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神や聖書を前提とすることについて





 あらゆる学問や思索には、必ず前提があります。前提を持たずに科学することはできません。あらゆることを疑っていてはなにもできないからです。科学的態度とは、前提までもとことん疑うことではありません。前提を設定した後で、その前提に立つと矛盾が生じる場合、その前提を疑うことはできます。しかし、そのような証明をする前にある前提を否定することは、むしろ非科学的態度−偏見−であると言えます。「神がいることを前提とすることは非科学的だ」とする考えがありますが、それならば、「神はいないことを前提とすることも非科学的だ」としなければならないはずです。私は、神の存在を前提とし、聖書が誤りのない神の御言葉であることを前提として議論します。その前提に立って矛盾が生じてしまうならば、私の前提が間違っているわけですから、その前提を捨てなければなりません。




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