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イエスを復活させたのは誰?



(Q)それに、だれがイエスを死人の中から復活させましたか。イエスが本当に死んだのなら、ご自分を復活させることはできなかったでしょう。「神は、死の苦しみを解いてイエスを復活させてくださいました。」(使徒2:24)



(A)イエスを復活させたのは、父なる神です。

 ガラテヤ人への手紙には、次のようにあります。

 私が使徒となったのは、・・・キリストを死者の中からよみがえらせた父なる神によったのです。(1・1)



(Q)イエスは、現在の事物の体制の終わりに関する預言を述べた際、「その日、その時は、だれも知らない。天使たちも知らない。父だけがご存じである」と言われました。イエスが神と同等であれば、その時を知っておられたでしょう。



(A)これも、すでに述べましたように、父なる神が知っていてイエスが知らない知識があるのは、子なる神が進んで、神のありかたを捨てて、人間と同じようになったからです(ピリピ2・6)。全能者は、ある目的のために、一時的にご自分の能力を制限することも可能なのです。



(Q)イエスは、「苦しんだ事柄から従順を学ばれました」(ヘブライ5:8)が、イエスが神であれば何かを学ばなければならないでしょうか。神は決してだれにも従う必要がありません。イエスは常に神に従属しておられます。復活後も第二の地位にとどまっておられます。「神はこの方(イエス)を−−ご自分の右に高めました。」(使徒5:31)「神は彼をさらに上の地位に高めました」(フィリピ2:9)



(A)キリストは、神のありかたを捨てて人間と等しくなられました。人間と等しくなるということは、「誕生し、成長し、死ぬ」ということを含むわけです。ですから、知識においても、経験においても、「学ぶ」ということはあるのです。本来ならば、神ですから、全知であり、学ぶ必要はありません。しかし、キリストは、その「全知」という特権を捨てて、人間と同じように、試練をとおして学ぶ道を選び取られたのです。それは、人間の身代わりに律法を完全に守って、人間に義を転嫁させるためであり、また、クリスチャンに模範を示すためでもありました。

 






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