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キリストの世界支配を妨げることはできない



 キリストについて、ダニエル書には、次のような預言があります。

    「その国は永遠に滅ぼされることがなく、その国は他の民に渡されず、かえってこれらの国々をことごとく打ち砕いて、絶滅してしまいます。」(2・44)

 キリストは復活後、昇天されて神の右の座につかれました。この時以来、キリストの王国は、時間とともに拡大しているのです。

 キリストの王国は、どの国もけっして滅ぼすことができません。かえって、キリストの王国に攻撃をしかける者は、粉みじんにふきとばされてしまいます。

    「だれでもこの石の上に落ちる者は、傷を受け、この石が落ちれば、その人は粉々に砕かれます。」(マタイ21・44)

 このように、キリストの御国に対して攻撃を仕掛けるものは、滅ぼされてしまうのです。

 歴史は、このことを証明しています。ローマはキリスト教を迫害しましたが、逆に、キリスト教を国教にしてしまいました。

 数多くの国々がクリスチャンを迫害しましたが、逆にキリスト教国になってしまいました。

 神の国の発展を阻止することができる者は、だれもいません。キリスト教の全世界支配を邪魔することのできる者はだれもいません。

 かつてソ連は、クリスチャンを迫害しましたが、けっしてキリスト教を滅亡させることはできませんでした。ソ連は70年で崩壊しましたが、ロシア正教や新教は、ずぶとく生き残りました。

 日本もクリスチャンを迫害した歴史がありますが、殉教者の血は、この国に復讐することを求めています。



    「聖なる、真実な主よ。いつまでさばきを行わず、地に住む者に私たちの血の復讐をなさらないのですか。」(ヨハネ黙示6・10)



 それは、聖なる復讐、日本をキリスト教国にするという復讐です。



   神の国に逆らう者に対して、神はあざ笑っておられます。



    「地の王たちは、立ち構え、・・・主と、主に油をそそがれた者に逆らう。・・・天の御座に着いておられる方は笑う。主は、その者どもをあざけられる。」(詩篇1・3−4)



 神の国に逆い、キリストに抵抗する者たちは、神の笑い者になるのです。神は、彼らを滅ぼされます。

 歴史において、キリストの王国に勝つことができた者はいません。一時的に勝利を得たかのように見えても、最終的に打ち砕かれます。

 世界は、必ずキリストの御国に変わります。神の力に逆らうことのできる者はだれもいないからです。



 「主は、鉄の杖で彼らを打ち砕き、焼き物の器のように粉々にする。」(詩篇2・9) 




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