生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。(創世記1章 28 節)
でした。
人間の原初の目的は、神のために地球を管理し、それを御心にしたがって統治することにありました。人間は、地球を開拓し、その上に神的文明を築き上げるために創造されました。
しかし、人間は神の命令に背いて、サタンの奴隷となりました。それ以来、人間は神のために地球を支配するのではなく、自分及びサタンの欲望のために生きるようになりました。
しかし、このような人生は、本来の神の目的に沿っていないので、空虚で、破壊的で、終わりには死と永遠の滅びが待っています。
すべての人が迷い出て、みな、ともに無益な者となった。(ローマ3章 12 節)
そこで、神は、人間を再び神に役立つ者とし、人生を祝福に満ちたものに回復するために、一つの計画を立てられました。
それは、神のひとり子イエス・キリストを地球に送り、十字架の上で人間のすべての罪の責任を彼に負わせ、神の前に人間を無罪とすることでした。
すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、値なしに義と認められるのです。(ローマ3章 24 節)
無罪とされた人は、神によって新しい人生を与えられます。
この新しい人生に入ると、
|
神はキリストを信じた者を再び、地球を管理する者として任命されます。
それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。(マタイ 28 章 18-20 節)
アダムに与えられた「地を従えよ。」との命令は、けっして廃棄されていません。それは、神の民となった者に再び与えられたのです。
あらゆる領域において、つまり、政治・経済・芸術・教育・家庭・・・すべてのことにおいて、全世界の国民が神の命令を守るように整えていく使命が再び与えられたのです。 この働きは必ず成功し、全世界は弟子化され、世界中で福音が述べ伝えられ、世界の民族や文化はすべてキリストの命令を守るものに変わります。弟子化が完成したときに、キリストは再臨され、歴史は終わり、永遠の御国が到来します。