ばかりです。
その後に塩屋先生から昨年度の会計報告がありました。
前半は、根津先生の生徒さん(小3女の子)レッスン風景のDVDを見せて頂きました。音階練習、重さをかけて弾く練習と軽く弾く練習、和音の転回形、半音ずつ上げてアルベルティ.ベースを弾く練習など、たくさんの基礎練習でした。難しくなってくると可愛いぬいぐるみを登場させて緊張感をほぐし、楽しみながら練習させていらっしゃる雰囲気をとても感じました。ポイントの指示、早さ、素晴らしいです。DVDは1年前のもので、次回には訓練をして1年後、どれだけ上達しているかを見せて下さるそうです。楽しみです。
後半は音符ビッツの川崎紫明先生、四宮香子先生をお迎えして、「脳科学から生まれた感性教育、0歳児から心豊かに脳をはぐくむ」という感動的なセミナーでした。
メンバーの先生方とメロディビッツカード、くだもの和音ビッツカード、リズムビッツカードを使って生徒の気持になって夢中で遊びました(^o^)
今回もまた二時間があっという間の有意義な勉強会でした。Kuniko I.
☆ステップが無事に終了しました。市川フレンドステーションブログを更新しました。
☆先日4月28日、江戸川区の 東部フレンドホールで、
長谷川 淳先生のピティナ課題曲タッチセミナーを受講してきました。
ピアノの構造から見た正しいタッチ、
〜演奏を生かすも殺すもタッチ次第〜
という、
とても興味深い内容です。
ピアノのアクション・カットモデルを使って、
音の出るしくみを説明してくださいました。
ピアノの歴史と発展について、
構造を詳しく説明していただいて、
ペダルの機能や鍵盤数などのメカニックのちがいによる様々な時代の音色について、 詳しく教えていただきました。
モーツァルト、ハイドンと、 ベートーヴェンの曲の違いは 弾いていたピアノによるのではというお話しや、
ベートーヴェンの作品は楽器から誘発された面も大きい、
ピアノの構造の変化と作品の関係はきってもきれないというお話しはとても面白く、
先生の演奏を聴きながら、
久しぶりにベートーヴェンソナタを弾いてみたい気持ちでいっぱいになりました。
基本のタッチを 曲に応じて変化させるために、
様々なタッチの実際例を、ピアノを弾きながらプロジェクターで大きく手もとを映し出し、
説明してくださいました。
また、ピティナ課題曲のモデルレッスンでも示してくださり、
モデル生徒さんの音色やタッチが先生の言葉がけによってどんどん変化していくのが素晴らしかったです。
帰ってから資料やノートを見直してみて、
改めて興味深く勉強になったセミナーでした。
ぜひまた続編をお聞きしたいです。 By Izumi T.
☆バス研メンバーの工藤幸子先生のお教室発表会のお知らせです。
とき:5月4日(日)12:45〜
ところ:浦安文化会館
☆バス研メンバー塚原めぐみ先生
ふちゅうのもり音楽教室ホームページリニューアル
とき:6月29日(日)
ところ:府中の森芸術劇場ふるさとホール
http://fuchunomori.jimdo.com/
3月14日 写真は後日掲載します。
根津先生の生徒さんの演奏をDVDで鑑賞しました。
会員の皆さんから教本・教具のご紹介を行いました。
まずは杉本沙耶先生のリトミック研究センター3歳児さんの教具のご紹介。
赤・黄・白・青の細長いプラスチックの板で「自由に自分の好きなものを作ってみよう!」という想像力・創造力を養う教具です。初めて見る教具に皆、興味津々です!
杉本先生の生徒さんは、おうちを作る子、三角と三角を合わせてお星さま、生徒さんご自身のお名前を作ってみたり、閉じた傘を先生の前で開いてみせる子など…とても面白いお話をお聞き出来ました。
続いて工藤幸子先生から、「ソーヨ姫とファーデス王子」の教材のご紹介。ミュージカルのようなお話で読譜の導入が出来るようになっています。とても可愛いイラストに心が温まります。ソーヨ姫とファーデス王子の可愛らしいマグネット付の五線譜で、お子さんも楽しく読譜に取り組めるだろうなと思いました。
それから「音符ビッツ」のご紹介。音符ビッツはシンプルで楽しく遊びをともなった教材で、どの教具も可愛らしかったです。工藤先生はその教具を生徒さんが使いやすいよう、親しみやすいように改良、手作りを重ねていらっしゃいました。生徒さんへの愛情を感じます。新幹線の絵にリズムを並べてリズム打ちをする、和音でお買いものごっこといって色々な果物のおもちゃをレッスン室の床に置いて、和音の識別を出来る様になるものなどをご紹介下さいました。
工藤先生のご紹介下さった教材はどれも生徒さんが喜ぶような「可愛い!」ものばかりでした。また、「ずっと、もっとやりたい!」というような課題なので、楽しみながら学ぶことが出来ると思います。会員の先生方も身を乗り出して教具を観察し、メモを取っておりました。
小林祐子先生からは「音楽之友社 出版の 子供のためのソルフェージュ」のご紹介。ピアノを弾くうえで、歌うことはとても大事だと思います。レッスンのちょっとした時間でソルフェージュを行っていらっしゃるそうです。
味埜裕子先生から「プレピアノランド1」のご紹介。
指先をきつね等の形にして動かすなど、指先を機敏にする練習やハーモニーの違いを感じ取る為、和音ごとに動きを付けて和音を味わうなど(Tは背筋を伸ばす、Wは手を広げる等)、教えて下さいました。ピアノランドは先生が沢山勉強してからでないと生徒さんに伝えるのが難しい、また素敵な連弾も多く、きちんと練習が必要だそうですが、生徒さんが楽しく音楽に取り組める教材です。
そして根津栄子先生から沢山の教具のご紹介。
まずは真珠のネックレス。同じ大きさで綺麗に並んでいるネックレスと、粒の大きさがバラバラのネックレスを用意し、生徒さんに触ってもらいます。スケールを弾く時等に「凸凹しないで滑らかに」と口で伝えるだけではなく、実際に目で見て、肌で触って確認して、イメージをより深く持ってもらうことで滑らかに弾く事ができるそうです。
リボンを使って手首の脱力のイメージを、紅茶の缶を使ってアルベルティバスの軽やかさを出せるように、ビー玉とスーパーボールを使って、良いスタッカートの弾み方を体感、体重を乗せるといっても何キロくらい乗せるのか、計りで計って確認するなど。他にも沢山ご紹介下さいました。どの教具も口頭で伝えるだけではなく、実際に目で見る、触ることで生徒さんがイメージを深く掘り下げることが出来、それを元にピアノ演奏に向かうことが出来るものでした。
そして最後に塩屋比呂美先生から「幼児の楽しい体験レッスン」のレクチャー。
幼児ピアノレッスンのメリット、レッスン時の注意点、幼児が喜ぶ教材の特徴、そしてそれら教材の具体的なレッスン内容をお話し下さいました。塩屋先生の明るく、はきはきとした、歌のお姉さんのような口調と時折、笑いも交えながらのお話は本当に楽しかったです。色々な事が勉強になりましたが、特に印象深かったのは、ある一つのものを行うにしても、その生徒さんの特徴を瞬時に捉え、どのような言葉を選んで話したら最善かを考えること というのはとても参考になりました。その為には先生の引き出し、言葉の語彙を豊かにしておくことが大事であるとも仰っておりました。
今回も先生方のお話がとても楽しく、興味を惹かれるものばかりで、あっという間の濃い2時間でした。次回も楽しみです。
ホワイトバレンタインデイ いつもお世話になっている伊藤楽器田口さんは研究会全員からのチョコレートを手にしご満悦(^-^)
雪がちらつく中、
ちば市川バスティン研究会。
新メンバーも加わり、今日はそれぞれが工夫しているオリジナル教材を紹介し合いました。
研究会の先生方が、大したものではありませんが、、、、といって説明をはじめると、とんでもない!(◎_◎)
どれもこれもアイディアと工夫が素晴らしく、会場からは感嘆の声と拍手が沸き起こりました
私もとっておきのグッズを準備していましたが、時間切れで次回に持ち越し!
この後はランチ会で、モルト・クレッシェンドしたのでした。
2014年1月10日 石嶺尚江先生によるセミナーが船橋ピアノシティにて開催されました。今年初めてのセミナーです。
今回は昨年9月13日に行われたブルグミュラー25のセミナーの後篇として、第11番「せきれい」から第25番「乗馬」までの楽曲の解説を行っていただきました。
9月のセミナー同様、楽しいお話と共により効果的なレッスンができるような工夫や、楽曲のイメージについてお話いただき、新たな発見が多く今回も1つ1つに感動することばかりでした。
その中でも印象深かったのが、題名から考えられる曲のイメージを明確に持つことで曲に対しての表現方法も変わってくるということです。
曲に関連した写真や絵を実際に見ることや、メロディに歌詞をつけて曲の背景を思い浮かべたり、映像で視聴したり楽器の音を聴くことなど・・・昔、自分が練習していた頃に感じていたイメージとは全く異なる曲もいくつかあり、私自身ももう一度1曲1曲の背景を目で見て耳で聴いて、曲に対しての理解を深めていきたいと思いました。
そして、ブルグミュラーが作曲に込めた思いについてもお話いただきました。曲集の終わりの数曲には故郷を思う気持ち、これからを生きていく子ども達に伝えていきたいメッセージがいくつも込められていることを知り、このブルグミュラーが伝えたかった思いをレッスンを通じて伝えていこう。伝えなければならないと強く感じました。
今回も2時間あっという間に過ぎてしまいました。思わず笑顔になる穏やかな場面もあり、石嶺先生の楽しいお話からパワーをいただいた先生方も多かったのではないでしょうか。石嶺先生、本当にありがとうございました。(文責:S.沙耶)
明日、大阪から石嶺尚江先生をお迎えして、指導法講座ブルクミュラー25の指導法講座第2弾を開催します。
第1回目を昨年9月18日に開催しましたが、その素晴らしく楽しい講座に誰もが一気に尚江先生ファンになりました!!
♪石嶺尚江先生ブルクミュラー25 第2回目お申込は以下の通りです。
と き 2014年1月10日(金)10:30〜12:30
ところ ピアノシティ船橋メンバーズルーム(伊藤楽器)
お申込み ちば・市川バスティン研究会( fax.047−335−0338 )
〜お知らせ〜
メンバーである鈴木由紀子先生の発表会
2014年3月9日(日) 午後1時半〜予定 美浜文化ホール音楽ホール
メンバーである塚原めぐみ先生の発表会
2014年6月29日(日) 午後1時〜予定 府中の森芸術劇場ふるさとホール
2013年12月13日 二本柳奈津子先生による名曲指導法講座が開催されました。
♪ はじめに・・・
発表会のダイジェストDVD上映から。
次へから次へと続く生徒さん達の見事な演奏から、二本柳先生の日々妥協なき指導が伺えます。
そして連弾の部では、千里バスティン研究会による楽しい連弾メドレー・生徒さん達の演出ありの楽しい連弾・・・
出演するみんなが楽しんでいる空気が映像からバシバシ届いてきます!!
生徒さんがみな活き活きとしている姿が印象的!
先生がどう導いてきたのか・・・知りたい気持ちが膨らみます。
♪ そ・し・て・・・
ここから先生の指導法が惜しみなく伝えられていきます!!
【グッズ】
様々なグッズの紹介、そして具体的な使い方を、先生自ら熱く実演してくださいました。
ポイントを押さえ徹底した使い方でないと効果半減ですね。
自分のグッズの使い方を改めて考える機会となりました。
まだまだ使い方が徹底できてません・・・
【逆算式】
「こう弾いてほしい演奏から逆算し、どのような指導をすべきか
計画性をもって指導する。しかも時間のある低学年のうちに。」
配られた、二本柳流バスティンを使ったテキストの進め方チャートは
決して1種類ではなく、タイプ別に提案されています。
大変参考になります。
確かに行き当たりばったりでは育ちません・・・・
常に指導者は先を見据え、生徒さん達を導いていかねばと痛感。
♪ 終えてみた感想
「愛情もって伝える妥協なき熱い指導」そして「時折会場を笑いで包むユーモア」
この絶妙なバランスが先生の魅力だと実感しました。
楽しいだけでのレッスンでは身につかない
厳しいだけでのレッスンでは心が開かない
「よし、私も頑張るぞ!」
心のエネルギーを満タンにしてくれた2時間でした。
二本柳先生に感謝! (文責:T.裕子)
2013年11月8日、第14回市川指導研究会が開催されました。代表の根津栄子先生、他18名の先生方が出席されました。
今回は今まで栄子先生に教えていただいたことを基にお二人の先生による実践報告と言うもので、メンバーの顔もいつになく緊張気味(ドキドキ)でした。
まずはM先生の導入の生徒さんの聴音について。
『栄子先生ご紹介の方法で覚えて書くことは面白いほどできるようになりました。何より生徒さんも指導者も楽しみながら出来ることに驚きです。
次のステップとして聴きながら譜面を書いていくにはどのような段階をふんでいけばよいでしょうか?』とのご質問がありました。
栄子先生より、
まずはリズムを理解することが大切と、具体的指導案を教えていただきました。
先生のお教室では、まず13個のリズムを覚え、それぞれを組み合わせて簡単なリズム打ち練習、書き取りを訓練されるそうです。
そして、次の段階として速書き練習!
リズムだけを速く書く練習するなんて(◎_◎)目から鱗でした。
15秒で音符を何個書けるか?
回を重ねるごとに個数が増やせるように!
これは生徒さんが心を燃やし取り組める訓練だ!!と実感。こんな子供の心をくすぐるちょっとしたアイデアも、さすが栄子先生o(^-^)o
次は聴きながらの聴音。ポイントは左手で必ず拍をとりながら聴くこと。一回目は書かずに聴いて全体像を知る。二回目は一拍目と最後の小節を書き取り、三回目以降は残りの穴埋め。書き終えたら歌い、そして自宅で清書して弾いたり、移調して歌えるまで訓練してくる。
聴音が楽にできるようになるには、リズム理解と共に様々な音程を歌えるようになることも重要ポイントであるとのアドバイスも。
最適な資料のご紹介も頂きました!
今日のお話を聞き、レッスンが楽しみになってきました。早速試してみたいと思います!!
続いてS先生の実践報告。
セミナー等勉強したことを実践し、感じられた点、工夫されている点などお話くださいました。
その中でコンクールについて皆さんとディスカッションをしました。
コンクールに参加することで、生徒さん自身が目標設定し、それに向かって準備をする過程で、探究心や努力をすることを学ぶことができる。
単に演奏技術の向上だけでなく、人生において大変良い経験となる。
コンクールでの経験はその後の受験や就職など今後起こりうる様々な困難を乗り越える力を培い、精神力を養うものである。
指導者にとっても自身の発表会だけでは学べない不足な点を知ることができ、大変意義ある物である。
中にはコンクールは勝ち負けで、評価も公になるため、尻込みしてしまう先生も多いのですが、チャレンジ精神で頑張ってみようかと言う気持が湧いてきた先生も多かったのではないでしょうか。私もその1人です。
それぞれの先生から活発な意見交換がなされ、今年は何かのコンクールにチャレンジしてみようかな!!と気持の盛り上がった先生も多かった様です。
今回も、大変内容の濃い、あっという間の二時間でした。研究会の皆様、栄子先生お疲れさまでした
12月は関西から二本柳奈津子先生をお招きしてのセミナーです。今からとても楽しみです。 文責A.Miho
感動の渦!!根津栄子先生セミナー受講してきました!
さわやかな秋晴れの中、根津栄子先生のチェルニー30番のセミナーに伺いました。
予想通り、会場は満席!補助イスも用意され50名の席がぎっしり埋まっていました。
でも、、、残念!写真を撮るタイミングを逸してしまい、半数以上の先生がお帰りになったあとでした。
先生の一言一言が貴重で大切な内容だった事は言うまでもありませんが、受講の先生方のメモをとる手が必死に動きます。
まずDVDで5歳になる生徒さん、小学3年生の生徒さんの映像を見せていただきました。全調のスケール、アルペジオ、カデンツを楽しんで演奏している姿に驚き、感銘し
それを通して小さい頃から基礎をしっかり教える重要性を教えていただきました。
いよいよ本題のチェルニー。
チェルニーは退屈な指の練習曲集のイメージありますが、根津先生の『チェルニー30番〜小さな物語』は表紙の絵を見ただけで夢がいっぱい!!わくわくするとても楽しいものです。
テキストを開くとそれぞれにふさわしいタイトルと可愛らしい挿し絵が目に飛び込んできます。
このタイトルは根津先生の生徒さんが曲のイメージを膨らませて付けたものだそうです(◎_◎)!
曲ごとにそれぞれの練習point課題が明記されています。
写真でも紹介されている『チェルニーを弾くために』では指のストレッチ、独立、アルベルティバス、スケールとアルペジオ、ハーモニーや脱力の練習方法をわかりやすく解説してあり、根津先生がグッズを使って詳細にご説明下さいました。すぐにレッスンで活用出来るものばかり〜〜!
また巻末には、 弾きながら楽器をイメージ出来るように楽器紹介コーナーもあります。
さらに理解を深めるために、、、では作曲家の大場陽子先生が、楽典や和声進行も子どもたちが理解出来る内容で、わかりやすく解説されています。
以上のように新刊チェルニー30番は生徒側、指導者側両方の立場から至れり尽くせりの内容です。指導者の工夫次第で生徒は大きく変わると実感!!
そして〜、セミナーの最後には先生のお嬢様であるピアニストの根津理恵子さんがこのチェルニー30番を録画されたもの(youtube)の一部を聴かせていただきました♪。『チェルニー30番は、こんなに楽しく美しい曲集だったんだ!根津栄子先生のチェルニー30番に巡り合えた生徒さんなんと幸せなんだろう!』
学んだ全ての内容がすぐにレッスンに活かせることばかり!!まるで玉手箱のようなセミナーでした☆
セミナーを受講し、これからも生徒たちの成長を楽しみながら指導をして行きたい!!と強く感じた一日でした。
根津先生ありがとうございました!! 文責 S.Kudo
第13回ちば・市川バスティン研究会
熱意ある先生方との研究会!新しく茨城や藤沢からもご参加いただきました。
今回の内容は私(根津栄子)のレッスン・マル秘(笑)公開(^_−)−☆でした。
ちょっとしたアイディアが、指導の大きなヒントとなるため、研究会後の先生方の表情は、『早くレッスンしたい(^-^)』と笑顔でいっぱい!
楽しい二時間でした*\(^o^)/* 仲間がいて励まし合えるって素晴らしいこと!
以下はK先生当日のレポートです
10月11日(金)10:30〜12:30
伊藤楽器YAMAHAピアノシティ船橋にて、ちば市川バスティン研究会が開催されました。
10月だというのに、まだまだ暑いなか新メンバー2名の先生方を含む18名の先生方が参加されました。
最初は栄子先生の小学2年生の生徒さんのレッスンDVDを見ながら、調カードを使ってどのようにレッスンを進めていくか解説していただきました。
調カードだけでも内容が盛りだくさん!!栄子先生オリジナル「調の歌」「どれみふぁその歌」「手首まわし、指の形」「和音あて」「グループごとに並べる」・・・などなど様々な練習をして鍵盤と仲良く出来るようにしていきます。
「調カード」は先月の研究会で作り方を教えていただきましたが、その後メンバーの先生方も工夫されて子どもの心を惹きつける調カードを作ってらっしゃいました。素晴らしい!!
そして次は、栄子先生おすすめ!12面サイコロ。
これは何かというと12面サイコロに12個の項目を書いておき、出た目の練習をします。
今日は、栄子先生が項目を色々考えて下さいました。サイコロをふるわくわく感で楽しいレッスンになりそうです!
次は、リズム練習。
栄子先生が考案されたオリジナルボードを使います。そしてリズムを13種類にわけて練習します。メンバーが生徒役になり栄子先生がおっしゃったリズムを叩いていきます。ボーっとしていると間違えてしまうので、ちょっと緊張しながら良い頭の体操です。
オリジナルボードもリズムの言い方も工夫されていて楽しくてわかりやすいです。
以上でしたが、今日も内容が盛りだくさんでとても勉強になりました。
難しいことをほぐして、楽しくわかりやすく、決して焦らず一つ一つ確実に習得していく。「生徒の気持ちに寄り添ったレッスンが大事!」とおっしゃられた栄子先生の言葉が胸に響きました。ありがとうございました!! 次回は会員の実践報告です。 文責 K.Kinosita
第12回ちば・市川バスティン研究会開催レポート
9月13日金曜 石嶺尚江先生の待望のセミナーがピアノシティ船橋で開催されました。
会場は予告通り満席で、輝かしい実績をお持ちでありながら気取らず楽しい石嶺先生と熱心な受講者の先生方で、終始明るく充実した時間となりました。
セミナー内容はブルグミュラー25を使用教材とし
☆石嶺先生ならではの指導法
☆楽しい言葉がけ
☆テクニック上達法
をお話し頂きました。
ブルグミュラー25原典版と日本で一般的に使用されている版との比較分析は新鮮で、今一度フレーズのあり方を考える機会を与えられました。
私は全音楽譜出版のもの、そして音楽之友社のNewEdition版2冊を持参し、当日会場で音楽之友社ウィーン原典版を購入し3冊揃え見比べることができました。
石嶺先生は生徒さんに、全音版を使用しながら原典版の楽譜も見せレッスンするという方法をとってらっしゃるとのこと。
それぞれ校訂者のお考えが最初のページに書かれてあるのでそれを読み比べるとよりスラー表記の意味についての理解も深まると思いました。
また、楽曲分析に留まらずiPad を使用し 曲に関する風景、民族楽器などの画像をたくさん取りこみ、生徒さんの視覚に訴える方法は多くの先生がすぐにでも取り入れたいと思ったようです。
奏法やテクニック習得法など、生徒さんへの伝達方法は解り易いのはもちろんの事、石嶺先生ワールドの面白さが加わります。
レッスン風景が目に浮かび、あまりの楽しさに受講者一同涙がでるほど笑える場面も^^☆
私達受講者がレッスンに取り入れることができるたくさんのことを教えて頂きました。
パワー溢れる世界に引き込まれた2時間弱はあっという間に過ぎ、続きのセミナーが開催されることを楽しみに待ちたいと思います。
受講者の先生方の中では、石嶺先生のブログからファンになった方も数多くいらっしゃるようでした。
まだチェックされていない方は是非ホームページを訪れてみてはいかがでしょうか。 文責 Y.Suzuki
http://ongaku.lolipop.jp/
明日9月13日(金)私の主催する、ちば・市川バスティン研究会ではピアノ指導の達人石嶺尚江先生をお迎えし(大阪在住)セミナーを開催します。
内容は『ブルクミュラー25』
数日前から満員キャンセル待ちという状態で、石嶺先生の人気はとどまる所を知りません(☆_★)
石嶺先生たのしみにおまちしていま〜〜〜す\(^O^)/
第11回ちば・市川バスティン研究会レポート
日本全国35地点が全て気温35度以上を観測した8月9日 、船橋のピアノシティにて根津栄子先生主催の「市川バスティン研究会」が開かれました。
まずは初めて参加される先生も交えて近況報告から始まりました。
季節柄ピティナコンペに生徒を参加させている先生や、片や発表会を終えられたばかりの先生からのお話に一同明るい反応を見せて刺激を受けます。
さあ、今日のテーマは?
「リズム指導の教材研究と実践」そして「正十二面体を作ろう!」
まずは手作りのリズムカードとボードをレッスンに生かしているI先生の発表がありました。マグネットをカード裏に貼って1枚1枚ラミネーター加工した力作で、生徒が楽しみながら「作業」して「考える」ことが出来るようになっています。音符の種類ごとに色分けがされており、生徒への愛情あふれる教材となっていました。
昨年度より当研究会オリジナルのセット品の構想を練っていることもあり、今後のオリジナル商品の実現化に向けて更に研究が重ねられます。
そして根津栄子先生からの提案で正十二面体を作るべく、型紙や画用紙が配られました。先生は日々のスケール指導に十二面体を導入されていて、生徒さんが楽しそうにサイコロくじ(と私には見えます)をひく様子がDVDにて紹介されました。
実はこの十二面体、それぞれの面に♭や♯が1つ・2つと描かれていて・・・そう、これらは全て調号なのです!♭の数が増えていくと通常はげんなり、いやいや苦手意識が出てくるものですが、楽しそうな生徒さんの様子を見ると、わくわくして自分のレッスンにもどのように生かそうかと考えてしまいます。
あまりにも盛りだくさんな内容で次回に持ち越す課題も出たほどでしたが、明るく前向きな先生方との語らいは有意義で、またまた活力を得た研究会でした。
最後には栄子先生の演奏で三善メソードの中から色彩感溢れる美しい曲、数曲が紹介されました。この教材の冒頭部には杉浦日出夫先生と三善先生が脱力の基本もご紹介されています。これから少しづつこちらも学んで行くということで楽しみが一層広がります。
♪T.めぐみ♪
来月9月13日(金)私の主催する、ちば・市川バスティン研究会ではピアノ指導の達人石嶺尚江先生をお迎えし(大阪在住)セミナーを開催します
内容:『ブルグミュラー25』で生徒のやる気倍増!!石嶺先生流指導法とは/楽しい言葉掛け/テクニック上達法 ほか
とき: 2013年9月13日(金)10:30〜12:30
ところ:伊藤楽器YAMAHAピアノシティ船橋メンバーズルーム
お申し込み先→ちば・市川バスティン研究会(FAX047-335-0338)
前売りPTNA船橋支部&伊藤楽器P.T.C会員 2000円
PTNA会員2500円
一般 3000円
当日 一律 3500円
セミナー後先生を囲んでミニ会食会を予定しています。
参加ご希望者はFAXにてセミナー申し込みと同時にお申し込み下さい。
☆研究会員 塩屋比呂美先生の発表会ご紹介です
♪塩屋音楽教室ファミリーコンサート(発表会)
と き:7月28日(日)11時〜18時
ところ:船橋市勤労市民センター
JR船橋駅北口徒歩5分
会員メンバーで勉強に行きましょう!!
☆第10回バスティン指導法研究会
7月12日(金)10:30−12:30 船橋YAMAHAピアノシティ
4月から再開されたこの研究会も今回で第10回目を迎えました。連日の猛暑にもめげず12名の先生方が集まり、充実した2時間があっという間に過ぎました。
本日は根津栄子先生の小2の生徒さんのレッスン模様をDVDで見せたいただき、たくさんのことを学びました。
まず基本のテクニックですが、スケール、カデンツ、転回形、アルペジオを次々にやっていきます。
難しいと思われているスケールもアルペジオも根津先生の書かれたご本「こどものスケール・アルペジオ」の順にすれば、小さい子供でも次々進み積極的に練習してきます
カデンツではかわいいぬいぐるみのモモンガが登場。使い方の詳細は栄子先生から直接お聞き下さい〜(^_^;)
曲はバスティンの「ピアノ名曲集 第1巻」を使って、バロック、クラシック、ロマン、近現代から1曲ずつを並行してやり、各時代の特徴、作曲家について、タッチの違いがよくわかるようにご指導なさっていました。
例えばバロック期ではチェンバロの2段鍵盤の上鍵盤と下鍵盤の違いを、メヌエットを説明するのにも「メヌエットを踊るのにミニスカート?ロンドレス? 踊るところは畑?宮廷?」などと子供の目線で実に楽しくわかりやすい!
また小さいうちから上を向いて弾くことの大切さを(鍵盤にしがみつかない)「天井に譜面があると思って」などとすぐやりたくなるような表現に、なるほど〜と思わず頷いてしまいます。
根津先生の素敵な演奏を生徒さんに遠くで聴いてもらっていたのも印象的でした。
目から鱗のご指導法に次々と質問が出て、時間がいくらあっても足りません。
最後には生徒さんがピティナコンペティション決勝大会で受賞された時のすごい演奏を聴かせていただいたり、近日開催される塩屋比呂美先生の興味深い発表会のお話しを伺い、メンバー全員大きな刺激をいただきました。
塩屋先生の発表会はアイディアにあふれた楽しそうな発表会です。バス研メンバーも勉強と応援に行きます。皆さんも是非いらしてください。
7月28日(日)11時〜18時 勤労市民センターホール
次回は8月9日に開催予定
栄子先生レッスンビデオの続きと、発表会用素敵な曲紹介など。
お楽しみに〜 文責 M.裕子
根津栄子先生公開講座 伊藤楽器YAMAHA ピアノシティ船橋にて
〜もっと弾きたい!だから育つ指導法〜
新刊こどものスケール・アルペジオ(音楽之友社)根津栄子著
2013年6月17日(月)10:30〜12:30
梅雨の晴れ間に伊藤楽器メンバーズルームは満員御礼、キャンセル待ちもいらっしゃったとのことでした。
「スケール・アルペジオ」という生徒が嫌がる、しかし避けては通れない題材を、
@1オクターブで弾く、A大譜表を使わず1段譜、B指使い難易度順に並び替え C大きな音符 D生徒書き込み型
同じ指使いにグループ分けにしているので、短調もラクラク、など根津マジック炸裂でした。
表紙も可愛く、グループはリスからゾウまでだんだん大きな動物になっていっていたり、アルペジオはみんなが大好きな果物だったり、スケールの調号と短調の臨時記号は自分で書いたりと様々な工夫が…。この楽譜には子どもが楽しんで取り組めるよう、根津先生の愛情が沢山散りばめられていて、玉手箱&宝石箱のようです。
さて、講座では、スケール・アルペジオの楽譜に入る前にやっておきたい、24調を耳、目、頭を使って覚えること(バスティンの調号表や手作り調号カード、調の歌など)を 詳しく教えて頂きました。
次に、指の形、姿勢など、DVDで先生のレッスンを見ながら、勉強。
また、スケールからアルペジオへの移行の仕方、積み木や薬瓶を使ったグッズの紹介、
そして、アルペジオの4種類のタッチ、あっと驚くクレッシェンド、ディミヌエンドの方法、など盛りだくさんの内容でした。
最後は根津先生が受講者の質問に真摯に答えてくださり、その素晴らしい人柄を感じずにはいられませんでした。
自分自身が、短調スケールとアルペジオに苦手意識があり、先生のように楽しく教えることができていませんでした。この楽譜を使い、先生のような声かけをすれば、きっと 生徒はスケール・アルペジオをゲームのように楽しく弾いてくれるのでは、、、、早くレッスンしたい!という気持が募り帰路につきました。
終わりに、、、、講座前に沢山積んであったこの日の使用教材である根津栄子先生の新刊こどものスケール・アルペジオ(音楽之友社)は完売しました。みんなハッピ〜
先生ありがとうございました。
By H.Shioya
6.16
6月14日(金)10:30〜12:30
前回同様、船橋のYAMAHAピアノシティにて、ちば・市川バスティン研究会が開催されました。2年ぶりに再開されたこの研究会も今日で9回目。梅雨の中いまひとつの天気でしたが、新しく入会された先生方もすこしずつ顔なじみになり、当日は14名の先生方が集まり、始終和やかな雰囲気の中で研究会が行われました。
バスティンメソードは様々な調性を学び、小さいお子さんでも導入期から全調をマスターしていくことが特徴ですが、そのツールの1つとして根津栄子先生が実際に使っていらっしゃる「調カード」を見せて頂き、どの様に使用するのか教えて頂いた後、なんと!皆で実際に「調カード」を作ってみました。調号を見ただけではすぐに言えない生徒さんも、心配いりません。カードの裏にかわいらしいヒントが!
先生の大事なツールをそのまま教えて頂くのは申し訳ない思いでしたが、帰りには早速100円均一に寄り、必要な材料を買って帰った私でした。
「調カード」作りの次に、6月17日の根津栄子先生公開講座「こどものスケール・アルペジオ」〜もっと弾きたい!だから育つ指導法〜に先立ち、その教本の使い方、注意点等を教えていただきました。
指使いが同じグループ別に分かれている、また音符も大きくしかも1段譜で1オクターブ!!絵やグループ名も可愛らしく、目から鱗でした。
「調カード」だけではなく、今回は「玉ひも」作りにもチャレンジしました。指先強化のため「玉ひも」は使っていらっしゃる先生方も多数いらっしゃいましたが、改めて玉の丸いところのカーブの部分を持つとか、玉を掴んでいる指以外はブラブラ(力を抜く)などがわかり、早速レッスンで実践できそうです。
と、今回も本当に盛り沢山で、帰る頃には降っていた雨もすっかり止み、気持ちも晴れ晴れと会場を後にしました。
次回第10回は7月12日(金)に開催いたします。 文責 S.福姫
ちば・市川バスティン研究会 は指導に熱意の有る方ならどなたでも参加可能です。また、単発のご参加も可能ですのでお気軽に塩屋比呂美先生までお問い合わせ下さい。
本日バスティンページに新刊チェルニー30番セミナーの様子が紹介されています!
6月14日(金)第9回バスティン研究会開催します。
生徒さんに役立つnewグッズ作りをします(^o^)
研究会員の先生方は持参する物を塩屋先生までご確認お願いします。
5月10日(金)10:30〜12:30
『生徒はこうして上達した』
講師:藤原亜津子先生
主催:ちば市川バスティン研究会(代表 根津栄子)
予約連絡先:TEL047-332-4637、FAX047-335-0338
チケットは無しで当日受付で御名前をおっしゃって戴き入場する形をとらせていただいております。料金は当日受付にてお支払いお願いします。
5月12日(金)藤原亜津子先生による待望のセミナーがピアノシティ船橋で開催されました。
ちば・市川バスティン研究会として初めてのセミナーでした。否応なしに期待が高
まります。
シックな黒のお洋服に目をきらきらされた亜津子先生のお話が始まると、自然に胸元
の色とりどりの布製のネックレスに目が惹きつけられます。「あ、これ?これは
ね・・」とネックレスを外されたとたん布がバラバラに!カラフルな音符の形になっ
たのでした。
そう、バスティンメソードは様々な調性を導入期から学び、その色彩感を大事にして
いることが特徴ですがこれから全調マスターに向け導いていくツールの一つとして身
につけられていたのでした。綺麗!でもなんて面白いのでしょう。
そんな先生の導入期での指導ポイントとしては
◎ 基礎作り けんばんへの理解とゆびの運動 (玉ひもにワイプオフ、鍵盤プラ
カードを使用)
リズム打ち(りんごの絵がかわいいカード使用)
なんといっても先生考案のユニークなグッズが次から次へと出てきてあちこちからわ
あっと声が上がりました。
実は私も数年前にまとめ買いをしたグッズを持っており・・・しかしながら先生の講
座は今回が初めてだったためにグッズはよくわからないまま「自己流」で使っていた
のでした。「なんか違う!」と焦りながら苦笑した時間でした。
多くの優秀な生徒さんを育てられている先生でしたが一貫して「生徒に育てられた」
とおっしゃる姿が印象的でした。
決して生徒を追い詰めず、心を育て共感し、感性豊かに育った生徒さんはいつまでも
亜津子先生を慕うのでしょう。
会場は熱気に包まれていましたが心は明るく軽く、とても大切なものを頂いた気持ち
で会場を後にしました。
いよいよ明日はバスティンの大家『藤原亜津子先生のセミナー』です。
子育て中のご家族も必見!!レッスンに直結したピアノ指導法
初級から中級へのアプローチ《こうして生徒は上達した》
2013年5月10日(金)10:30〜12:30 伊藤楽器YAMAHAピアノシティ船橋(JR船橋駅、京成船橋駅共に徒歩5分)
・生徒の成長はまちまち。発達待ちの大切さとその対策
・目的意識を持った指導法とは
・1回30分〜40分を効果的に組み立てるには
・達成感を持たせる導入期レッスン内容と指導アイディア
ちば・市川バスティン研究会として記念すべき第1回目のセミナーとなります。副代表の塩屋比呂美先生が何もかも下準備を整えて下さり、準備万端で明日を迎えることが出来ます!!
明日は沢山の先生方やお母様にお申し込みをいただいており、ちば・市川バスティン研究会のメンバーと共に先生をお迎えしたいと思います。楽しみ〜〜\(^O^)/
あと5名ほどお席があります。本日(9日)まで受け付けますので受講ご希望の方はFAX(047−335−0338)をお願いいたします。
第7回(再開第1回目)4月12日(金)アンケート
☆グッズで、栄子先生の生徒さんへの言葉かけの様子など、勉強になりました。
楽しいだけではなく、しっかり力のつくお教室になるために頑張って細く長く勉強を受けてゆけたらと思います。
今日は早速ボールリズム、拍子遊びをしようと思います。(S)
☆先生のお休み中から、研究会に入会したかったので、再開とても楽しみでした。
今回の先生のVTRやグッズも沢山紹介して下さり、宝物でいっぱいでした。
ピティナ会報で先生のレポート 、ツェルニー等の出版もとても研究されたもので素晴らしかったです。
これからよろしくお願いします。(M)
☆とてもためになりました。(I)
☆とても感動しました(S)
☆バスティンを使って指導したいと思っているので、小物の使い方がすごくよかったです。まだわからない事だらけなので、
毎月参加して色々吸収したいです。
☆栄子先生最高です(S)
☆大変勉強になりました。気持新たに日々のレッスンを頑張ります。よろしくお願いします。(T)
☆導入から4ヶ月で全調移調、姿勢、タッチ、腕の使い方など楽しく、短い時間で教えていらっしゃってすごいですね。
アイディアが豊富で大変参考になりました。生徒を楽しく導く方法素晴らしいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。(M)
☆久しぶりに研究会に参加させていただき、大きな刺激となりました!
これからも研究会がもっと活力を得て私たちのかけがえのない研鑽の場となるよう願ってやみません。どうぞよろしくお願いいたします。(T)
☆ありがとうございます。何回お聞きしても毎回新しい発見があります。 (M)
☆指導法一つ一つ感動もので、今日からのレッスンが楽しみとなりました。 (S)
☆レッスン中で、移調にとても時間を使われているのに驚きました。全調をもっと徹底させて行こうと思いました。
生徒がニコニコ楽しいレッスン。大切なことをあらためて実感しました。(H)
春の日射しが美しい4月12日、船橋のYAMAHAピアノシティにて、
ちば市川バスティン研究会が開催されました。
当日は12名程の先生方が根津栄子先生から貴重なピアノ指導法を学び、
生き生きと会場を後に致しました。
内容は根津栄子先生の実際のレッスンDVDに沿って進められ、
レッスンのポイントとなる17項目における解説をして頂きました。
1 姿勢
2 手首の使い方(1でおりて5であがる)
3 指と手首
4 いろいろな調
5 グループ分
6 調あて
7 移調
8 頭は風船
9 ブラインドタッチ
10 全調 4ケ月でクリア
11 さいごの調
12 全調表
13 サイコロ
14 バスティンに伴奏付け
15 おまつり
16 指つくり
17 レガートペダル
これらを様々な栄子先生独自のグッズやアイディア、言葉かけで、
どのように生徒さんへ伝えていくのかなどを学びました。
わずか年長さんのたった一回のレッスンが何と内容の濃い事か!
メンバー一同衝撃を受けました。
来月も第2金曜日、5月10日に開催致します。
さらに5月はバスティン研究の第一人者でいらっしゃる、
藤原亜津子先生をお迎えしての開催となります。
どなたでもご参加頂けますので、是非、この機会にご参加をお待ちしております! ちば・市川バスティン研究会 S.Satomi
5月10日(金)10:30〜12:30
『生徒はこうして上達した』
講師:藤原亜津子先生
主催:ちば市川バスティン研究会(代表 根津栄子)
予約連絡先:TEL047-332-4637、FAX047-335-0338
チケットは無しで当日受付で御名前をおっしゃって戴き入場する形をとらせていただいております。料金は当日受付にてお支払いお願いします。
研究会入会ご希望の方はこちらへ
今後の活動予定、毎月第2金曜日 YAMAHAピアノシティ船橋内メンバーズルーム
4月12日(金)
☆4月のテーマ「根津栄子の導入期レッスン実践編」
・レッスンの様子をDVDでご覧頂きます。
・新刊チェルニー30番(東音企画)根津栄子監修:紹介ミニセミナー
マル秘?!おもしろグッズ紹介
・ボール遊びで心を開花
・トレモロビン
・オクターブ棒
・三角形積み木(大小)
・猫ばさみ
5月10日(金)藤原亜津子先生「生徒はこうして上達した」
6月14日(金)
7月12日(金)
8月9日(金)
9月13日(金)石嶺尚江先生「ブルクミュラー」レッスン実践編
10月11日(金)
11月8日(金)
12月13日(金)二本柳奈津子先生指導法講座
今後の講師予定
根津栄子:こどものスケール・アルペジオ(音楽之友社)根津栄子監修:紹介ミニセミナー
4.8
本日、「バスティンメソードトップページ」に新刊チェルニー30番が紹介されました。是非ご覧下さい。
最新ニュース
2011年3月4日以来2年ぶりに、ちば・市川バスティン研究会再開します。
新メンバーも加わり心機一転、バスティンメソードを研究して行きます。
毎月第2金曜日 10:30〜12:30 伊藤楽器YAMAHAピアノシティ船橋メンバーズルーム2F
再開初の第1回目は4月12日(金)
さてその内容は!!
☆根津栄子指導、導入期〜初級生徒指導の例を見て(実際のレッスン風景をDVDで流します)メンバーと共に勉強します。
☆新刊チェルニー30番(東音企画)、こどものスケール・アルペジオ(音楽之友社)ご紹介と説明
資料作成の都合で出席の方は根津栄子宛てメールをお願いいたします。
2013年春の活動予定です
4月12日(金)10:30〜12:30です。
5月10日(金)10:30〜12:30です。
年に3〜4回は外部から講師をお迎えして勉強します。
4月は主に私の面白レッスングッズ紹介やレッスンに役立つ連弾曲をご紹介したいと思います!月会費500円
5月は藤原亜津子先生『生徒&子供達はこうして上達した!!』です。受講料PTNA船橋支部会員
&伊藤楽器PTC会員3000円(前売り)3500円(当日)
PTNA会員3500円(前売り)4000円(当日)
一般4000円(前売り)4500円(当日)
毎回生徒育て、指導に役立つ集まりでありたいと思っています!!。
場所は伊藤楽器YAMAHAピアノシティ船橋メンバーズルーム
お問い合わせ &お申し込み
ちば・市川バスティン研究会代表 根津栄子 Tel.090-4393−8063
Fax.047−335−0338
メンバーの立石裕子先生がアミュゼ柏クリスタルホールでベートーヴェン・ピアノソナタ「月光」全楽章を演奏されました。
詳細はこちらをご覧下さい。
2013年3月3日メンバーの鈴木由紀子先生(千葉市在住)門下生の発表会がありました。
千葉美浜文化ホール13時開演→大成功に終わりました。その様子はこちらをご覧下さい
2012.12.1
ちば・市川バスティン研究会(母体は市川フレンドステーション)が、一年9ヶ月ぶりに再開しました。
私の都合でしばらくの間お休みしてしまいましたが、先生方は変わらずお元気で、明るく意欲的でした。
来年度のスケジュールなど重要事項が一気に決まり、先生方の熱意に感動。
まずは来年2月28日のバスティンフォーラム、3月16日のステップに向けて再出発です。
2012.11.25
市川フレンドステーション会議と、長らくお休みしていた、ちば・市川バスティン研究会を12月14日(金)
近くにある素敵なレストランで行います。忘年会も兼ねて皆さんとの交流会を予定しています。
その内容は。。。。
・私から、、長らくお休みをいただいてしまったお詫び
・来年3月16日、市川フレンドステーション主催室内楽ステップ開催
・新刊チェルニー30番お披露目(発売は来年3月ですのでここではまだ公開することはできません。)
・第3回バスティン・フォーラム全国の集い2013
・来年のスケジュール
来年も実りあるステップ、そして指導法やバスティンメソードを沢山学べる場にしたいと思っています!!
(ちば・市川バスティン研究会は指導に興味のある先生方ならどなたでも、いつからでもご参加いただけます。お気軽にお問い合わせ下さい!)
2012.10.24
12月に、ちば・市川バスティン研究会を再開します。
日程、会場等、詳細は、追って連絡いたします。
お知らせ♪
研究会員の磯部温子先生門下生の発表会があります。ぜひ皆さんで応援に行きましょう。
と き:11月25日(日)13:00〜14:30
ところ:宮本公民館講堂(京成本線大神宮下駅から徒歩約5分)
2011.12.5
根津栄子からお詫びと、お知らせです
長くお休みしてしまい、申し訳ございませんでした。漸く体調も戻って参りました。
また新たな気持ちで、子供たちと一緒にたのしく頑張っていきたいです!!市川バスティン研究会の再開は、このページで詳細をお知らせいたします。
今年春、各種のコンクール課題が発表され生徒たちは、楽しみに譜読みを開始しましたが、私の体調不良のため、途中でやめなくてはならず、かわいそうなことをしてしまいました。それでも生徒たちは健気に私が元気になる日を待っていてくれました。
1年前から予定していた発表会(12月11日)は、このようなことで、ほぼあきらめかけていたのですが、生徒たちのためにも、思い切って開催することにしました。
開催を決断したのが遅かったので準備期間はあまりありませんでしたが、生徒たちは今、発表会にむけて全力で練習しています。教室卒業生4名も演奏してくれることになり楽しみです。
もしお時間がございましたら、いらしていただければ幸いです。入場無料。
根津昭義・栄子・理恵子門下生による 第18回ミューズコンサート
と き:2011年12月11日(日)13:00開演
第1部13:00〜14:20
第2部14:30〜15:30
第3部15:40〜16:20(教室卒業生)
ところ:江戸川総合文化センター小ホール
●2011年度
緊急のご連絡2011.5.07
根津栄子体調不良により、5月~7月の研究会活動をお休みします。楽しみにしていらしたメンバーの皆様、会場をご提供下さった伊藤楽器様関係者各位に大変申し訳なく、ご迷惑をおかけしますが、ご了承いただきたくお願い致します。
バス研メンバー<塩屋音楽教室の発表会が8月8日(月)1時から5時半
<日本橋三越6階三越劇場で解催されます。楽しい発表会ですので、ご家族でお楽しみ下さい。
●2010年度
9月6日(月)の第一回「発足会」 終了
10月15日(金) ピアノパーティーA・パフォーマンスA(バスティンパーティーシリーズA 3冊) 終了
「指導者の為のお悩み相談」 回答者、根津理恵子 終了
11月12日(金) 楽典パーティーA(バスティンパーティーシリーズA 3冊) 終了
「リズムに強くなる・根津栄子・オリジナルレッスングッズご紹介」終了
12月3日(金) ピアノパーティーB・パフォーマンスB(バスティンパーティーシリーズB 3冊)終了
●2011年
1月7日(金) 都合により中止
2月18日(金)「リズム」「読譜」の続き、「歌える子に育てるために」「 お手玉の基本」、「ピアノパーティーC・D」終了
3月4日(金)バスティンパーティーシリーズD 今年度最終回
1.パーティーD指導法
2.来年度の予定
3.指導上の悩みごと、相談
4.ピティナ課題曲A2級、A1級紹介 (時間があればB級)終了
会場:伊藤楽器ヤマハ音楽教室 本八幡センター(JR本八幡北口パティオ内3 F)時間:10時30分〜12時30分
会費:500円/月(コピー等雑費)
目的:
・研究会を通じて、指導力を高める。
・オリジナル教具の開発や研究。
・指導上の悩み、疑問点を皆で解決していく。
など、皆さまのご参加をお待ちしています。
市川バス研のメンバーは随時募集しておりますので、少しでもご興味をもたれた方は是非一度見学にいらしてみて下さい(^^)
〜お知らせ〜
メンバー鈴木由紀子先生の発表会が終了!
2011年1月30日(日) 午後1時半〜 美浜文化ホール音楽ホール 無事に終了!!鈴木先生素晴らしい発表会おめでとうございました!!
メンバーS先生の発表会は2011年7月開催予定です!! 会場が決定次第、先生のお名前等、詳細を紹介します☆
今日は前半にパーティDについて、後半はピティナコンペティションのA1級、A2級の課題曲の勉強と今後の活動内容について話し合いました。
☆パーティD
様々な調が出てくるので生徒が混乱し始めるのがパーティD辺りではないでしょうか。前回、教えて頂いた調カードでポジションを確実に把握させる事で、随分と弾きやすくなると思いま す。(実際、生徒と一緒に調カードを作ったのですが世界に一つしかない自分のオリジナル調カードができるので大喜びでした!あとはパッとその調のスケールが弾けるようになれば …頑張れ、私の生徒達!)
☆根津先生は「日本人なのだから日本語でも調が言えるようにしたい」とユニークな方法で教えられているそうです。文面では上手く表現できないのが残念ですが、♭系の調に関しては一 つの言葉を付け加えるだけで楽しく覚えられるようになるのです。まさに魔法の言葉です!!
ピアノでも何でもそうですが、いかに工夫して楽しく課題をこなしていけるか・・・幼い生徒を教える機会が多い私達のような仕事は指導者がそのアイデアを沢山持っていることが生徒 を成長させる鍵だと思います。
☆ピティナ
今、市川バス研には「是非コンクールに生徒を参加させてみたい!」という先生と「自分にはとんでもない!」と思われている先生と両方いらっしゃいます。ただ、会員の先生方皆さん が指導力を伸ばしたいという気持ちでバス研に参加されているので、A1級、A2級の課題曲だけを皆で少し勉強してみましょうという事になりました。根津先生と理恵子先生(根津先生 のお嬢様でピアニスト兼指導者としてご活躍)の演奏と説明でとても貴重で贅沢な時間を過ごすことが出来ました!!
***
余談ですが、先生の課題曲の楽譜にはたとえ1ページだけの曲でもびっしりと書き込みされていました。先生がお忙しい中でどれだけ生徒さんを思い、指導の準備をされているのかが伝 わるような、そんな印象的な楽譜でした。
☆今後の活動
バスティン教材の研究だけでなく、市川バス研のオリジナル教材の研究、指導者の悩み相談等をよりじっくりと取り組んでいこうという事になりました。一人ひとりが会員として真剣に 取り組んでもらう為に解決方法を他の先生方が次回までに考えてくる、という宿題も出ることになりました。
今回の宿題は「導入期の生徒用の発表会栄えする曲を教えて欲しい」というもの。
一人一曲、探してくるのが宿題です。どんな曲に出会えるか楽しみです。
☆今年初めてのバス研
今年初めての市川バス研が行われました。先生同士の距離が近く、いつも以上にアットホームな雰囲気でした。
伊藤楽器の斉藤さんが一番にいらっしゃって会場設置を手伝って下さいました。根っからの大雑把な私はその辺にある椅子をメンバー分適当に並べようとしたのですが、「こちらの椅子の方が座りやすいですよ」と斉藤さん。そのきめ細かいお心遣いに感激しました。
いつも温かくサポートして下さりありがとうございます。
☆お手玉
まずはお手玉で腕の脱力と肩から手首にかけてのストレッチをする事から始まりました。肩の辺りを使うストレッチに「イタタタタ…無理〜。」というメンバーの声。思わず笑ってしまった私ですが、家に帰って鏡の前でやってみると思い切り体が斜めに傾いていて肩に力が入っている…笑っている場合ではなかった(T_T)
お風呂上りに少しずつ肩を柔らかくしていきたいと思います(笑)
☆パーティーC
今回はパーティシリーズCを中心に行いました。Cでは大譜表での読譜、強弱の使い方等が出てきます。Cになった事で難しい曲になる訳ではありませんが、線と間からなる5線譜になった事で指番号だけに頼らず、しっかりと音を読んでいく事が大事です。ここにくるまでにリズムや腕の脱力、鍵盤の並び方等がしっかり理解できていないといけません。
5線譜を読める子供に育てるには弾くだけではなく「口に出して言う」「自分で音符を書く(写譜も含め)」等、あらゆる方向からトレーニングしなくてはいけない事を実感しました。音符カード等もタイムを計りながら、読ませると俄然子供はやる気を出して練習をするようです!!
☆オリジナル調カード
バスティンの教材は色彩豊かで素敵な曲がとても多いですが、全調メソッドの為、指導者がきちんと理解して準備を行わないと子供はパニックに陥ると思います。そうかと言って、ハノンの全調を覚えさせてから弾かせるのは大変な労力が必要になりますよね。
今日教えていただいた全調カードは生徒と楽しく作成し、全調のスケールと主和音を弾けるようにする画期的な教材だと思いました。また、この教材の素晴らしいところは世界に一つだけのオリジナル教材が作れるという所です!来週、この教材を生徒に使用してみようと思います。正直な経過報告を次回いたします!
☆質問コーナー
質問コーナーでは「手元を見ていないと弾けない子にはどのように教えたらよいか」という相談が出ました。これには大まかに2通りの要因があるのではという話になりました。
要因1:生徒の耳がとても良く、耳で覚えてしまい読めない
要因2:生徒の身長がまだ小さい為、譜面台が高く手と楽譜を交互に見られない
私は2番の原因を考えたことも無かったので、皆さんの生徒さんを見る観察力に驚き、とても勉強になりました。
解決策も話し合えたので、実際のレッスンでぜひ試してみようと思います。
今日も盛りだくさんの内容で、充実した2時間でした。
次回は3月4日(金)今年度最終回
1.パーティーD指導法
2.来年度の予定
3.ピティナ課題曲A2級、A1級紹介
(時間があればB級)
あれば譜面をご用意ください!!無くても全く大丈夫です。
4.指導上の悩みごと、相談会
次回でパーティーシリーズが終了します。根津先生ありがとうございました。
来年度からは会員相互の意見交換の場を多く持ち、一人一人が遠慮無く、意見が交わせるような研究会として発展していきたいです。
♪〜市川バス研は、根津先生の指導法を聴いて勉強出来ることはもちろん、メンバーと指導法の情報交換をできる場です♪
市川バス研にご興味を持たれた方はお気軽に是非一度見学にいらしてみて下さい(^^)
今日は、強風の影響で電車が止まり、15分遅れのスタ-トとなりました。そのために来られなくなった先生もいらっしゃいましたが、いつもの様に伊藤楽器田口さんが会場設営等して下さり、第四回目の研究会が無事スタ-トしました。
☆田口さんから☆
ナイト−ン(ピアノの音が10分の1に激減)という商品の付いたピアノの展示のお知らせ(北習志野の展示場にて)及び、『こどものスケ-ル・アルペジオ』音楽之友社、根津栄子編(来年4月発売)の紹介がありました。それに伴い、来年4月27日に伊藤楽器船橋店にて講座が開かれるそうです。
また、1月のムジカノ-ヴァ(12/20発売)に江崎光世先生と田口さんの対談が掲載されるそうです。楽しみなことが続きますね!
★今日の研究会の内容
♪お手玉トレ-ニング
お手玉を使い脱力練習方法を、勉強しました。子どもたちのこころを捉え楽しみながら脱力が出来る優れものです。腕の使い方や無駄な力が入っていないかなど注意点がたくさんありますが、これが出来るとピアノ演奏に大変プラス になるので、是非習得したいと思いました。まだまだぎこちない動きになってしまう会員が多いので、来月までにスムーズに出来るよう練習してくることが宿題です!!
♪リズムレッスン・線と間・読譜の基本
栄子先生がご自身のレッスン方法を、スピーディーかつ、盛りだくさんご伝授くださいました。
5線読みを数えないで瞬間的に判断できる子どもに育てる方法などの読譜指導が、とても興味深かったです。
♪会員発表
導入期教材バステインBを使っての発表でした。
子どもたちがその世界に自然に入りこみ、楽しみながら理解させてしまう、読譜方法のご紹介などがありました。
〜今日の感想〜
15分遅れの10時45分から始まった今日の研究会ですが、終わったのは1時近くに。約2時間の内容は豊富で、時間のたつのはあっという間でした。盛りだくさんの内容の一つ一つが指導力アップにつながる事を実感しました。すぐにレッスンに取り入れたいと思います!
★次回
次回2月18日(金)のテ-マは、「リズム」「読譜」の続き、「歌える子に育てるために」など。ピアノパーティーC・D。持ち物は追って連絡します!お疲れ様でした。
写真は後日アップします。1月7日は大変申し訳ございませんが、都合により中止させて頂きます!!
明後日12月3日(金)は市川バス研第4回目です♪
持ち物はバスティンピアノパーティーシリーズB 、単語カード、5線ノート 赤青鉛筆、お手玉です!!
先日東音本部で行われた、二本柳奈津子先生の
セミナーは素晴らしい!!!の一言でした!
超満員の会場は熱心な先生方の集まりで、熱気に溢れていました。
市川バス研メンバーのS先生もいらしていて、一緒に受講できました☆
お手玉パフォーマンスも感動的でしたので、さっそく市川バス研でメンバーにも、ご紹介します!スリッパもお忘れなく☆
第3回レポート
(市川バスティン研究会 副代表 I.H)
3回目はメンバーの研究発表を中心に行いました。
脳科学者、澤口俊之氏のこと
今日も伊藤楽器さんから船橋店長の田口さん、北習志野店長の伊藤さんお二人が、会場設営と必要な教材を用意してくださいました。また脳科学者、澤口俊之氏(田口さんはこの澤口さんと、高校のとき同級生でいらしたそうです!!)の「ピアノを習う事の素晴らしさ」が掲載された記事をご紹介くださいました。その記事を読み、改めてピアノ指導という仕事を選んだ事を誇りに思ったのでした。こうして私たちをいつもサポートして下さる伊藤楽器さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
ピティナ秋季指導者検定合格
市川バス研メンバーの一人が『ピティナ秋季指導者検定に合格!!』という嬉しいニュースが栄子先生から報告されました。家事や子育て、仕事とお忙しい中、努力された結果に会員から「おめでとう!」の声と温かい拍手が贈られました。Aさんおめでとうございます!!
〜♪会員発表♪〜
今日のメインはメンバー3名による発表でした。負担にならない程度にひとりあたりの持ち時間は15分間でしたが、実際に行ってみるとあっという間で、どの先生も最後のほうは時間が足らず、Presto(笑)でした!
今回の内容は導入期教材パーティーAです。指番号や音階、リズムを覚える為の補助教材を持参され、先生方の独自のレッスン方法をご紹介下さいました。またレッスンで使用している曲に合わせて、歌ったり、手を叩いたり…習う子どもたちの気持ちになって、とても楽しく盛り上がりました。
発表された先生方は、他の講座でも勉強されたり、音楽教室での指導も経験豊富で、その時に得た指導法など取り入れていらっしゃいました。情報量が多く、大変密度の濃い内容で、そこから「こんな指導にも発展できる」という声や「同時にこんな事も教えられるのでは?」といった声を聞くこともでき、各々がより深い指導法を学ぶことが出来たように思います。
生徒も十人十色、レッスン時間も30分・40分・60分と皆それぞれですが、沢山のアイデアの中で自分の教室のニーズに沿った指導法を取り入れ、各々がより良いレッスンに繋げていければと思います。指導方法も様々な引き出しをもっている事が大切ですね!
今回発表された3名の先生方は共に明るく情熱的。こんな先生方とご一緒に指導法を学べることが、たまらなく嬉しいです。
また、発表者に思いがけず、栄子先生手作りの素敵なレッスングッズのプレゼントがあり「こんなご褒美?!が頂けるなら、毎回でもやりたい(笑)!」と、皆で大いに盛り上がったのでした♪
♪オリジナルグッズ☆
また、最後に栄子先生が普段使用されている指導教材のご紹介がありました。先生のオリジナル教材を実際に自分のレッスンでもすぐに使いたい!!といった意見も多数出て、、『善は急げ!』サイズや素材の話にまで進みました。この教材を『市川バス研オリジナルグッズ』として近々発表できたらよいのですが。。。☆
市川バス研は月に一度、無理のないタイミングで指導法を勉強出来ます。「自ら行動すればするだけ、成長に繋がる」と栄子先生。また来月(12月3日)ピアノパーティBを勉強します!
〜お知らせ〜
☆その1
メンバーである鈴木由紀子先生の発表会が下記の通り行われます。
2011年1月30日(日) 午後1時半〜予定 美浜文化ホール音楽ホール
☆その2
東音本部で現在開催中の二本柳奈津子先生のパーフェクトセミナープラスを聴きに行きましょう!!と栄子先生から提案がありました。このセミナーはすでに2回終了しており、市川バス研の先生2名が聴講され、素晴らしかったと報告されました。多くの先生方のセミナーを聴き、様々な角度から勉強していきたいと思っています。
明日は市川バス研です。その内容は。。。☆
1. バスティンピアノパーティーシリーズAを使って、研究会員の発表。
2. 導入期の子どもたちがリズムに強くなるレッスングッズのご紹介。
3.研究会員の活躍紹介〜 ♪おめでとうございます。2010年秋季指導者検定合格!
♪発表会のご案内等。
4.
何でも質問コーナー(一人いくつでも何でも質問を考えてきてくださいね!!)
第2回レポート
(市川バスティン研究会 副代表 I.H)
☆本格的にスタート!!
いよいよ今回から本格的に研究会がスタート!
会場に着いたら、すでに椅子と机が人数分並んでいました。今日は伊藤楽器から斎藤さんが会場設営までしてくださり、いつもの笑顔で向かえてくださったのです。伊藤楽器さんの応援があるからこそ、市川バスティン研究会が成り立っています。ありがとうございます!!
今日から新メンバーも加わり、根津先生の丁寧な解説で、パーティシリーズAをユニットごとに勉強していきました。根津先生ご自身が考案された指導法や既成の面白いグッズを沢山紹介して頂き、感激!
すぐにでもレッスンで役立ちそうなアイデアが盛り沢山で、市川バス研のメンバーも一つたりとも聴き逃すまい!とずっとメモをとっていました。
(メンバーの皆さんの紹介もいずれしたいと思いますが、とても熱心で素敵な方々の集まりです!)
☆印象に残ったのは
印象に残ったのはリズムトレーニング方法。特別な読み方でリズムを打たせていくのですが、実は私がこの方法を根津先生に教えて頂いたのは数ヶ月前でした。当時、私は全音符を教える時に自分が幼少時代に習った通り、「たーあーあーあー」と教えていました。小さい子が間違えると「きちんと数えようね」と言ってみるものの、幼稚園児だとムスッとしてしまい、何か良い方法はないかなと思っていた時にこの方法を教えて頂いたのです。
早速自分の生徒にこの方法でリズムをとらせてみた所、殆どの生徒が次の週には完全に出来るようになったのには驚きました。また、譜読みでのリズム間違いもグッと減ったのです。ゲームのようなトレーニング方法なので今では「ねぇ、今日はリズムカードやらないの?」と聞いてくる子まで現れ、「子供を伸ばすも伸ばさないも、指導者次第」と実感した出来事として今でもよく覚えています。その他にも今日は「手元から目を離して弾く練習」や「美しいタッチの導入」をゲーム感覚で教えていく方法等を知り、大変充実した時間を過ごす事ができました。
☆「指導者の為のお悩み相談」
最後の10分は「指導者の為のお悩み相談」という時間が設けられました。回答者はショパンコンクールファイナリストでもあるピアニストの根津理恵子さん。市川バス研メンバーでもある理恵子さんがバス研メンバーの悩みに答えてくれるという何とも贅沢な企画です!!でもこれは。理恵子さんが日本に帰国中のみ実現することではありますが。。。
今回の質問者(私)の悩みは「生徒の前で模範演奏をする時に自分の音は綺麗に出ているのか悩む為、バランスの良い音を出すにはどうしたらいいのか教えて頂きたい」というもの。皆さんの前でお粗末なピアノを弾いてしまいましたが、「受身でいない事」というのが市川バス研のモットーなので「研究会の中でいっぱい恥をかいて成長すればいいや!」と割り切ってお願いしました。
市川バス研のメンバーであれば誰でも受講可能なワンポイントレッスン、短い時間ですが、本当に贅沢な…市川バス研ならではの特典だと思います!
☆さて来月は?
さて、来月は市川バス研メンバーによる研究発表があります。研究といっても担当のメンバーの負担にならない程度の時間ですが、皆の前で発表するので少しドキドキしますね!条件は「パーティAシリーズを使用する事」です。根津先生も受講生となり、一緒に勉強したいとおっしゃっていますので発表担当の先生は緊張するかもしれませんが、頑張ってください!
またまた興奮して長い文になってしまいました…。まだ発足したばかりですので、試行錯誤しながら基盤を作っていく年になりそうですが、その分どんな研究会になっていくのかとても楽しみです。市川バス研のメンバーは随時募集しておりますので、少しでもご興味をもたれた方は是非一度見学にいらしてみて下さい(^^)
来月は11月12日(金)この日は前回の復習と 楽典パーティーA(バスティンパーティーシリーズA 3冊)を中心に楽しくまとめます!
なお、
研究会会員の先生方は、毎回‘上履き持参’をお忘れなく!!
第1回レポート
(市川バスティン研究会 副代表 I.H)
バティスン・メソッド教材 |
伊藤楽器・田口さんよりご挨拶頂きました! |
今日は待ちに待った市川バスティン研究会の記念すべき第一回「発足会」でした。
会場は駅の目の前なので、汗をかく間もなく会場に到着。(駅から近いのは本当に嬉しい!)
代表の根津栄子先生の「始めましょう!」の一言で発足会は定時通りに始まりました。まずは伊藤楽器の田口さんからご挨拶。お忙しい中、なんと市川バスティン研究会の為に激励に駆けつけて下さったのです。今後活動の拠点となる伊藤楽器本八幡センターは大変好立地の場所なのですが、この素晴らしい会場をなんと田口さんの絶大なるご尽力で無償にてお貸しいただける事になりました。会員一同、心から感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
その後は代表の根津栄子先生からのご挨拶、会員紹介、市川バス研の特徴、今後の予定等テンポよく進み、第一回の研究会は終了しました。会員の自己紹介では各々がバスティンを指導していく上で抱えている悩みや今後勉強していきたい事を話し、早くも先生方の熱意を感じることが出来ました。
市川バス研の特徴は何と言っても根津栄子先生の25年以上の指導方法を通し、試行錯誤の中から編み出した指導方法を間近で惜しみなくご紹介していただけることです。また、栄子先生も「自発的にどんどん参加してほしい。受身でいるのではなく、皆さん一緒に勉強して頂きたい」と仰り、ご自身も一会員として学んでいくことを望んでいらっしゃいます。
記念撮影では講座や審査等で全国を飛び回っている憧れの栄子先生の隣に座りドキドキしてしまいましたが、どんな質問にも丁寧に答えてくださり、市川バスティン研究会の会員になれた事を嬉しく思った瞬間でもありました。
さぁ、いよいよ次回から本格的に教材研究が始まります!
まずはパーティシリーズAからです。会員への宿題は『パーティAを熟読&弾く』ことです。
宿題というものから長い間離れていましたが、久々にあると嬉しいものですね(*^^*)
会員は随時募集しておりますので、興味を持たれた方は是非一度見学にいらして下さい。市川バス研で一緒に指導力を磨いていきましょう!
会員集合写真(欠席者2名)伊藤楽器、斎藤さん ( 撮影は楽譜を販売下さった長谷川さんです) |
9月6日(月)伊藤楽器本八幡センターにて 市川フレンドステーション活動の一環として『市川バスティン研究会』発足会を開催します。活動内容をこのページにアップしていきますのでどうぞお楽しみに。子どもたちにいかに楽しくバスティンを教えていけるか!!熱意ある先生方の集まりです。当日は伊藤楽器T口さんも応援に駆け付けてくださいます!!